あさりを冷凍保存・解凍する方法!常温や冷蔵での保存期間は?

あさりは冷凍保存が可能であることを知っていますか?あさりを冷凍すると、長期間保存が効くだけでなく、旨み成分とも言われる栄養素をよく感じることが出来るようになるなど嬉しい効果がたくさんあります。今回は、あさりの冷凍保存方法や解凍方法、正しい砂抜きのやり方などを解説します。常温や冷蔵で保存した場合の賞味期限についてもまとめています。あさりの保存に困っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

あさりを冷凍保存・解凍する方法!常温や冷蔵での保存期間は?のイメージ

目次

  1. 1大量のあさりは冷凍保存で長持ちさせる!
  2. 2あさりの冷凍保存方法
  3. 3あさりの常温保存方法と賞味期限
  4. 4あさりの冷蔵保存方法と賞味期限
  5. 5あさりの冷凍保存方法を学んで上手に活用しよう!

大量のあさりは冷凍保存で長持ちさせる!

潮干狩りの季節になると、たくさんのあさりが手に入ります。しかし、大量のあさりは保存がなかなか難しいものです。あさりの美味しさを長持ちさせるには、冷凍保存がおすすめです。また、冷凍保存することで嬉しいメリットもあります。今回は、あさりの冷凍保存方法や正しい砂抜きの方法、常温や冷蔵での保存方法などについて紹介したいと思います。

あさりを冷凍すると旨みがアップ

あさりが持つ栄養素の中に、コハク酸と呼ばれる成分があります。コハク酸は貝類の旨み成分とも言われており、あさりをはじめとした貝類が滋味深い味わいなのは、この栄養素が含まれているためです。また、グルタミン酸という栄養素も含まれており、こちらも旨み成分として広く知られています。あさりは、コハク酸やグルタミン酸など、旨みを感じることが出来る栄養素を豊富に含んでいます。

ほぼ全ての貝類は、冷凍すると旨み成分などの栄養がわずかに減ってしまいます。しかし、食べたときに感じる旨みは、冷凍する前より冷凍した後のあさりの方が強く感じる傾向があります。どうして冷凍すると旨みがアップするのでしょうか?旨み成分は、あさりの細胞内に閉じ込められています。冷凍するとあさりの細胞が壊れ、旨み成分が流れ出やすくなります。そのため、冷凍したあさりは一層旨みを感じることが出来ます。

保存期間は最大2ヶ月も

あさりを冷凍するメリットは、旨みを強く感じることが出来るだけではありません。あさりは元々あまり日持ちせず、賞味期限が短い食材です。しかし、上手に冷凍すると、賞味期限や保存期間を大幅に延ばすことが出来るのです。あさりを冷凍保存した場合、賞味期限はおよそ1ヶ月から2ヶ月程度と言われています。長期間の保存が可能なため、毎日の献立に役立つ保存食材になります。

あさりの冷凍保存方法

冷凍するにあたり、あさりの身を取り出すのはなかなか骨が折れる作業です。また、殻が付いたあさりを料理に使用すると、見栄えが良くなるだけでなく、ボリュームも増えるので、冷凍するときに殻を外すのはもったいないことです。ここでは、殻付きのあさりを上手に冷凍する方法や、冷凍したあさりを解凍するときの方法などを紹介したいと思います。

殻付きであさりを冷凍する方法

あさりを殻付きのまま冷凍保存する場合、まず砂抜きが必須です。冷凍した後では、砂を吐かせることが出来ず、ジャリジャリとした食感になってしまうため、忘れずに行いましょう。あさりの砂抜きが終わったら、キッチンペーパーなどを使って水気をよくふき取ります。これは、冷凍するときに余分な霜が付いて、冷凍焼けや風味が損なわれるのを防ぐためです。

水気をふき取ったあさりをジップロックなどの袋に入れて密封します。このとき、あさりを重ならないように入れ、空気が極力入らないように袋の口を閉じます。あさり同士が重なったまま冷凍してしまうと、殻が割れる原因になるので注意しましょう。準備が出来たら、金属バットの上にあさりを入れた袋を置いて急速冷凍します。完全に冷凍するまでに時間がかかると、あさりの鮮度が下がってしまうためです

あさりを冷凍するときのポイントは、冷凍するまでの準備を手早く行うこと。あさりは鮮度が重要な食材なので、出来る限り鮮度を落とさずに冷凍することで賞味期限や保存期間を延ばすことが出来ます。また、鮮度がいい状態で冷凍したあさりは、旨み成分などの栄養があまり損なわれないと言われています。

正しい砂抜きの方法

冷凍するときだけにかかわらず、あさりを調理する上で大切な手順である砂抜き間違った方法で砂抜きを行うと、鮮度が下がったり、旨み成分などの栄養素が流れ出る原因になります。砂抜きの正しい方法をおさらいしておきましょう。用意するものは、ザル付きのボウルと、新聞紙、水です。ザル付きのボウルは大きめで、ボウルよりもザルの底が浅い2重底のものを準備します

