焼肉の部位の名前と特徴を解説!みんなが好きな部位をランキングで紹介!

家族や女子会、仲間と一つのコンロや七輪を囲んで食べると楽しいのが、人気の焼肉です。食べる機会は多くあっても、意外と知らないのが、肉の種類ではないでしょうか。ホルモンといったら内臓というくらいは分かっても、中には、希少部位もあって、どんな肉なのか、注文しようかどうか迷うこともあります。牛、豚、鶏と焼肉店に多くみられる肉で、おすすめ焼肉メニューや人気のある部位の特徴をまとめました。

焼肉の部位の名前と特徴を解説!みんなが好きな部位をランキングで紹介!のイメージ

目次

  1. 1焼肉は部位ごとに美味しさが違って楽しい!
  2. 2焼肉の部位とその特徴や味わい「牛肉編」
  3. 3焼肉の部位とその特徴や味わい「豚肉編」
  4. 4焼肉の部位とその特徴や味わい「鶏肉編」
  5. 5焼肉のみんなが好きな部位ランキングベスト10!
  6. 6焼肉の色々な部位は食べ比べもおすすめ!

焼肉は部位ごとに美味しさが違って楽しい!

子どもも大人も楽しみながら、肉を食べられる焼肉は、肉の種類によって、味わいも変わり、いろいろな部位を揃えて、焼いていくのも楽しみの一つです。牛、豚、鶏とメジャーな肉だけみても、それぞれに筋肉や脂肪部分、内臓部分などがあって、味わいや栄養びも特徴があります。その中から、おすすめ部位の特徴と合わせて、焼肉をするときに人気の部位をランキングで紹介していきます。

焼肉の部位とその特徴や味わい「牛肉編」

カロリーが低いヘルシーな「ハラミ」

赤身のようにもみえますが、牛の横隔膜の部位が「ハラミ」です。内臓の肉なので、ローカロリーで脂肪分が少なく、サシが少なくてヘルシーなのが特徴で、焼肉にすると赤身のように噛むごとに旨味を堪能できます。腰部分の腰椎に接する部位は「サガリ」と呼ばれて、ハラミから下がっているので、サガリと呼ばれます。ハラミと同様に、やわらかく適度な脂肪があり柔らかな肉質です。

脂ののったジューシーバラ肉「カルビ」

焼肉といえば「カルビ」という人も多く、人気の部位で、牛のあばら骨周辺の肉です。カルビは韓国語で、あばら骨の間の肉のことで、骨を守るために脂肪が入りやすく、味は濃厚です。赤い色に、サシが多めに入り、焼肉にするとやわらかく、脂の旨味を味わえるのが特徴です。あばらの骨と骨の間にある部位を「ゲタ」や「中落ちカルビ」として提供している焼肉店もあります。ゲタは噛むほどに脂の旨味があふれてきます。

生でも食べられる霜降り希少部位「ザブトン」

牛肉を大まかにパーツ分けした時に、頭と胴体をつなぐ肩部分の一部が「ザブトン」です。あばら骨に近い肩ロースの芯部分で、一頭から3~4キロしかとれない、貴重な部位です。上質な脂のサシが入っているのが特徴で、和牛のものは赤い肉色に美しいサシが入り、刺身は牛の寿司ダネとしても使われます。焼肉店によっては、このザブトンを含む周囲を、上カルビとして提供しているところもあります。

焼くと溶け出すゼラチン「ミスジ」

肩部分の中で、肩甲骨の裏側にあるさらに希少部位で、1頭から2キロほどしかとれません。ゼラチン質が多いのが特徴で、焼肉にした時には、とろけでる脂分が多く、口の中でとろけるような甘みを堪能できる部位でもあります。煮込み料理などにすると、脂分が溶け出したものが、冷めると再度かたまってプルプルとしたにこごりの状態を作ります。

一番目の胃袋で歯応えこりこり「ミノ」

4つの胃袋を持つ牛の第1の胃の部位が「ミノ」です。特徴は、薄いピンクから白っぽい色合いで、歯応えがあり淡白な味わいです。切り開いた状態が蓑(みの)傘に似ていることから、「ミノ」と呼ばれています。内臓系の肉ですが、臭みが少なく、塩でも美味しく食べられますが、そのままでは歯で噛みきりにくいので、包丁で切り込みを入れています。

