さつまいもは太る?太らない?ダイエット用の食べ方と皮の栄養効果を調査

さつまいもは太るのか?太らないのか?さつまいもが好きな人には重大な問題だと思います。さつまいもと言えば冬の焼き芋からおやつにもなるふかし芋に始まり、スイートポテトや大学芋など様々な食べ方があります。今回はそんなさつまいもはダイエットにも使えるのかどうかという事です。さつまいもは様々な栄養が含まれています。特に皮などは栄養の宝庫です。こちらでは気になる太る原因となる焼き芋のカロリーや糖質に始まり痩せる効果や、干し芋にしても同じなのかを書いています。

さつまいもは太る?太らない?ダイエット用の食べ方と皮の栄養効果を調査のイメージ

目次

  1. 1さつまいもが太るのか気になる!
  2. 2さつまいものダイエット向き:太らない食べ方
  3. 3さつまいもと皮の栄養効果が凄かった!
  4. 4さつまいものダイエットにおすすめのレシピ
  5. 5さつまいもで太るか太らないかは食べ方次第!

さつまいもが太るのか気になる!

さつまいもは太るのかどうかは女性なら誰しもが気になるところです。特にダイエットのポイントとなるカロリーや糖質はどれくらいなのかや、干し芋などの食べ方を工夫したらどんな風に効果が変わるのかも気になるポイントだと思います。世の中には数多くのダイエット方法がありますが、実はさつまいもを使ったダイエット方法も存在し、痩せるための食べ方も存在します。こちらではさつまいもの効果的な食べ方も紹介します。

さつまいものカロリーと糖質

さつまいもの気になるカロリーは100グラムで132キロカロリーです。焼き芋の中くらいの大きさだと、だいたいの重さはは200グラムくらいなので焼き芋の平均は264キロカロリーくらいです。ですが、大学芋やスイートポテトなどにすると調味料などの影響で実に500キロカロリー近くになります。そのため、さつまいもの糖質は一緒でも食べ方によっては大きくカロリーには差が出るのが特徴です。

ちなみに最近の研究ではカロリーよりも糖質の方がダイエットには重要と言われます。カロリーは脂質の方が高いので脂質が高い食材の方がカロリーは高くなるからです。ですが、身体の脂肪となるのはあくまで糖質でありカロリーとは無関係とも言われます。もちろん、カロリーを完全に無視することはできませんし、糖質と言っても食物繊維の有無で身体への影響は変わります。

さつまいものお菓子やスイーツのカロリーと糖質

さつまいものスイーツやお菓子は砂糖などが含まれるので大きくカロリーが上がります。そのため食べ方が変わるとさつまいも自体の栄養や糖質は同じでも、甘く味付けされたさつまいものスイーツやお菓子はカロリーが大きく上がるので太ると言えます。そのため、さつまいもは太るかどうかという議論よりもお菓子やスイーツの種類によっても太るかどうかの結論は変わってきます。

さつまいもは食べ方によって太る

さつまいもは太るのかと疑問の人も多いと思いますが、さつまいものカロリーは134キロカロリーに糖質は約30グラムと決して太るほどの数字ではありません。むしろ低カロリー食材と言ってもいいくらいですが、糖質だけを見ればダイエットに向いているほどではなく痩せる効果はそこまで期待できないように感じます。ですが糖質というのは炭水化物から食物繊維を引いたものなので、皮まで食べることが前提の数字です。

さらに糖質が身体の脂肪に変わりますが、血糖値の上昇が太るか痩せるかの一つのポイントになります。そのため、さつまいもに限らずスイーツやお菓子などを食べるときでも血糖値の上がりやすさは重要です。そしてさつまいもの皮に含まれる食物繊維は急激な血糖値の上昇を防ぐので太るのを予防する効果があるのです。

