2018年11月13日公開
2024年08月17日更新
福岡の「とりかわ」専門店8選!カリカリが旨い地元の有名店を紹介!
皆さんは福岡グルメ「とりかわ」を知っていますか?福岡の「とりかわ」は全国の焼き鳥屋で食べることができる鶏皮の串とは全く別物の料理です。「とりかわ」は鶏の皮を串にぐるぐると丁寧に巻きつけ、何度も丁寧に焼くため余計な脂がなく、表面はカリカリとした食感になっています。福岡県民が愛する一度食べたらやみつきになること間違いなし「とりかわ粋恭」など有名店を含むとりかわ専門店を8店舗紹介します。
福岡のとりかわ専門店で一杯飲むのが最高!
福岡といえば「もつ鍋」や「明太子」など酒に合うご当地グルメがたくさんあります。その中でも、とりかわは酒がどんどん進む一品でしょう。とりかわ専門店ではビールを飲む客の姿を多く見ることができます。外はカリカリ、中はモチモチのとりかわを酒と一緒に楽しむのは最高の贅沢でしょう。福岡県民の愛するとりかわ専門店へ是非行ってみましょう。
福岡のとりかわは大人気の名物料理
「とりかわグルグル巻」は福岡の名物
福岡のとりかわは「とりかわグルグル巻」とも言われ、福岡県民は一人10本以上食べるのが当たり前というほどポピュラーです。「とりかわグルグル巻」はとりかわの見た目をとらえた名前で、とりかわと呼ぶよりも世間一般の鶏皮と間違えられる恐れがありません。福岡県内の専門店では「とりかわグルグル巻」ではなく、とりかわとメニューに記載されているので注意しましょう。
福岡のとりかわは余分な脂がなくてさっぱり
福岡のとりかわは作り方にも特徴があります。皮を巻いた串を焼き、その後たれをつけます。もう一度焼いた後に一晩寝かせます。寝かせた串をまた焼くことでじっくり脂を落として皮に味を染み込ませます。店によってはその工程を6日かけて行います。できあがったとりかわは余計な脂がなくなり、かりかりで何本でも食べれるものになります。とても手間のかかるものなので、店によっては一人何本までと注文制限があるくらいです。
福岡のとりかわは通販でも購入できる
福岡には行けないけれど、とりかわが食べたい方へおすすめなのが、Amazonや楽天など通販サイトでの購入です。また、福岡県福岡市に店舗がある「よのすけ本店」でも公式ホームページから通販購入が可能です。
福岡の絶品有名なとりかわ専門店8店を紹介!
行列のできる愛され有名店「とりかわ粋恭」
こちらの店は福岡県民や観光客から愛されているので、いつも行列ができています。粋恭の「とりかわ」は外はカリっと中はふんわりとした触感で、どんどん食べられてしまう味です。そんなとりかわは1本136円で1本から最高10本まで注文ができます。
粋恭は持ち帰りも対応しています。福岡へ出張で行かれる方はこちらで注文した串を持ち帰り、ホテルでビール片手に食べるのもいいでしょう。持ち帰りの串にもキャベツを串の下に入れてくれます。
とりかわ粋恭薬院本店は薬院大通駅から徒歩5分。薬院六つ角すぐのところにあります。営業時間は曜日を問わずそれぞれ17:00~24:00まで。定休日は年末年始のみです。
メディアにも取り上げられた有名店「かわ屋」
福岡のかわ屋は「秘密のケンミンショー」などテレビや雑誌などに取り上げられる有名店です。こちらのとりかわは出来上がるまで6日もかけて作ることで有名です。何度も焼くことにより余分な脂をできる限り落とすことできているため、表面の食感がカリカリです。6日も秘伝のタレにつけては寝かせることによって、カリカリの皮にはぎゅっとタレがしみ込んでいます。そのため、噛むとじゅわっとタレのうまみが広がります。
この店の「とりかわ」は喉の付け根の脂の少ない所を使用しており、値段は1本110円です。他にも砂ずりやキモなどの串も同じ値段です。全ての注文が終わった後にはサービスで温かいスープがでできます。味だけではなく、有名店であってもそういう心遣いを忘れないところが、観光客のみならず地元の福岡県民に人気の秘訣でしょう。
かわ屋警固店は赤坂駅から徒歩5分です。サニー警固店向いにあります。営業時間は曜日を問わず17:00~24:00までです。定休日はありません。
博多駅近くで手軽に食べられる「博多とりかわ大臣」
博多駅周辺に5店舗あり、アクセスしやすい福岡のとりかわ専門店です。KITTE博多串房店以外では持ち帰り可能ですが、店舗の状況によってはできない場合もあるようです。持ち帰りができる状況であるかは電話をして確認してください。メニューもKITTE博多串房店だけ異なっているので注意をしてください。
ここのとりかわはタレ味だけではなく、塩味もあります。塩は皮本来のうまみを感じることができ、テーブルの上には七味や塩があるので自分の好みで味も買えることができます。タレも塩も両方とも1本99円(KITTE博多串房店のみ109円)とお手頃なので、食べ比べもしやすいでしょう。