コラーゲンがたっぷり「ハチノス」

牛の第2の胃の部位が「ハチノス」です。名前の通り、筋肉質の内側のヒダが蜂の巣のように言えるので「ハチノス」と呼ばれます。弾力があって、噛み応えがありますが、黄色っぽい色で、コラーゲンが豊富に含まれています。硬さがあるので、煮込み料理にすることで、やわらかっく料理したり、焼肉にする場合は下茹でしていることもあります。

鉄分や亜鉛を含む「センマイ」

牛の第3の胃の部位が「センマイ」で、黒っぽいヒダ状になっていています。鉄分が豊富なので、黒い色になっていて、ザラっとするような歯ざわりで、焼肉にすると歯応えもあります。焼かずに湯通しをして、酢味噌やポン酢で和えたものをおつまみとして、置いている焼肉店もあります。第4の胃の部位は「ギアラ」といって、オレンジから赤味がかった色をしているので「赤センマイ」とも呼ばれ、センマイより硬く歯応えがあります。

タレに漬け込んで美味しい「ホルモン」

牛の内臓全体を「ホルモン」と呼ぶこともありますが、焼肉店では、牛の小腸、大腸の部位を「ホルモン」といって、他の内臓系の部位とは分けていることが多いです。朝鮮語では「テッチャン」と呼ばれるので、この名前で置いてある焼肉店もあります。あっさりとした脂が特徴で、旨味成分が少ないので、味噌ダレにやオリジナルのタレに漬け込んで提供しているところも多いです。

ホルモンの中でも、細かく部位を分けているところもあります。「ヒモ」と言われるのは、小腸の部位で、やわらかく丸いようなぷっくらとした状態なので、「マルチョウ」とも呼ばれます。「シマチョウ」は、大腸の部位で、色はヒモ部分と同じようなオレンジからピンク色ですが、ヒダ状のようなシマが入っています。ヒモは火が通りやすく軽い焼き加減で、シマチョウは歯ごたえもあって、よく焼いて食べます。

柔らかく栄養豊富な「レバー」

牛の肝臓が「レバー」です。牛の肝臓はとても大きな部位で、とろけるような柔らかさで、濃厚な味わいと焼いた時の独特な食感が苦手という人もいますが、鉄分をはじめ、ビタミンなど栄養豊富な部分です。濃い赤い色をしていて、焼肉では焼き過ぎるとぱさぱさとなってしまうので、新鮮なものは表面の色が変わるくらいで食べるのもおすすめです。

希少部位として人気がある「タン」

牛の口にある舌が「タン」です。やわらかな筋肉の塊り状態で、タンパク質が豊富で、鮮度の良いものは刺身としても食べられるほどです。舌の付け根部分は「タンモト」と言われて、脂肪がのって霜降り状態でより柔らかなな部位になります。薄切りにして、レモン汁、ネギ、塩で食べることが多いですが、厚切りにして、格子状に切り込みをいれて焼き、タレで食べることもあります。

コリコリ食感が美味しい「ハツ」

牛の心臓部位が「ハツ」です。脂が少な目ですが、常に動く筋肉部分なので、赤い色をしていて、旨味が多いのが特徴で、焼くとコリコリとした食感です。このハツを「ココロ」と呼ぶ焼肉店もあります。ハツの近い大動脈の部位を「ハツトモ」と呼び、脂は多めですが、大動脈なので、血管壁が軟骨のようにコリコリとするので、「コリコリ」と呼ぶこともあります。

希少性が高く上質な肉質「カイノミ」

牛のバラ肉といわれる部位の一部分で、ヒレに近く赤身の美味しさと柔らかさを兼ね備えているのが特徴なのが「カイノミ」です。切り出した時に、貝の形をしているため、「カイノミ」と呼ばれ、一頭の牛から左右一対のブロックしかとれないので、希少性が高く、焼肉としては上質な部類にはいります。バラ肉でありながら、上品な脂でしつこくない上品な味わいです。

霜降り状態に肉のうまみ「イチボ」

牛のお尻の先端部分が「イチボ」です。牛のお尻の部位は「ランプ」ちうわれる赤身で、肉質がきめ細かくやわらかく、イチボは、人間でいうとお尻のエクボのようにへこむような部分なので、とても希少な部位になります。ランプに比べて、きめは粗くなりますが、霜降り状態になっているのが特徴です。赤いの旨味と霜降りの甘さが味わえるので、牛肉好きが好む部位でもあります。

