天ぷら粉の作り方とサクサクに揚げるには?粉を使ったお菓子も紹介!

天ぷら粉は市販のものを買うというイメージが強いのですが、実は買わなくても簡単に作れることを知っていましたか?しかも、家にある材料で作ることができるので、材料を揃える手間もいらず、天ぷら粉を余らせることがないので節約にもつながるといいことづくめなんです!今回は家で手作りできる天ぷら粉の作り方や、サクサクに揚げるコツ、天ぷら粉を使った美味しいお菓子レシピまでたっぷりと紹介します。これを読めば、これからは天ぷら粉を買わなくてすみますよ!

天ぷら粉の作り方とサクサクに揚げるには?粉を使ったお菓子も紹介!のイメージ

目次

  1. 1天ぷら粉は買わなくてもいい!
  2. 2天ぷら粉作りのポイントを抑えよう
  3. 3手作り天ぷら粉でサクサクに揚げよう
  4. 4天ぷら粉でお菓子づくり
  5. 5余った天ぷら粉のアレンジ料理
  6. 6天ぷら粉は自分で作っていろいろアレンジ!

天ぷら粉は買わなくてもいい!

天ぷらをおうちで作るときどうやって作っていますか?ほとんどの方は、市販の天ぷら粉を使って衣を作り、具材につけてから油で揚げて作っていると思います。天ぷらは天ぷら粉がないと作れないと思われがちですが、実は天ぷら粉がなくてもおうちにある材料で簡単に天ぷらの衣を作ることができるんです。

市販の天ぷら粉の材料を見てみると、小麦粉、乳化剤、卵黄粉、卵白粉、食塩、着色料とあります。つまり、小麦粉と卵が主成分なので、小麦粉と卵があれば天ぷら粉が作れるということです。市販の天ぷら粉を使うとサクサクに揚がりますが、おうちでも天ぷら粉を使わなくてもしっかりサクサクの天ぷらが作れます。天ぷら粉をおうちで作る作り方さえ知っていれば、これからはわざわざ天ぷら粉を買わなくても大丈夫です。

天ぷら粉のストックが家になくて焦ることもなくなりますし、天ぷらを作りたいときだけ家にある材料で天ぷら粉を作ることができるので、賞味期限も気にせず、材料を無駄にすることもありません。ここからは天ぷら粉の作り方や、手作りの天ぷら粉でサクサクに天ぷらを揚げるコツを紹介していきます。手作りの天ぷら粉を使ったお好み焼きやお菓子などのアレンジレシピもありますので、お見逃しのないようにお願いします!

天ぷら粉作りのポイントを抑えよう

天ぷら粉の作り方

家で天ぷら粉を手作りするときの材料は、小麦粉200cc、片栗粉20cc、冷水200cc、卵1個です。作り方は、ボウルに卵1個を入れ軽く溶きほぐしたら冷水200ccを入れてかき混ぜます。その後、小麦粉と片栗粉を網目の細かいザルなどを使ってふるい入れます。ここからが一番大切なポイントなのですが、卵液と小麦粉はさっとかき混ぜてください。しっかりと混ぜてはいけません。ダマが半分くらい残っている状態でOKです。

なぜ卵液と小麦粉を混ぜすぎるとダメなのかというと、衣にねばりが出ないようにするためです。小麦粉と水を混ぜすぎると、小麦粉からグルテンというねばりのある物質が作られてしまいます。衣に粘りが出てしまうと、天ぷらがべトついてしまったり、サクサクに揚がらないのでおいしくないのです。グルテンの生成を防ぐため衣を混ぜる時に太いはしを使うのも有効です。天ぷら専門店を見てみると、みんな太いはしを使っています。

衣を混ぜたあとに時間をあけてしまうとグルテンが増え粘りが出る原因になります。たくさん天ぷらを揚げたい場合や、時間をあけて揚げる場合は、その都度衣を作るようにしましょう。また、温度が高いとグルテンができやすくなるので、天ぷら粉を作るときは冷水を使ったり、小麦粉や片栗粉自体を冷やしておくのもおすすめです。ボウルの底を冷水で冷やしながら混ぜても効果があるので覚えておきましょう。