まず、殻に付いた砂などの汚れを落とすため、ザルにあさりを入れて流水で洗います。このとき、あまり強く洗うと殻が割れてしまうので気を付けましょう。洗い終わったら、ボウルに水500mlと塩大さじ1を入れて溶かし、食塩水を作ります。食塩水をボウルに移し、ザルに入れたあさりを浸します水の量はあさりが半分程度浸かる程度に調節します

あさりは砂抜き中に水を吐くので、水が飛び散らないために新聞紙を被せます。新聞紙の代わりに雑紙やキッチンペーパーを使っても大丈夫ですが、密閉してしまうとあさりが窒息してしまうので、ラップやアルミホイルなどの使用は避けます冷暗所に置き、8時間程度かけてゆっくりと砂抜きします水温は20℃前後を保つようにしましょう。砂抜きが終わったら、殻に付いた汚れを再度流水で洗い流します

冷凍あさりを解凍する方法

冷凍したあさりを解凍するときは、急速に加熱する必要があります。短時間で熱を加えることで、冷凍したあさりの口をしっかりと開かせることが出来ます。逆に、常温での自然解凍や流水解凍などの方法を行ってしまうと冷凍したあさりの口は閉じたままになってしまうので注意しましょう。冷凍したあさりを解凍する方法が全部で3種類あり、調理の内容によって適した解凍方法が変わります。

まず、凍ったまま調理に使う解凍方法が挙げられます。沸騰した湯に冷凍したあさりを凍ったまま入れて加熱します。あさりの口が開いたらそのまま調理することが出来るので、汁物などの料理に適しています。冷凍したあさりの身を使う料理の場合は、フライパンを使った解凍方法を行うといいでしょう。フライパンに料理酒を入れて沸騰させ、冷凍したあさりを加えて蓋をします。そのまま強火で加熱すると、口が開いてきます。

また、電子レンジを使った解凍方法もあります。底が深い耐熱容器に冷凍したあさりを並べてふんわりとラップをかけます。電子レンジで冷凍したあさりの口が開くまで加熱します。フライパンや電子レンジを使って解凍する場合は、冷凍したあさりの口が開いたらすぐに加熱を止めることが大切です。加熱しすぎるとあさりの身が固くなる原因になります。

あさりを水に浸けて冷凍する方法

あさりは水気を切って冷凍する方法が一般的ですが、水に浸けたまま冷凍することも可能です。水に浸けて冷凍することであさりの酸化を抑え、乾燥を防ぐことが出来ると言われています。砂抜きをしたあさりを底が深い密閉容器に入れ、あさりが被る程度の水を加えて冷凍します。解凍するときは、冷凍したあさりをそのままの状態で沸騰した湯に入れて、強火で加熱します。冷凍したあさりを入れることで水温が下がるので、最大火力を保つことがポイントです。

茹でたあさりを冷凍すれば出汁も活用できる

あさりはボイルしてから冷凍しても美味しく食べることが出来ます。沸騰した湯で砂抜きしたあさりを茹で、口が開いたら茹で上がりです。このときの茹で汁には、あさりの出汁がたっぷりと出ています。身と分けて冷凍保存しておくと、さまざまな料理に使うことが出来るので便利です。製氷皿に入れて冷凍すると、使いたい分だけ取り出すことが出来るのでおすすめです。

あさりの常温保存方法と賞味期限

あさりは涼しいところを好むため、常温保存にはあまり向いていない食材です。冷蔵保存や冷凍保存することが望ましいですが、どうしても常温で保存しなければならないときは、500mlの水に大さじ1の塩を入れて作った食塩水にあさりを浸しておきましょう。常温で保存した場合の賞味期限と保存期間はおよそ1日です夏場は数時間で悪くなってしまうので、料理に使うときは、あさりの口が開いていないかきちんと確認しましょう。

あさりの冷蔵保存方法と賞味期限

あさりをわざわざ冷凍するのが大変というときや、数日の内に食べ切ることが出来る量の場合は、冷蔵保存が可能です。まず、あさり同士を打ち付けてみて、カチカチと高い音が鳴るかを確認します。鈍い音がするあさりは死んでしまっているので処分しましょう。砂抜きのときと同じようにあさりを食塩水に浸し、新聞紙を被せて冷蔵庫で保存します。

賞味期限と保存期間はおよそ2日から5日と幅がありますが、これはあさりの保存状態によって大きく差が出るためです。あさりを長持ちさせるためには、冷蔵庫の温度はなるべく低く設定し、定期的に食塩水を取り換えるようにしましょう。もしも食塩水が白くにごっているようであれば、死んだあさりや鮮度が悪くなったあさりが混ざっているので、確認しましょう。

あさりの冷凍保存方法を学んで上手に活用しよう!

いかがでしたか?今回は、あさりの冷凍保存方法や、砂抜きの方法、常温や冷蔵での保存期間などについて紹介しました。あさりは常温保存や冷蔵保存より、冷凍することで長期間保存することが出来ます。あさりを冷凍しておくと、食卓が寂しいときや物足りないときに重宝すること間違いなしです。あさりの冷凍保存方法を覚えて、料理に役立てましょう!

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