コールスローのレシピを解説!基本や簡単な作り方など詳しく紹介!

ファストフードやレストランで、メイン料理の添え物として出てくる「コールスロー」。美味しくて、コールスロー単品でも食べたくなることもあります。このコールスローの基本的なレシピをおさえれば、好みの材料を使って、簡単にオリジナルの味付けで、バリエーション豊富なコールスローを作ることもできます。コールスローの基本から、日持ちさせるためのコツ、たくさん作ったときにアレンジできるレシピまで紹介します。

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目次

  1. 1コールスローのレシピを詳しく知りたい!
  2. 2コールスローについて知っておこう
  3. 3コールスローの基本のレシピを紹介
  4. 4コールスローを作り置き!日持ちさせる人気レシピを紹介
  5. 5コールスローの人気レシピを紹介
  6. 6コールスローのアレンジやリメイク方法を紹介
  7. 7コールスローのレシピを参考に美味しい味付けにチャレンジしてみよう!

コールスローのレシピを詳しく知りたい!

キャベツをマヨネーズドレッシングで和えたコールスローは、肉料理の付け合わせだけでなく、それだけでも美味しいサラダです。大手ファストフード店、コンビニでもコールスローは販売されていて、それぞれにオリジナルの味やレシピがありますが、人気だからこそ定番商品となっています。

コールスローも簡単に美味しく手作りできるレシピが豊富にあります。基本のコールスローから、水分の多いキャベツを使うので、日持ちがしにくいという点も解決できるレシピや、アレンジしたレシピも紹介します。記事を読んで美味しいコールスロー作りに挑戦してみてください。

コールスローについて知っておこう

コールスローは好きだけれど、コールスローは何かと聞かれると、明確に応えられないものかもしれません。コールスローの歴史と、主に使われる材料、味付け、カロリーなどをまとめました。

コールスローとは?

コールスローは、キャベツを細かく切ったサラダの一種で、マヨネーズやそれに近いようなドレッシングと和えてあるものです。具材は、キャベツがメインですが、ニンジン、赤キャベツ、コーンといった彩りが加わるものや、リンゴ、パイナップル、レーズンなどのフルーツを加えたものもあります。食べる直前にマヨネーズドレッシングを和えるよりも、数時間前にキャベツなどの材料とドレッシングを和えて、味をなじませています。

コールスローは、おそらく古代ローマ時代から食べられてきたようですが、18世紀になって瓶詰めのマヨネーズが発明されてから、人気が高まりました。「コールスロー」は、オランダ語のキャベツサラダを意味する「koolsalada」を短縮した「koolsala(コールスラ)」の名前に由来すると考えられています。

アメリカとイギリスでは、「cold slaw」冷たいスロー、冷たいキャベツと誤って呼ばれていて、温かいサラダをホットスローもありました。同じようにキャベツをメインに使っている、「ザワークラウト」という料理もありますが、こちらは、乳酸発酵させている漬物なので、コールスローとは異なるものです。ただ、どちらも肉料理の付け合わせ、サンドイッチなどで提供されることが多い点は似ています。
 

キャベツ以外の野菜でおすすめの野菜を紹介

コールスローの基本材料はキャベツですが、キャベツ以外でも細かく切ることで、コールスローになります。キャベツと同じような葉物野菜であれば、白菜、セロリなど、レタスなどよりも少し歯応えのあるものの方が、ドレッシングをあわせて時間を置いても、水分が出すぎることがありません。彩りの野菜として、ニンジン、紫キャベツ、コーン、パセリ、きゅうり、ピーマン、などがおすすめです。

歯応えや、少し辛味を加えるという役割では、玉ねぎ、カイワレ大根、スプラウトなどを加えても、味にアクセントがつきます。野菜ではありませんが、ハム、カニカマといった風味を増すものを入れるものもあります。中には、フルーツでリンゴ、グレープフルーツ、レーズン、パイナップルといったものを合わせるのもおすすめです。

コールスローのカロリーは?

