海鮮丼のカロリーや栄養成分は？魚の刺身はダイエットに最適？

一般的な海鮮丼のカロリーは661kcalくらいなので、実は牛丼とあまり変わりません。さらに場合によっては親子丼よりも海鮮丼のカロリーは高くなる場合もあります。ですが、海鮮丼のカロリーは大半がご飯の分で、また乗っている刺身によって海鮮丼のカロリーは大きく上下します。そのため、どんな魚の刺身が乗っているかやご飯の量は海鮮丼のカロリーを左右します。

海鮮丼のカロリーは600kcalを超えるものが多いですが、鉄火丼ならかなりカロリーが低くなります。マグロは栄養成分も豊富な上に腹持ちも良いのでダイエットに最適です。そこでおすすめなのがやよい軒の鉄火丼です。こちらの定食はみそ汁とめかぶを入れてもジャスト500kcalになるのです。外食をすればカロリーオーバーになりやすいですが、鉄火丼なら魚の刺身の中でも低カロリーです。

ダイエットはしたいけど帰る時間が遅くてコンビニ食になってしまうという人におすすめなのが、ローソンのまぐろ海鮮丼です。ローソンのまぐろ海鮮丼はなんと386kcalと極めて低カロリーです。ご飯の量がそんなに多くないので満腹にならないと思うかもしれませんが、海鮮丼は脂質とたんぱく質のバランスが良いので栄養成分のバランスよく、さらに食べ終わった後の満足感は高いのです。

どうしても外食が多くなりがちという人におすすめなのがすき屋の鉄火丼です。すき屋の鉄火丼は海鮮丼の中でも比較的に低カロリーの545kcalです。ですが、特盛などのご飯の量を多くすると794kcalとかなり高くなるので注意が必要です。結局のところ、海鮮丼のカロリーの多くはご飯の量に左右されるので海鮮丼の具を増やすのは低カロリーで腹持ちに良くても、ご飯の量を増やすのはNGです。

丼物と言えばダイエットの大敵のようなイメージがありますが、問題なのはご飯ばかりではありません。ダイエットの成否を左右するのはカロリーだけでなく糖質量も重要です。カロリーだけでなく糖質量も比較すると牛丼やカツ丼と比べたときに海鮮丼は大きな差が出ます。そのため、カロリーに大きな差はなくても油などを使わずに肉が少ない海鮮丼はよりダイエット向きなのです。

魚の刺身は低カロリーで高たんぱくな食材の代表です。さらに含まれる脂質は極めて良質なので血液をサラサラにして代謝も促します。さらに魚の刺身に含まれる脂質やたんぱく質は腹持ちが良いので、魚の刺身は極めてダイエットに最適なのです。そもそも腹持ちの良さとは消化にかかる時間や吸収できるエネルギー量も重要です。脂質が多いという事はそれだけ吸収できるエネルギー量が多いという事になります。

一般的な海鮮丼のカロリーは高いものでは約734kcalになり、100グラムあたり約150kcalになるので牛丼より少し低いですが親子丼よりは高いというくらいのカロリーです。そして最近ではダイエットに最も重要と言われる糖質量を比べると、一般的な海鮮丼の糖質が95gくらいで100gあたり約20gを切ります。対して、親子丼や牛丼なら糖質量は25gくらいになるので海鮮丼の方が低いのです。

海鮮丼の醤油はカロリーとしては知れていますが、店によっては甘いタレを使っているところもあります。甘いタレの場合は砂糖に醤油、みりんを使っているのでかけすぎは高カロリーになるので注意が必要です。また、醤油には塩分が多めなのでかけすぎればむくみの原因ともなります。そのため、ダイエットに海鮮丼を利用する際はタレのかけすぎには注意が必要です。

海鮮丼のカロリーは100グラムあたり約150kcalになります。そして糖質量は100gあたり約19.3gです。これらのカロリーや糖質量の多くはご飯によりますが、海鮮丼の具である魚の刺身の内容によっても大きく左右されます。低カロリーでヘルシーだと思っていても以外とカロリーの高い刺身も存在します。また、腹持ちをよくしようとご飯の量を増やすと台無しです。

