炊飯器で簡単パラパラチャーハンレシピ!絶対に失敗しないコツを紹介!
炊飯器で作れるパラパラチャーハンレシピは、失敗しない上に簡単で美味しく洗い物も少なくなったりと、いいことばかりの素晴らしいレシピです。今回は、炊飯器で作るパラパラチャーハンのレシピとそのメリットとデメリットをご紹介します。アレンジも簡単に出来るので、今回紹介するレシピを参考に、あなただけのこだわりオリジナルパラパラチャーハンレシピを作ってみるのもオススメです。
目次
憧れのパラパラチャーハン
中華料理店で食べるチャーハンは、一粒一粒がパラパラと仕上がっており、一度食べたら必ず真似したくなる料理の一つです。しかし家庭でも同じようにパラパラチャーハンを作ろうとしても、失敗することが多いはずです。この記事では、炊飯器を使うことによって誰でも失敗せずに簡単に出来る、パラパラチャーハンの人気のレシピとそのメリット・デメリットを紹介します。
パラパラチャーハンを家庭で作るのは難しい
いざパラパラチャーハンを作ってみようと思い、レシピをネット検索してみたら、強火で調理しているために焦げ付いてしまったり、水分が飛びきらずにべちゃべちゃなってしまったりと「難しい」「失敗した」などの記事が多く見られます。「失敗しない」というような形容詞のついたレシピが数多く存在するのも、やはりパラパラチャーハンを家庭で作るのが難しいということの裏付けになっています。
パラパラチャーハンを家庭で作るのが難しい理由
チャーハンをパラパラに仕上げるためには、強い火力でご飯に含まれる水分を充分に飛ばす必要があります。家庭用のコンロは中華料理店のコンロに比べると遥かに火力が弱く、パラパラチャーハンを家庭用コンロで作ろうとしても、火力不足でご飯の水分を飛ばし切ることが難しいです。また、鍋を振る際にコンロから鍋を離してしまうと、鍋の温度が下がってしまうため、パラパラに仕上げられない原因になってしまいます。
パラパラチャーハンを家庭で作るための工夫
パラパラチャーハンを家庭用コンロの火力でも作れるようにするため、色々な工夫を凝らしたレシピが考えられており、人気を集めているものもあります。仕上がりも味もそれぞれ一長一短がありますが、いくつかを簡単に紹介します。
油の代わりにマヨネーズを使う
ご飯200gに対して、油の代わりにマヨネーズ大さじ1杯を使用します。その後の作り方は一般的なチャーハンのレシピと全く同じです。マヨネーズには油と卵黄が含まれているため、ご飯一粒一粒がしっかりとコーティングされるので、パラパラとした仕上がりになります。
炒める前に卵とご飯を混ぜる
溶き卵にご飯を合わせ、卵でご飯一粒一粒をコーティングしてから炒めます。卵とご飯がまとまっているため、焼き上がりも黄金色で美味しそうなパラパラチャーハンになりますが、卵が細かくなってしまうため若干ぽそぽそとした食感になるようです。
冷や飯をじっくり炒める
冷や飯を中火でじっくり炒め、水分をしっかりと飛ばす方法です。「炒める」というよりは「焼く」に近いので、香ばしい仕上がりになります。しかし、しっかりとほぐさないとご飯が塊になってしまう場合もあるようです。
炒める前に中華ドレッシングと混ぜる
中華ドレッシングを予め混ぜ込んでからご飯を炒める方法です。中華ドレッシングにはしっかりと味付けがしてあるため、その後の味付けが必要ないお手軽レシピではありますが、普通のチャーハンとはちょっと変わった風味になるようです。
パラパラチャーハンを家庭で作ろうとすると手間暇がかかる
以上のように、パラパラチャーハンを作るにはどうしてもひと手間増えてしまい、パラパラさも中華料理店には少し及ばない仕上がりになるようです。もっと手軽に、さらに美味しく、失敗せずにパラパラチャーハンを作りたい方のために、炊飯器で作る人気のパラパラチャーハンレシピを紹介していきます。
炊飯器で作るパラパラチャーハンレシピ1
材料
4~5人分の材料は、卵2個・お米・3合・ウインナー5~6本、冷凍ねぎ適量・ごま油適量・チャーハンのたれ(塩小さじ1.5杯・醤油大さじ1.5杯・酒大さじ2.5杯・中華だし大さじ1杯・しょうがチューブ1センチ程度・にんにくチューブ1センチ程度)です。
炊飯器に材料を入れて炊飯スイッチを入れる
お米を研いだ後、チャーハンのたれとウインナーを入れます。均等に混ぜたら通常の炊飯スイッチを入れて、炊き上がるまで待ちます。ねぎを先に入れるとべたついてしまうので、ここではねぎを入れないことがポイントです。
炊き上がったら炊飯器に他の材料を入れる
ご飯がふっくらと炊き上がったら、最後の仕上げに炊飯器にねぎを入れ、ごま油と溶き卵を回し入れます。しゃもじでしっかりとかき混ぜて、材料がまんべんなく混ざったら炊飯器の蓋を閉めます。
炊飯器を保温にして3分待つ
炊飯器を3分間保温することによって卵にしっかりと火が通り、ごま油でご飯一粒一粒がコーティングされパラパラとした仕上がりになります。炊飯器で閉じ込めて調理するため、旨みも逃げません。