リーズナブルで柔らかい「ロース」

牛の肩から腰にかけての部位、脂肪がほどよくなって、おおきなパーツになるのが「ロース」です。その中でも、肩の部位の「肩ロース」は、特に大きな部位なので厚切りにカットしても旨味があって、焼肉にもおすすめです。ロースの中央部分が「リブロース」で、脂肪が多く、霜降りになりやすく、きめ細やかな肉質が特徴です。

腰の上部の柔らかい肉が「サーロイン」で、ステーキでも人気ですが、薄切りで焼肉用としても扱われます。またサーロインの内側にある細長く、脂肪やスジがほとんどなく、やわらかい部分がヒレです。

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焼肉の部位とその特徴や味わい「豚肉編」

甘みのある脂がクセになる「バラ」

豚肉の胴体、あばら骨についている部位が「バラ」です。筋肉の赤みと脂肪部分が層になっていて、三枚肉ともいわれています。濃厚な脂身が特徴で、薄切りにして焼肉で味わうことも多いですが、厚切りの状態で、豪快に焼いてハサミで切って食べるサムギョプサルにもなります。ブロック状のものを、角煮や焼き豚にすることも多いです。

食感も味も脂も程よい「トントロ」

豚の首の部位の肉を「トントロ」と言います。トロのように脂身が多く、口の中でとろけるような食感が特徴で、コリっとした歯ごたえもあります。首の部分なので「ネック」ということもあり、一頭から300~500gほどしかとれないので、希少な部位でもあります。脂が多いですが、さっぱりと食べることもできる肉ですが、良く焼いて食べます。

脂をまとって旨味凝縮「スペアリブ(ともばら)」

豚バラと同じ胴体の部位ですが、骨付きのままの状態が「スペアリプ」です。骨をともなっているので「ともばら」とも呼ばれます。丈夫な骨を守る部分で、赤身です。焼肉にするときには、分厚いパーツになっているので、タレに漬け込んでおくと、柔らかくなります。豪快にバーベキューでの焼肉にもおすすめです。

見慣れないけれどかなり美味な「豚タン」

豚の舌の部位も、牛と同様に「タン」と言いますが、牛と区別するために、「牛タン」「豚タン」と呼び名を分けている焼肉店もあります。牛に比べて1/3ほどの大きさで、やや硬さがありますが、脂肪が少ないです。噛み応えもてきどにあって、旨味のある部位です。

カルシウムもたっぷりで食感が良い「カシラ」

豚のホホからこめかみの辺りの部位が「カシラ」です。豚がエサを食べる時に、口を動かし咀嚼で使う筋肉なので、脂分が少な目で、しっかりとした肉質が特徴です。弾力があって、カルシウムやコラーゲンなどのゼラチン質を含んでいながら、カロリーは少ないです。焼肉店では、近い部位のアゴ部分などとあわせて提供しているところもあります。

脂が少なく臭みも少ない「ガツ」

豚の胃の部位の肉が「ガツ」です。脂が少なく、臭みやクセが少なく、焼肉でも煮込みでもよくつかわれる、内臓系の肉、ホルモンの一つです。コリコリとした食感で、硬めの肉質が特徴ですが、タレに漬け込んで焼くことも多いです。

高タンパクで低カロリーな「コブクロ」

メスの豚の子宮部位が「コブクロ」です。豚の子どもを育てる部位なので、栄養がたっぷりと含まれていて、鉄分、葉酸、ビタミンBなどがバランスよく含まれていて、タンパク質が十分にありながら、カロリーは控えめとなっています。若い豚のコブクロは、臭みも少ないですが、周辺にもいろいろな臓器があるので、臭みがあるものもあり、塩茹でなどの下処理をしてから、焼肉にする場合もあります。

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焼肉の部位とその特徴や味わい「鶏肉編」

さっぱりしつつ程よい脂感もあり「もも」

鶏肉の脚の付け根部位が「もも」です。厚みのある肉質で、弾力のあるのが特徴です。脂肪分もあるので、焼肉にしてもジューシーな食感を楽しむことができます。「レッグ」ということもあり、膝下の部位は「ドラムスティック」と呼ばれ、骨付き肉をから揚げにして、チューリップとして食べることもある部位になります。