天ぷら粉卵なしの作り方

天ぷら粉をおうちで作る際に、卵を切らしていた、ということもあるかと思います。また、お子さんが卵アレルギーで卵を食べられない、という方もいることでしょう。卵がないと天ぷら粉が作れないかというとそうではありません。卵を使わない天ぷら粉の作り方を紹介します。用意する材料は、小麦粉70cc、水60cc、氷2個、酢小さじ1/2です。

作り方は、ボウルに水、氷、酢を入れて混ぜたら、小麦粉を加えてさっと混ぜ合わせます。卵を使った天ぷら粉と同様に、まぜ過ぎないようにするのがポイントです。小麦粉のダマが残っている程度にさっと混ぜ合わせてください。また、氷を使うのは天ぷら粉を冷やしてサクサクに仕上げるためです。卵を加えないと物足りないのでは、と心配する方がいるかもしれませんが、卵がなくてもあるものと遜色ない天ぷら粉が作れます。

卵の代わりにマヨネーズ

卵の代わりにマヨネーズを使って天ぷら粉を作ることもできます。マヨネーズを使って天ぷら粉を作ると衣がベタつかず、驚くほどサクサクに仕上がります。その理由は、マヨネーズに使われている乳化された植物油が衣に分散することで、衣の中の水分を残さずに揚げることができるからです。水分の飛んだ天ぷらはサクサクの仕上がりです。マヨネーズにはもともと卵が入っているので、味にも違和感がありませんよ。

マヨネーズを使った天ぷら粉の材料は、小麦粉70cc、冷水70cc、マヨネーズ大さじ1です。作り方は、冷水とマヨネーズを合わせて十分にかき混ぜます。ダマができすぎるのを防ぐため小麦粉をビニール袋に入れて空気を入れたらしっかりと口を閉じで10秒くらい振ります。そして、冷水とマヨネーズを混ぜたものに小麦粉を入れて、ダマが残るくらいさっと混ぜ合わせたらできあがりです。

炭酸水を使うのもおすすめ

天ぷらをサクサクに揚げるため、天ぷら粉に炭酸水を使うのもおすすめです。炭酸水は水分の中にガスが入っているので、衣の中に空洞ができ、衣が軽く揚がります。材料は、小麦粉30g、片栗粉30g、マヨネーズ10g、炭酸水100gです。作り方は、ボウルに全ての材料を入れて、さっとかき混ぜるだけです。この天ぷら粉の作り方で天ぷらを作ると、天ぷらを作り慣れていない方でもおいしい天ぷらができます。ぜひ試してみてください。

米粉の天ぷら粉もサクサクに

小麦粉にはグルテンが含まれているので、混ぜすぎたり、衣の温度が高くなると粘りが出ることはお伝えしました。そこで、粉をグルテンを含まない米粉に変えるという手もあります。米粉を使用した衣はサクサク感が持続するので、小麦粉のように時間が経ってしんなりしにくいという特徴があります。米粉は油の給油率が小麦粉の50%に対し、30%と低いので油を吸収ににくく、低カロリー、低脂質になるのも嬉しいポイントです。

米粉を使った天ぷら粉の材料は、米粉120g、水150ml、しょうゆ小さじ1です。しょうゆを入れるのは、小麦粉を使った天ぷら粉と比べて米粉を使った天ぷら粉は風味が劣るのを補うためです。しょうゆを加えることで、米粉の天ぷら粉に香ばしさと旨みがプラスされ、風味豊かな天ぷら粉が出来上がります。

米粉を使った天ぷら粉の作り方ですが、ボウルに米粉、水、しょうゆを入れて良くかき混ぜます。スプーンで救った時に、少しとろっとする程度までかき混ぜてください。スプーンで持ち上げてみてとろみが足りないときは、水を足して調整しましょう。あとは、普通の天ぷら粉と同様に、具材に小麦粉で打ち粉をしたら米粉の天ぷら衣をまとわせて、油で揚げるだけです。サクサクの美味しい天ぷらに仕上がります。

