おでんを日持ちさせる保存方法を紹介!冷凍保存できる?

寒い冬に欠かせない料理の一つ、おでんですが、家でおでんを作ると一回では食べきれず余ってしまう家庭も多いのではないでしょうか?次の日に食べようと思ってもどのように保存すれば良いのか、悩んでしまいます。そこで今回紹介する記事ではおでんを日持ちさせる保存方法を紹介します。おでんはどのくらいの期間日持ちするのか、また賞味期限や冷凍や常温、冷蔵で保存した場合に長持ちするのか、なども紹介していきますので、おでんを作り過ぎてしまった際の参考にしてください。

おでんを日持ちさせる保存方法を紹介!冷凍保存できる?のイメージ

目次

  1. 1おでんを上手に保存して日持ちさせよう!
  2. 2おでんの日持ちする保存方法をチェック!
  3. 3おでんを日持ちさせるためのコツ
  4. 4おでんの保存方法をマスターして日持ち期間を長く楽しもう!

おでんを上手に保存して日持ちさせよう!

寒い季節になると食べたくなるおでんは家で作ったりすることも多いのではないでしょうか?しかし、おでんを家で作ると作り過ぎてしまって、一日で食べきれず、何日もまたいで食べることが多くなってしまいます。そこで今回紹介する記事では多く作りすぎてしまうおでんを日持ちさせる保存方法とコツを紹介します。おでんを日持ちすることができれば、多く作っても好きな時に食べることができるので、参考にしてください。

おでんの日持ちする保存方法をチェック!

おでんの常温での保存方法と賞味期限

まず、最初はおでんを常温で保存する方法と賞味期限を見ていきましょう。季節にもよりますが、基本的におでんは常温で保存することはおすすめできません。特に夏場や湿気の多い時期は菌が繁殖したり、腐ってしまうので避けた方が良いでしょう。冬場も暖房が効いているところは部屋の温度が暖かいため、腐る可能性があり危険とです。もし、常温で保存する場合は、1日に数回火を通して菌を殺菌して繁殖を防いでください。

菌を定期的に殺菌することができれば、常温保存が可能になります。さらに、冬の場合は室温が常に5℃程度のところで、直射日光に当たらない所に置いてくと、割と日持ちはしますが、実際5℃程度を維持できる部屋があまりないので、やはり常温保存はおすすめできません。そのまま常温で置いた場合の保存期間(賞味期限)は夏なら冷めた状態から数時間程度、冬の5℃程度の室内だと3日程度の日持ちが可能です。

1日に何度も火を通していれば腐ることはありませんが火を通して煮込んでいると、おでんの汁が飛んでしまい、どんどん味が濃くなっていくので汁をつぎ足していく必要があります。

おでんの冷蔵での保存方法と賞味期限

続いておでんの冷蔵保存と賞味期限を見ていきましょう。おでんを冷蔵保存する場合は粗熱をできるだけ早くとってから冷蔵庫に鍋ごと保存します。粗熱のとり方は蓋を開けた状態でそのまま置いても良いのですが、できるだけ早く冷蔵庫で保存したいので、早めに粗熱をとった方が良いでしょう。たらいやキッチンのシンクなどに蓋を開けた状態の鍋を置いて水を鍋につけながらで冷やしていく方法をとると早めに粗熱をとることができます。

上記の他にも、もう一つ冷蔵保存する方法があります。おでんの粗熱がとれたらおでんの具材と汁を別々に分けます。具材はジップロックなどの袋に入れてしっかりと空気を抜き、冷蔵庫へ保存します。残った汁はタッパーなどの密閉容器に入れて冷蔵庫に入れて保存します。こうすると出汁が具材に染み込み過ぎるのを防ぐことができます。

おでんを冷蔵庫から取り出して電子レンジで温める際は卵に注意しましょう。卵は電子レンジで温めると爆発する恐れがあります。また、イカを入れている場合も同じく爆発する可能性があるのでこちらも注意しましょう。冷蔵庫に入れた際の保存期間(賞味期限)の目安は3日程度の日持ちが可能です。

おでんの冷凍での保存方法と賞味期限

続いておでんの冷凍保存と賞味期限を見ていきましょう。おでんを冷凍保存する場合は食感が少し変わってしまいますが、冷凍保存をすることができます。ただし、じゃがいも、こんにゃく、卵、厚揚げなどを冷凍すると食感がかなり変わってしまう可能性があります。じゃがいもと卵は白身部分(中身)がスカスカになってしまったり、こんにゃくはゴムのような肉のような食感に変わってしまいます。

ただ、厚揚げを冷凍保存すると高野豆腐のような状態になり、味が染み込むので、美味しく食べることができます。大根もかなり柔らかくなりますが、最初から煮て柔らかくなっていると崩れる可能性があります。冷凍保存する場合の保存方法はおでんの具材をジップロックなどの袋に具同士が重ならないように入れて空気をしっかり抜き冷凍します。

汁は一度こしてからタッパーなどの密閉できる容器に入れて冷凍します。こんにゃく、じゃがいも、卵は食べきるか、冷蔵保存をして別の料理に使ったりして食べることをおすすめします。再びおでんにして食べる時は新しく入れ直した方が美味しく食べられます。冷凍保存した際の保存期間(賞味期限)は1か月程度となります。作り過ぎてしまったおでんを長持ちさせることができるので、ぜひ試してみてはどうでしょうか?

