2018年09月25日公開
2024年08月06日更新
箱根湯本のそば処を厳選!人気のおすすめそばをランキングで紹介!
箱根の観光の拠点ともなる箱根湯本。箱根湯本だけでなく、箱根の観光スポットではそばを食べられるお店が多数あります。その中から、味はもちろん、お店の雰囲気やサービスなどもあわせて、箱根湯本観光に行ったら、ぜひ立ち寄って欲しいお店を紹介します。箱根湯本駅からすぐ近くのお店から、箱根湯本への行き帰りになるような周辺のお店です。ランキングで20位から1位までありますので、箱根湯本観光でランチにそばをコースに入れてください。
目次
箱根湯本に人気のそば処がたくさんある!
1,200年もの歴史がある箱根は、国内からの観光客はもちろん、海外からの観光客でもにぎわうエリアとなっています。その中の箱根湯本は、箱根の玄関口ともいわれて、箱根にいくつもある温泉の中でも、最も古い温泉地でもあります。古くからある旅館だけでなく、そば店も多数あります。
新宿駅からは箱根湯本まで、小田急ロマンスカーで85分なので、日帰り温泉の利用とあわせてそばを味わうこともできます。また横浜などからドライブとして、ゆっくりと箱根の温泉や観光を楽しみながら、ランチにそばを味わうということもできます。箱根湯本駅近くとその周辺エリアで、おすすめのそば店を20位から1位までランキングで紹介します。
箱根湯本周辺のそば処ランキング20位から16位
箱根湯本周辺のそば店で、口コミの評価ポイントが高いものや、観光案内でおすすめするそば店の中から、ランキングで20店を紹介します。先ずは20位から16位です。
箱根湯本人気ランキング20位:無農薬・無化調「そば処みよし」
北海道産のそばを使い、だしは、もりでは鰹の厚削り、かけ汁は鰹と鯖の合わせ、とどちらも科学調味料を使わず、素材の旨味をだしているそば店が「そば処みよし」です。おすすめは、箱根の山麓豚と野菜を具材にした、温かいつけ汁のもりざるで、わさびとねぎの定番の薬味に加えて、青とうがらしを刻んだものがついてきます。麺は、二八蕎麦ながら色は白に近く、細目ながらもコシがしっかりとあります。
ざるそば720円、おすすめの山麓蕎麦は990円、伊豆の岩海苔をのせた温かいそばは890円、とリーズナブルなものもあります。みそ田楽、揚げ餅おろしといった単品メニューもあります。箱根町元箱根160-90、芦ノ湖の南側の湖畔にあります。11時から15時と昼のみの営業となっています。ホームページには、揚げ餅の小皿をサービスしてくれるクーポンもあります。
箱根湯本人気ランキング19位:開放間を感じるお店「そば処治兵衛」
国産そば粉を使ったそばと、店内の雰囲気で人気がある「そば処治兵衛」です。メニューはご飯ものも含めてたくさんあり、天ざる、鴨せいろ、といった定番のほかに、お味噌汁とお新香がセットになったおにぎりなどがあります。ざるそばは840円、大盛りは1370円、一人前が少な目なので、お腹が空いていれば、冷たいおそばと幕の内弁当がいっしょになった旅篭弁当がおすすめです。
箱根湯本706で、箱根湯本駅から歩いて1~2分と近く、駅近くでお土産も乃屋さんが並んでいる通りにあります。11時から18時までの営業で、木曜定休です。あんみつ、フルーツパフェ、そばしる、和菓子付きのお抹茶といった甘味もあるので、観光の一休みできるお店としても利用できます。
箱根湯本人気ランキング18位:コースもある「竹やぶ」
千葉県の柏に本店がある「竹やぶ」ですが、箱根にも落ち着いた雰囲気と、手打ち蕎麦の美味しさはそのままに、決して目立つ場所にはないながら、落ち着いた空間で繊細なそばを食べられるお店です。そば粉は、契約農家から仕入れたものを使い、田舎そばは石臼で挽いたものを手打ちにしています。そばそのものは、もちっとした食感ながらも喉ごしがよく、香りもあると人気があります。