さつまいものダイエット向き:太らない食べ方

ですが、さつまいもの皮に含まれる栄養は非常に多いので痩せるための食べ方もあることで知られています。ダイエット方法としてさつまいもが取り上げられることが多いのは皮まで食べることが前提です。単純な話ですが、カロリーや糖質も考えて食べ過ぎればさつまいもでも太るのは確実です。さつまいもが太るのかどうかは食べ方も重要ですが、適量を守るのは必須ですが量を守ればダイエット効果もあり痩せる効果が期待できます。

さつまいもを主食と置き換える

さつまいもを食べて痩せるためには主食との置き換えダイエットが効果があると評判です。ダイエット効果を出す方法は一日一食のご飯を一本のさつまいもと置き換えるという方法です。太るかもと噂されるさつまいもですが、一日に一本までなら痩せる効果が期待できます。さつまいもで太るというのは食べ過ぎたときに問題となるからです。ただし、さつまいもは皮ごと食べることが痩せる効果を出す条件となります。

さつまいもをスイーツ代わりに食べる

さつまいもはシンプルに食べるほうが最も太る心配がありません。なぜなら、さつまいもにはヤラピンと呼ばれる乳白色の成分が含まれます。このヤラピンは糖脂質と呼ばれる糖質と脂質が合体した成分で腸内環境を整えて腸の蠕動運動を促し老廃物の排泄が促進されます。ヤラピンは初めに切ってしまうと流れ出てしまうので、切らずにそのままの状態で焼いたりふかしたりするのが正しい食べ方です。

さつまいもはよく噛んでシンプルに食べる

さつまいもの痩せる食べ方はシンプルによく噛んで食べることです。さつまいもで太る人の多くは早食いです。さつまいもに限らずですが早食いする人は血糖値が上がりやすく太る原因となります。痩せる食べ方はゆっくりとよく噛んで血糖値の上がり方を調節することとも言えます。特にさつまいもは食物繊維が豊富なため早食いすると消化不良を起こしやすく食べ過ぎになりやすいのが特徴です。

さつまいもは皮ごと食べてダイエット効果アップ

また、さつまいもで太る人は実の部分ばかり食べてしまう傾向にあります。太る原因となる血糖値の上昇は食物繊維を食べずに糖質の部分ばかり食べるときに起こります。そのため太る原因を減らすためにはさつまいもは食物繊維を多く含む皮ごと食べるのが正しい食べ方です。さつまいもで太るという人はさつまいもの実ばかりを食べているために早食いにもなりやすく、さらに血糖値が上昇しやすくなります。

干し芋でもダイエット効果はある?

結論から言えば干し芋でもさつまいもダイエットは可能です。ただし干し芋の方がカロリーが高いのでダイエットの効果は下がるかもしれません。ですが干し芋の魅力は手軽さです。さつまいもダイエットは手間がかかる面もありますが干し芋ならおやつ感覚で食べやすいうえに持ち歩きやすいのも魅力です。そのため、さつまいもダイエットの成功体験の中には干し芋を使った成功体験も多く含まれます。

干し芋とさつまいもの値段を比べると干し芋の方がやや高くつくことが多いですが、中国産の干し芋なら安くつくことが多いです。国産の干し芋は少し高くなることが多いですが、外国産の干し芋は割と値段が安定しています。さつまいもダイエットの失敗体験のなかには値段が高くて続かなかったというものもあるので外国産の干し芋のように値段が安定しているさつまいもは重宝します。

さつまいもと皮の栄養効果が凄かった!

さつまいもは美容食材と呼ばれるほどに多くの栄養が含まれています。中でも食物繊維はかなり多くて皮ごと食べる食べ方なら極めて美容効果が高くなります。糖質とは炭水化物から食物繊維を引いた状態なので、食物繊維を多くとるほどに糖質のカロリーはとらなくて済みます。さらにカルシウムやビタミンC、抗酸化作用を持つアントシアニンなども主に皮に含まれるので皮ごと食べる食べ方が正解です。

食物繊維たっぷり腸内を整える効果

さつまいもは食物繊維を多く含みますがその大半は不溶性の食物繊維です。食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性の食物繊維があり、水溶性の食物繊維は水分を吸収して膨れ上がるのに対して、不溶性の食物繊維は腸内を掃除していきます。そのため、さつまいもは腸内を掃除する効果が高く、腸内に溜まっている宿便などの老廃物を掃除して腸内を整えます。そして食物繊維の大半はさつまいもの皮に含まれます。