コールスローの基本的なもののカロリーは、100gあたり、120~150キロカロリーほどです。味付け、ドレッシングにもよりますが、ポテトサラダと同じくらいで、シーザーサラダよりも、カロリーは少しおさえめ、といったカロリーです。

味付けを基本のマヨネーズにするのか、別なものを加えるのか、市販のドレッシングを使うのかによっても、カロリーがかわります。キャベツそのものは、100gあたり、25キロカロリーほどなので、これに味付けのカロリーが加わります。マヨネーズは大さじ1で100キロカロリー、カロリーをおさえたマヨネーズなら20~50キロカロリーになります。コールスロードレッシングとして、市販されているものは55キロカロリーです。

味付けによって、だいぶカロリーは変わりますが、メインがキャベツで、カロリーが控えめな食材なので、たくさん食べても、カロリーオーバーになるということは、あまり気にしなくてもよいですが、献立全体で摂取カロリーを考えるのであれば、マヨネーズやドレッシングの量を減らすという、工夫もできます。

コールスローの基本のレシピを紹介

コールスローの基本レシピは、簡単なものです。キャベツの切り方を変えれば、歯ごたえも変わりますが、基本のレシピをおさえておくと、調味料の配合を少し変えるだけでも、オリジナルの味にもなります。

基本のコールスローの材料は?

基本のコールスローは、キャベツとマヨネーズ、酢、砂糖、塩、こしょうが材料になります。材料も簡単にそろうものばかりです。キャベツは、やわらかな葉がふんわりと巻いてある春キャベツで作ると、より美味しくなります。しっかりと球状に巻かれた冬キャベツでも、もちろん美味しく作ることができますが、水分が多く、みずみずしいキャベツの方が美味しくなります。

味付けの決めてになる分量の基本的なものは、マヨネーズ大さじ3、酢大さじ1、砂糖小さじ2、塩ひとつまみ、こしょう少々です。酢をいれることで、マヨネーズだけよりものびがよく、酸味を加え、味わいを深くするために、砂糖を加えます。塩、こしょうは味をみながら、調整する役割です。

この基本の材料に、ニンジン、コーンといったオレンジと黄色を加えて、彩りにすることが多く、甘みも加わります。よりさっぱりとした味わいが好みなら、レモン汁、少し辛味を足したいときには、マスタード、マヨネーズの使用量を減らすために、ヨーグルトを加えることもあります。

ハムやツナを入れても美味しく食べられる

野菜だけでなく、ロースハム、油をきったツナを加えたコールスローも、美味しいものです。野菜だけよりも、動物性の食材が入ることで、簡単に風味豊かにすることができます。好みにもよりますが、子どもに食べさせたい場合は、野菜だけよりも、ハムやツナが入るほうが、食べやすくなります。またリンゴをいれると、食感もよくなり、酸味と甘みが加えられます。大人向けには、レーズンなどを加えたものもおすすめです。

基本のコールスローの作り方

コールスローの基本レシピは、キャベツを千切りにして、塩をふって水分を出し、よく水けをきったところで、マヨネーズに酢、砂糖、塩、こしょうをいれて混ぜたものと和える、という簡単なものです。ポイントになるのは、キャベツを切って、塩をふって水分をあらかじめ出しておく点です。キャベツ1/4個を千切りにしたら、小さじ1くらいの塩をふって軽く混ぜて、ザルに入れて、10~15分そのまま置きます。

その後、キャベツの水をしっかりと取り除きます。キッチンペーパーで包んで揉んでしまうと、漬物のようになってしまうので、キッチンペーパーを敷いたところに、ザルである程度水を切ったキャベツを広げ、上からもキッチンペーパーではさむようにして、水分を吸わせます。こうすると、キャベツの食感を保つことができます。ニンジンをいれる場合は、ニンジンも千切りに、コーンは缶詰めなら汁気を切っておきます。

大きめのボウルで、マヨネーズ、酢、砂糖、塩、こしょうをよく混ぜ合わせたところに、水気を切ったキャベツを入れて、よく和えます。ニンジン、コーンなども一緒にあえてしまいます。出来立てを食べるのが、キャベツのシャキシャキとした食感が楽しめ、ラップをして冷蔵庫で1~3時間置いたものは、味がなじみ、しんなりとした食感になります。

コールスローの基本レシピは、簡単ですが、ポイントはキャベツの水をしっかりと切るところにあります。調味料も加熱する必要がなく、冷蔵庫での保存もできます。また火を使わずにできるので、お肉を焼いたり、揚げたり、煮込んだりとコンロを使っている横で、付け合わせとしても簡単に調理ができるのが、コールスローの人気のポイントでもあります。

コールスローを作り置き!日持ちさせる人気レシピを紹介

コールスローは、作って少し冷蔵庫においた方が、味がなじみますが、日持ちさせるのは簡単ではありません。どうすれば、少しでも長く日持ちさせられるかを、有名店のレシピから調査しました。