天婦羅や玉子焼きも美味しいですが、その日に仕込んだ量が終わってしまうと注文できないので、早めの時間に訪問するのがおすすめです。せいろそば、田舎せいろともに1,000円、天ぷらそば2,400円です。旅三昧という、そばがき、せいろ、小盛りのにしんそば、甘味がセットになった3,000のメニューもあります。1人前が少な目なので、そばがきや追加のそばを注文する人も多いです。
箱根町元箱根160-80にあり、11時から18時の営業で、夜は予約のみとなっています。水曜が定休日となっています。庭や店内の雰囲気、美しさもあって、ゆっくりと過ごしたいお店です。
箱根湯本人気ランキング17位:自然を感じるそば「天山湯治郷じねん蕎麦すくも」
「じねん蕎麦すくも」では、そばを打つ時に、温泉を使っています。アルカリ性でやわらかな性質、超軟水の希少な温泉で、そばをうつことで、他のそばとは異なる旨みをひきだしています。店名の「じねん」は「自然」にも由来していて、箱根湯本の清らかな空気、温泉を感じるそば店ということで、名付けられました。
出典: http://tenzan.jp
ざるそば780円、舞茸天の熱もりそば1,000円、秋から冬限定の野生の猪の肉を煮込んだ汁のつけそば、猪ざるが1,300円です。和風造りの落ち着いていて、清潔感のあるお店です。箱根湯本茶屋208、日帰り温泉などがある「天山湯治郷」の中にあります。11時30分から17時までの営業で毎週木曜は定休日です。天気の良い時には、軒下のテラス席でそばをいただくこともできます。
出典: http://tenzan.jp
箱根湯本人気ランキング16位:太めのそばなら「穂し乃庵」
北海道産そば100%で、7:3でつくる田舎蕎麦は太めで、舌にざらっとするような素朴な食感を味わえる「そば処穂し乃庵(ほしのあん)」です。自家菜園の野菜や、地元の旬な山菜、芦ノ湖のワカサギなども使って、季節感あるメニューもあります。おすすめは大名そば1,080円で、鶏肉、山菜、なめこ、かまぼこなどがそばにおっていて、ゆずの香りがする温泉たまごもついています。
ざるそば、ざるうどんにも、御殿場の豆腐の小鉢がついて885円、100円で大盛りもできます。こちらのお店では、あべ鶏という鶏肉を使っていて、そばに合わせるだけでなく、から揚げや焼き鳥も美味しいと人気があります。11時から15時のランチ営業と、17時から20時の夜営業をしていて、木曜定休となっています。箱根町仙石原817-88で、すすき高原をながめながら、食事ができるのも、箱根観光としておすすめです。
箱根湯本周辺のそば処ランキング15位から11位
おすすめランキングの15位から11位です。箱根湯本駅から少し離れるお店もありますが、お土産店などを見ながら、散策をしながら、訪ねてほしいお店です。
箱根湯本人気ランキング15位:文化財で味わえる「暁亭」
明治時代の山形有朋の別邸の一部を、箱根湯本ホテルが現在の箱根湯本に移築した料理店が、「箱根暁亭(あかつきてい)」です。建物そのものも、国の登録有形文化財に指定されていて、中学生以下の子どもは入店ができなくなっています。そばは、隣接している「暁庵(あかつきあん)」で、自家製分したそば粉を、地元の観音沢の名水を加えて打ったそばで、コシが強いのが特徴となっています。
