パスタは電子レンジで茹でると簡単時短！100均で買える容器もご紹介！

パスタを茹でるときは、鍋にお湯を沸かして茹でる方法が一般的ですが、暑い季節や残業帰りで疲れている時などは火を使ったり、鍋を出してきてお湯が沸くのを待って…という手間をかけるのも面倒なものです。パスタソースを作ったり、ほかの料理を同時進行で作りたい場合も、パスタを茹でるためにコンロがひとつ潰れてしまってはスムーズに調理を進めることができません。

そんな時に便利なのが、電子レンジを使ってパスタを茹でる方法です。電子レンジでパスタを茹でるための専用容器を使えば、レンジで簡単にパスタを作ることができます。パスタを茹でるための時間も手間も省け、お湯を沸かすための光熱費もカットできるとメリットだらけです。そこで今回は、レンジを使ってパスタを茹でる方法や、各種メーカーのレンジ用パスタ調理器を紹介します。パスタ好きの方、必見です！

レンジ用パスタ調理器を選ぶときはまず、サイズ選びが大切です。商品によって1～2人用の少人数対応のものや、4人家族分のパスタを一気に茹でることができる容器もあります。一般的に大は小を兼ねると言いますが、4人分のレンジ用パスタ調理器で、1人分のパスタを茹でると、茹でムラが出ることもありますので、いつも食べる人数に合わせた容量のレンジ用パスタ調理器を選ぶようにしてください。

レンジ用パスタ調理器で有名なのがエビスというメーカーで、レンジ用パスタ調理器の中でもトップシェアを誇っています。レンジ用パスタ調理器の中では老舗ブランドなので、使い勝手も年々進化していますし、レビューでも高評価です。また、レンジ用パスタ調理器は100均でも手に入ります。どんなものか試してみたいという方は100均で手に入れてみるのもよいでしょう。100均なら近所にもあるので、すぐに買える点もメリットです。

レンジ用パスタ調理器を購入するときは湯切り口を確認することも忘れないようにしてください。湯切り口はカップ焼きそばのようにふたに湯切り口がついていてお湯が切れるものや、ザルが付属していて、一般的にパスタを茹でる時のように湯切りをするタイプなどさまざまにあります。ふたに湯切り口があるものは、湯切り口の網目が大きいものだとお湯を流す時にやけどする危険性もあります。

また、レンジでパスタを茹でたあとは容器そのものが高温になるため、蒸気やお湯が勢いよく出てくるので湯切りしやすいように、持ち手が幅広いものや持ちやすいものを選ぶことも大切です。レンジ用パスタ調理器の中には、容器自体に持ち手がついているものもあります。湯切りのしやすさは実際に店舗で確認したり、ネットの口コミなどをしっかりチェックして評価の高いものを選ぶのがおすすめです。

レンジ用パスタ調理器は、パスタを茹でるだけの専用の容器もありますが、素麺やうどん、そばなどの他の麺を茹でることができたり、蒸し野菜などを調理できるタイプのものもあります。いろんな調理容器を持つとキッチンでも場所をとりますし、お金もかかるので、レンジでいろんな調理をしたいという方はあらかじめ多用途タイプを選んでおくとよいでしょう。レンジで調理の幅も広がり、料理を作るのも楽しくなります。

レンジ用パスタ調理器の中には、容器をお皿としても使えるおしゃれなデザインのものもあります。このタイプだと鍋もお皿も洗わなくて済むので、時間も手間も短縮できます。一人暮らしの方や、手軽にお昼を済ませたい主婦の方にもとても便利です。さらにお皿として使えるだけでなく、パスタソースも一緒に作れるレンジ用パスタ調理器もあるので、ズボラさんには夢のような調理容器です。後ほど紹介しますのでチェックしてください。

レンジ用パスタ調理器の使い方を紹介していきます。レンジ用パスタ容器には、フタにパスタの量を測れるものが付いていることが多いので、フタを利用して茹でる量のパスタを測ります。レンジ用パスタ調理器にパスタを入れたら塩をパスタ1人前に対し小さじ1/2～1から加えます。そのあと、レンジ用パスタ容器の目盛まで水を入れます。この時オリーブオイルを小さじ2ほど入れておくと、パスタのパサつきを防ぐことができます。

