味噌ラーメンのカロリーは高い?ダイエットに効果的な食べ方も紹介!

日本人に馴染みの深い味噌を使った味噌ラーメンですが、そのカロリーは高いのでしょうか?昨今のダイエットブームでつゆ残す人や、ラーメン自体をカロリーが高いからと食べない人が増えていますが、もし味噌ラーメンのカロリーが高くなかったらどうでしょう。ダイエット中でも食べられる味噌ラーメンと聞けば魅力的に聞こえます。つゆ残す事でそのカロリーはどれくらい下がるのでしょうか?今回は味噌ラーメンのカロリーとダイエットに効果的な食べ方を詳しく紹介します!

味噌ラーメンのカロリーは高い?ダイエットに効果的な食べ方も紹介!のイメージ

目次

  1. 1味噌ラーメンのカロリーは高い?
  2. 2味噌ラーメンが高カロリーな理由とは?
  3. 3味噌ラーメンのカロリーを紹介!
  4. 4味噌ラーメンはつゆ/スープが高カロリー?
  5. 5味噌ラーメンの高カロリーな具材
  6. 6味噌ラーメンのカロリーを抑えるコツ
  7. 7味噌ラーメンのカロリーはやはり高かった!

味噌ラーメンのカロリーは高い?

味噌、しょうゆ、塩、とんこつ…いろいろなスープが楽しめる麺料理のラーメン。特に幅広い年齢層から支持を得ている味噌ラーメンのカロリーはいったいどのくらいかご存じでしょうか?麺類なのでそもそもカロリーが高いと感じる人は多いでしょう。味噌ラーメンの平均的なカロリーは550キロカロリー~580キロカロリーと言われています。これを聞いてどう感じましたか?これから味噌ラーメンのカロリーの秘密に迫っていきます。

味噌ラーメンが高カロリーな理由とは?

昔から味噌を食べてきた日本人にとって味噌味の料理はとても身近に感じます。ラーメン屋さんに行っても味噌ラーメンを注文する人は多いのではないでしょうか。しかし最近ではダイエットブームもあり、メニューにカロリー記載をするお店が増えてきましたが、ラーメン屋さんのメニューにカロリー記載を見たことがある人はほとんどいないのではないでしょうか。となると気になるカロリー。高いのでしょうか、低いのでしょうか?

濃い味が魅力の味噌ラーメン

味噌ラーメンの特徴といえばやはり味噌を使っているところです。味噌は大豆、塩、麹から作られています。蒸した大豆に塩と麹を加えるのです。味噌を舐めてみるととても塩辛く、調理は薄めて使用します。しかし塩がきいているので、味噌ラーメンのスープとしても辛く感じます。これが味噌ラーメンの魅力でもあります。濃い味だからこそ麺と絡んでよく合うのです。

また味噌ラーメンの味付けは、味噌がメインですが味噌だけでスープを作っているわけではありません。深みを出すためにトウバンジャンやテンメンジャンといった味噌を混ぜ合わせたり、コクを出すためにバターが入っていたりします。味噌だけの塩味や旨みだけではないゆえの、濃い味が魅力の味噌ラーメンでもあります。

インスタントだけでも様々な味噌ラーメンが存在

さて、ラーメンはインスタント食品の中でもたくさん食べられている食品ですが、味噌ラーメンのインスタントは、有名店がコラボしている商品があったり、地域限定の商品があったり、プライベートブランドで開発された商品があったりと、実は何十種類も販売されています。味噌ラーメン好きにはたまりません。この事実だけでも味噌ラーメンの人気をうかがえますね。

味噌ラーメンのカロリーを紹介!

それでは本題の味噌ラーメンのカロリーについてですが、味噌ラーメンのカロリーは一般的に約550キロカロリー~580キロカロリーだと書きましたが、注意してほしいのはあくまでこれは基本的な味噌ラーメンのカロリーだということです。お店によって大きな変わりはないかもしれません、しかし、ここに思わぬ落とし穴があります。それは「トッピング」です。トッピングが、カロリーがもっとも高い原因なのです。

実は塩ラーメンよりカロリーが低い?

トッピングについて説明する前に、味噌ラーメンとほかのラーメンのカロリーを比べてみましょう。しょうゆラーメンのカロリーは約490キロカロリー~520キロカロリー、塩ラーメンのカロリーは約560キロカロリー~570キロカロリー、とんこつラーメンのカロリーは約500キロカロリー~530キロカロリーです。味噌ラーメンとそれぞれのラーメンを比べてみると、味噌ラーメンが一番低いことがわかります。

イメージでは味噌ラーメンのカロリーが一番高いと感じるのに、意外です。しかし注意してください、成人男性の1日の目安の摂取カロリーが約2200キロカロリーなので、3食で割ると無難な数値ですが、ここにトッピングをするとさらに高くなります。代表例でいうと、チャーシューは1枚約100キロカロリーもあります。煮卵も、約100キロカロリーです。それぞれを足すとたちまちカロリーがとても高い食べ物になってしまいます。