お昼のメニューは1コースのみ、暁そば御膳3,240円です。せいろ蕎麦、天ぷら、焼き味噌、小鉢、香の物、甘味に、そばと同様に名水をつかった暁豆腐がいただけます。風情ある建物の中で、ゆっくりと和の庭園を眺めて味わうことができます。箱根湯本茶屋184、週末の11時30分から14時のみの営業です。箱根湯本駅前の国道を渡ったところから、箱根湯本ホテルなどを巡るバスが1時間に2本でていて、これで行くことができます。
箱根湯本人気ランキング14位:自然薯が自慢の「山そば」
箱根湯本では老舗になる「箱根自然薯山そば」は、店構えも店内も民芸調で、落ち着いた雰囲気のお店です。自慢のそばは、箱根の名水と老舗の技でそばを打ち、そこにたっぷりの自然薯をかけた「とろろそば」です。そばつゆは、3種類のかつお節をブレンドし、箱根の天然水とあわせています。そば、丼ものとも一人前が、多めということでもお腹を満足させてくれます。
ざるそば820円、おすすめの自然薯をのせたとろろそばは、1,180円、上天婦羅そばが1650円となっています。隠れた人気メニューは、つゆも美味しい天丼で1,320円となっています。箱根湯本704、箱根湯本駅から国道1号線を宮ノ下方面へ歩いて2分くらいの場所です。駅に近く、和風なお店ということで、外国からの観光客でもにぎわっているお店です。
箱根湯本人気ランキング13位:囲炉裏端で味わう「桔梗屋」
ざるとろそばが名物になっている、「桔梗屋(ききょうや)」では、囲炉裏もあり、畳の和室もあり、箱根湯本らしく昔ながらの日本家屋でそばを食べられます。上質な大和イモをすりおろしたとろろは、粘りが強く、つゆに溶かすというよりは、かつお節と昆布を使ったそばつゆを加えて、そばと一緒にすすって食べます。玉子が入ったとろろとそばの、ざるとろは900円、温かいそばにとろろをかけたあんかえとろろは960円です。
寒い季節には、入ってすぐにある囲炉裏に火をおこし、そこを囲んでそばをいただくこともできます。炭火のぬくもりを感じながら、温かいそばを食べれば体も芯から温まります。箱根町畑宿172、箱根登山バスの「畑宿」バス停からすぐそばです。11時から16時の昼間のみの営業となっています。
箱根湯本人気ランキング12位:パワースポット近く「滝の茶屋たまだれ庵」
箱根湯本温泉天成園の「滝の茶屋たまだれ庵」は、玉簾(たまだれ)の滝、玉簾神社を巡って一休みできる場所にあります。おすすめは、淡雪とろろそば1,100円で、ふんわりとした口当たりのよいとろろと、多めの九条ネギと合わせていただくそばです。夏場には、テーブルの上で楽しめるそうめん流しも人気で、鹿児島のめんつゆを使い、きりっと冷えたそうめんを味わえます。一人前が463円で二人前から注文できます。
鴨汁つけそばもおすすめで、こだわりの鴨肉に、伊豆産のわさびをつけていただきます。甘味もあり、ソフトクリームやかき氷というものもあるので、日帰り温泉や、縁結び、水の守り神の玉簾神社や、たますだれのように細かく流れ落ちる美しい滝を散策してから、一休みのために立ち寄ることもできるお店です。箱根湯本682、箱根湯本温泉天成園の敷地内にあります。11時30分から17時までの営業となっています。
箱根湯本人気ランキング11位:二種の蕎麦が旨い「手打ち蕎麦彦(げん)」
店主の名前、治彦の彦の音読みから「げん」という店名の、そば店です。蕎麦は2種類で、一つは「彦(げん)」でそばの実を殻ごと石臼で挽いたそば粉を使った野趣に富む二八蕎麦、もう一つは「せいろ」で殻をむいた白いそば粉で香りが高く甘みを感じる九一蕎麦で、どちらも900円です。彦は一日限定15食となっています。長野県の辛味大根をあわせた辛み蕎麦は1,300円、焼き味噌もついた天婦羅セット蕎麦は2,300円です。