臭みがなく食べやすい「鶏レバー」

鶏の肝臓の部位が「レバー」で、牛、豚のレバーと区別するために「鶏レバー」と言われます。牛や豚のレバーに比べて臭みがなく、クセもなくやわらかくて食べやすいのが特徴です。鉄分はもちろん、ビタミンA、ビタミンBなども豊富に含まれています。

焼き鳥の定番も焼肉で美味しい「ハツ」

鶏の心臓部位が「ハツ」です。内臓の部位ですが、食感は筋肉と同じように、プリっとした弾力が特徴的で、焼鳥でも人気です。心臓のハートの複数形で「ハツ」と言われるようになったという説があります。

パリッと焼いてさっぱりタレと食べたい「皮」

鶏の皮膚部位が「皮」です。コラーゲンが豊富で脂肪分が多いのが特徴で、プツプツとした表面が苦手という人もいます。焼肉にすると、脂分の旨味を堪能できて、良く焼いてパリッとした食感を楽しむこともできます。よく動かす、首の部位の皮が、特に美味しいです。

鶏だけにある「砂肝」

鶏がエサを食べるために、地面をつつきエサとともに飲みこんだ砂や小石を飲みこみ、それを貯めて砕く内臓器官が「砂肝」です。牛や豚にはなく、鳥類特有の筋肉質の胃ともいえる部位で、味にクセがなく、コリコリとした食感に人気があります。焼肉や焼き鳥でも味わえますが、じっくりと煮込む料理にも使われます。

脂ののった希少部位「背肝」

鶏のすい臓部位が「背肝(セギモ)」です。小さな臓器であり、取り出すのにも手間がかかるため、希少な部位です。柔らかく、脂分があるので、焼くとジューシーで串焼きにしてあることもあります。

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焼肉のみんなが好きな部位ランキングベスト10!

第10位:丁寧な下処理が美味しさのポイント「ハツ」

牛、豚、鶏の心臓「ハツ」は、クセが少なく赤身部分で、大人に人気の部位です。心臓なので、血管が多く、血なまぐささを取り除くために、水で丁寧に洗うことが必要です。適当な大きさに切ったら、血管や血の塊りを取り除くように、水をはったなかで洗います。しばらく水に浸して、水気をしっかりとふき取れば、塩こしょうで十分に美味しいハツになります。表面を焼いて、中はうっすらとピンク色が食べ頃の焼き加減です。

第9位:じっくりと焼きたい「ミノ」

牛の第1の胃の「ミノ」は、淡白な色をしていてブツ切りにしてある状態で、焼肉店にあります。よく熱した網の上で、転がすようにしながら、じっくりと焼いて、余分な脂を落としながら焼くのがおすすめです。上手く焼けたミノは、ザクっとした歯切れがよくいです。脂身の多いミノの場合は、脂部分が焦げてしまうと、旨味よりも苦味が口に残るので、焦げないように弱めでじっくりと焼くとよいです。

第8位:ネギやシソなどの薬味とも好相性「豚トロ」

首の部位の「トントロ」は、マグロのトロのようにとろけるような脂分があります。うっすらとしたピンク色の表面に、焼き色がついて、少し身が縮んだくらいの焼き加減がおすすめです。レモン汁をかけて、さっぱりとして食べるのもよいですし、ネギやシソなどを刻んだものを巻くようにして食べる焼肉もおすすめの食べ方です。スーパーでも売っているところもあるので、家庭での焼肉でも焼きやすい部分です。

第7位:焦げ目がつくくらいが美味しい「ホルモン」

牛や豚の腸である「ホルモン」は、脂がしっかりとついていて旨味もありますが、しっかりと焼いて食べたい部位です。皮側をしっかりと火を通して、その次に、ヒダのようになっている脂身側を焼くとうまく焼くことができます。生では食べない方が良い部分なので、強すぎる火力で表面だけが焦げないように、やや弱めの火で、中まで火が入るように、じっくりと焼くのがおすすめです。タレに漬け込んだものが、美味しいです。

第6位:鉄分豊富で女子にも人気「レバー」

「レバー」は、鉄分が豊富で貧血になりやすい女子にも人気が高い部位です。焼き過ぎると、パサパサしてしまいますが、新鮮なものでなければ、しっかりと火を通して食べるべき部位でもあります。クセがあるので、苦手な人もいますが、水でしっかりと洗って水けをふきとってから焼くか、牛乳に漬け込んだものを焼くと、臭みが抑えられるので、下処理としておすすめです。コショウを強めにふった焼肉もおすすめになります。