レンジ用パスタ容器を使ってパスタを茹でるときは、フタを外して加熱します。フタをしたままだと、お湯が沸騰するときに吹きこぼれるので危険です。レンジの加熱時間は、パスタの太さや量によって変わりますが、袋に書いてある袋の茹で時間にプラスして茹で時間が変わります。1人分で500Wの場合はプラス5分、600Wでプラス4分、1.5人分で500Wの場合はプラス6分、600Wでプラス5分となります。

つまり、袋のゆでる時間が7分のパスタを1人分500Wで調理する場合、7分プラス5分の12分を加熱するということです。レンジの加熱が終わったら、フタまたは付属のザルを使って湯切りをします。湯切りの際は熱湯に注意してください。フタが落ちないように、容器をしっかり持って湯切りするとよいです。たったこれだけでパスタが茹でることができます。鍋を洗う必要も、お湯が沸騰する時間を待つ必要もありません。

パスタを茹でる時の基本ですが、パスタを茹でる時に塩を入れるのを忘れないようにしてください。塩はパスタに下味をつけるために欠かせない調味料です。塩を入れないとおいしいパスタソースも味にしまりがなく、物足りない味付けになってしまいます。レンジ用パスタ調理器を使ってパスタを茹でるときにも、パスタと一緒に塩を入れて加熱するようにしましょう。

また、レンジ用パスタ調理器は鍋で加熱するのと違ってお湯が対流にしくいため、くっつきやすくなっています。パスタ同士がくっついて団子のようになる失敗を防ぐためにも、パスタを加熱する前にオリーブオイルを入れておくのをおすすめします。茹で上がったパスタがパサつくのを防ぐ効果もあるので、オリーブオイルを忘れないようにしてください。

ここからは、市販されているレンジ用パスタ調理器を紹介していきます。まず、ひとつめは日本で初めてレンジでパスタを茹でることができるパスタ調理容器を発売したエビスの「プライムパックスタッフ絶品レンジでパスタ」270円です。テレビや雑誌などのメディアでも多数紹介され、レンジでパスタが茹でられることを世に知らした立役者です。それだけに使用している人も多い人気商品です。

構造はシンプルでパスタを茹でるための容器と湯切りできるフタの2つですが、フタにパスタを計量器がついていて、格子状の湯切り口も使い勝手が良く、持ち手もレンジから取り出す際や、湯切りの時に手が熱くならないよう設計されているなど、細かな点までこだわっています。レンジでパスタ調理したとは思えないほど茹でる加減もちょうどよく、これからは鍋を使ってパスタを茹でる必要性がないほど一度使うとヤミツキになります。

エビスの「NEWレンジでパスタファミリー」366円は、通常1～2人分のパスタ調理が可能な商品が多い中、最大4人分までパスタを茹でることができる容器です。容器自体が幅広になっているので、4人分のパスタを茹でてもムラが出ずちょうどよい加減でパスタを茹でることができます。フタには便利な軽量できる穴が開いているので、大量のパスタもすぐに計ることができます。家族や友達同士でパスタを食べたい時におすすめです。

伊藤商会の「チンしてそのまま本格パスタ」1880円は、パスタソースも調理可能という点です。パスタを茹でて湯切りをしたあと、本体容器でパスタソースをレンジ調理し、茹でたパスタを絡めるだけであっという間においしいパスタが完成します。料理研究家吉永貴子さん監修による本格パスタソースのレシピブックも付属しているので、あれこれ作ってみるのも良いですね。

フタには１人分100gのパスタを計量できる丸い穴が開いているので、パスタの量もわかりやすいのもポイントです。容器の持ち手部分もほかの商品よりワイドなので、しっかりと安定して湯切りすることができます。色はシックなブラウンでそのままお皿としても使えるので、鍋もお皿も出すことなく洗う時間も手間も大幅短縮することができます。一人暮らしの方や、今日は手抜きご飯にしておきたいという方にうってつけの商品です。