こちらのおすすめは鴨汁蕎麦1,800円で、青森県から取り寄せる本鴨のロース肉を使っていて、鴨肉はあまり好まない型でも、ここの鴨肉は美味しいという人もいるほどです。この鴨を使い、ねぎとあわせて焼いた本鴨ロース鉄板焼きの単品メニューもあります。ビールも味わいたい人におすすめは、生ビールセットで1,000円で、生ビールに、焼き味噌、わさび漬け、辛味大根、紅茶鴨スモークのいずれか1品がついてきます。
箱根湯本の茶屋183-1にあり、箱根湯本駅から歩くと15分ほどかかります。11時からの営業で、子どもは入店できないことになっています。蕎麦が売り切れると早くに閉店してしまう日もあります。月曜、火曜が定休で、週末も営業していますが、早目に訪問した方がよいお店です。
箱根湯本周辺のそば処ランキング10位から6位
箱根湯本周辺でのおすすめの人気そば店のランキング10位から6位です。そばの香り、のどごしも堪能できます。家族でも行きやすいお店もあるので、家族旅行の参考にもしてください。
箱根湯本人気ランキング10位:辛めのそばつゆに二八蕎麦「そば処奈可むら」
北海道の中でも極寒の地区の生産者と契約栽培した玄蕎麦を使った、二八そばを食べられるのが「そば処奈可むら(なかむら)」です。香りがよいそばをひきたてる汁は、だしをとってから寝かせるなどして3日をかけてつくるそばつゆです。おすすめは、天せいろで、天ぷらは大ぶりなエビが2本、穴子、季節の野菜などと多めの盛り合わせになっていて、1,850円です。せいろは800円、鴨せいろは1,800円です。
冬は冷え込む箱根湯本で、お昼におすすめは鍋焼きうどんで、こちらにも大ぶりなエビがはいり、野菜、卵もはいって栄養もたっぷりと、体の中から温まります。また季節によって、竹の子、山菜、きのこなどをつかったそばもメニューに並びます。ご飯ものや、酒の肴になる、山芋磯部揚げ、焼き鳥、鴨焼きなどの単品メニューもあります。
箱根町の二ノ平1204、箱根彫刻の森駅からすぐそばにあります。11時から19時の営業で、木曜日が定休です。箱根湯本駅から彫刻の森へ移動して、美術館を見る前後の食事処としてもおすすめのお店です。
箱根湯本人気ランキング9位:かまぼこと合わせて「千世倭摟そば美蔵」
箱根湯本観光に行く前後、箱根の入り口にあたる風祭駅近く、西湘バイパス箱根口の近くに、鈴廣かまぼこの里があります。ここには、かまぼこ博物館や、鈴廣かまぼこの本店などがありますが、千世倭摟(ちょうわろう)という日本の伝統建築で造られたエリアがあります。ここには、割烹や茶房とともに、そばを味わえる「美倉(みくら)」があり、箱根湯本周辺でおすすめのそば店です。
美倉のそばは、北海道産そば粉を、箱根百年水という名水を使って打ち、風味と香りのよいそばです。ざるは、更科系の白いそばと、甘皮粉を引き込んだ田舎そばの2種類があります。つゆはまろやかな味わいでだしを感じるものです。おすすめは、かまぼこかき揚げそばで、かまぼこを小さく切ったものがかき揚げに加えられていて、もちっとした弾力のある食感を楽しめます。
また鈴廣ならではの板わさも、箱根と箱根湯本観光では外せません。ざるは800円、かまぼこかき揚げ付きのそばは1,500円です。お店は、広い土蔵の中に漆塗りの柱が重厚感があり、大勢のグループで利用しやすくなっているので、箱根湯本の行き帰りに車でも電車でも立ち寄りやすい場所にあります。小田原市風祭50、平日は11時から17時、土日祝日は19時まで営業しているので箱根湯本からの帰りの夕食にも利用できます。
箱根湯本人気ランキング8位:そばの実がゆも美味しい「春本」
