2018年09月12日公開
2024年08月04日更新
ホットケーキミックスでふわふわパンケーキ!作り方とコツも紹介!
ホットケーキミックスを使っても簡単にふわふわのパンケーキが作れるとして話題になっていますが、果たして本当でしょうか?パンケーキミックスを使ってしまうと美味しいふわふわのパンケーキは作れないようなイメージもあるものですが、ちょっとした美味しく作るためのコツ・裏技の作り方というものがあるようです。今回は、そんなホットケーキミックスで作るふわふわパンケーキについて掘り下げていきます。
目次
ホットケーキミックスでふわふわパンケーキを作りたい
家でパンケーキを作るときに多くの人が使うことになるホットケーキミックスですが、そんなホットケーキミックスを使った作り方では、なかなかふわふわ食感のパンケーキに仕上がらないというケースは多いようです。しかし、ホットケーキミックスを使ってもコツをおさえた作り方を実践すれば、パンケーキはふわふわに仕上がるようです。
今回は、そんなホットケーキミックスを使用したふわふわパンケーキの作り方やコツ、そして裏技レシピなどもチェックしていきます。基本となる作り方をマスターすれば時短で色々なバリエーションを楽しめると話題ですから、まずは基本となる作り方をおさえた上で、変わり種や裏技のレシピやトッピングでもふわふわパンケーキを楽しんでください。
ホットケーキミックスを使ったふわふわパンケーキの作り方解説
ホットケーキミックスを使ってもなかなか美味しくふわふわなパンケーキが作れないという場合も多いようですが、実はパンケーキは家でも美味しくふわふわなものを作れるようです。まだまだブームとなっており専門店では行列ができることも多いですが、そんな専門店の質感を出すためにホットケーキミックスの使い方をマスターしましょう。
専門店で大人気!ふわふわのパンケーキ
パンケーキは2010年代のスイーツ事情・カフェ事情を語る上では欠かせない存在であり、今もなおブームは絶えず行列のできる人気店というのは多く存在するものです。元々はハワイなどで大人気のパンケーキですが、現在人気のパンケーキはそのような流れを汲みつつ日本独自に進化したものであり、ふわふわ質感と豊富なトッピングが特徴的です。
そんなパンケーキはお食事系のメニューもあればフルーツや生クリームたっぷりの美味しいものまで幅広い種類が存在するのが魅力的でしょう。そしてそのようにどんなトッピングにもよく合うのはやはり生地が美味しいからですが、美味しいパンケーキの生地というのは想像を超えるほどにフワフワに仕上がっていることも多いものです。
最近ではスフレパンケーキなど特に質感に特徴のあるパンケーキが人気ですが、行列のできる専門店のパンケーキというのは、ふわふわ食感を楽しめるものがやはり多いものです。そしてこのふわふわ食感を自宅で自分で作る際に実現するというのはかなり難しいと言われていますが、ちょっとしたコツをおさえるだけで仕上がりは変化するようです。
専門店とはどうしても異なる材料を使うことが多いですが、実はホットケーキミックスを使った場合でもメレンゲなどのコツをおさえればかなり質感のよいふわふわパンケーキを作ることが可能なようです。もちろん焼き方にもコツがありますし裏技のレシピなどもありますが、まずは基本となるメレンゲの作り方をぜひマスターしたいものです。
ふわふわ食感の秘密はメレンゲ!
