2018年09月26日公開
2024年08月06日更新
コールスローの作り方の基本を抑えよう!簡単人気レシピも紹介!
ファーストフード店のサイドメニューとして人気の「コールスローサラダ」。ときどき無性に食べたくなってしまうことはありませんか?野菜を切ってドレッシングと和えるだけの簡単な作り方なので、食べたくなったら自分で作ってみてはいかがでしょうか?コールスローサラダは酸味のあるさっぱりとしたサラダなので、肉料理や揚げ物との相性も抜群です。ここではコールスローサラダの基本の材料や作り方、人気のレシピなどを紹介します。
目次
コールスローの基本を押さえた作り方をマスターしたい!
ファーストフード店のサイドメニューとして人気の「コールスローサラダ」。ときどき無性に食べたくなってしまうことはありませんか?コールスローサラダの作り方は、野菜を細かく切って、マヨネーズなどのドレッシングと和えるだけなので、自宅でも簡単に作ることができます。食べたくなったら自分で作ってみてはいかがでしょうか?
コールスローサラダは酸味のあるさっぱりとしたサラダなので、肉料理や揚げ物との相性も抜群です。ここではコールスローサラダの基本の材料や作り方を紹介します。基本のレシピに加え、和風やカレー味のコールスローサラダや、コールスローサラダをアレンジしたサンドイッチなどの簡単レシピも、ぜひ参考にしてみてください。
コールスローの基本の作り方を紹介!
コールスローの基本となる材料を揃えよう
「コールスロー」はオランダ語で「キャベツサラダ」の意味です。もともとは味付けに関係なく、キャベツを使ったサラダであればコールスローと呼ばれていたようですが、現代では野菜をマヨネーズで和えたものをコールスローと呼ぶことが多いようです。キャベツは使わずに、人参やブロッコリーをマヨネーズで和えたものもコールスローと呼ばれることがあります。
コールスローの基本の材料となるキャベツは、普通のキャベツ(寒玉キャベツ)でも、やわらかい春キャベツでも、どちらでもおいしく作ることができます。紫キャベツで作ると、見た目が鮮やかなので、パーティーメニューとしてもおすすめです。キャベツにプラスして、ニンジンやコーン、ハムなどの具材も人気です。そのほかに、かにかま、ゆでたまご、ツナ、レーズンやリンゴなどを入れることもあります。
コールスローサラダの味付けには、もともとはサラダ油と酢を混ぜたものや、フレンチドレッシングが使われていたようです。最近ではマヨネーズ、酢、砂糖、塩コショウなどの調味料を使うのが一般的です。コールスローサラダ用のドレッシングも販売されています。料理をする習慣がなく、調味料をそろえるのが面倒な人は、市販のドレッシングを使って簡単にコールスローサラダを作ることもできます。
コールスローのポイントは水分の除去
出典: https://note.mu
コールスローサラダの作り方には多くの場合「塩をまぶして数分間時間を置く」という手順があります。面倒でもこの工程は省いてはいけません。水分の多い野菜をドレッシングで和えると、塩分の浸透圧によって野菜から水分が出ます。キャベツは水分が多い野菜なので、いきなりドレッシングで和えると、水っぽいべちゃべちゃのコールスローサラダになってしまうのです。調味料も水分と一緒に流れ出て、味が薄くなります。
出典: https://note.mu
水っぽくならず、しっかり味が付いたコールスローサラダを作るために、野菜の水分をしっかり除去することが最も重要なポイントです。目安としては、1/4玉のキャベツに塩2gをまぶして、15分ほど放置してから水気を取ります。このとき、ぎゅっと絞るとキャベツの細胞が壊れて食感が悪くなってしまいます。
すぐに食べる場合は、キャベツのシャキッとした食感を残すために、キッチンペーパーで挟んで水分を優しく拭き取るようにします。常備菜として数日保存したい場合には、食感は悪くなりますが、しっかり水分を絞ったほうが日持ちします。
コールスローの基本の作り方
キャベツと人参とコーンの、基本のコールスローサラダの作り方を紹介します。キャベツ100gは葉と茎に分けてそれぞれ千切りにします。人参1/4本は皮をむいて千切りにします。キャベツと人参をまぜ、塩をひとつまみふって10分ほど時間を置きましょう。10分経ったら水気を絞ってコーン40gを混ぜます。マヨネーズ大さじ2、酢小さじ1、砂糖小さじ1で作ったドレッシングを混ぜて、水気を切った野菜とあえます。
