2018年12月09日公開
2024年08月22日更新
人形町のたい焼きで東京御三家のお店は?有名な鳴門も紹介!
人形町で行列ができる有名店を紹介します。人形町には東京たい焼き御三家のうちの一つである「柳屋」や日本各地に展開している「鳴門鯛焼本舗」などがあります。お店によってたい焼きの皮や餡、製法にも違いがあるので是非お気に入りのたい焼きを見つけてみてください。たい焼きの他にも和菓子やお総菜など人形町で昔から愛されている食べ物も紹介します。食べ歩きスポットとしても人気の人形町特集です。
人形町のたい焼き有名店を知りたい!
今回は人形町にある有名なたい焼き屋さんを紹介します。たい焼きとは鯛の形をした型で焼いた昔から食べられている人気の和菓子です。人形町にあるそれぞれの有名店によって、生地や材料や焼きなどたい焼きの特徴に違いもあるので是非チェックしてみてください。まずはたい焼きの歴史についてみていきます。
たい焼きとは小麦粉、砂糖などから作った生地を鯛の形をした型に流し込み餡をのせて焼き上げた和菓子です。店によって様々ですが餡は小豆だけでなくカスタードクリーム、チョコレート、キャラメルなどがあります。
そして材料だけでなく、たい焼きには焼き上げの製法も様々です。一匹ずつ丁寧に焼き上げる「一丁焼き」や鉄板などでいくつかのたい焼きを一気に焼き上げる方法もあります。一丁焼きは時間がかかるので減少している傾向もありますが、伝統的な製法にこだわっている店もあります。
材料ももちろんですが、焼き方の違いにより皮の食感が変わるので店ごとに全く違ったたい焼きを楽しむことができます。最近ではクロワッサンたい焼きなどの変わり種も販売されているので、年々色々なたい焼きが誕生しています。
人形町のたい焼きで行列ができる店「柳屋」とは?
柳屋はたい焼き御三家の一つの老舗
まずは人形町で有名なたい焼き店「柳屋」を紹介します。柳屋は東京たい焼き御三家と呼ばれている有名なたい焼き屋の一つです。人形町にある「柳屋」、麻布十番の「浪花家総本店」、四谷見附の「わかば」が東京御三家です。
人形町の有名店である柳屋は大正5年に創業したたい焼き店です。たい焼き御三家の柳屋のたい焼きはとても人気で時間帯によっては行列ができていることもあります。テレビなどでも特集されたことのあり、人形町で長い間愛されている柳屋を詳しく紹介していきます。
作り置きなしの丁寧なたい焼き
人形町の有名なたい焼き屋「柳屋」のたい焼きの特徴は作り置きしていないことです。材料は毎朝仕込み、その日のうちに全て使い切っています。その日仕込んだものを食べることができるので新鮮で美味しいたい焼きが食べられるのです。
毎朝その日の分のあんこなどを仕込むことで小豆の風味を損なわず美味しいたい焼きが作れるそうです。たい焼き1500個分の100kgほどの小豆を使用するそうですが、足りなくなってもう一度仕込む日もあるほど人気のお店です。
店主が毎年出来の良い小豆を選んで作っている柳屋のたい焼きは、あんこも皮も甘さ控えめで上品なのでとても食べやすいです。出来立てを食べるも良し、4個以上まとめ買いすると持ち帰り用の箱に入れてもらえるのも嬉しいポイントです。
持ち帰り用の箱は、出来立てのたい焼きが硬くならない湿気を吸ってくれる箱に入れてくれるので安心です。食べ歩きはもちろんのこと、お土産にもぴったりな有名なたい焼き店です。
時間帯によっては長蛇の列ができることも
柳屋は人形町でとても人気な有名店なので長蛇の列ができることもあります。特に休日は行列ができていることもありますが、出来立てを食べることができるのは嬉しいです。平日の夕方などは休日に比べると空いているので、比較的待ち時間少なく購入できます。
「柳屋」は行列ができる有名なたい焼きですが、時間帯によってはあまり並ばずに購入することができるので是非出来立てのたい焼きを食べてみてください。自分用と合わせてお土産用を購入するのも良いでしょう。
ドラマのモデルにもなったたい焼き店
行列のできる人気店「柳屋」は阿部寛さん主演ドラマ「新参者」に出てくるたい焼き屋さんのモデルにもなりました。劇中では何度並んでもなかなか食べることができないたい焼き人気店として出てきました。続いては2015年にオープンした「鳴門」を紹介します。
人形町のたい焼き人気店「鳴門」とは?