パンケーキはやはり薄くて固いものよりも厚みがありふっくらと仕上がっており、中もふわふわの軽い食感のものが人気となっています。ふわふわ食感のパンケーキというのはやはりそうではないパンケーキに比べると生クリームもよく絡んで美味しい上に、トッピングしたフルーツやフルーツソースと組み合わせても抜群に美味しいのが魅力的です。
そしてそんなふわふわのパンケーキの根幹を担っているのが、メレンゲです。メレンゲとはお菓子作りには欠かせない存在であり、これを絞り出して焼いたお菓子なども人気ですが、ケーキ類にも欠かせない材料となっています。そんなメレンゲは基本的に卵白に砂糖を加えて作ることになり、ふわふわ食感を生み出す原動力になっているのです。
そんなメレンゲでなぜパンケーキがふわふわになるのか不思議に思っていたという人も多いかもしれません。メレンゲというのは卵白と砂糖を混ぜて泡立てたものであり、泡立っているということはつまり小さな気泡が集まっているということになります。気泡が集まっているということは、その分その中に空気を多く含んでいる状態を指すのです。
そしてこの泡の中に含まれている空気というのは、熱を加えることで膨張する性質があります。このようにして熱によって固まるという性質もあるので、膨らんだ上でその状態をとどめて固まってくれます。そのためメレンゲを含んだケーキの生地というのは膨らむため、ベイクドチーズケーキやシフォンケーキなどにもメレンゲは欠かせないのです。
そしてそれはパンケーキに関しても同じことが言えます。特にふわふのパンケーキを作る場合には、メレンゲを入れて記事に空気の穴を作ることが重要となっています。つまりメレンゲを制するものがふわふわパンケーキを制すると言っても過言ではないほどですから、ふわふわパンケーキのためのメレンゲの作り方をしっかりマスターしましょう。
ホットケーキミックスでふわふわパンケーキを作る材料
メレンゲが肝となるふわふわパンケーキですが、ホットケーキミックスを使用しても本当にふわふわのパンケーキが作れるのか疑問に思っているという人も多いでしょう。ホットケーキミックスを使っても、適切な材料を用意してメレンゲの作り方などの基本的なことを実践していけば、予想以上に簡単にふわふわの質感を実現できるのです。
パンケーキをふわふわに仕上げるために活用できる裏技レシピなどの存在もありますが、裏技よりも何よりもまずは王道でシンプルなメレンゲを使ったふわふわパンケーキを作りたいものです。メレンゲを使ったパンケーキということでホットケーキミックス以外にはもちろん卵を用意することになります。そして卵は、卵黄・卵白ともに使います。
卵白をメレンゲにして、卵黄をホットケーキミックスやその他の具材と一緒に混ぜていくようなイメージとなります。他に用意するものとしては、牛乳と砂糖またははちみつが挙げられます。メレンゲを使って作るふわふわパンケーキの基本材料はこれだけになります。他に香り付けのためのバニラエッセンス、最後の彩りのための粉糖も必要です。
そして、フルーツトッピングなどを加えたい場合には自分の好きな各種フルーツも必要ですし、ホイップクリームを使いたいときには生クリームも用意しておくことになります。しかしあくまでパンケーキそのものの材料としてはホットケーキミックス・卵・牛乳・砂糖あるいははちみつというシンプルな組み合わせでも、簡単にふわふわにできるのです。
尚、ホットケーキミックスがなく薄力粉ならある場合でも、ふわふわのパンケーキを作ることは可能となっています。同じようにメレンゲを使用してふわふわに仕上げる作り方もありますし、裏技的なレシピとしてヨーグルトやマヨネーズを使う方法もあるので、後述する裏技レシピも参考に薄力粉の場合でもふわふわパンケーキを作ってください。
ホットケーキミックスでふわふわパンケーキを作ってみよう