博多とりかわ大臣住吉串房はJR博多駅、薬院駅より徒歩15分、西鉄バス約5分です。住吉下車すぐのところにあります。営業時間は曜日を問わず17:30~24:30までです。定休日は不定休で年末年始は12月30日(土)~1月3日(水)まで休業です。
毎日食べても飽きない「とりかわかわっこ」
薬院駅より徒歩7分「一皮入魂」を信念として焼き上げられる「とりかわ」は絶品です。こちらの店舗でもタレか塩か選ぶことができ、串は全て電話注文で持ち帰りが可能です。客層は観光客よりも福岡県の地元の方が多い店です。
こちらではとりかわを含む飲み放題コース3500円があるので、大人数での宴会にもぴったりです。店長は福岡県内の有名店かわ屋出身なので味も確かです。ジョッキビールが450円、角ハイボールが350円とドリンクの値段が安いのも特徴。美味しいとりかわと一緒にたくさん酒が飲める店です。
とりかわかわっこ福岡本店は薬院駅から徒歩7分のところにあります。営業時間は曜日を問わず17:30~翌1:00までです。定休日は不定休です。
こだわりの自家製タレ使用「とり皮屋勝軍」
とり皮屋勝軍はタレにこだわるとりかわ専門店です。素焼きをした後にこだわりの自家製タレに一晩つけこみ、再度素焼きをして一晩寝かせます。こだわりぬいて作ったとりかわは男性客だけではなく女性客からも人気が高いです。
この店のこだわりは自家製タレだけではなく、肉の産地にもこだわっています。鶏皮は宮崎・鹿児島産のもの、豚肉は阿蘇自然豚を使用しているそうです。最後のしめにおすすめなのは、鶏スープにゅうめん。鶏のだしがしっかりときいていて、それでいてあっさりしているのでペロリと食べることができます。
とり皮屋勝軍は地下鉄空港線(1号線)坂駅1番出口徒歩5分にあります。営業時間は月~土は17:00~24:00まで、日・祝日は17:00~23:00までです。定休日はありません。
地元民が通う店「とりかわ宝家」
この店は地元福岡の人たちが多く通っているので、観光客よりも地元の客がいっぱいで博多の人の雰囲気を感じられる店です。大皿の上にサービスのキャベツが出されて、その上にどんどん注文した串が乗せられていきます。とりかわは表面のカリカリとした食感だけではなく、重なり合っているところは柔らかさも感じられます。
とりかわといえばタレ味が有名ですが、このお店では塩味が人気です。タレより皮がパリッと香ばしく、噛みしめるほどにうまみを感じることができます。
とりかわ宝家は天神南駅・キャナルシティから徒歩5分のところにあります。営業時間は月~木・日・祝・祝前は18:00~翌2:00まで、金・土は18:00~翌4:00までです。
予約必須の人気店「とり皮みつます」
粋恭と同様に混む店なので、事前に予約をしておいた方が安心でしょう。タレの味は少ししょっぱさが目立ちますが、そのしょっぱさと甘さ、だしのような味の組み合わせがクセになる美味しさです。
とりかわは1本90円とお値打ちな値段ですが、10本頼んでもすぐになくなってしまう美味しさです。とりかわ以外にも美味しい串がいっぱいあります。もつ串や豚肉のダムル(腸)など一風変わった串も置いてあります。もつ串があるのが福岡県らしいですね。そんな中でも新鮮なささみ肉をレアに焼いたささみのシギ焼きが人気。レアな食感とわさびの辛味がクセになります。
とり皮みつます大橋本店は西鉄大橋駅より徒歩1分のところにあります。営業時間は月~土は17:00~24:00までです。定休日は日曜日です。
かわ屋出身店主の絶品とりかわの店「サンバ」
かわ屋出身の店主が作り出すとりかわは有名店の粋恭、かわ屋に負けない美味しさ。温かな店内の雰囲気の中でゆっくりと料理を味わうことができます。とりかわの味は粋恭、かわ屋と並ぶほど美味しいのに予約なしでも入店可能な穴場店です。急に福岡へ行った際にとりかわを食べたくなったら利用しましょう。
メインの串はほとんどが100円なので、一人3000円ほどで本格的な福岡とりかわが楽しめます。ぱりっと香ばしいとりかわは絶品ですが、とりかわだけではなく豚バラ串も人気です。豚のうまみたっぷりな肉と肉の間には玉ねぎが入っており、野菜の柔らかな甘さが豚肉の脂とマッチします。
出典: https://retty.me
サンバは薬院大通駅から156mのところにあります。営業時間は月~土は17:00~翌1:00までです。定休日は日曜日です。
福岡の名物とりかわは絶対に味わいたい一品!
福岡県にあるとりかわの店を8店舗、厳選して紹介しました。とりかわは手間をかけて作られたカリカリの食感がクセになる福岡名物です。福岡在住の方も県外の方も、一度はとりかわを食べに行ってください。一度行けばその美味しさにやみつきになること間違いなしでしょう。