2018年09月14日公開
2024年08月04日更新
ホットケーキを炊飯器で作るレシピが大人気!焼き時間とふわふわに仕上げるコツ
家庭でホットケーキを焼く時に何を使用しますか?家庭ではホットプレートやフライパンを使うことが一般的です。しかしホットケーキを焼くのは難しいのが欠点です。お店で提供されているような厚焼きのふわふわホットケーキを家庭で作る方法があります。それは炊飯器を利用することです。水分を逃がさず、釜を利用しているためふわふわの厚焼きホットケーキを簡単に作ることができます。炊飯器を使ったホットケーキのレシピを紹介します。またホットケーキのアレンジレシピも紹介します。
目次
ホットケーキを炊飯器で作るとふわふわに仕上がる!
子供に大人気のおやつであるとともに、軽食として大人にも人気のあるレシピがホットケーキです。市販のホットケーキミックスを使って、材料を混ぜ合わせてあとは焼くだけという簡単なレシピであることもホットケーキの人気を高めています。しかしホットケーキを上手に作ろうとしてもなかなかうまくいかない経験はお持ちでないでしょうか?ホットケーキミックスのパッケージや雑誌の写真のようなホットケーキは簡単ではありません。
ホットケーキは焼き上げるのが一番肝心な作業です。家庭ではフライパンやホットプレートを使ってホットケーキを焼くのが一般的ですが、火力の調整がとても難しいのです。フライパンで作ると弱火で作ったつもりでも焦げてしまったり、中までちゃんと火が通っていなかったり失敗するケースが多いのです。ホットプレートでも焼きムラなどができてしまうことがあります。この理由は火力が均一でないから生じます。
火力や中まで火を通すことに注力すると弱火になったり、薄めのホットケーキを作りがちになります。これではふわふわの本来食べたいホットケーキには仕上がってくれません。そこでおすすめするのが炊飯器です。炊飯器はごはんを炊くための道具ですが、実はホットケーキ作りにも活用することができます。あのホットケーキミックスのパッケージのようなふわふわのホットケーキを意図も簡単に作れてしまうのです。
魔法の裏技でもあるホットケーキを炊飯器で作るレシピを紹介します。今まで苦労してきたホットケーキ作りがとても簡単にそして上手に失敗なしに作ることができます。そして炊飯器を使って焼き上げるホットケーキのアレンジレシピも紹介します。栄養満点のホットケーキからダイエット中の人におすすめのカロリー控えのホットケーキまで様々なアレンジホットケーキレシピを紹介します。ぜひ、お試しください。
ホットケーキを炊飯器で作る大人気レシピを紹介
炊飯器で簡単にできるので子供と一緒に作れる!
ホットケーキの一般的な作り方はとても簡単です。市販のホットケーキミックスに牛乳や卵などを入れてかき混ぜるだけです。あとは焼くだけの工程です。子供のおやつとして人気であるため、本来子供に作らせて料理を覚えさせることもできますが、火を使うためまだ経験の浅い子供にホットケーキを焼くことを教えるのは難しいのが現実です。また、火加減は大人でも四苦八苦するため子供に任せてしまうのも躊躇してしまいます。
しかし炊飯器を活用したホットケーキのレシピは火を使う工程がありません。火を使う工程は炊飯器が内部で自動で行ってくれるため、危険な火を使う工程が実質上ありません。そのため子供と一緒に楽しくホットケーキ作りを行うことができます。火加減などに悩むことなく、簡単にふわふわのホットケーキを完成させることができるため、ホットケーキが焼きあがった時の喜びも一入です。ホットケーキ作りで楽しい時間を過ごせます。
炊飯器で作るふわふわホットケーキの作り方
ホットプレートで作るホットケーキは高さを高くすることができない為、どうしても薄いホットケーキになってしまいます。フライパンでホットケーキを作ろうろすると火力の調整がとても難しく、表面が焦げてしまったり、中までしっかりと火が通らないなどの失敗要因になります。厚焼きのふわふわホットケーキを作るにはどうしたらいいのでしょうか?炊飯器を使うことで厚焼きのふわふわホットケーキを失敗せずに簡単に作れます。
炊飯器を使ったホットケーキのレシピを紹介します。今回は一般的な家庭にある5合炊きの炊飯器を使用したレシピを紹介します。まずホットケーキミックスと材料を準備します。ホットケーキミックスのパッケージに書かれてある通り、卵と牛乳を準備します。バターやメープルシロップも準備します。ホットケーキミックスの中にメープルシロップを同封しているケースもあります。それを活用して構いません。