ホットケーキミックスを使用したふわふわパンケーキを作る際には、まず基本的な作り方手順というものをおさえておきたいものです。ふわふわに仕上げるためのコツやメレンゲ以外の裏技レシピなども詳しく後述しますが、まずはホットケーキミックスや卵を組み合わせて、どのような流れでホットケーキにするのかを知っておくことが重要でしょう。
ホットケーキミックスとメレンゲでふわふわの美味しいパンケーキを作る場合にはまず、それぞれの材料をちょうどよい分量で用意しておきます。ホットケーキミックスを50g使う場合では、卵を2個用意して、砂糖またははちみつを20g、そして牛乳を40g用意します。バニラエッセンスは数滴で、他の材料に関しては自分の好きな分を用意しましょう。
それから、まずはメレンゲを作るために卵を卵黄と卵白に分離しておきます。卵の殻などをうまく使ってそれぞれボウルに卵黄2個と卵白2個分を分けます。そして卵白は、メレンゲを作る前には30分程度冷やしておくと質感のよいメレンゲを作りやすいです。冷やした上で、泡立て器を駆使して角が立つまでよく混ぜて、メレンゲを作りましょう。
なかなかうまくメレンゲが作れないという場合でも、後述するメレンゲの適切かつ簡単な作り方やちょっとしたコツをつかんで、ぜひメレンゲに対する苦手意識を克服してみてください。メレンゲを作りつつ、卵黄を入れたボウルの方に、他の材料を混ぜていきます。牛乳・砂糖・ホットケーキミックスを加えて、軽く混ぜ合わせていきましょう。
出典: https://latte.la
ダマがなくなる程度によく混ぜることは重要ですが、混ぜすぎないようにすることも重要です。この段階で混ぜすぎてしまうとどうしても美味しいふわふわのパンケーキを作ることが難しくなります。そして適度に卵黄とホットケーキミックスなどを混ぜたら、そこに出来上がったメレンゲも加えてメレンゲの泡をサクサクと軽く潰し混ぜていきましょう。
ただし、メレンゲの泡がなくならないようにあくまで優しく混ぜるようにしましょう。ここでも混ぜすぎは禁物となります。ここからいよいよ焼き上げますが、型を使う場合でも使わない場合でも、3等分程度を一枚として焼いていきます。フライパンで焼く場合には素焼きまたはほんの少しのバターを加えて焼いていきます。火は弱火にしましょう。
型を使わず成形が難しい場合には、数回に分けて一枚分に徐々に足していくようにして焼きます。蓋をして弱火で6〜7分程度焼いていきます。型がない場合には水を大さじ1〜2杯加えて蒸し焼きにするのもアリです。そして表面がプツプツしたのを確認したら、クッキングシートやお皿をうまく使っておさえ、フライパンにすべらせ反対側を焼きます。
そして反対側は最初に焼いた面の半分程度の時間を同じく弱火で丁寧に焼き上げます。焼ける香ばしいいい匂いがしてきて、竹串などで刺しても何もついてこない程度であれば完成となります。このような流れがふわふわのパンケーキをホットケーキミックスとメレンゲを使って作る基本的な作り方・手順となるので、しっかりマスターしましょう。
ふわふわパンケーキを作るメレンゲについて
ここまでふわふわパンケーキをホットケーキミックスで作る際に必要となる材料や基本の作り方・流れをチェックしてきました。お伝えしたような作り方で作ることになりますが、やはりその中でもメレンゲというのは重要な存在です。このメレンゲ作りでふわふわ度合いが決定づけられるので、メレンゲを上手に作るコツをチェックしましょう。
ふわふわの秘密のメレンゲを上手に作るコツ
メレンゲを使わずにふわふわのパンケーキを作る裏技的レシピもあるものですが、やはり王道のふわふわパンケーキのレシピとして、やはりメレンゲを使用して美味しいふわふわのパンケーキを作りたいものです。そしてそのためにはふわふわのメレンゲを作るためのコツを覚えておき、メレンゲをうまく作りそれをパンケーキに活用したいものです。