カリウムが高血圧を予防し骨を丈夫にする効果

さつまいもは太るのを防ぐ効果に加えて高血圧を防ぐ効果もあります。さつまいもはカリウムも多く含んでいるので血流を調整する効果があり老廃物を排泄します。さらにさつまいもにはカルシウムもたくさん含んでいます。そのためカリウムで血流がサラサラになるのに加えてカルシウムの効果で骨を強化してくれます。さつまいもは血流から骨まで強くする完全栄養食材に近い野菜として注目されています。

カロテンの目や皮膚を健康にする効果

さつまいもに含まれるベータカロテンは特に多い栄養です。ベータカロテンは身体に吸収されるとビタミンAへと変わり目の粘膜などに利用されます。ビタミンAは身体を健康に保つためには重要な栄養成分の一つです。そんなベータカロテンがさつまいもには一日に必要な摂取量を含んでいると言われます。そのため、普段から目が疲れやすい人はさつまいもは特におすすめの食材になります。

鉄の力で貧血予防や疲労回復の効果

さつまいもに豊富に含まれる鉄分は貧血予防としても大きく期待されています。さつまいもの鉄分は他の野菜と比べてもかなり高いので血流の改善効果も期待されています。さらにさつまいもにはビタミンCも含まれているので鉄分の吸収率も高いのが特徴です。基本的にでんぷん質の高いさつまいもは干し芋にしても変わらない栄養が期待できます。さつまいもは9~11月が旬なので一段と多くの鉄分が期待できます。

ビタミンCでお肌つるつる健康効果

ビタミンCは水溶性なので流れ出しやすいがさつまいもはデンプンが豊富なので流れ出にくいという特徴もあります。そのため干し芋などにしても変わらないビタミンCやミネラル、食物繊維をキープできます。そのため、さつまいもは美肌効果などの美容面でも期待されています。美肌造りにはコラーゲンなどの代謝が欠かせませんがビタミンCは特にコラーゲンの代謝を促進してくれます。

さつまいもの皮の栄養成分

さつまいもの栄養としてここまであげてきた食物繊維にカリウム、ビタミンC、カロテンなどは主に皮に含まれます。そのため皮を剥いて食べるさつまいもの栄養が半減します。さつまいもの実の部分は主に糖質になるので甘くは感じますが肝心の栄養としてはかなり少なくなります。つまりさつまいもで太るという人は皮を食べずに実ばかり食べている状態と言えます。

さつまいものダイエットにおすすめのレシピ

さつまいもダイエットの失敗談で多いのは飽きてしまうという事です。いくら焼き芋やふかし芋が効果的とはいえ毎日に一本も食べていれば飽きてしまいます。まして、さつまいもが好きな人はともかくそうでもない人や家族がいる人にはハードルが高くなるのも確かです。さらに一本分のさつまいもは満腹感も大きいので一度に食べるのが難しい人もいます。そんなときに無理せずに食べやすいさつまいもレシピを紹介します。

ほんのり甘みが優しい「さつまいものみそ汁」

さつまいものレシピの中でも一番人気で普段の生活に取り入れやすいのがさつまいものみそ汁です。さつまいものみそ汁なら普段の食事に取り入れやすいですし他の具材さえ工夫すれば飽きることもありません。

そしてさつまいもを切るとビタミンCなどの水溶性の栄養は流出しやすいですがみそ汁ならすべての栄養を汁ごといただけるのも魅力です。家族全員の健康にもよくてダイエット効果も期待できる便利なレシピです。以下の材料を二人前で煮込めばさつまいもの味がよく出ます。