出典: http://flyat.jp
最初にホットケーキミックスと卵、そして牛乳をボウルで混ぜますが、炊飯器で焼く為、最初から炊飯器の釜を使用して混ぜ合わせます。泡だて器を使用してしっかりと混ぜ合わせます。混ぜ終わったら、釜を軽くたたいて空気を抜きます。次に炊飯器でご飯を炊く要領と同じく炊飯器の炊飯ボタンを押して焼き始めます。焼きあがる時間がポイントです。炊飯器によって火力や炊飯能力が異なるため、一概に何分という時間はありません。
もともと炊飯器はご飯を炊くための道具として開発、販売されているため、ホットケーキの焼き時間が取り扱い説明書に記載されてはいません。そのため、最初のころは適度にホットケーキの焼き具合を目で確認することが必要になります。何度もホットケーキを作れば、そのうち焼き時間の感覚を掴めるようになります。焼き具合の確認は、炊飯ボタンを解除して保温ボタンにしたのち、ホットケーキに中央に竹串を刺して確認します。
生の生地が竹串にくっついてくるような状態であれば、まだ内部は生のままです。これを10分おき程度に繰り返します。そして竹串に生地がついてこなくなったら完成です。竹串はホットケーキを取り出すときにも活用します。炊飯器の釜にホットケーキが完全にくっついてしまっている状態であるため、釜の縁に沿って竹串でホットケーキを釜から切り離します。そして釜をひっくり返しホットケーキを取り出します。
ホットケーキをカットして上にバターやメープルシロップをかければ厚焼きホットケーキの完成です。フライパンやホットプレートでは作ることができない厚焼きのホットケーキが簡単に作れます。焦げ目もなく均一に火が通っているため、表面もきれいに焼きあがります。炊飯器は米を均一に炊き上げるための工夫がなされています。火の通りを工夫しているためムラが起きにくく焦げにくいという特徴を持っています。
炊飯器の中には早炊きコースを機能として持っているケースがあります。もし早炊き機能があるのであれば、ホットケーキを作るには早炊きがおすすめです。通常より火力を強く早く火が通るような設定です。ホットケーキは一気に焼き上げるほうがふわふわ感を出すことができます。ふわふわ感は水分と空気です。炊飯器はフライパンと異なり水分と空気を閉じ込めて調理するため、他にはないふわふわ感を出すことができるのです。
ホットケーキを炊飯器で作る時の焼き時間やコツについて
ホットケーキが焼けるかを事前に確認しよう
炊飯器でホットケーキを作る方法はとても簡単で失敗しにくいため人気の方法ですが、すべての炊飯器でホットケーキを作れるわけではありません。最近の炊飯器はごはんを美味しく炊き上げるかに工夫を凝らしています。そのためその機能がホットケーキにそぐわない可能性もあるのです。炊飯器の取扱説明書をまず読むことをおすすめします。ケーキを焼くことができる炊飯器もあります。そのような場合には問題ありません。
中にはお米を炊く以外の使用はしないでください。と書かれている炊飯器もあります。この場合には、ホットケーキをうまく作れない可能性があるため、諦めるのが無難です。IH圧力式の炊飯器は今人気のモデルです。圧力をかけてお米をふっくらと仕上げてくれる機能を持っていますが、ホットケーキには向きません。もちろんIH圧力式でもケーキを焼くことを可能としているモデルも存在し、その場合はOKです。
また、炊飯器にヒートセンサーがついているモデルも最近の主流です。これはお米を炊いているときの温度管理を行うもので、高温になり過ぎると自動で温度制御する機能です。お米を炊くためには必要な機能ですが、ホットケーキを焼く時には逆に温度を上げることができず、ホットケーキが焼きあがらなくなってしまいます。そのためヒートセンサー付きの炊飯器でもうまくできないことがあります。
どの炊飯器がホットケーキ作りに適しているのかは、実際にホットケーキを焼いてみないとわかりません。そのため、初めて挑戦するときにはホットケーキを失敗覚悟で一度作ってみることしか方法はありません。もちろん、炊飯器だけが理由ではなく、ホットケーキの生地がしっかりと混ざっていなかったなどの理由で、上手に焼きあがらないケースもあるため、作る前にしっかりと生地の状態も確認しておくことが大事です。
内釜に生地がくっつくのを防ぐには?