メレンゲというのはそれ自体を焼いたお菓子も人気である上に、ケーキ類を含め色々なデザート・スイーツ作りに活用されているものです。お伝えしたように卵白を泡立てたものがメレンゲとなりますが、綺麗なメレンゲはピンと角が立っておりかつ全体がなめらかでツヤがある状態になり、このような状態がふわふわ感を生み出す元となります。
そしてそんな綺麗なメレンゲを作るためには、下記の動画も参考にしながら、準備段階からきっちりと行って混ぜる際のコツも掴んでいきたいものです。綺麗なメレンゲを作るためにはまず、綺麗で水気などがついていないボウルや泡立て器を使うことが重要であり、卵に関しても古くなったものではなくできれば上質でフレッシュなものを使いましょう。
古い卵の場合にはどうしてもツノが立ちにくく、ツヤのある状態に導きづらいものです。そしてメレンゲを作る上ではまず、卵白と卵黄を分けることになりますが、この際卵黄が入らないように卵白だけを綺麗にボウルに入れておきましょう。そして卵白をボウルの中で溶いていきますが、卵白を溶きつつそこにひとつまみ分の塩を入れましょう。
こうして塩を入れるのは卵白の泡立ちをよくするためであり、この段階ではまだ砂糖を加えません。そして泡を適度にクリーミーな状態にまで混ぜてから、砂糖をサラサラと全体に加えます。ふるった状態でサラサラにしてからかけましょう。こうして砂糖を入れることには、メレンゲを泡立ててできた気泡を安定化させるという重要な役割があります。
尚、砂糖は大体卵白2個分に対して30g程度を使います。こうして全ての必要な材料を混ぜたら、最後はツノがピンと立ち全体にツヤが出てくるまで混ぜるだけです。動画の後半のような状態になったら、それ以上混ぜすぎるのも控えましょう。混ぜるときは手首をうまく使って、一箇所に集中せず全体にしっかり空気を撹拌させるように混ぜてください。
メレンゲが上手に作れない原因とは?
お伝えしたような方法をマスターすればうまくメレンゲを作れるようになるのでかなりおすすめとなりますが、メレンゲが上手に作れないというときにはどうすればよいのでしょうか?その際にはお伝えしたメレンゲの作り方や動画も参考に、卵白の性質や塩・砂糖などの役割を見直すことが重要です。理解度の深さは、メレンゲの泡立ちに反映されます。
メレンゲが綺麗に泡立たないことの原因としてはまず、作り方に問題があるというよりも卵の質が悪いことが考えられます。特に安さで卵を選びセール品を購入してしまったり、賞味期限が切れそうあるいは切れている卵を使ったりしている人は要注意でしょう。また、泡立て器や泡立てるためのボウルなどに水気がついていることも問題です。
出典: https://note.mu
このような器具の水気や卵黄に含まれる脂肪分というのは、卵白の泡立ちを妨げてしまいがちです。そのため、メレンゲを綺麗に作るためには作り方よりも前のこのような段階を意識しましょう。また、卵白はよく冷えていた方がキメが細かくなりやすいので、メレンゲがなかなか安定しづらいという人は卵白を冷やしてから使ってみてください。
それから、塩によるたんぱく質の凝固作用と砂糖による安定作用という役割を理解して、まず泡立てるために塩を入れて、気泡がしっかりと立ってからキメの細かい状態を安静させるために砂糖を入れるということを覚えておきましょう。このように卵白に加えるものの役割を理解していないと、なかなか綺麗にメレンゲを作れないかもしれません。
ホットケーキミックスで作るふわふわパンケーキのコツ
お伝えしたようにホットケーキミックスでふわふわのパンケーキを作るための作り方においては、裏技よりもまず王道のメレンゲの作り方をマスターすることが重要なようです。メレンゲさえうまく作れればあとは簡単とも言われていますが、もちろんメレンゲの作り方以外の部分でもふわふわにするためのコツがいくつかあるものです。
生地の混ぜすぎに注意しよう!