日持ちさせるのが難しいコールスロー

コールスローは、水分を含むキャベツを使っていて、しかも千切りや細かく切るといったことで、切断面が多くなるので、キャベツの水分が出やすくなります。マヨネーズドレッシングで和えた後でも、水分はでてくるので、長時間置いておくと、保存容器や器の底部分は、水っぽくなってしまいます。そのため、腐敗しやすく、日持ちをさせるのが難しい料理でもあります。

またマヨネーズを他の食材とあわせることで、マヨネーズの主な材料の卵の成分が傷みやすい、ということでも日持ちさせるのが難しく、基本のレシピで作ったものでも、冷蔵庫で保存して、せいぜい2~3日の日持ちが限界です。
 

人気のたいめいけんのレシピなら日持ちさせることができる

老舗の洋食店として、人気のお店「たいめいけん」の看板メニューには、オムライス、グラタン、と並んでコールスローがあります。たいめいけんのコールスローは、日持ちできなくなる水分を極力ださないようにしていて、日持ちがさせられる作り方をしています。5日以上も日持ちするということで、これだけ日持ちすれば、作り置きおかずとしても、冷蔵庫に常備できるようにもなります。

特徴的なのは、キャベツは千切りではなく、やや細めのざく切りといった切り方です。味付けは、マヨネーズを使わずに、酢、サラダオイル、塩、そして隠し味に砂糖を使っているということです。日持ちさせるために、マヨネーズをあえて使わずに、サラダオイルでほどよい油分と、砂糖で味に深みをだしています。

たいめいけんのコールスローの作り方

たいめいけんのコールスローレシピです。材料は、キャベツ1/2個、ニンジン1/3本、玉ねぎ1/2個です。味付けの調味料は、酢、サラダオイル、砂糖、塩です。特徴的なキャベツの切り方は、キャベツ1/2個の芯部分を三角にとりのぞいたら、芯部分を手前側ではなく、包丁とは反対側にむけて伏せて置きます。そして、5mm幅くらいに、ざく切りにします。キャベツが長いままですが、そのまま切ったものはボウルに入れます。

玉ねぎは薄くスライスをし、ニンジンも細く千切りにします。玉ねぎとニンジンをキャベツとは別のボウルにいれて、そこに塩をふって軽くもみます。この塩は、玉ねぎの辛味を適度にぬくことと、ニンジンをしんなりとさせるための塩です。そして、ギュッと握るようにして、水分を絞出してから、キャベツのボウルに加えます。

そこに、酢大さじ4、砂糖大さじ1、サラダオイル大さじ5をまわしかけ、塩小さじ1をふって、両手で全体をかるく混ぜるようにします。全体にオイルが行きわたったら、ボウルに大きめにラップをかけて、そこにお皿2枚ほどのせて、冷蔵庫で1時間置きます。これでできあがりです。

先ずマヨネーズを使っていないので、卵成分が傷む心配がありません。マヨネーズを使うのであれば、作り置きしておいたものを、食べる分だけ取り分けて、そこにかけるとよいです。そして、キャベツが千切りではなく、太めで長めの切り方にすることで、水分が出やすくなることを、なるべくおさえています。日持ちするコールスローとして、たいめいけんのレシピも参考にしてください。

コールスローの人気レシピを紹介

コールスローは加熱することもなく、簡単に作ることができる料理だからこそ、レシピもさまざまで、ちょっとした味の工夫でより美味しくすることができます。そこで、人気のあるコールスローの簡単レシピを紹介します。

おもてなしサラダとしても「栗原はるみさんのコールスロー」

人気料理家、栗原はるみさんのコールスローは、あっさりとしていて、サラダのようにパクパクと食べ進めやすく人気のレシピとなっています。洋食メニューだけでなく、和食メニューにもあうので、おすすめコールスローレシピの一つです。キャベツ1/2個、ニンジン1/2本、玉ねぎ1/4個がメインの材料です、調味料は、マヨネーズ大さじ3、酢大さじ2、砂糖、顆粒スープ(洋風)の素、塩こしょうを少々です。

キャベツは少し太めの千切りにします。ニンジンは長さ5cmくらいの千切りにして、玉ねぎは薄くスライスします。ボウルに野菜をいれて、塩小さじ1/2をふって、軽く混ぜて、15分ほど置きます。水分をとるために、キッチンペーパーで包み、手のひらを底にあててポンポンと優しくたたくようにして、自然と下に水を落とすようにします。