炊飯器でホットケーキを作る際に、一番困るのが焼きあがった時の取り出し方です。釜にホットケーキがくっついてしまうケースがあります。釜によっては表面に見えない凹凸を作っており、くっつきにくい加工を施している製品もありますが、炊飯器の価格も高価な高級品です。そのため、一般的には炊飯器の釜の内部にくっつかないように工夫をする必要があります。一番お手軽な方法は釜の表面にバターを塗ることです。
釜の表面にバターを塗ることで取り出しやすくなります。しかしバターがホットケーキに溶けだしてバター味になることと、バターはカロリーが高いため、カロリーを抑えたホットケーキを作りたいと考えている人には不向きです。そこでクッキングシートを利用する方法をおすすめします。クッキングシートを使う際の注意点は耐熱温度の確認です。一般的なクッキングシートの耐熱温度は高めに作られています。
炊飯器の内部温度は100度程度なのでオーブンで使うことができるクッキングシートであれば、何の問題もなく使用できます。クッキングシートを使うことで釜の底面にくっつくことを防ぐことができるため、重宝します。まず、底面の大きさにクッキングシートをカットして敷きます。次に側面ですが、釜の半分程度の高さになるようにクッキングシートを設置します。そしてこの中にホットケーキの生地を上手に流し込みます。
そしてさらに底面に敷いたクッキングシートに対角線上に切れ込みを入れておくとくっつきにくさが倍増します。ぜひお試しください。バターを塗る方法もクッキングシートを利用する方法もくっつく心配をせずに炊飯器でホットケーキを焼き上げることができますが、ホットケーキの生地を釜で作れない欠点があります。ボウルなど別の容器でホットケーキミックスを作る必要があります。
炊飯器の焼き時間の目安は?
炊飯器でホットケーキを作る際の焼き時間は一概には何分と言えないのが実情です。もともと炊飯器はホットケーキを焼くための道具でない為です。炊飯器によって火力の違いや温度管理の方法が異なります。ホットケーキの生地の量によっても焼き時間は異なります。30分の時間で出来上がってしまうこともあれば、1時間程度時間を要するケースもあります。ベストな焼き時間は実際に作ってみる必要がありますが、目安は1時間です。
ホットケーキを炊飯器で作るアレンジレレシピ
ホットケーキは市販のホットケーキミックスに卵と牛乳を入れて生地を作り、焼くだけの簡単レシピです。そのためアレンジしやすいのが特徴です。炊飯器で作るホットケーキはふわふわの厚焼きであるため、アレンジレシピの幅も広がります。炊飯器で作るアレンジレシピを紹介します。どれも作り方はとても簡単で人気のあるレシピなので、ぜひチャレンジしてみてください。
材料があればすぐ作れる!「炊飯器でガトーショコラ風」
軽い口あたりが魅力の人気のガトーショコラをホットケーキミックスで作るレシピを紹介します。出来上がったときに表面がざっくり割れるようにするのは難しいのですが、炊飯器で作ると簡単に作ることができます。用意するのはホットケーキミックスとミルクチョコレートと牛乳です。ミルクチョコレートは湯煎もしくは電子レンジで完全に溶かしておきます。溶けたミルクチョコレートに牛乳を加えていきます。
さらにホットケーキミックスを加えて粉っぽさがなくなるまでかき混ぜます。生地はこれで完成です。あとは炊飯器の釜に生地を入れて炊飯器のスイッチを押すだけです。完成まで目安の時間は1時間程度ですが、時より竹串で焼き上がりを完成することをおすすめします。炊飯器から取り出し、最後に粉砂糖を振りかければガトーショコラ風のホットケーキが完成です。チョコレートの甘い風味が魅力のレシピです。
ヘルシーおやつ「ホットケーキMIXとおからの炊飯器ケーキ」
健康食品と人気のあるおからを使ったホットケーキを炊飯器で作るレシピです。ホットケーキミックスに牛乳と卵を入れる工程までは同じですが、さらにおからを入れます。ホットケーキミックスと同じくらいの量のおからを入れるのがベストな分量です。そのまま炊飯器の釜に生地を入れて炊飯器のスイッチを押します。おおよそ1時間で完成です。ソースや青のりをかけて和風にすると一層おいしくなります。
おからの味が際立っているため、ヘルシーなおやつとして食べることもできますが、ごはんのおかずとしても食卓に出せるレシピです。ホットケーキの甘さが足りないと思う人は砂糖を加えても構いません。せっかくのヘルシー料理ですのでできれば砂糖を別に入れないのがおすすめです。おやつとして単独で食べてもおかずとしても使えるレシピです。ごはんのおかずに悩んでいるときにぜひご利用ください。
アレルギー対応「卵なし!炊飯器でさつまいもホットケーキ」