ふわふわのパンケーキをホットケーキミックスを使ってうまく作るためには、作り方の中でもまず生地を混ぜる段階においてちょっとした工夫をすることが重要となります。ホットケーキミックスとは小麦粉を主原料としたものであり、それはうどんなどのコシの元にもなるグルテンを形成する材料であり、グルテンは粘り気の元ともなります。
もちろん料理によってはこのグルテンの形成が非常に重要だとも言えますが、ふわふわのパンケーキに関しては、このグルテンが生地のふわふわ感を妨げる原因になりかねないものです。そして、このグルテンというのはどうしても混ぜすぎてしまうことで形成されてしまうので、卵黄・ホットケーキミックス・牛乳を混ぜる際には要注意となります。
混ぜすぎず適度にダマがなくなる程度にとどめるというのが、美味しいふわふわパンケーキの作り方のコツのひとつとなります。また、そこにメレンゲを加える際にもメレンゲのきめ細やかな泡を潰しすぎないように注意しましょう。メレンゲこそがふわふわ感の源とも言えるので、メレンゲを加えた後の混ぜすぎに関しても控えてください。
ふわふわパンケーキを焼くのに最適な温度は?
そしてふわふわパンケーキの作り方のコツとしては、生地を混ぜるときだけでなく生地を実際に焼いていく際にもちょっとしたコツが必要となります。加熱する際にはどの料理・スイーツでも温度というのが重要ですが、パンケーキにも同じことが言えます。パンケーキをふわふわに焼くためには、160度程度の温度が適温と言われています。
より高い温度でより短時間に焼き上げてしまうという人もいますが、その場合には、ふわふわ感を実現できないことがどうしても多いものです。そのため、ホットプレートなどでホットケーキを作り温度調節が可能な場合には160度程度に設定した上で生地を焼き上げていきましょう。また、フライパンの場合でも適温をチェックするコツは存在します。
それにはまず弱火で焼くということが前提となりますが、その上で焼けてきたら表面に出てきたプツプツとした気泡の存在をしっかりチェックしておくことが重要です。そしてこのプツプツとした気泡が見え始めたタイミングでひっくり返します。作り方の中でも、このちょっとしたつタイミングを捉えられるかどうかが、命運を分けるでしょう。
形が崩れないように一度に焼く枚数に気を付けよう
そしてふわふわパンケーキを作る上では、形を崩さずに綺麗に焼くことが重要となります。形を崩さないために型を使用するというのも裏技となっていますが、型がない場合でも綺麗に焼き上げる作り方のコツというものがあります。それは、一度に焼く枚数や一度に流し入れる記事の量というものに注意を払い、適度に調節することが重要です。
まず生地を流し入れる際には高い位置から行うということが重要です。こうすることで綺麗な円形に仕上がりやすいのでおすすめであり、できれば30cm程度の位置から流し入れます。そして卵2個を使ってパンケーキを作る場合には、面積にもよりますが2〜3枚程度を作るイメージをもっておき、それに応じて生地を流し入れていくことになります。
一度に焼く量というのはホットプレートや大きめのフライパンであれば2枚同時でもよいですが、もし小さめの器具を使うという場合には無理をせずに1枚にとどめておきましょう。ひっくり返すタイミングなどを見失ってしまうとどうしてもふわふわのパンケーキになりづらいので、あくまで1枚1枚に集中して丁寧に焼き上げていくことが重要です。
そして1枚を焼いていく中でも、大きくなりすぎたり形がいびつになったりしないように、数回に分けて生地を流し入れた上でふんわりとした円形を作りましょう。その上で既述のようなタイミングでひっくり返して焼いていくことが重要です。裏技よりもまずはこのような基本となる生地を流す・焼くという作業を丁寧に行なっていきましょう。
焦らずじっくりと焼き上げよう