調味料を混ぜ合わせて、野菜とさっくりと混ぜてできあがりです。顆粒スープの素は、顆粒状のコンソメで大丈夫です。味はしっかり付いていながら、玉ねぎの辛味が大人向けで、おもてなしにもおすすめの、さっぱりと食べ進められるコールスローです。保存容器にいれて、冷蔵庫で2~3日は日持ちしますが、水分がでてくるので、なるべく早く食べるようにします。

ヨーグルトも使って「ケンタッキー風コールスロー」

ケンタッキーのコールスローも人気があります。味付けのポイントは、ヨーグルトと練乳で、なめらかな酸味と甘さのバランスで、最後にレモン汁をかけることで、口のなかにマヨネーズ風味が残りにくく、ついつい食べ進めてしまう味わいになります。材料は、キャベツは粗くみじん切りにしたもの100g、みじん切りにしたニンジン大さじ3程、みじん切りの玉ねぎ1/2個分、コーン30gです。

調味料は、マヨネーズ大さじ4、牛乳大さじ1、砂糖、練乳、サラダオイル、粉チーズを各小さじ1、塩こしょう、仕上げ用に、レモン汁です。キャベツとニンジンは粗いみじん切りにしたものを、塩をふってもみ、15分ほどおいて、一度全部を冷水にひたしてから、しっかりと水分を絞ります。みじん切りになっているので、手でギュッと握って絞ります。

玉ねぎは、みじん切りにしたものを水にさらして辛味を抜いて、水分を取り除きます。調味料を全部よく混ぜあわせておきます。ボウルに、水気をよくきった野菜をいれて、調味料を加えて混ぜ合わせます。全体が混ざったら、レモン汁を加え、味をみて塩こしょうで整えます。器に盛り付けて、お好みで黒こしょう、パセリで飾ってできあがりです。

クックパッドつくれぽ3000件超え「殿堂入りコールスロー」

人気のレシピ検索サイト「クックパッド」にも、たくさんのコールスローレシピが載っています。その中でも、3000件を超えるつくれぽがあり、殿堂入りのレシピとなったコールスローがあります。材料は、キャベツ150g、コーン1/2缶、ハム4枚、マヨネーズ大さじ2、酢小さじ1、酢小さじ1/2と、シンプルなものです。マヨネーズメインで、子どもでも食べやすい味付けのコールスローです。

レシピは、キャベツはみじん切りにして、塩をふって15分置いて、ギュッと絞ります。ハムは1cmの角切りにします。ボウルに絞ったキャベツ、コーン、ハムをいれて、マヨネーズ、酢、砂糖を加えてよく和えて出来上がりです。マヨネーズに隠し味くらいの砂糖で、ほんのり甘くなります。キャベツをみじん切りにすることで、塩をふってからぎゅっと絞ることができるので、水を出し切ってしまいやすく日持ちもしやすくなります。

もう1つ3000件のつくれぽがある「キャベツとにんじんのコールスローサラダ」は、下味をつけてから、水分をしぼるという作り方のものがあります。キャベツ1/2個とニンジン1/3本は千切りにして、そこに酢大さじ3、砂糖小さじ1、塩小さじ1/2をよく混ぜたものを合わせて、30分ほどおきます。その後、水分をしっかりと絞り、マヨネーズ大さじ4、塩と黒こしょうを合わせたものと和えてできあがりです。

キャベツの代用でも十分美味しい「白菜のコールスロー」

キャベツのコールスローも美味しいですが、キャベツが手に入らない時や、冬に鍋用に白菜を買ったけれど、少し余ったというときに、おすすめなのが「白菜のコールスロー」です。白菜は、キャベツよりも旨み成分が多く、芯の部分は歯ごたえもあって、冬には安く買うこともできるので、食材としてもお得に、美味しく作ることができます。キャベツと同じように簡単に作れて、白菜の方が好きという人もいる人気レシピです。

作り方は、基本のコールスローとほぼ同じです。材料は白菜200g、塩ひとつまみ、調味料として、マヨネーズ大さじ1、砂糖小さじ2、酢小さじ1/2、レモン汁小さじ1/2、コーンです。白菜は、繊維を断つようにきるとシャキシャキとした食感が多く、繊維にそってきるとしんなりとして、やわらかな食感になります。千切りにした白菜は、塩もみをして10分ほどおいて、しっかりと水気をきります。

コーンと調味料をよく混ぜて、そこに水を切った白菜もあわせて、全体を和えたら、できあがりです。白菜の柔らかな葉先は鍋などにつかって、芯などを無駄なく美味しく食べるためにも、白菜のコールスローはおすすめです。