最後に塩コショウで味を整えたら完成です。コールスローサラダの具は、千切りのほかにも、大きめのみじん切りや短冊切りにする作り方もあります。それぞれ食感が異なるので、いろいろ試してみてはいかがでしょうか?ドレッシングを混ぜて時間が経つと、さらに水分が出てきてしまうので、できるだけ食べる直前にあえるのがおすすめです。
コールスローの簡単人気の作り方を紹介
ひと味違う「キャベツを使ったシンプルな和風コールスロー」
和風コールスローの材料は、キャベツ3~4枚に対して、コーン大さじ2、ツナ缶1/2缶、マヨネーズ大さじ3~4、めんつゆ大さじ1~2、塩コショウ適量です。作り方は、キャベツは7㎜角くらいのみじん切りにし、コーンとツナ、マヨネーズとめんつゆを加えて混ぜ、塩コショウで味を整えます。マヨネーズとめんつゆの相性は抜群!酸味が苦手な人でもモリモリ食べられる、簡単コールスローサラダです。
クリーミーでマイルド「ヨーグルト風味のコールスロー」
ヨーグルト風味のコールスローの材料はキャベツ1/4個、にんじん3cm、コーン缶1/2、プレーンヨーグルト大さじ2~3、マヨネーズ大さじ1、レモン汁大さじ1/2、塩コショウ少々です。作り方はキャベツの軸を薄切りに、葉は1.5cm四方に切ります。にんじんは1cm四方の薄切りにします。ボウルに入れて塩小さじ1をふって手でもみ、10分したら水気を絞りましょう。
混ぜ合わせたヨーグルト、マヨネーズ、レモン汁と、コーンを加えてよく混ぜ合わせ、塩コショウで味を整えます。このレシピはヨーグルトの分マヨネーズの分量を減らすことができるので、カロリーが気になる人にもおすすめです。クリーミーでさっぱりとしたコールスローサラダになります。
人気店の味を再現「ケンタッキー風コールスロー」
コールスローサラダといえば、ケンタッキーのコールスローサラダを連想する人も多いのではないでしょうか?夕方には売り切れる店舗もあるほど、ケンタッキーのコールスローサラダは人気のメニューです。お店に行かなくても家で食べられる、簡単な再現レシピを紹介します。
材料はキャベツ1/2個、人参1/2本、きゅうり2本、砂糖大さじ1/2、お酢大さじ1 と1/2、マヨネーズ大さじ4、塩コショウ少々です。作り方はキャベツ、人参、きゅうりをすべて千切りにし、小さじ1/2の塩をふって15分ほど放置します。水分がでたらよく拭き取ります。調味料を混ぜる順番は、砂糖、酢、マヨネーズの順番です。ひとつ入れるたびによく混ぜるようにしましょう。最後に塩コショウで味を整えます。
あっさりな仕上がり「栗原はるみさんのコールスロー」
人気料理研究家の栗原はるみさんのレシピはあっさりとしたコールスローサラダです。材料はキャベツ600g、にんじん1/2本、玉ねぎ1/4個、酢大さじ2、マヨネーズ大さじ2~3、洋風顆粒スープの素と砂糖、塩コショウを少々です。作り方はキャベツを太めの千切り、にんじんを5cmの長さの千切り、玉ねぎを薄切りにします。塩小さじ1/2をふって、10分放置します。
水分が出てきたら、無理やり絞ったりせずに、紙タオルで包んで手でポンポンと優しく水気を落とすようにするのがポイントです。スープの素、砂糖、酢、マヨネーズ、塩コショウの順番で調味料を混ぜて、さっくりと混ぜ合わせたら完成です。
カレー好きにおすすめ「カレー味のコールスロー」
食欲がすすむ、カレー味のコールスローサラダの作り方です。材料はキャベツの大きい葉4枚、にんじん1本、コーン缶小1缶、塩小さじ1/2、マヨネーズ大さじ3、砂糖小さじ1、牛乳小さじ1、カレー粉小さじ2、こしょう適量。キャベツは太めの千切り、にんじんはいちょう切り、コーンは水気を切っておきます。キャベツと人参をビニール袋に入れて塩をふり、5分置いたら出た水分をビニール袋から絞り出します。
水気を絞った袋にコーンと調味料を入れて、空気を抜いてビニール袋の口をしばります。真空状態にして、冷蔵庫で30分味をなじませることで、味がしっかりすみずみまで行きわたったコールスローサラダになります。普通のコールスローサラダに飽きたら試してみてはいかがでしょうか?