イノマタ科学の「かしこいパックパスタ用」216円は、パスタをレンジで茹でるためのシンプルでリーズナブルな容器となっています。容量は1～2人分のパスタを茹でることができるサイズです。フタには取り外し可能なパスタメジャーがついているので、鍋でパスタを茹でたいという時にも重宝します。使わないときはパスタメジャーをフタにはめこんで収納できるので、なくす心配もなくストレスフリーに使えます。

パスタを茹でるだけではなく、そうめんや温野菜も手軽に作ることができるので、毎日のご飯作りに大活躍です。鍋もフライパンも使わず時間も短縮、洗う手間も省略できていいことづくめです。シンプルな構造だからこそ、いろんな調理に使える万能選手とも言えるレンジ用パスタ調理器なので、ひとつ持っていると何かと便利でおすすめです。

小倉製作所の「レンジで簡単パスタ＆温野菜」1634円は、湯切りに便利なザルのついたレンジ用パスタ調理器です。値段は一見高めですが、本体容器の波型の底がパスタをムラなく茹でることができる特殊構造になっていて、鍋で茹でたのと同様の調理が可能になっています。容器には幅広い滑り止め付きの持ち手がついているので、湯切りするときも安定感があり、蒸気で手が滑ってシンクにパスタを落としてしまう心配もありません。

商品名のとおり、温野菜も作ることができ、さつまいもやアスパラなど長い野菜もスッポリ収まるので便利です。最初に野菜を茹でておき、パスタと一緒にいただくと栄養満点の食事があっという間に完成します。湯切りザルは他の料理にも応用できるので、あまり調理道具を増やしたくないかがにも最適です。鍋の代わりにひとつ持っておくと、なにかと重宝するおすすめのレンジ用パスタ調理器です。

ダイソーの「電子レンジでお手軽パスタ」は、100均でレンジ用パスタ調理器が手に入るお得な価格の容器です。1人分～1.5人分のパスタを茹でるのにちょうど良いサイズで、フタにはパスタが計量できる丸い穴が開いているので、1人100gのパスタがわざわざ計らなくても簡単に計量できます。湯切り口は容器の横に付いてワイドになっているので、スピーディに湯切りができストレスがありません。

茹で時間は袋に書かれている時間にプラス4分で、あっという間にパスタを茹でることができます。パスタ以外にもそうめんや乾麺タイプのうどんなどにも応用できるので、いろいろ使えます。暑い日はレンジでチンするだけで火を使わなくてパスタが茹でることができるのは、本当に重宝します。パスタを茹でるための機能としては100均で十分なので、とりあえず使ってみたいという方は100均のものを手に入れるのもおすすめです。

100均ショップキャンドゥでもレンジ用パスタ容器が販売されています。その名も「電子レンジでスパゲッティができる」100円という商品です。100均ダイソーのレンジ用パスタ調理器との違いは、茹でる時間が袋の表示時間プラス5分という点です。また、100均ダイソーの商品にはない、茹でる際の水の規定量がわかりやすいラインが記されていることもポイントです。

フタの部分に100gと150gのパスタが計量できる穴が設けられている点や、湯切りもおスムーズにできる点は同じなので、どちらを選ぶかはお好みです。パスタを茹で終わったら、そのまま容器の中でパスタソースを絡めると洗い物ものも減ってとても楽チンです。100均マニアの間でも愛用者の多い商品なので、買って使って間違いのない100均の中ではコストパフォーマンスの良い商品と言えます。

レンジでパスタを茹でるための専用容器、レンジ用パスタ調理器のおすすめを紹介してきました。一度使い始めると、鍋を使ってパスタを茹でることが嫌になるほど便利な商品です。茹であがりも鍋でゆでたのと変わらないくらいちょうど良くできるので、一度使うと手放せません。一人暮らしの方や、手軽にぱぱっと済ませたいランチなどにも大活躍間違いなしなので、まだ使ったことがないという方はぜひ一度試してみてください！