ツナとめんつゆで人気の味「和風コールスロー」

コールスローに、ツナとコーンという人気食材をあわせて、マヨネーズとめんつゆという、失敗のない味の取り合わせで、子どもから大人までモリモリと食べられるコールスローです。材料は、キャベツ3~4枚、コーン大さじ2、ツナ缶1/2缶、マヨネーズ大さじ3、めんつゆ大さじ1、塩、こしょうです。ツナはオイルを切っておきマヨネーズとめんつゆはよく合わせておきます。

キャベツは、少し大き目のみじん切りにして、塩をふってしばらく置いて、水気を絞ります。そこにツナ、コーンとマヨネーズ、めんつゆを合わせたものをよく和えて、塩とこしょうで味をととのえます。簡単な工程でできますが、ポイントとしてキャベツとコーンが同じくらいの大きさになると、食感がよくなります。ゆで卵やトマトを飾って、サラダのようにして、たっぷりと食べることもできるコールスローです。

スパイシーさがキャベツだけでも美味しい「カレー風味コールスロー」

カレーは、子どもにも大人にも人気のメニューですが、コールスローにもカレーの味を加えることで、スパイシーな味わいで、キャベツだけのものでも食べやすいコールスローができます。材料は、キャベツ4枚ほど、マヨネーズ大さじ2、ヨーグルト大さじ2、塩、カレー粉少々です。調味料をボウルにいれて、よく混ぜ合わせます。カレー粉はマヨネーズがほんのりと黄色くなる程度加えますが、こしょうを加えるとより辛みも加わります。

キャベツを千切りにして、調味料のボウルにいれて、しっかりと和えるだけです。酢を加えていませんが、ヨーグルトの酸味があり、マヨネーズのカロリーもおさえつつ、キャベツとしっかりと和えることができます。カレー粉の代わりに、マスタードを加えてもほんのりとした辛みがついて、おつまみ風なコールスローになります。

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コールスローのアレンジやリメイク方法を紹介

簡単に作ることができるコールスローだからこそ、キャベツが安いときにはたくさん作ってしまいがちですが、日持ちしにくいという点があるので、アレンジできるメニューがあると、たすかります。コールスローを使ったリメイク料理や、コールスローの簡単なアレンジを紹介します。

子どもも大好きな「超マックなハンバーガーアレンジ」

ハンバーガーの付け合わせとして、コールスローを売っているファストフード店も多いですが、マックはシンプルなハンバーガーは安くて、子どもにも人気があります。でも、シンプルすぎて、パンにパテ、ソース程度ですが、ここに、コールスローをはさむと、味も食感もワンランクアップするアレンジができます。マックのハンバーガーを買ってきて、市販のコールスローをはさむだけでもよいですし、手作りもできます。

ハンバーガー用のパンと、お弁当用のハンバーグを準備します。パンを少しトーストして、温めたハンバーグをのせ、そこにスライスチーズ、トマト、コールスローをのせて、パンではさみます。これだけで味付けも不要で、ボリュームあるハンバーガーができます。コールスローがあまった時には、子どもとのランチにおすすめの、アレンジメニューです。

味付けで一工夫「残りコールスローを使ったポテトサラダ」

コールスローを一度にたくさん作った時に、翌日に別のサラダにアレンジすることができます。コールスローの主な調味料は、マヨネーズ、酢、砂糖、塩なので、ドレッシングとして、サラダに使うものであれば、どんなものを加えても、失敗が少ないですが、ポテトサラダが特におすすめです。コールスローを多めに作った残りのと、じゃがいも、マヨネーズ、塩こしょうで、ポテトサラダにアレンジリメイクができます。

じゃがいもは皮つきのまま、鍋に水をかぶるくらい入れて、竹串がささるくらいまで茹でます。茹で上がったら、かわをむいて、ボウルにいれて、粗く潰して、粗熱をとります。そこへコールスローをあわせて、よく混ぜます。コールスローから水がでているようであれば、よく絞ってから加えて、マヨネーズと塩こしょうをたして、味を調えるだけです。

じゃがいもは、皮つきのまま茹でたほうが、うま味が逃げず、サラダにしたときにホクホクとした食感も楽しめます。コールスローは日持ちしにくく、翌日には少し水がでていることもあるので、それを切ってから混ぜあわせることで、じゃがいもの食感もそこないません。いつもとは少し違うポテトサラダになります。ポテトサラダに、きゅうりやハムなど入っていれば、彩りもよくなります。