手作り天ぷら粉でサクサクに揚げよう

手作り天ぷら粉でサクサクに揚げよう

手作り天ぷら粉の作り方をマスターしたら、次は天ぷら粉をサクサクに揚げるために覚えておきたいコツを紹介します。天ぷら作りで陥りがちな失敗が、衣がべちゃっとするということです。これを解決するためには、天ぷらの大敵である水分を残さないことが大切です。食材を水洗いしたらキッチンペーパーを使って水気をしっかりと取りましょう。冷凍食品は細胞膜が壊れているので中の水分が揚げた時に出やすくなります。

特に、冷凍エビなどは水分が出やすいため、殻をむいて背わたを取り、臭みを取るため水で洗ったら、キッチンペーパーで水気をしっかり拭き取ります。さらにその上から市販されている脱水シートで冷凍エビを10分ほど包みます。そうすると、しっかり冷凍エビの水分が取りきることができ、サクサクの天ぷらに仕上がります。エビは天ぷらのメイン食材なので、ひと手間かけて一番美味しい状態でいただきたいものですね。

ちなみに、きのこ類は水洗いしなくてもOKです。キッチンペーパーでさっと汚れを拭くだけで下処理がすみます。そして、食材に衣をつける前に、小麦粉で打ち粉をふっておくと衣が食材からはがれにくいのでおすすめです。さっと小麦粉をつけたら、余分な粉を払い落としてから、手作り天ぷら粉に衣をつけて揚げていきましょう。

衣の材料をよく冷やす

天ぷらがべちゃっとなる原因は、小麦粉と水を混ぜすぎることにより粘り成分であるグルテンが出ることは前述しましたが、衣の材料をよく冷やすことでグルテンを抑えることができます。手作り天ぷら粉を作るときに使う水や炭酸水は冷蔵庫に入れておき、しっかりと冷やすようにしましょう。グルテンを抑えるため、天ぷらの材料も冷やしておくとベターです。そして天ぷら粉の温度が揚がらないように、さっと揚げることも大切です。

油の温度に気を遣う

天ぷらをサクサクに揚げるためには、油の温度も気を配りましょう。材料によって最適な油の温度を覚えておくと良いです。油の温度の見極め方は、天ぷらの衣を油の中に少量はしで落とします。150度~160度の低温は、衣が鍋底まで沈んでゆっくり上がってくる状態です。170度~180度の中温は衣が鍋の途中まで沈んでから浮かび上がってきます。180度~190度の高温は、衣が途中まで沈んですぐに浮かびあがる状態になります。

レシピにはよく天ぷらは170度を目安に揚げるという風に書かれていますが、食材ごとに天ぷらの温度を変えるとさらにサクサクのおいいしい天ぷらが出来上がります。低音が適しているのは、イモ類、レンコンなどでんぷん質を多く含む食材です。火が通るのに時間がかかることもあり、低温でじっくり揚げましょう。また、シソなどの葉物や、ピーマンやししとうといった彩り野菜も色味をキープするため低温でさっと揚げます。

なすやかぼちゃなどの野菜類、かき揚げは中温が適温です。魚介類や肉類は長時間揚げると硬くなってしまいがちなので、高温で短時間で揚げることがコツです。ただし、高温になりすぎると中に火が通らない内に衣が焦げてしまうので、中に火が通る程度の高温で揚げましょう。食材ごとに天ぷらの温度を変えるときは、まず低温のものから揚げて、高温のものを揚げるという順番で揚げてくださいね。

揚げ上がりのサインは音と泡

天ぷらの揚げ上がりを見極めてベストなタイミングで引き上げましょう。引き上げの見分け方は、天ぷらの材料を天ぷら鍋に入れたときは勢いよく出ていた大きな泡が、揚げ上がりの頃になると小さくなり、沈んでいた食材が浮かび上がってきます。また、最初はシュワシュワと大きな音を立てていた天ぷらが、揚げ上がりの頃になるとピチピチといった高い音に変わります。これは、具材の中の水分が飛んで軽くなったサイン。

 