そしてホットケーキを焼いていく上ではやはり、焦らずにじっくりと焼き上げていくということが非常に重要となります。ホットケーキをふわふわに焼き上げられないという場合の原因としては、短時間で焼き上げようとしてしまうという悪しき傾向が挙げられま。もちろん適当なタイミングを見計らいつつ、基本は弱火でじっくり焼くようにします。
ふわふわのホットケーキを作る際に、強火にして焼くというのは禁物となります。やや中火に近い程度の弱火に設定して、基本的にはこの火加減を変えずにじっくり焼いていきます。火を強くしすぎて焼いたパンケーキというのは、火の通りかたにムラがある上に焦げてしまう可能性も高まり、ふわふわとは程遠い状態に仕上がることも多いものです。
まず最初に焼く片面に関しては、流し入れてから6〜7分程度を目安にじっくりと焼いていきましょう。そして表面に気泡が出てきたらひっくり返す適度なタイミングとなっているので、フライ返しやお皿、蓋やクッキングシートなどをうまく使って裏返して裏面を焼いていきます。裏面に関しても焦らずに、じっくりと弱火で焼いていきましょう。
とは言っても裏面に関しては最初に焼いた面に比べてやや短時間めに焼き上げるとよいでしょう。最初に焼いた面を6分程度で焼いた場合には、その半分程度の時間となり3分程度を目安に焼いていくとよいでしょう。なかなか焼き上がらないと思って焦って裏返したり火加減を強くしたりせずに、我慢強く焼くことがふわふわパンケーキの極意です。
ホットケーキミックスで作るふわふわパンケーキのレシピ集
ここまでホットケーキミックスを使ってふわふわのパンケーキを作るための全体の流れやちょっとしたコツなどをみてきました。生地を混ぜる場面から生地を焼いていく場面までコツを把握して実践していけば、ふわふわのパンケーキを作れそうです。ここからは、そんなふわふわパンケーキのより個性的で具体的なレシピをいくつかみていきます。
ホットケーキミックスとヨーグルトで!「ハワイ風パンケーキ」
ホットケーキミックスを使用したふわふわパンケーキの基本的な作り方はお伝えした通りですが、その中でもホットケーキミックスとヨーグルトを組み合わせて作るハワイ風のパンケーキのレシピはどうなっているでしょうか?本場のハワイの雰囲気まで想像できそうなほど美味しいハワイアンパンケーキは、案外簡単に作れます。
ヨーグルトを使ったハワイ風のパンケーキを作るときには、ホットケーキミックスに牛乳・卵・ヨーグルトを混ぜ合わせるとともに、フルーツもカットして用意しておきます。キウイやブルーベリー、マンゴーなど彩りも考えて用意すると尚よいでしょう。ボウルにホットケーキミックスと同じ量のヨーグルトを入れて、まず牛乳・卵と混ぜます。
そこにホットケーキミックスを加えて粉っぽさが大体なくなるくらいに混ぜていきます。その上でフライパンで焼いていきますが、フッ素加工のフライパンの場合には油は不要です。お玉一杯分を意識して流し入れた上で、気泡がプツプツと上がってきたら裏返します。このタイミングを見逃さないことがポイントとなるでしょう。
そして裏返してからは大体2分程度を目安に焼いていきましょう。焼き上げたらフルーツをトッピングして、ヨーグルトソースをかけて完成となります。ヨーグルトソースはヨーグルト大さじ3杯に生クリーム150ml、砂糖大さじ一杯を加え作ります。氷水で冷やしたボウルの中で、8分仕立てに泡立てたら、パンケーキの上にかけて楽しみましょう。
冷蔵庫のあれで作る?「マヨネーズを使ったパンケーキ」
ヨーグルトを使えば質感がふっくらとしたパンケーキを簡単に作れるだけでなく、ソースとしても活用できるのが実に魅力的です。そんなヨーグルトがないときでも大抵の場合冷蔵庫に常備しているマヨネーズを使っても、ふわふわ食感が特徴的な美味しいパンケーキを作れるので、ぜひ実践してみてください。
マヨネーズのような常に置いてある調味料を加えて作る裏技のふわふわパンケーキの作り方は、基本的にすでにお伝えしてきたようなシンプルな流れをなぞるだけです。あとはマヨネーズを加えた生地の分量などをマスターするだけですが、ホットケーキミックス150gに対してマヨネーズは大さじ1.5杯、卵は1個に牛乳は80ml加えましょう。