  • さつまいも60グラム
  • 味噌40グラム
  • 水400ml
  • 白すりごま大さじ一杯

ダイエット中の満腹おやつ「焼き芋クッキー」

さつまいものダイエット効果を取り入れながら、ダイエット中にはご法度な甘いものを食べたい時におすすめなのが焼き芋クッキーです。焼き芋を作ってから作るクッキーなので、さつまいもの甘味を利用することで砂糖の量を抑えることが可能です。そのため、普通の小麦粉で作るクッキーよりもカロリーや糖質も控えめでヘルシーなおやつを作れます。また、さつまいもの甘さはクッキーによくあいます。

  • さつまいも200g
  • 無塩マーガリン150g
  • 砂糖60g
  • 薄力粉300g
  • 卵(ツヤだし)1個
  • 黒ゴマ適量

焼き芋クッキーはオーブンなどで焼き芋を作ったあとに焼き芋を潰します。無塩マーガリンに砂糖を加えて薄力粉を振るえば生地の完成です。冷蔵庫で一時間ほど寝かせたあと卵白を塗ってオーブンで20~25分焼けば完成するので普通のクッキーと手間は変わりません。

栄養効果がさらに高まる「冷やし焼き芋」

普通の焼き芋に飽きてきたときにおすすめな食べ方が冷やし焼き芋です。ブランドさつまいもの通販でも売られており人気の食べ方の一つです。冷やし焼き芋は冷凍することで食感を変えて食べることが可能で、さらにまとめて焼いて保存しておけるのも魅力です。冷やし焼き芋は半解凍で食べればしゃりしゃりの食感を楽しめるので普段の焼き芋とはまた違った美味しさが楽しめます。

さつまいも200gを焼いた後に冷凍庫に入れるだけですが、バットの上に置くと急速に冷えるので美味しくなります。

単純に焼き芋を冷やすだけでも普段とは違う美味しさを楽しめますが、実は冷凍することでさらに糖度が高まります。そのため、普通に食べても甘いさつまいもがさらに甘くなるので、普通の焼き芋がスイーツに早変わりします。さらにブランドさつまいもなどで試すと果物のような甘味を引き出せる人気の食べ方です。

献立に入れやすい「さつまいものサラダ」

さつまいものサラダは普通のポテトサラダと同じような作り方ですが、さつまいもは特に満腹感が高いので献立に組み込むと少量でも満足しやすくなります。さらにさつまいもの豊富な食物繊維があり、芋類のなかでもトップクラスの含有量です。そのため身体の老廃物の排泄効果が高いのでダイエット効果は一段と高まります。さらに豊富なビタミンCが健康な身体に作り替えます。

  • さつまいも170g
  • ハム1枚
  • 玉ねぎ1/2個
  • 砂糖・醤油・みりん・だし汁を小さじ1/2杯
  • マヨネーズを大さじ1と1/2杯
  • コショウ少々

 

  1. さつまいもをふかして潰し、刻んだハムや玉ねぎと一緒に味付けします。
  2. コショウやマヨネーズで味をつけて完成です。

さつまいものサラダはジャガイモを使ったポテトサラダと同じです。コショウやマヨネーズ以外にも醤油やみりん、だし汁などを入れると一段と深い味わいになります。

さつまいもで太るか太らないかは食べ方次第!

さつまいもは太るとかダイエット効果があって痩せるなどの色々な噂があります。ですがさつまいもで太るかどうかは食べ方次第です。やはりスイーツやお菓子にすればさつまいもの糖質やカロリーが上がるので太る可能性は高くなります。ですが、適量に抑えて他の主食と置き換えればさつまいもが持つ栄養効果の高さからダイエット効果が期待でき、痩せる可能性が高くなるので焼き芋などはおすすめです。

Thumbさつまいもは芽が出ても食べられる?毒・賞味期限や正しい保存方法も! | お食事ウェブマガジン「グルメノート」
Thumbさつまいもの栄養価と効果効能は?美肌効果や便秘解消によい成分とは? | お食事ウェブマガジン「グルメノート」
Thumbさつまいもレシピの人気おやつは?簡単でヘルシーなお菓子など紹介! | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

関連するまとめ

関連するキーワード

新着一覧

最近公開されたまとめ