泡が小さくなり、揚げ音が軽快で小さくなってきたら具材を引き上げてください。また、上級向けの揚げ上がりの見極め方として、具材を持った時に箸から伝わる振動で判断する方法もあります。天ぷらが揚げ上がりの頃、はしで具材を持ち上げてみると、具の中の油がチリチリ、プチプチと沸騰しているような感触が伝わってきます。これは、具の水分が飛んで中まで火が通った証拠です。五感を研ぎ澄ませて揚げ上がりを感じてください。

そして、揚げあがった天ぷらは、バットに立てて並べましょう。よくキッチンペーパーに直接天ぷらを並べる方がいますが、天ぷら同士が重なってしまい、せっかくのサクサク感がなくなってしまいます。天ぷら屋さんでを見てみると、どこも揚げあがった天ぷらを立てて並べていますよ。キッチンペーパーはバットの網の下に敷き、天ぷら同士が重なり合わないように、揚げあがる度に立てて並べていきましょう。

揚げ物の温めなおしはグリルで!

天ぷらは揚げたてが一番サクサクでおいしいので、できれば揚げたてをすぐにいただきたいのですが、たくさん天ぷらを揚げすぎてしまったときや、残業のお父さん、部活帰りの子供たちなど食事を取る時間がバラバラなこともありますよね。そんな時、揚げ物を温め直すことがあると思いますが、ちょっとしたコツで温め直した天ぷらも表面はパリッと、中はジューシーで揚げたてサクサクの状態を復活させることができます。

その方法が、グリルを使うことです。揚げ物を電子レンジで温めなおすと、揚げ物の水分が出てしまい、ベチョベチョになってしまいます。その点グリルは直火で表面を焼きながら、衣の中の余分な水分を蒸発させて飛ばしきってくれ、放射熱によって包み込むように加熱するので、揚げたてのサクサク感を蘇らせることができます。加熱は1~2分で十分です。焦げすぎてしまう時はアルミホイルをかぶせて調整してくださいね。

Thumb小麦粉を使った天ぷら粉の作り方と天ぷらレシピ!粉の違いも調査! | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

天ぷら粉でお菓子づくり

天ぷら粉でお菓子作り?と疑問に思われた方もいるかもしれません。でも、天ぷら粉の材料は小麦粉、水、卵なので、お菓子作りの材料と同じです。たくさん天ぷら粉を作りすぎて余った時は、天ぷら粉を利用して美味しいお菓子を作ることができるんです。ここからは天ぷら粉をお菓子に利用したレシピを紹介しましょう。

外サク中ふわ天ぷら粉サーターアンダギー

天ぷら粉を使うと少ない材料で、沖縄でよく食べられているお菓子、サーターアンタギーが作ることができます。外はサクサク、中はしっとりふわふわの本格的なサーターアンタギーは絶品です!材料は天ぷら粉150g、黒糖60g、卵1個、サラダ油小さじ1です。作り方はボウルに卵を割り黒糖加え泡立て器で混ぜます。ふるった天ぷら粉を入れひとまとめにし丸めます。フライパンに油をたっぷり入れ低温でゆっくり揚げたら完成です。

手間なし簡単天ぷら粉のココアクッキー

天ぷら粉を使った簡単クッキーの作り方です。サクサクのおいしいクッキーが天ぷら粉からできているなんて、言われないとわからないくらいおいしいですよ。むしろ天ぷら粉を余らせて作りたいくらいのおいしいレシピです。材料は、バター60g、砂糖80g、卵1個、バニラエッセンス少々、天ぷら粉190g、ココアパウダー10g、チョコレートソース大さじ1です。この材料で約30~40枚分のココアクッキーが作れます。

作り方は、ボウルにバターを入れ、電子レンジで少し加熱し柔らかくたら、砂糖、チョコレートソースを入れ混ぜ合わせます。そこに卵とバニラエッセンスを加え、空気を含んだような状態になるまで混ぜ合わせます。天ぷら粉とココアパウダーを合わせてふるい入れ、さっくりと混ぜ合わせます。出来た生地をラップに包み、冷蔵庫で約1時間冷やしておきます。