塩ラーメンよりはカロリーが低いけれど、トッピングをすればカロリーそのものが低いとは安易に言えません。しかも、カロリーは熱量を表すだけの単位なので、低ければいいというわけでもありません。味噌ラーメンの成分も大切になってきます。次に、味噌ラーメンの成分についてみてみましょう。

他にも塩分や糖質が高め

味噌は大豆、塩、麹から作られると述べました。ですので味噌ラーメンは、塩分が高いということになります。味噌ラーメンに入っている塩分量は約5.5g~6.3gです。日本食は塩分が高いことで有名で、日本人の1日あたりの塩分摂取量は11gですからその半分は味噌ラーメン1杯で摂取してしまうという計算になります。しかも日本人男性の目標摂取量は1日あたり約8gなのでそのほとんどが味噌ラーメンで摂取してしまう計算になります。

塩分のとりすぎは高血圧をはじめ、生活習慣病に深くかかわってくるのでひかえるに越したことはありません。それでは他の成分はどうでしょうか?味噌ラーメンの主役、麺はどうでしょうか?ラーメンの麺は炭水化物です。炭水化物から食物繊維を除いたものを糖質と言いますが、最近は糖質カットや糖質オフを謳う商品が増えているので聞いたことがある人もいるでしょう。

糖質とはエネルギーになる成分で、味噌ラーメンに入っている糖質は約71gになります。ピンとこないかもしれませんが、糖質の摂りすぎは血糖値が上がりやすく、その糖の成分が中性脂肪となり、体脂肪として身体に蓄積されます。成人男性の1日の糖質目安摂取量は約330gなので、3食で割るとカロリー同様無難な数値ですが決して侮れません。

これらを踏まえるとカロリーだけで驚いている場合ではありません。カロリーはあくまで目安で、低ければいいというものでもありませんが、しかしカロリーを減らすと必然と塩分や糖質も減らすことができるのです。ダイエットをしている人だけでなく、日本人は生活習慣病の人が増えているので食べる時はそのカロリーや塩分、糖質といった栄養素にも気をつけたいところです。

味噌ラーメンはつゆ/スープが高カロリー?

それでは味噌ラーメンを食べる時は、つゆ残したらいいのではないか?と単純にそう考える人も当然いるでしょう。料理のカロリーはそれに使われた食材や調味料などすべてを含んでいるので、その考えは実は正解です。味噌ラーメンは麺とスープでできているので、つゆ残すことは大幅なカロリー、塩分、糖質のカットになります。

ダイエットをしている人はよくカロリーを気にしますが、実はカロリーは先ほども述べたとおり、熱量を表すだけの単位です。カロリーの定義は「1気圧のもとで水1gの温度を1度上げるのに要する熱量」で、簡単に言うと100キロカロリーのものを食べて100キロカロリー分運動すればカロリー自体は相殺されるということです。しかしそれはエネルギーに限っての話なので、当然塩分や糖質は体内に残ることになります。

ですのでカロリーはダイエットにはほとんど関係がありません。ほとんど関係がないと分かったところで、ダイエットには何が大切かというと、栄養素になります。つゆを含む味噌ラーメンに入っている塩分をはじめ、糖質(炭水化物)、資質、コレステロールなどは摂取し続けると身体に悪い影響を与える可能性があるので、気を付けたいのはダイエットをしている人だけではありません。

となると、大切なのはトッピングを減らしたり、大盛りにしないことや、つゆ残すことになります。これらの中でもいちばん取り組みやすいのはつゆ残すことではないでしょうか?それでは次に、味噌ラーメンのスープについてくわしくみていきましょう。ここから先の「カロリー」は塩分や糖質を含むものとして解説します。

味噌ラーメンはスープのカロリーが高い!

ここに、皆知っているようで知らない事実があります。味噌ラーメンはスープのカロリーが高いということです。しょうゆラーメンも塩ラーメンも、とんこつラーメンも、ラーメンの麺自体には作り方や材料が違っても大きな差はありません。なのに味噌ラーメンはカロリーがほかのラーメンより低いのです。という事はそのカラクリはスープにある、ということです。

では味噌ラーメンのスープはどのようにして作られているのでしょうか。一般的には味噌に加えて鶏ガラスープの素や塩、砂糖、ネギ、ショウガ、ニンニクなどを煮込んで作られています。味噌ラーメンで注意したい栄養素はやはり味噌と塩にあります。味噌ラーメンのカロリーのうち1/3くらいはスープだと言っても過言ではありません。そういった意味ではつゆ残すことは、味噌ラーメンを食べながらのダイエットに期待ができます。

つゆを残して大幅カロリーカット

味噌ラーメンを食べるとき、意識してつゆ残す人はどれくらいいるでしょうか?味噌ラーメンが好きな人はつゆを飲み干す人が多いですが、つゆを飲むと喉が渇きます。喉が渇くのは、実はスープに入っている塩分の仕業なのです。塩分を摂ると血液中の塩分濃度が高くなり、身体が血液濃度を正常に保つため薄めようとします、その結果喉が渇くのです。これは人間の身体にとって自然なことです。