単独で食べてもおいしいさつまいもをホットケーキに入れたさつまいもホットケーキのレシピを紹介します。ホクホクした食感が人気のレシピです。炊飯器で作ればさつまいもホットケーキも簡単にできます。ホットケーキミックスに牛乳を入れた生地にさつまいもを入れます。さつまいもの下ごしらえはサイコロ状にカットして水に浸します。水を切ったあと、ラップをかけて電子レンジを使って5分加熱します。
ポイントはさつまいもは少しだけ柔らかくすることです。ホットケーキを焼くとちょうどよい固さになるように調整します。炊飯器の釜にホットケーキの生地にさつまいもを混ぜ合わせたものを入れて炊飯器のスイッチを入れます。完成まで約1時間かかります。ポイントは卵を入れないことです。卵を入れなくてもさつまいもが入っているため、ちょうどよいのです。卵アレルギーの人も安心して食べることができるレシピです。
アレンジホットケーキの定番「バナナホットケーキ」
ホットケーキのアレンジレシピの代表格といえば、バナナホットケーキです。子供にも大人気のレシピです。仕上げにチョコソースをかければ、ホットケーキをスイーツとさせることもできます。ホットケーキミックスに牛乳、卵の他、バナナとミルクチョコレートを準備します。バナナは1センチ程度の輪切りにして溶かしたバターと砂糖と一緒に絡めます。炊飯器の釜の最下段に敷き詰めます。その上にホットケーキミックスをかけます。
バナナとホットケーキミックスを何層かに重ねて一番上はホットケーキミックスになるようにします。そして炊飯器のスイッチを入れます。約1時間が完成までの目安です。ミルクチョコレートは湯煎か電子レンジで完全に溶かしておきます。ホットケーキを取り出した上にミルクチョコレートをかければ、定番の人気のバナナホットケーキの完成です。紅茶の葉を生地に入れると大人の風味に仕上げることができます。
甘さ控えめ「アップルジンジャーホットケーキ」
いつもと違うホットケーキを食べたいと思ったらおすすめなレシピがアップルジンジャーホットケーキです。甘さは控えめでしょうがの香りが効いているレシピです。大人のおやつや軽食として人気です。リンゴの下ごしらえは薄くスライスしてレンジで軽く加熱しておきます。ジンジャーは顆粒ジンジャーを使用すると簡単です。ホットケーキミックスに牛乳と卵、そしてはちみつ、顆粒ジンジャーを入れて混ぜます。
炊飯器の釜にスライスしたリンゴを並べます。その上にホットケーキの生地を流し込みます。あとは炊飯器のスイッチを入れるのみです。リンゴの焼きあがる香ばしい香りがたまらない一品です。ホットケーキの上からホイップクリームをかければ来客用のお菓子としても利用できます。熱いうちに食べるだけなく冷めてからでもおいしいため、作り置きしておくことも可能なレシピです。
大人のホットケーキの定番「ホワイトチョコの抹茶ホットケーキ」
大人のお菓子に使われる素材の代表格として人気なのが抹茶です。抹茶はアイスクリームなどにも利用され、アレンジお菓子にはよく利用されます。今回はありきたりの抹茶だけでなくホワイトチョコを使って食感と甘さをコントロールしたレシピを紹介します。ホットケーキミックスに牛乳と卵を入れ、さらに抹茶を入れます。そして細かく砕いたホワイトチョコも一緒に混ぜ合わせます。食感がわかる程度の大きさがベストです。
あとは炊飯器のスイッチを入れるだけです。約1時間経過すれば完成です。抹茶ホットーケーキはコーヒーや紅茶と一緒に召し上がることもできますが、日本茶にもよく合います。抹茶ホットケーキと抹茶という組み合わせも素敵です。ホットケーキに入れる抹茶の量はお好みですが、大さじ3杯程度の量がベストです。生地の段階では少し色が薄いと感じるかもしれませんが、焼き上げると見事な抹茶色に変化します。
ホットケーキを炊飯器で手軽に作ってみよう!
ホットケーキは子供だけでなく大人にも人気のレシピです。市販のホットケーキミックスを使えば、牛乳と卵さえあれば簡単にできてしまう手軽さが人気の秘密です。おやつにも軽食にも最適なメニューです。しかしホットケーキをパッケージの写真のように厚焼きふわふわに仕上げるのは至難の業です。家庭では一般的にホットケーキを作る際、ホットプレートかフライパンを使用します。
ホットプレートの場合、厚焼きにすることが難しく、フライパンでは火加減が難しく簡単に焦げてしまうなど失敗しやすいのです。また焼く時は焦げるのを防止するため弱火で焼くため、焼いている最中に水分がどんどん失われてふわふわ感に仕上げりにくいのです。そこでおすすめなのが炊飯器です。炊飯器は高温で一気に焼きあげる事と、釜を利用して焼くためふわふわのホットケーキを簡単に作ることができます。
すべての炊飯器がホットケーキに対応しているわけではないのが唯一の欠点ですが、家庭でも店で提供されるようなふわふわのホットケーキを作ることができます。またシンプルな作り方であるためレシピをアレンジしやすいという特徴もあります。オリジナルのホットケーキを炊飯器で作ってみませんか?生地を作ってあとは炊飯器のスイッチを入れるだけの手軽さです。ぜひ一度おためしください。