第5位:塩で食べるのもおすすめ「サーロイン」

ステーキ肉としても人気の「サーロイン」は、焼肉でもおすすめな部位です。赤身にサシが美しく入り、脂肪部分が焦げないように焼くのがポイントです。焼肉でもステーキと同様に、シンプルに塩こしょうをして、熱した網の上に乗せて、表と裏を色が変わる程度に焼いたら、岩塩やワサビなどをちょっとつけて、肉そのものの旨味を堪能するのがおすすめです。価格は高めになりますが、その肉質の旨味が良く分かる部位です。

第4位:肉の旨味と食感を堪能「ハラミ」

横隔膜の筋肉である「ハラミ」は、クセが少なく、男性女性問わず、人気の部位です。焼肉で食べるなら、脂分が少ない内臓でもあるので、しっかりと両面を焼くのがおすすめです。厚切りのハラミであれば、裏と表だけでなく、側面も焼いて、表面はしっかりとやいて、中がレアな状態が理想で、焦げる手前くらいの焼き加減を目指します。タレでたべてもよく、辛口の味噌ダレなどもよく合います。

第3位:やわらかく普段から食べなれた部位「ロース」

焼肉で人気な部位のランキング3位は、「ロース」です。牛でも豚でも大きな部位になるので、値段も比較的安く、脂がほどよく入っているので、子どもから大人まで食べられるのもおすすめポイントです。シンプルな赤身部分の多いロースは、焼いたら好みのタレで味わって、タレの味を確かめるのにもおすすめ部位です。上ロースは片面を焼いて肉汁が浮いてきて、肉が汗をかいたような状態になったら裏返して焼くのがおすすめです。

第2位:短時間で炙るのがコツ「カルビ」

子どもも好きな焼き肉部位の「カルビ」が、人気お肉ランキングの2位です。脂分が多いので、長時間焼くと焦げてしまいやすいので、よく熱したプレートや網の上で、短時間で焼くのがおすすめになります。焼肉店で薄切りになっている場合は、片面8秒と言われるほどの短時間でもよいですが、少し厚みがあるようなら、片面を焼いて、表側の縁が白っぽく色が変わってきたら裏返して、全体の色が変わる程度が焼き上がりの目安です。

カルビは脂肪分の割合が高いので、カロリーは高めになりますが、ビタミンや鉄分なども含まれています。リンとカリウム、ナイアシンが含まれているので、疲労回復におすすめの栄養もとることができます。

第1位:食べ方も切り方もいろいろ「タン」

焼肉でみんなが好きな肉のランキング1位は、「タン」です。牛にも豚にもありますが、塩でもネギ、レモンといった薬味と食べてもよく、あっさりとしつつ旨味のある部位です。よくあるのがネギタン塩で、薄切りにしたタンに、細かく切ったネギダレをのせて提供している焼肉店も多くあります。これを焼く時に、裏返すとネギダレが落ちてしまうことがあります。

おすすめの焼き方は、ネギをのせたまま焼いて、片面焼きで食べるという方法です。大抵のものが、薄切りのタンなので、両面を焼かなくても、美味しく食べることができます。片面が焼けたら、半分に折るようにして、ネギを包んで、内側を蒸すようにするのもおすすめです。

タンに付いてくるレモンは好みで、焼きあがったら絞ってもよいですし、焼く前に直接かけるという方法もあります。厚切りタンの場合は、切り込みが入っているものがほとんどですが、表裏を焼いたら、半分に折るようにして、上下と4面にして、炙るようにする焼き方もおすすめです。タンには、ビタミンBが多く含まれていて、カロリーは焼肉の中でも控えめなので、元気を出したい時には栄養をつけるにもおすすめの部位です。

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焼肉の色々な部位は食べ比べもおすすめ!

焼肉は、いくつかの人気な部位を準備して焼くと、脂分の量の違いや、食感の違いも食べ比べができて、楽しみながら味わえます。新鮮なものは、塩こしょうだけでも旨味が十分に感じられますし、オリジナルのタレや薬味などと食べるのもおすすめです。お気に入りの部位を、より美味しく食べられるように焼き方も工夫してみてください。

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