箱根湯本から足をのばして、彫刻の森、強羅へと向かうなら、強羅駅の近くにあるそば店「春本」がおすすめです。ここではそばの香りをたっぷりと堪能することができます。おすすめは、そばセットでBセットは1,200円でざるそばと、そばの実がゆ、AセットになるとBセットにそばの実ぜんざいまでついて1,500円です。そばは手打ちで香りがするのはもちろんですが、そばの実がゆを気に入るお客様が多くいます。
年配な方たちが手作りの食事をだしていて、シンプルでお粥には山の山菜なども少し入りますが、シンプルな味わいで、そば好きにはおすすめの一品です。ぜんざいも甘すぎずに、ほっとするような味わいです。箱根町強羅1300-262、11時から16時ころまで営業していますが、そばが売り切れてしまうと、早めに閉店してしまいます。木曜日が定休となっています。箱根湯本からも少し足をのばして、ほっとするそばを味わえます。
箱根湯本人気ランキング7位:隠れ家で味わう「杣の栖(そまのすみか)」
箱根湯本駅の次の塔ノ沢駅近くにある、「杣の栖(そまのすみか)」は、緑に囲まれた林の中にあります。駐車場からお店たどり着くまでには、少し階段をのぼって、木々に囲まれた小径を歩き、その先にひっそりと隠れ家のように、たたずんでいます。手打ちそばに、かつお節、サバ節、利尻昆布のだしが効いたつゆとあわせていただきます。
メニューの品数は限られていて、ざるそば918円、とろろそば、1,404円、季節の天ざる1,944円です。おすすめは天ざるで、季節の野菜やエビが盛り合わせになっていて、天ぷらの揚げ具合も絶妙で、そばとよく合います。また竹を割った器にそばが盛り付けられて、季節の野花などがあしらってあり、静かな森の中の隠れ家といった雰囲気も堪能できます。
箱根町塔之澤60、塔ノ沢駅から歩いて5分ほどです。11時30分から15時の営業ですが、そばや食材が売り切れてしまうと、早じまいすることもあります。天気がよければ、テラス席で、自然の風を感じながら味わうこともできます。箱根湯本からも近いので、ちょっとした山道を歩ける靴を履いて、訪ねて欲しいそば店です。
箱根湯本人気ランキング6位:懐石で味わうそば「つつじの茶屋」
箱根湯本から芦ノ湖方面への観光で、落ち着いた雰囲気で、サービスとあわせて食事を楽しみたいなら「つつじの茶屋」がおすすめです。箱根で人気の山のホテルのレストランの1つでもあって、ランチだけの利用もできます。彩り豊かな季節の食材を、美しく盛り付けた懐石料理で、丼と八寸、香の物と赤出汁の行楽御膳2,376円といったものから、秋のミニ懐石5,702円といったメニューがあります。
そばを味わいたいなら季節の御膳3,326円で、八寸、握り寿司、天ぷら、水菓子にそばかうどんを選んでいただくことができます。見た目でも楽しめる八寸からはじまり、そばと天ぷらをいただき、お寿司を少し合わせてあることで、満腹感も得られます。元箱根80、芦ノ湖畔にある小田急山のホテルにあります。ランチは11時30分から14時、ディナーの利用もできます。
箱根湯本周辺のそば処ランキング5位から1位
箱根湯本の周辺で、おすすめの人気そば店ランキングの5位から1位です。そばの味だけでなく、サービスもよく、個性のあるそばを味わうことができます。こちらのお店を目当てに、箱根湯本へ出かけるというのもおすすめです。
箱根湯本人気ランキング5位:全てが無農薬「喜楽荘」
箱根湯本から強羅に足を運ぶなら、おすすめなのが「純手打そば喜楽荘(きらくそう)」です。そばだけでなく、そばに使う薬味もすべて店主自らが足を運んで、無農薬栽培のものを納得したものを契約農家から取り寄せています。おすすめメニューは喜楽三昧1,950円で、手打ちそばに、そばつゆだけでなく、からみ大根のしぼり汁、クルミをすり鉢ですったところにつゆをくわえるくるみ汁で、3種の味を楽しめます。