小麦粉で打ち粉をした台に生地をのせ、クッキー生地を均一に伸ばしていきます。好みの型で抜き、オーブンシートを敷いた天板に並べます。180℃に予熱したオーブンで約12分焼いたら完成です。扱いやすいクッキー生地なので、型抜きはお子さんと一緒に行っても盛り上がりそうですね。お菓子作り初心者の方も作りやすいクッキーの作り方なので、気軽に試してみてください。

甘さ控えめ天ぷら粉のカップケーキ

天ぷら粉を使って流行りのお菓子、オレオカプケーキはいかがですか?甘さもバターも控えめなので、ヘルシーでおいしいレシピです。材料は天ぷら粉100g、バター30g、砂糖30g、ベーキングパウダー小さじ1、卵1個、牛乳70cc、オレオ9枚です。この材料で直径5cmのマフィン型が3つできます。作りやすい量なので、お菓子をさっと作りたい時にも作りやすいですよ。

作り方は、バターと砂糖をホイッパーでよくすり合わせ、黄色っぽく色が変わったら、卵を割り入れよく混ぜます。牛乳を入れよく混ぜます。天ぷら粉とベーキングパウダーをふるいながら加えます。ゴムベラでさっくり混ぜ、オレオ6枚を手で割り入れ、さっくり混ぜます。型に生地を流し入れ空気を抜いたら、生地の上に残しておいたオレオを飾ります。190度に予熱しておいたオーブンで25分焼いたら出来上がりです。

天ぷら粉で簡単しっとりパウンドケーキ

天ぷら粉を使ってしっとり食感のパウンドケーキも作れます。ふわふわで美味しいので、お菓子好きな方へのプレゼントにもおすすめです。材料は、天ぷら粉200g、マーガリン50g、卵1個、砂糖100g、牛乳70ml、レーズン適量、お酢大さじ1です。お菓子作りにお酢と思われるかもしれませんが、焼くと酸っぱさが飛ぶので全然気になりません。こちらの材料でパウンドケーキ型1本分のパウンドケーキが作れます。

作り方は、レーズンはお湯に戻しておきます。ボールに卵、マーガリン、砂糖を入れて、白っぽくなるまで混ぜます。ふるった天ぷら粉と牛乳とお酢を入れてさっくり混ぜる。混ぜすぎるとふわふわにならないので、ゴムベラをつかて縦にきるようにして混ぜるようにしましょう。お湯に戻して置いたレーズンを入れます。オーブンシートを敷いたパウンドケーキの型に入れ、170度で40分焼いたら出来上がりです。

天ぷら粉で即席スコーン

天ぷら粉を使うとおいしい焼き菓子スコーンも簡単に作ることができます。お菓子作り初心者の方も混ぜるだけで簡単にできますよ。お菓子を作ってみたい、という子供にもぴったりです。材料は天ぷら粉100g、砂糖30g、牛乳30ml、クランベリー、ナッツ、チョコなどはお好みでどうぞ。こちらの材料で、小さめのスコーンが8個できます。

作り方は、ボウルに天ぷら粉、砂糖、牛乳を入れてひとまとめにします。好みでクランベリーやナッツ、チョコなどを入れ混ぜ合わせます。生地を8等分し、それぞれ楕円形に丸めたら、トースターで約8~10分焼きます。途中で焦げそうになったらアルミホイルをかぶせて調整してください。ケーキクーラーで冷ましたら完成です。ナッツやチョコ類がない場合は入れずにプレーンスコーンにして、ジャムなどをつけても美味しいです。

天ぷら粉でサクサクドーナツ

天ぷら粉を使うと、みんな大好きなお菓子ドーナツもクッキーのようなサクサクの食感に仕上がります。サクサクと軽い食感のおいしいドーナツは、友達の家のお土産お菓子としてもぴったりです!材料は天ぷら粉180g、バター25g、砂糖60g、卵1個、牛乳小さじ1、バニラエッセンス適量、揚げ油です。この材料で10個分のドーナツが作れます。