冷凍したおでんの解凍のコツ

冷凍したおでんを解凍するコツは食べる前日に冷蔵庫に移して自然解凍すると良いでしょう。しかし、急いでいる場合は汁のみ鍋か電子レンジで温めて液状に戻してから、具材と汁を一緒に温めるとおでんを美味しく食べることができます。どうしても食感が気になったり、食べられない時は刻んで炊き込みご飯にしたり、お好み焼きの具材にしたり、一口大に切って和風カレーにしたりすると意外と美味しく食べられます。

おでんを日持ちさせるためのコツ

おでんは濃い味で作ると日持ちしやすい

上記ではおでんの保存方法や保存期間について紹介してきました。おでんはきちんと保存すると長持ちし、最後まで楽しく食べることができます。おでんを一日や二日で食べるなら問題ないのですが、おでんを長持ちさせたい場合はおでんの出汁を濃いめに作っておく必要があります。おでんの汁を濃いめに作っておくと腐りにくく長持ちするので、作り過ぎてしまった時や長持ちさせたい時は濃いめに作って保存しましょう。

常温保存で日持ちさせるならこまめに加熱

上記で紹介した通り、常温保存で長持ちさせるコツは火にかける作業を1日に数回行うことです。細菌が死滅するのは70℃以上の温度で1分以上の加熱といわれているので、火にかけるだけでも殺菌効果があり、冷蔵保存しなくても多少の日持ちは可能です。ただし、火にかける度に水分が蒸発してしまったり、煮詰まることで味が濃くなってしまうので、水や出汁をつぎ足して濃度を調節しましょう。

また、常温保存をしていて、おでんが酸っぱくなっていたり、酸っぱい匂いがしたり、異臭がする場合は腐ってしまっている証拠になります。このような状態になっている場合は、すごくもったいないですが食べずに捨てた方が良いでしょう。夏場は夕食に作ったおでんが次の日には腐っていてたということもあるので、必ず、味を濃くしてこまめに加熱するようにしましょう。

冷蔵保存で日持ちさせる場合も火にかけることが大事

続いて冷蔵保存に長持ちさせる方法について見ていきましょう。おでんを冷蔵保存した場合は通常だと3日ぐらい日持ちします。しかし、毎日一回火をかけた場合は通常よりも4日多く、7日間は日持ちするので、1日一回火にかけて菌を死滅させることをおすすめします。少しめんどくさいですが、長持ちさせるためには火にかけて必ず殺菌をしましょう。

また、加熱した鍋を冷蔵庫に戻す際は必ず粗熱をとって鍋ごと、もしくはジップロックなどの袋に入れて保存することを忘れないようにしましょう。

冷凍保存で日持ちさせるなら密閉状態が大切

最後におでんを冷凍保存で日持ちさせる方法について見ていきましょう。上記で紹介した通りおでんは冷凍保存をすることができます。その際に最後まで美味しく食べる方法として、冷凍で保存する場合は密閉状態にすることが大切です。具材をジップロックなどの袋に入れた際にしっかり空気を抜いて密閉状態にすると菌の繁殖を防ぐことができます。さらに、汁もしっかり密閉容器に入れて蓋をしっかりしましょう。

おでんの保存方法をマスターして日持ち期間を長く楽しもう!

おでんを日持ちさせる方法と保存期間などを紹介してきましたがどうだったでしょうか?たくさん作ったおでんは上手に保存することで期間を伸ばし、日持ちをさせることができ、いつでも美味しくおでんを楽しむことができます。おでんの量が多すぎですぐに食べきれない場合は食べられる分だけ取り分けて余ったおでんは最初から冷蔵庫や冷凍保存しておくと良いかもしれません。

また、常温保存時でも日持ちさせたい場合は1日一回は火にかけて菌を死滅させましょう。おでんを作る時は味を濃いめに作っておくと腐りにくく、薄味だとあまり日持ちしないので、長持ちさせたい時は濃いめに作って保存しましょう。おでんを上手に保存して最後まで楽しく食べましょう。

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