わさびは箱根山麓のものを自分ですりおろし、からみ大根のしぼり汁には、信州味噌をとかして食べます。季節にもよりますが、からみ大根がより辛味を増す、冬にはそばつゆとはまた違った味わいを堪能できます。またくるみ汁のくるみも、小さなすり鉢で自分ですりおろしますが、細かくしたほうが、つゆともなじみやすく、そばにもからんで美味しくいただけます。
箱根町強羅1300-10、強羅駅から歩いて2~3分の場所にあります。火曜日と第2第4水曜日が定休日となっています。11時30分から営業していますが、観光客が多いシーズンには14時くらいに売り切れることもあるので、早めの時間に訪問するのがおすすめです。そば好きであれば、箱根湯本から足をのばして、めずらしいからみ汁、くるみ汁も味わってみてください。
箱根湯本人気ランキング4位:家族で楽しめる「囲炉裏茶寮八里」
箱根湯本駅と塔ノ沢駅の中間にある、大きな日帰り温泉「箱根湯寮」の中にある、食事処「囲炉裏茶寮八里(いろりさりょうはちり)」が、箱根湯本周辺でのおすすめそばの人気ランキング第4位です。そばだけでなく、囲炉裏を囲んだコース料理2900円~が名物となっていて、季節の野菜や、魚、肉などを炭火で焼いて味わうことができます。
蕎麦は、ざるそば850園からあり、鰊そば1,300円、天ぷらそば1,500円、季節ごとの変わりそばもあります。梅おろしや坦々そばなどがあり、味付けは子どもでも食べやすいようになっています。そばそのものは、みずみずしさがあり、箱根湯本の温泉で温まった体にスルスルと入りやすい味わいになっています。単品で囲炉裏で焼く魚の塩焼きやつまみメニューなども充実しています。
出典: https://retty.me
箱根町塔之澤4、箱根湯寮内にあります。平日は11時から21時まで、土日休日は22時までの営業となっています。箱根湯本駅から、無料の送迎バスが15分おきに出ているので、日帰り温泉で癒されて、そばを食べながらアルコールも味わえます。ファミリーでも、安心して食事のできるお店です。
箱根湯本人気ランキング3位:そばの実も堪能「箱根暁庵」
人気ランキング15位で紹介した「暁亭」の隣にあり、自家製分したそば粉を、地元の観音沢の名水を加えて打ったそばで、コシが強いそばを食べられる「箱根暁庵(あかつきあん)本店」です。こちらのお店は、観光で訪ねても子どもから入ることができる、気軽な蕎麦店で、箱根湯本ホテルが運営しているので、サービスも丁寧なお店です。
おすすめのメニューは蕎麦セットで、せいろかかけそば、暁豆腐、焼き味噌、香の物、甘味がセットになって1,600円とお得なものになっています。そば味噌はもちろん、こだわりの材料のそばの実が入っていますが、甘味のパウンドケーキにも、そば粉を使い、そばの実の食感もあります。せいろは850円、天ぷらせいろは1,900円です。お土産用にそば粉のパウンドケーキも販売されています。
焼杉をつかった、山の中の庵のような建物で、暁亭の門をくぐらずに、となりの小路を進みます。箱根町湯本茶屋182-7、箱根登山バスのバス停「台の茶屋」を下車して5分ほど歩くとあります。11時半から16時までの営業で、水曜日が定休です。
箱根湯本人気ランキング2位:大正ロマンを感じる「蕎麦貴賓館」
箱根湯本の名所ともなっている、箱根小涌園のホテル「天悠(てんゆう)」にある、そば店が「蕎麦貴賓館(きひんかん)」箱根湯本周辺の人気ランキング第2位です。1918年大正7年に、男爵の別館として建てられた国登録有形文化財の建物で、そばを味わうことができます。