海鮮丼の具のなかでも特に高タンパクで低カ脂肪の代表がマグロの赤身です。マグロの赤身のカロリーは100gあたり125kcalと低くはありませんが、ダイエットしながら筋肉もつけたい人には最適な魚の刺身です。特にマグロの赤身には筋肉の中でも持久力にすぐれた赤筋の成分が含まれているので疲労の回復にも最適です。ダイエットにトレーニングも取り入れたい人には必須です。

海鮮丼の具のなかでも美容成分を多く含むスーパーフードとして注目されているのがサーモンです。サーモンのカロリーは100gあたり139kcalと低くはありませんが、良質な油であるオメガ3脂肪酸は身体の代謝を促しきれいな肌を作ります。さらに女性ホルモンの原料ともなるので、美容面を意識しながらダイエットしたい人に最適です。また、豊富な脂質は腹持ちも良いので重宝します。

いくらのカロリーは海鮮類の中ではかなり高く100gあたり約272kcalになります。その理由はたんぱく質は少ない代わりに脂質が大半を占めるからです。もちろん、良質な脂質なので多くとっても健康には問題はありませんが、ダイエット向きとは言えません。さらに豊富なアミノ酸に含まれる尿酸が痛風などの原因にもなるので食べ過ぎには注意が必要です。

イカは100gあたり88kcalとかなりの低カロリーです。さらにイカにはタウリンなどの栄養成分も含まれ疲労を回復します。海鮮類は健康食材が多くありますが、その中でも特に健康的な食材と言えばイカです。糖質に脂質、たんぱく質のバランスが良いことに加えてビタミン類は豊富に含むのがイカの特徴です。そのため代謝を促進する作用は海鮮類の中でもかなり高いと言えます。

少し豪華な海鮮丼の具であるウニは100gで120kcalになります。ウニの特徴はビタミンBの一種である葉酸を多く含むので妊婦さんにおすすめの海鮮丼の具です。

ハマチは海鮮丼の具のなかでも隠れた高カロリー食材です。ハマチは100gあたり257kcalと侮れません。ハマチのカロリーの高さは良質ながら脂質が多いからです。もちろん、豊富なビタミンやアミノ酸を含むので栄養成分としては健康的です。

海鮮丼に乗っているエビと言えば甘エビが多く、100gあたりは87kcalと低カロリーです。さらにエビは他の海鮮丼の具と比べてもコラーゲンが豊富なので美容にいい栄養成分が注目されています。

海鮮丼にのっているわさびの辛味は殺菌作用があるとともに代謝を促進する作用があります。そのため同じ海鮮丼を食べるにしてもわさびを一緒に食べたほうがダイエット効果は高まります。

ダイエットにおすすめな食べ方はアボカドのトッピングがおすすめです。腹持ちが良くなるだけでなく良質な脂質を加えられるので美容面でも良い効果が期待できます。そのためサーモンとアボカドの丼は美容面でもダイエット面でも理想的な丼です。

海鮮丼のカロリーは具によって大きく変わります。その中でも比較的に脂質が控えめなのは白身魚です。白身魚は白筋と呼ばれる瞬発力のあるたんぱく質が豊富に含まれるのでダイエットに効果的です。同じ魚でも脂質を控えめにしたい人には鯛などの白身魚がおすすめです。

海鮮丼がダイエットに向いているとは言ってもご飯を大盛にしては台無しです。海鮮丼の腹持ちは魚の脂質やたんぱく質のおかげで腹持ちは良いので大盛にしなくても大丈夫です。海鮮丼のカロリーの多くはご飯の糖質になるので普通盛りがおすすめです。

海鮮丼を家で作るときはご飯の種類にも工夫が大切です。普通の白ご飯に刺身を乗せるだけでも美味しい海鮮丼になりますが、ご飯を酢飯にしたほうがダイエットに向いています。酢飯にすることで血糖値の上昇を抑えられるので太りにくくなります。

海鮮丼に納豆を加えるのもおすすめです。腹持ちが一段とよくなりますし、味を変えることで飽きることなく楽しく海鮮丼を食べられます。さらに納豆に含まれるビタミンやアミノ酸を摂取することで代謝はさらに促進されるのでダイエットの効果はさらに高まります。

海鮮丼はカロリー面でも栄養面でもダイエットに最適です。ですが魚の刺身によっては高カロリーになることもあるので注意が必要です。正しい食べ方をすれば海鮮丼を食べながら楽しくダイエットが出来るので、食べ方も工夫しながら海鮮丼を食べるのがおすすめです。