2015年にオープンした新進気鋭のたい焼き店
続いて紹介する人形町で有名なたい焼き店は「鳴門鯛焼本舗」です。こちらのお店は2015年にオープンし、現在は日本各地に店舗があります。先ほどご紹介した大正5年創業の「柳屋」と比べると新しいお店です。
行列のできる有名なたい焼き店「鳴門鯛焼本舗」の特徴は天然たい焼きです。天然たい焼きとは、一匹ずつ丁寧に焼いたたい焼きのことです。この焼き上げ製法を「一丁焼き」とも呼びます。
なんとたい焼きを焼くときに使っている焼型は一丁2キロもあります。また天然たい焼きの他にもアイスもなかやわらび餅も販売しています。焼き立てのたい焼きと一緒に、ひんやりとしたアイスもなかを食べるのも良いでしょう。
香ばしい皮が特徴的
そして鳴門鯛焼本舗で販売している人気のたい焼きの1番の特徴は皮にあります。鳴門鯛焼本舗のたい焼きの皮は薄皮でとても香ばしいです。先ほど紹介した一丁焼きという焼き上げ製法で直火・短時間で焼くので皮の表面がパリッとするのです。
一匹ずつ丁寧に焼き上げる「一丁焼き」は時間がかかってしまいますが、その分香り高くパリッとした皮のたい焼きをいただくことができます。伝統的な焼き上げ製法で作られたたい焼きを是非食べてみてください。
2種類の天然たい焼き
「鳴門鯛焼本舗」の天然たい焼きは2種類の味があります。十勝産あずきと鳴門金時いもです。十勝産あずきのたい焼きは、厳選された最高級小豆を使用しています。時間をかけてじっくりと炊き上げているので、上品な甘さで香りが良いです。
鳴門金時いものたい焼きは上品な甘さとやさしい食感が特徴です。どちらも厳選した素材で作られているので是非2つの味を楽しんでみてください。アイスもなかもあずきが入っているものと入っていないもの2種類あります。
「鳴門鯛焼本舗」はテレビ番組や雑誌などのメディアでたくさん取り上げられている有名店ですが、店舗が人形町の他にも日本各地にあるので是非お近くの「鳴門鯛焼本舗」に足を運んでみてはいかがでしょうか。
人形町はなぜたい焼きが人気?
古くから食べ歩きで人気な町
たい焼き屋さんは日本各地にありますが、人形町はなぜこんなにもたい焼きが人気なのでしょうか。元々人形町は江戸時代に人形小屋や歌舞伎小屋で賑わっていました。そして「甘酒横丁」には先ほど紹介した行列のできるたい焼き有名店や明治創業の老舗和菓子店などが並んでいます。
気軽に食べられるたい焼きや人形焼が発展
人形町にはパクッと気軽に食べることが出来るたい焼き・人形焼や虎家喜(とらやき)、おせんべいなどがあるので食べ歩きスポットとして有名になりました。昔ながらの製法で作られているものも多く連日行列が絶えないお店もあります。
老舗の名店が並んでいるとその道を歩きながら色々な食べ物を購入することができるので、人形町は食べ歩きに最適なスポットと言えます。またたい焼きのいくつかの名店が近くにあると、気軽に食べ比べもできるので嬉しいです。
玉英堂 彦九郎
「玉英堂 彦九郎」は虎家喜(とらやき)を看板メニューにしている店で天正4年に創業しました。虎家喜(とらやき)は見た目はどら焼きのようですが生地が虎の様な模様のため虎家喜という名称になったそうです。甘さが控えめなので食べやすいです。
亀井堂
続いては昭和4年に創業した瓦せんべいで有名な店「亀井堂」を紹介します。こちらのお店は珍しいデザインの瓦せんべいも販売しているので、見ていてとても楽しいです。またギフトなどで贈ることもできるオリジナルのデザインも注文できます。
「甘酒横丁」とプリントされた瓦せんべいなどお手頃価格で食べることができ瓦せんべいもあるので、人形町にきた記念やお土産などにも最適です。是非チェックしてみてください。
とうふの双葉
人形町で人気なのは和菓子だけではありません。100年以上続く「とうふの双葉」では濃厚な豆乳で作られた豆乳ドーナツやとうふのから揚げなどが販売されています。とうふのから揚げはもちろん豆腐を使っているのでヘルシーで食べやすいです。
また冷やし甘酒や甘酒ソフトなどもあります。甘酒は美容にも良いのでテレビや雑誌などにも取り上げられている注目の食品です。豆乳ドーナツと甘酒をおやつにするのもおすすめです。
森乃園
たくさん歩いた後は「森乃園」で休憩するのもおすすめです。こちらの店はほうじ茶で有名な甘味処です。1階は売り場で2階はカフェのようになっています。ほうじ茶あんみつやほうじ茶パフェで一休みするのも良いでしょう。
今半
すき焼きやしゃぶしゃぶで有名な「今半」も人形町にはあります。「すき焼きコロッケ」は人気のお惣菜の一つです。食べ歩きの後は何もつけなくても美味しいコロッケを夕食に買って帰るのも良いでしょう。
人形町でたい焼きを堪能しよう!
人形町の有名なたい焼き屋について紹介しました。それぞれのたい焼き屋によって、皮や餡や焼き上げ製法などたい焼きの特徴が違うことが分かりました。是非色々なお店のたい焼きを食べ比べてお気に入りを見つけてみてください。