そばは、北海道産の石臼挽きのそば粉を使い、のどごしが良く、豊かな風味が口にひろがります。冷蕎麦は1,860円、箱根山天ざる2,220円、甘城軍鶏の南蛮蕎麦2,670円など、そばメニューがいろいろとあります。大文字会席3,950円は、先付けから始まり、小鉢、甘城軍鶏のスープ、軍鶏とネギの炒め煮、サラダとあって、そばがあり、しめにはわらび餅などの甘味まで味わえます。
箱根湯本周辺に宿泊するなら、こちらの大正ロマンを感じる建物内でゆっくりと夕食をいただくこともできます。予約をしての会席になりますが、山の幸、海の幸などの前半が終わると、しのぎとして、鴨せいろそばがでてきます。後半には、天ぷらやばらちらし寿司などがあります。
箱根二ノ平1297、箱根ホテル小涌園のエリア内になります。貴賓館には芸術蔵もあり、日本画を代表する巨匠の作品を鑑賞することもできます。ランチ営業は11時から15時の営業です。箱根湯本へ、記念日などの旅行なら天悠のデイユースプランもあわせると、ちょっと贅沢な箱根湯本旅行と、温泉、そばを堪能できます。
箱根湯本人気ランキング1位:自然薯と地卵を使ったそば「はつ花」
箱根湯本周辺のそば店で、人気ランキング第1位は「箱根湯本はつ花(はつはな)」です。創業は1934年(昭和9年)と、箱根湯本では老舗になるお店でもあり、戦争に一時休業したことはありますが、新館をオープンさせ、本店もリニューアルしたりと歴史を刻んでいるお店です。
特徴的なのは、箱根湯本では珍しく、つなぎに小麦粉を使わずに、箱根山中から掘り出す自然薯を使っい、水を使わないかわりに、卵と合わせてそばを打っています。戦後の食材が少ない時に、当時の店主が考えたそばの打ち方で、つなぎの自然薯が働き、時間がたってものびにくいということで、箱根湯本のお土産としてもおすすめです。
そばの味を堪能するなら、せいろそば1,200円がおすすめで、そば、自然薯山掛け、薬味がセットになっています。自然薯をつかったそばを、自然薯にからめていただくと、自然の豊かな味わいを感じられます。温かい山かけそば1,000円、天ざるそば1,600円などがあります。
箱根湯本に、本店と新館があり、どちらもサービスもよく人気のそば店です。本店は箱根湯本635、そこから100mほど離れた新館は、箱根湯本474で弥栄橋のそばにあります。どちらも落ち着いた和の雰囲気で、ゆっくりとそばを味わうことができます。10時から夜7時まで営業しているので、箱根湯本観光をして、帰り際に立ち寄ることもできます。
箱根に美味しいそば処が多いのはどうして?
箱根湯本をはじめ、箱根では、信州や北海道のようにそばの実を広いエリアで栽培しているわけではありあませんが、そばのお店が多くあります。それには、箱根に湧き出る名水の力が原因となっています。そばは、そばの実をひいた粉と水をあわせて打つだけでもあり、そばのつゆも出汁となるかつお節などの他にも水が大切で、そばを食べる時には水の役割が重要になります。
富士五湖にも近く、山々に囲まれた箱根ならではの名水が資源として豊富にあり、温泉も同じようにたくさんあります。そんおおかげで箱根湯本のような、温泉もあり、そばも美味しい場所ができました。昔は、山あいの地域なので、海産物も手に入りにくく、広い畑を耕しにくくという農作物の栽培にも不向きと考えられた場所だからこそ、山菜などとあわせるそばが定着したともいえます。
名水に囲まれた箱根湯本でそばを味わおう!
箱根は温泉も豊富にあり、名水も湧き出すところでもあります。その名水でそばを打った美味しいそばを、たべられるお店が多数あります。箱根の山で獲れる自然薯や山菜と合わせたり、伝統的な建物で雰囲気も味わえる、箱根ならではのそばにも出会えます。箱根湯本に行くことがあったら、ぜひおすすめ人気ランキングを参考にして、そば店に立ち寄ってください。