サラダからスープに「コールスローリメイクスープ」

コールスローが少し余った時、冷蔵庫で保存していても、日持ちしにくく2日目、3日目に水っぽくなってきてしまった時に、スープにアレンジすることができます。鍋に湯を沸かして、コンソメやブイヨンなどの顆粒スープを溶かします。そこに、コールスローをよく絞ってから、スープの鍋に加え、2~3分弱火で煮込みます。味を見て、塩こしょうをして、粉チーズを加えて出来上がりです。

コールスローのマヨネーズ味が濃いときには、いちどコールスローをザルにいれて、サッとお湯をかけて、マヨネーズを落としてから加えると、野菜コンソメスープといった味にまとまりやすくなります。耐熱皿に、バゲットを小さく切ったものと、コールスローのリメイクスープ、スライスチーズをのせて、グリルやオーブンで焦げ目をつけると、グラタンスープにもアレンジできます。

カレーにあわせたい「りんごとセロリのシャキシャキコールスロー」

キャベツがなくても、コールスローの味のサラダで、しかも食感がかなりシャキシャキとしたコールスローのアレンジレシピです。材料は、りんご1/2個、セロリ1本、紫キャベツ1/4個、マヨネーズ大さじ3、砂糖小さじ1、酢大さじ2、オリーブオイル少々、塩こしょうです。りんごは皮つきのまま、セロリは筋を取り除いて、細かく切ります。この時に千切りにするよりも、紫キャベツもあわせて、5mm角くらいに切ると食感がよいです。

ボウルにオリーブオイル以外の調味料をいれて、よく混ぜ合わせます。そこに切ったリンゴ、セロリ、紫キャベツを加えて、よく混ぜ合わせます。食べる直前に、オリーブオイルをまわしかけていただきます。キャベツがあまり出回らない季節でも作れるコールスローで、シャキシャキした食感と、色合いもきれいなので、カレーの付け合わせあにもおすすめのアレンジです。

ヘルシーでダイエットにもおすすめ「アジア風コールスロー」

基本のコールスローは、マヨネーズを使いますが、マヨネーズを使わずに、酢とオイルで調味すると、カロリーをひかえめにでき、キャベツをやや太めに切れば、日持ちもしやすい、たいめいけんのようなコールスローができます。材料にパクチーを少し加えることで、アジア風になって、モリモリとたくさん食べられるサラダになります。

材料は、キャベツの千切り1/3個分くらい、ニンジンの千切り1/2本、パクチーのみじん切り、ネギ細切り、ゴマです。レシピは、ボウルにドレッシングを作ります。酢大さじ4、砂糖大さじ1、サラダオイル大さじ1、ごま油小さじ2、塩小さじ1/2をいれて、よく混ぜ合わせます。そこに千切りにしたキャベツ、ニンジン、パクチー、ねぎを加えて和え、冷蔵庫で30分ほど冷やして、仕上げにゴマをふってできあがりです。

手間いらずでできる「切り干し大根入りのコールスロー」

煮物で使うことの多い切り干し大根を、キャベツと一緒にコールスローにすると、歯ごたえもよく、切り干し大根がほどよく、キャベツの水分も吸って日持ちしやすいコールスローが、簡単に作ることができます。材料は、切り干し大根20g、キャベツ2~3枚、味付けとしてマヨネーズ大さじ2、酢大さじ1/2、サラダオイル大さじ1/2、粒マスタード大さじ1/2、塩少々を準備します。

レシピは、切り干し大根はたっぷりの水につけて戻して、水気をぎゅっと絞り、食べやすい長さに切ります。キャベツは細切りにして、塩をふってしばらく置き、しんなりとしたら、キッチンペーパーではさむようにして、水気をとります。味つけの調味料をボウルに入れてよく混ぜ合わせ、そこに切り干し大根、キャベツを加えて混ぜ合わせてできあがりです。粒マスタードもほどよい酸味と辛みでアクセントになる、アレンジです。

コールスローのレシピを参考に美味しい味付けにチャレンジしてみよう!

コールスローは、キャベツがあれば、常備している調味料で簡単に作ることのできるサラダです。基本のレシピをおさえて、日持ちさせたいなら、切り方を大き目にして、マヨネーズをひかえるのがおすすめです。味つけも、定番から、ヘルシーなもの、スパイシーなものと、少し調味料を加えるだけで、アレンジもでき、たくさん作ったらリメイクもできます。お気に入りのコールスローを、みつけてください。

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