2018年10月26日公開
2024年08月07日更新
FikaFikaCafeの台北店で世界No1のコーヒーの味を味わおう!
台北にあるFikaFikaCafeについて紹介していきます。MRTの松江南京駅のそばにあるFikaFikaCafeは台北を代表するカフェです。Fikaとはスウェーデン語で「コーヒーブレイク」のこと。Fikaはスウェーデンの大切な文化です。そんなFikaを名前に持つFikaFikaCafeは黒と白の外観を持つ北欧スタイルのカフェです。オーナーのJamesさんは「ノルディック・バリスタ・カップ2013」でチャンピオンになりました。この記事では、FikaFikaCafeのメニューを紹介します。
目次
台北にあるFikaFikaCafeを知ってる?
台湾の首都の台北にあるFikaFikaCafeを知っていますか?初めて知った人は、FikaFikaって何?と思う人もいるでしょう。Caféとついているので、カフェ好きの人はどんなカフェなんだと気になるかもしれません。今回この記事では、FikaFikaCafeについて調べました。台北にあるカフェなので、台北のこともあわせて紹介できるとよいと思います。
台北大人気のFikaFikaCafe」はどんなお店?
出典: https://lade.jp
FikaFikaCafeは台北で大人気のカフェです。外観は上の写真のような感じになります。白を基調として、黒の文字で店名がかかれた、シンプルな外観になっています。
FikaFikaCafeは台北の松江南京駅にある
台北捷運(たいぺいしょううん)は、MRTとも呼ばれる地下鉄のことで、今では台北市内で最も速くて便利な交通手段です。平均5分ごとに列車が走っています。観光客の人達にも利用しやすくて、台北のあちこちをめぐる乗り物としておすすめです。
FikaFikaCafeの最寄り駅は、松江南京駅(しょうこうなんきんえき)になります。松江南京駅は台北市中山区にある、MRTの新荘線および松山線にある駅です。松江南京駅の4番出口を出てから、徒歩5分の伊通公園の目の前にあるのが、FikaFikaCafeです。
店の名前であるFikaFikaとはどんな意味?
「Fika」とはスウェーデン語で、「お茶を飲みながらゆっくり過ごす時間」のことです。スウェーデンではコーヒーを飲む人が多いので、「コーヒーブレイク」だと思ってもらってもいいと思います。スウェーデンの人たちはFikaの時間を一日に何回もとります。
スウェーデンの人たちは、Fikaをとても大事にします。Fikaについて知ることは、スウェーデンの文化の重要ないち部分に触れることになるでしょう。スウェーデン文化を知る第一歩が、Fikaを知ることだと言われているぐらいです。
Fikaはただの休憩時間ではなく、コミュニケーションの場として、会話を楽しむことが目的になります。仕事の同僚や家族、友人と1つの部屋に集まり、コーヒーやお菓子を食べながら雑談をしたり週末の予定を立てたりします。FIkaは伝統があり、習慣化されています。
FikaFikaCafeは北欧スタイルのカフェ
FikaFikaCafeはFikaがスウェーデン語であることから分かるように、北欧スタイルのカフェです。広々とした空間を持ち、シンプルな白壁とナチュラルな色合いのフローリングがお客さんを出迎えます。テーブルがゆとりある感覚で並んでいるのもシンプルでおしゃれな北欧っぽさをかもしだしています。
少しヴィンテージな照明器具と家具が備え付けられています。店内の雰囲気は、少しの緊張感とゆったりとした空気感が感じとれます。スタッフさんたちの制服も白と黒できちっとした印象を受けます。アメリカンスタイルのカフェとは全然違う雰囲気です。
FikaFikaCafeのコーヒーの美味しさの訳とは?
台北の松江南京駅のそばにあるFikaFikaCafeのコーヒーは地元台北の人たちや観光客の皆さんに大人気です。そんなFikaFikaCafeのコーヒーのおいしさには秘密があります。
FikaFikaCafeのオーナーは世界一のバリスタ
FikaFikaCafeのオーナーは、ジェームス・チェンさん(James Chen)とマギーさん(Maggie)です。このジェームズさんは北欧のコーヒー競技大会の「ノルディック・バリスタ・カップ2013」で、エスプレッソとロースターの両部門でダブルチャンピオンになりました。
ノルディック・バリスタ・カップは2003年から始まった北欧5チームが実力を競い合い、また世界中のコーヒー好きが知識を交換し合い、交流する競技会です。毎年、デンマーク、フィンランド、アイスランド、スウェーデン、ノルウェーの持ち回りで開催されています。
北欧出身以外のバリスタやロースターも、参加できます。2013年は約26ヶ国の国から210名のバリスタが参加しました。
ジェームズさんは2013年にノルウェーの首都オスロで開かれた「ノルディック・バリスタ・カップ2013」において、アジアで初めてチャンピオンになったのです。こういうわけで、ジェームズさんは世界一のバリスタの一人と言ってよいでしょう。
台湾初上陸の最新エスプレッソマシンを導入
FikaFikaCafeの1号店は中山区・伊通街にありますが、2号店は内湖・陽光街にあります。2店舗とも台北です。この2号店に導入したのが、アメリカから輸入した最新のエスプレッソマシンです。
このエスプレッソマシンは、厳密な温度調整が可能でだれでもスピーディーに、バランスのとれたコーヒーを入れられます。このマシンは、台湾で初めて導入されたもので、台湾初上陸になります。
FikaFikaCafeのもおすすめコーヒーとは?