中華料理の付け合わせに「中華風コールスロー」
鶏がらスープの素を使った中華風のコールスローサラダです。材料はキャベツ半玉、ちくわ2本、かにかま4本、鶏がらスープ大さじ1、マヨネーズ大さじ2、ごま油大さじ1。作り方は、千切りしたキャベツに鶏がらスープの素をふりかけ揉みます。マヨネーズとごま油は混ぜておきます。ちくわを食べやすい大きさに切り、かにかまは裂いて、キャベツと調味料を混ぜたら出来上がりです。
コリアンダーたっぷり「アジアン・コールスローサラダ」
コリアンダーのたっぷり入ったアジア風コールスローサラダはいかがでしょうか?材料はキャベツ1/4個、にんじん1/2本、コリアンダー1株、白ごま小さじ1。ドレッシングはごま油大さじ2、玄米酢大さじ1、ピーナツバター大さじ1、たまり醤油小さじ1、すりおろししょうが小さじ1です。キャベツとにんじんは千切りにし、塩ひとつまみで揉んだらすすいで水切りをします。
ドレッシングをよく混ぜ合わせ、千切りしたキャベツ、にんじんと和えたらお皿に盛り付け。仕上げに白ゴマと粗く刻んだコリアンダーを散らして出来上がりです。パクチー好きな女性に人気のレシピです。
おしゃれな見た目の「ベーコン入り絶品!コールスローサラダ」
紫キャベツでコールスローサラダを作ると、デリ風のおしゃれなコールスローサラダが簡単に作れます。材料は紫キャベツ、ラディッシュ、きゅうりなどを約130g、ベーコン少量、コーン大さじ1、マヨネーズ大さじ1、砂糖ひとつまみ、酢小さじ1/2、あらびきペッパー少々、パセリ適量。作り方は、野菜を細切りにして、塩をひとつまみふって時間をおきます。
しんなりしたら流水で洗い、キッチンペーパーで水気をしっかり絞ります。ベーコンは小さく切ってフライパンでカリカリに焼きます。水気を切った野菜にベーコンとコーンを入れて、調味料で和えます。お皿に盛りつけて仕上げにパセリを散らして出来上がりです。カリカリのベーコンがアクセントの贅沢なコールスローサラダです。
コールスロー人気の作り置き可能なレシピを紹介
ちょっぴり大人味の常備菜「つぶつぶマスタードのコールスロー」
粒マスタードとブラックペッパーを効かせた大人の味のコールスローサラダです。材料はキャベツ1/2玉、にんじん1/3本、コーン50g、塩小さじ1、調味酢大さじ2、マヨネーズ大さじ2、粒マスタード大さじ1.5、ブラックペッパー少々。調味酢というのはみりんや砂糖を加えて酸味をマイルドにしたお酢のことです。普通のお酢を使う場合は酢の分量を少し減らして、砂糖を加えるのがおすすめです。
キャベツは千切り、にんじんは長さ4cmの千切りにします。キャベツとにんじんに塩をふり、10~20分放置したら手で絞って水気をきります。調味酢、マヨネーズ、粒マスタード、ブラックペッパーを加えよく混ぜ合わせたら出来上がりです。作り置きしておき、食事に1品足すと野菜不足の解消にもなります。
子どもも食べやすい「キャベツのツナサラダ・コールスロー風」
材料はキャベツ1/4、ツナ缶1缶、酢大さじ2、マヨネーズ大さじ1、砂糖小さじ2、めんつゆ(3倍濃縮)小さじ1、塩小さじ1/4です。めんつゆは2倍濃縮のときは大さじ1/2、4倍濃縮のときは小さじ1に変えます。キャベツを千切りにしたら、耐熱容器に入れ、塩をひとつまみふりかけ、ふんわりラップをかけて600wの電子レンジで2分30秒加熱します。加熱が終わったら箸でかき混ぜ水分を捨てます。
ボウルにツナ缶、酢、マヨネーズ、砂糖、めんつゆ、塩をすべて入れて箸でよくかき混ぜます。キャベツを加えてよく混ぜたら出来上がりです。酸味があって日持ちするので、常備菜としておすすめのレシピです。
コールスローサラダをアレンジ「コールスローのサンドイッチ」
常備菜として作ったコールスローサラダのアレンジレシピです。食パンにコールスローサラダをたっぷり乗せ、その上にハムを乗せます。もう一枚の食パンにお好みでマスタードを塗り、重ねて半分に切ったら出来上がりです。簡単に作れて色どりもいいのでおすすめです。
朝食におすすめ「コールスローサラダとチーズのホットドック」
作り置きしたコールスローサラダをホットドッグにアレンジ。切れ目を入れたコッペパンに、コールスローサラダとチーズ、ゆでたウィンナーを挟んで、ケチャップをかけるだけの簡単レシピです。ソーセージとコールスローサラダの相性は抜群です。
ボリューム満点「卵のコールスロー・ハンバーガー」
常備菜コールスローをボリューム満点のハンバーガーに。荒く潰したゆで卵を、コールスローサラダと和えておきます。ベーコンは食べやすい大きさに切り分け、フライパンでカリッとなるまで焼きます。バンズは横半分に切ったら、切り口におろしにんにくとオリーブオイルを塗り、フライパンで焼き目が付くまで焼きましょう。バンズにコールスローサラダ、ベーコンを乗せ、マヨネーズをかけたら出来上がりです。
コールスローの作り方を参考に美味しいサラダを作ろう!
コールスローサラダの基本的な作り方やアレンジレシピを紹介しました。細かく切った野菜の水気を取り、そのあとに調味料で和えるだけなので、簡単に作ることができます。野菜はキャベツが基本ですが、他の野菜に変えたり、キャベツに他の具材をプラスして作るのも人気です。調味料もマヨネーズの他にいろいろプラスすることで、和風、中華風、カレー味などたくさんのバリエーションを楽しむことができます。
野菜を大きめに切るとシャキシャキとした食感を残すことができます。みずみずしさを残したければ、水分を絞りすぎないようにしましょう。常備菜として保存する場合は、水分をしっかり絞っておけば2、3日持ちさせることもできます。パンに挟んでサンドイッチやホットドッグにアレンジするのもおすすめです。ぜひ色々アレンジして、自分好みのコールスローサラダを作ってみてください。