炊飯器で作るパラパラチャーハンレシピ2
材料
2~3人分の材料は、卵2個・お米2合・ベーコン130g・玉ねぎ中1/4個・青ネギ1/2本・水2合分・しょうゆ小さじ1杯・ごま油大さじ1杯・顆粒タイプの鶏がらスープ大さじ1杯です。ベーコンと玉ねぎ、青ねぎは細かく刻んでおきましょう。
炊飯器に材料を入れて炊飯スイッチを入れる
お米を研いだ後、青ねぎと卵以外の材料を全て炊飯器に入れ、均等に混ぜたら通常の炊飯スイッチを入れて、炊き上がるまで待ちます。レシピ1と同様に、青ねぎを先に入れないことがポイントです。
炊き上がったら炊飯器に他の材料を入れる
ご飯が炊き上がったら、細かく刻んだ青ねぎと溶き卵を炊飯器に入れて、しゃもじでしっかりと混ぜます。全体的に混ざったら、青ねぎと溶き卵に火を通すために炊飯器の蓋を閉めます。
炊飯器を保温にして5分待つ
5分間保温にしておけば青ねぎと卵にしっかりと火が通り、チャーハンの香りが広がります。しゃもじでよくかき混ぜれば、均等に火の通った美味しいパラパラチャーハンの出来上がりです。
炊飯器で作ったパラパラチャーハンの保存方法
もし作りすぎてしまったら、おにぎりにして冷凍か冷蔵保存しましょう。味がしっかりと染み込んで翌日でも美味しく召し上がることが出来るのでオススメです。炊飯器に入れたまま保温にしておくとぱさぱさになってしまうので、必ず炊飯器からは出しておきましょう。
炊飯器でチャーハンをつくるメリット
炊飯器で炊くだけなので簡単で失敗しない
いざ鍋でチャーハンを作ろうとすると鍋の温度が下がってご飯がべちゃべちゃになってしまったり、もたついてご飯や具材が焦げ付いてしまったりと、何かと失敗はつきものです。今回紹介した人気のレシピでは、炊飯器に材料を入れてご飯を炊くだけなので、失敗せずに誰でも簡単に作ることが出来ます。
一度にたくさんの量を作れる
家庭用コンロと中華鍋やフライパンでは、1回で作れる量は限られる上、多く作ろうとすると鍋の温度が下がりやすくなってしまうため失敗しやすいです。しかし炊飯器で作る場合は、一度に大量に作ることが出来ます。大家族やホームパーティーなどにも向いているためオススメです。
炊いている時間に他の料理や作業が出来る
鍋やフライパンでチャーハンを作る場合、掛かりっきりになってしまうため他の料理との同時進行は難しいです。しかし、炊飯器で作る場合は必要な材料を下ごしらえしてしまえば、あとは炊飯器に入れてスイッチを押すだけなので、炊飯の時間に他の料理に専念することが出来ます。
掃除は炊飯器を洗うだけ
鍋でチャーハン作ると、コンロの周りにご飯や具材が落ちてしまい掃除しなければならなくなったり、焦げ付いた鍋を洗ったりと、チャーハンを作った後の片付けや掃除は面倒です。しかし炊飯器で作る場合は、釜を洗えば良いだけなので、片付けや掃除の手間も無くなることが、人気を集めている理由のひとつです。
火を使わず安心安全
鍋でチャーハンを作る場合、強火で炒める必要があるため特に夏場は暑くて大変です。また、子供がいる場合は火傷などの怪我に繋がる恐れもあるので、炊飯器で作れば安心安全です。
ひと手間プラスで更に美味しく
ご飯が炊き上がってから卵を入れるという手順を変更し、ひと手間プラスすれば更に美味しくすることができます。卵を別で炒めておき、最後に炊飯器に加えて混ぜれば卵の食感が残るため、中華料理店の美味しいパラパラチャーハンに近くなります。
炊飯器でチャーハンを作るデメリット
パラパラだけど火通りが甘く香りが弱い
見た目は中華料理店で出てくるようなパラパラチャーハンそっくりにはなりますが、やはり火で炒めたものと比べると、ご飯への火通りや香ばしさが少し物足りなく感じる方もいらっしゃるようです。
慣れるまでは味の調節が難しい
ご紹介した人気のレシピは一般的なチャーハンのものですが、家庭によって好みの味付けは違います。炒めて作れば味見をしながら調節できますが、炊いている途中で味見や味付けをすることが出来ないので、最初から好みの味付けにするのは難しいです。
炊飯器で作るパラパラチャーハンは革新的
炊飯器でチャーハンを作る場合、デメリットも多少はありますが、失敗がなく、一度に大量に作ることが出来る上、他の料理も同時進行が出来るようになるため、非常に革新的なレシピだと言えます。炊飯器で作るパラパラチャーハンのレシピは多くの人気を集めており、ここで紹介したレシピ以外にもたくさんの作り方があるため、色々な人気のレシピを探してみるのもいいかもしれません。
一口にチャーハンと言っても、味付けの好みは人それぞれです。中華だしを使って本格的に仕上げるのか、鶏がらだしを使って日本人好みの味付けにするのか、使う肉の種類や部位・加工方法によっても味や食感は大きく変わってきます。一度レシピが決まってしまえば、失敗せずに安定した味のパラパラチャーハンが何度でも作れるので、自分だけのオリジナルパラパラチャーハンレシピを作るのもオススメです。