それでは、FikaFikaCafeのおすすめコーヒーを見ていきましょう。この記事では、「本日のスペシャルティコーヒー」、「キューブラテ」、「黒糖ラテ」、「エスプレッソスパークリング」の4種類について紹介します。
迷ったら「本日のスペシャルティコーヒー」
出典: https://lade.jp
いざFikaFikaCafeにたどり着いたとしても、いっぱいあるコーヒーのメニューの中からどれを選べばよいのか迷ってしまうかもしれません。そんな時は、FikaFikaCafeのメニューのボードの横にある「ToDAY’s SPECIALTY CoFFEE」(本日のスペシャルティコーヒー)のボードの中から、気に入ったスペシャルティコーヒーを選ぶのがおすすめです。
スペシャルティコーヒーの種類には、例えば「Kenya AA Extra Bold」「CostaRica DP 依利安」などがあります。
出典: https://lade.jp
「Kenya AA Extra Bold」は、350元。そして「CostaRica DP 依利安」は、330元となっています。
凍らせたコーヒーを使った「キューブラテ」
キューブラテは口が広くあいたメイソンジャーの中に、凍らせたキューブ型のコーヒーのかたまりと、ミルクと、黒糖のシロップから成り立っています。凍らせたコーヒーに自分でミルクを注ぎ、お好みで黒糖のシロップを加える飲みかたです。
通常のアイスラテは時間が経つにつれ薄くなっていくのに対して、キューブラテは時間がたつほど味が濃くなっていきます。キューブラテは250元になります。
黒糖がたっぷりかかった「黒糖ラテ」
黒糖ラテもおすすめです。ふわふわの泡がこんもりとしているミルクと、濃いめのコーヒー、その上にたっぷりと振りかけられた黒糖という3つのハーモニーが絶妙です。
黒糖は台湾の新竹市産のものを使用しています。こだわりの組み合わせです。スプーンにも小さなかけらが添えられていますのでこれをパクッと食べるとおいしいです。黒糖ラテは200元です。
新感覚な「エスプレッソスパークリング」
エスプレッソスパークリングはコールドメニューのひとつです。エチオピア産の豆であるイルガチェフェを使っていてそのエスプレッソに、ハチミツと炭酸水を加えたものになります。ひとくち飲んでみると、果実のような味が口の中に広がります。エスプレッソスパークリングは200元です。
台湾を旅したらFikaFikaCafeに立ち寄ってみよう!
FikaFikaCafeにはオリジナルの焙煎されたコーヒー豆も売っています。コーヒー好きの人には、台湾のお土産にぴったりです。コーヒー豆が入った箱のデザインも、シンプルで色合いがよくすてきです。コーヒー豆は8oz(オンス)約227グラムで380元ほどの値段で販売しています。
ここまでFikaFikaCafeについて書いてきましたが、台湾の台北を旅行する機会があったら、FikaFikaCafeに立ち寄ってみるのがおすすめのコースです。FikaFikaCafeの最寄り駅のMRTの松江南京駅は、台北の中心にあります。
台湾観光と言えば、中華のB級グルメの小籠包やマンゴーかき氷や豆花、あとはマッサージなどが定番です。カフェに寄ることがあっても、中国茶が目当てかもしれません。確かに、中国茶の種類や淹れ方はとても興味深く、深い文化が感じることができます。
しかし、台湾には分厚いコーヒー文化の蓄積もあるのです。FikaFikaCafeは台湾のコーヒー文化の、頂点の一つと言ってみてもいいと思います。それを体験するのは、台湾のある一面を知ることになるでしょうし、観光としても貴重で楽しい経験になるはずです。
MRTの松江南京駅にあるFikaFikaCafeは、いつでもあなたを待っています。この記事を読んで、FikaFikaCafeのことを記憶の片隅にとどめてくれたら、とても嬉しいです。