つまり、つゆ残すということは余分な塩分の摂取を控えるということで、余分な塩分の摂取を控えるということはカロリーのカットにつながります。それも、つゆ残すだけで大幅なカロリーのカットにつながります。かといって味噌ラーメンが味気なくなるというわけではありません。それは、味噌ラーメンは麺にスープがよくなじむ料理だからです。つゆ残すことは、カロリー面でも、栄養素面でも、良い事なのです。

どうですか?ダイエット中でもそこまでの罪悪感なく食べられそうな味噌ラーメン。ダイエット中だと味噌ラーメンは食べないに越したことはないですが、何事も我慢は禁物です。そこで、つゆ残すというダイエット中でも味噌ラーメンを食べられる方法を紹介しました。しかし同じ食べるのならもっとヘルシーに食べられる方法があるとしたら試したくなりませんか?以下で紹介します。

味噌ラーメンの高カロリーな具材

味噌ラーメンのスープに次いでカロリーが高いのがその具です。ここでは味噌ラーメンにおける、ダイエットの敵ともいえる高カロリー具材について紹介します。

脅威の高カロリー!背脂などの脂

ラーメンが好きな人には辛い話ですが、背脂は見てのとおり、高カロリーです。背脂とは、豚ロース(背中)肉の横にある脂身です。脂というだけあってかなりこってりしていて、ラーメンには相性抜群なのでラーメン好きな人にはかなりの支持を得ていますが、これはダイエットには大敵です。ここで注意したいのは、背脂だから太るというわけではないということです。それはいったいどういうことでしょうか?

背脂は動物性の油脂になります。動物性の油脂は確かに脂肪になりやすいのですが、体内に入るといったん分解されてから身体に吸収されます。その時に問題になるのが背脂と一緒に食べたものです。なんと糖質と一緒に体内に入ると、脂肪の吸収率が格段にあがるのです。なので、背脂が悪いわけではなくラーメンと一緒に食べるから良くないという事です。

定番のバターは落とし穴!

そして次に気を付けたいのが味噌ラーメンに一番相性がいいトッピングと言っても過言ではないバターです。バターは牛乳の脂肪を分離させて固めたものですが、やはりこちらも脂肪が絡んでいます。作る工程で塩分も加えるので、特に注意したい具材でもあります。

味噌ラーメンのカロリーを抑えるコツ

野菜と唐辛子を多めにしよう

それでは具体的にどうすればカロリーを抑えられるか、そのコツを紹介します。まず一つ目は野菜と唐辛子を多めに摂取するということです。野菜はカロリーが低く、消化も早いです。味が濃い味噌ラーメンには相性も良く、たくさん摂ることで満腹感も得られます。特にオススメなのはローカロリーのもやし、ビタミン豊富なニンジン、キャベツです。

唐辛子は料理の風味をアップさせたり味のアクセントとしてよく用いられますが、ダイエット中にもいいことをご存じでしょうか?味が足りないと感じたときにプラスすることで物足りなさをカバーできます。またカプサイシンは健康増進効果や脂肪燃焼効果も期待できるので唐辛子は嬉しい素材です。

一緒に水をたくさん飲む

次に挙げられるのは、一緒に水をたくさん飲むということです。おなかが減っているとどうしても食べるスピードが速くなりがちです。速く食べることは胃に負担をかけ、またすきっ腹では食べたものの吸収率が高いので、水を飲みながら食べることが胃にも優しくダイエットにも効果的、というわけです。食前にコップ一杯の水を飲むのも効果的です。たとえつゆ残す食べ方をしても、水分補給はこまめに行なって下さい。

夜遅くには食べない

もうひとつコツがあります。それは味噌ラーメンを食べる時間です。ラーメンはインスタント食品もあり手軽なので夜食に食べる人も多いですが、就寝時間の最低3時間前からは何も食べないことがカロリーを抑えるコツです。夜間はカロリー消費が必然的に少なくなるので、カロリーが高いものを食べれば食べるほど、消化に時間がかかります。どうしてもラーメンなどを食べる場合は「つゆ残す」が鉄則です。

眠っている間は最低限しかカロリー消費しないので、胃は動き続け負担になり、栄養素も脂肪として蓄積されやすくなります。ですので味噌ラーメンを食べるのはなるべく昼食か、早い時間の夕食にしましょう。その場合も必ずラーメンは「つゆ残す」方がいいでしょう!

味噌ラーメンのカロリーはやはり高かった!

今回は味噌ラーメンのカロリーを、塩分や糖質に触れながら解説しました。味噌ラーメンをヘルシーに食べるコツは掴めましたか?キーワードは「つゆ残す」ことをはじめとするトッピングの注意点と野菜・水分の摂取です。ダイエット中でもおいしく味噌ラーメンを食べる方法を、これまで紹介した中から自分流にアレンジしてみてください。正しく知って健康的に味噌ラーメンを食べましょう!

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