これらを混ぜすぎない程度に程よくサクッと混ぜして、サラダ油をフライパンに薄く引いてそこに生地を流して焼いていきます。大体全体の4分の1ほどの量ずつ流していきましょう。あとは気泡が出てきたら裏返し、最初に焼いた面よりも短い時間で焼き上げたら完成となります。
これがあれば卵いらず!「はんぺんパンケーキ」
これがあれば卵いらずで美味しいふわふわパンケーキが作れるとして話題になっているのが、はんぺんパンケーキです。はんぺんパンケーキは文字通りはんぺんを活用したパンケーキであり、ホットケーキミックス150gに対して一枚のはんぺんを使用しましょう。そこに牛乳200mlを加えることになります。
まずははんぺんを適当に潰していきます。袋の上から手で潰した上でミキサーに入れて、牛乳も加えて30秒撹拌させます。それをボウルに写してホットケーキミックスを合わせて、そこからすくい上げ切るようにサクッと混ぜ合わせていきます。
それからフライパンにサラダ油を薄く塗って、ボウルの中身を4等分ずつ流して焼いていきます。そして片面ずつ蒸し焼きにしていきます。最初に焼く面も弱火ですが、気泡が出てきたら裏返して、裏返してからも弱火で5分程度焼いたら完成となります。バターやアイス、ミントなどをトッピングして食べてみてください。
ふわふわパンケーキを焼くのに役立つ型について
ここまでふわふわパンケーキをホットケーキミックスを使って作るときのちょっとしたコツや裏技などまで幅広くみてきました。目からウロコの裏技レシピなどもありましたが、綺麗にホットケーキを仕上げたいときの裏技的アイテムとして知られているのがセルクル型です。100均などでも気軽に買えるので便利だと話題です。
セルクル型利用で簡単きれいな形に仕上がる!
セルクルとは底なしの円形型であり、ケーキなどの洋菓子を作るときには定番のアイテムとして知られています。特に最近ではステンレス製のセルクル型などが増えていて人気となっていますが、100均などでも安くて軽いものが売られているのがかなり便利だと言えます。円形の他には、正方形や長方形などのものもあります。
もちろんホットケーキはまん丸に仕上げたいという人が多いと思いますから、まずは一度安い円形のセルクルを100均などで買ってパンケーキを作ってみてはいかがでしょうか?生地は高い位置から流すなどのコツもありますが、セルクルを使えば初心者や成形が苦手な人でも、綺麗な円形のパンケーキを作ることが可能です。
セルクルは身近なもので作ることができる!
100均などでも簡単に買うことのできるセルクルですが、実は身近なものを使って自分で作ることも可能となっています。例えばセルクルは牛乳パックなどで作ることができるとして話題になっており、開いた牛乳パックを自分の作りたいパンケーキの幅に合わせたカットした上で、アルミホイルを巻きつけていきます。
あとはホチキスなどで両端をとめるだけで簡単に代用セルクルになるなど、自分で即席で作ることも十分に可能だと言えます。ぜひ自家製セルクルの作り方も参考に、裏技級に便利だと話題のセルクルを活用して見た目も綺麗で、かつ質感もふわふわなパンケーキを自宅で楽しんでみてください。
ホットケーキミックスでふわふわ食感パンケーキを楽しもう!
今回はホットケーキミックスを使用したふわふわパンケーキの作り方やちょっとしたコツ、裏技レシピなどをみてきました。ホットケーキミックスを使ってもちょっとしたコツをおさえることで、ふわふわ食感のパンケーキを作り出すことは可能です。コツの中でも、生地の混ぜすぎに注意しつつ温度や枚数にも気を遣うことが重要となります。
ふわふわのパンケーキをホットケーキミックスで作るためにはまず基本的な作り方を忠実に実践することが大事ですが、その上ではマヨネーズやはんぺんを使った裏技レシピなどにもぜひチャレンジしてみてください。パンケーキにおいて最も重要とも言われているふわふわ食感を再現すべく、ぜひコツをおさえホットケーキミックスを活用しましょう。