ドーナツの作り方は、バター、卵を室温に戻しておきます。溶きほぐした卵に、牛乳、バニラエッセンスを合わせます。室温に戻して柔らかくしたバターに砂糖をすり混ぜたものに、卵と牛乳を混ぜた液を少しずつ加え混ぜ合わせます。そこに天ぷら粉を加え、粉気がなくなるまで切るように混ぜます。厚さ7mm程度にのばし、冷蔵庫で30分程度休ませます。ドーナツ型で型抜きをし、180度の油で約5分、こんがりと揚げたら完成です。

ふわふわ天ぷら粉蒸しパン

天ぷら粉を使うとふわふわ食感の蒸しパンにもアレンジできます。材料も少なくとっても簡単に作れるので、時間がないときのお菓子としてもぴったりのレシピです。材料は天ぷら粉200g、牛乳200cc、砂糖50g、塩ひとつまみ、ベーキングパウダー小さじ1です。作り方は、ボウルに天ぷら粉、牛乳、砂糖、塩、ベーキングパウダーをすべて入れ混ぜます。シリコンカップ7分目くらいまで入れて、ふんわりラップをかけます。

500wのレンジで1分30秒加熱する。まだ生っぽかったら10秒ずつ加熱し、中まで火が通れば完成です。もっとふわふわ食感にしたい方は、さらにベーキングパウダー小さじ1を追加してください。プレーンな蒸しパンも美味しいですし、こちらにベーコンやコーン、チーズなどをトッピングすると、腹持ちのいいお菓子として、また、朝食や軽食としてもいただけます。

余った天ぷら粉のアレンジ料理

余ってしまった手作り天ぷら粉は、料理にもアレンジ可能です。例えば、天ぷら粉を使ったお好み焼きはいかがでしょうか?通常使うはずの天ぷら粉ではなく、天ぷら粉を使ったお好み焼きは、もちもちとした食感になりとてもおいしいお好み焼きに仕上がります。そのほかにも韓国版のお好み焼きチヂミや、クリスピーチキンなどさまざまな料理に使える天ぷら粉はもはや万能粉といってもいい存在です!

キャベツたっぷりお好み焼き

天ぷら粉を使ったもちもち食感が楽しいお好み焼きです。まるで屋台で食べるようなお好み焼きになり、いつもと違ったお好み焼きが味わえます。お好み焼きの材料は天ぷら粉50g、水50cc、塩コショウ、キャベツの千切り100g、切りイカ10g、桜えび10g、卵1個、油適量です。この材料でお好み焼き2人分が作れます。4人家族でお好み焼きを作りたい場合は、材料を倍にすると4人分のお好み焼きが作れます。

お好み焼きのつくり方は、ボウルに天ぷら粉、水、塩コショウを加えて混ぜ、そこにキャベツ、切りイカ、桜えび、ときほぐした卵を入れさらに混ぜます。油を熱したフライパンにお好み焼き生地を2つに分けて入れ、弱火~中火で焼き、裏返したら蓋をして3~5分焼いたらお好み焼きの出来上がりです。お好み焼きの上にチーズをトッピングしても美味しいです。お皿に移しお好み焼きソースを塗り、マヨネーズをかけたら完成です。

お好み焼きにマヨネーズで模様を書きたいときは、先端が太いお箸で行って戻って、行って戻ってと手前、奥に交互にお箸を横にすべらせ、模様ができたらデコお好み焼きができます。見た目も華やかなお好み焼きになるので、挑戦してみるのもおすすめです。お好み焼きの具材は、豚肉やエビ、たこなど好きな具材でもOKです。みんなでワイワイ、天ぷら粉を使ったお好み焼きパーティーを楽しみましょう!

簡単ヘルシー納豆のふわふわ天ぷら

納豆を使った天ぷらのレシピです。ヘルシーでおいしいふわふわの納豆天ぷらは納豆嫌いな方でもおいしく食べられますよ。納豆がほくほくして、衣はふわふわ食感が楽しいです。ご飯のおかずにはもちろん、お酒のおつまみにもオススメのレシピです。材料は、納豆2パック、長ネギ1本、天ぷら粉大さじ4、水50cc、揚げ油です。

作り方は、ねぎは2cmくらいのぶつ切りにし、納豆と切ったネギを入れ、混ぜ合わせます。納豆とネギを混ぜ合わせた中に天ぷら粉を入れて軽く混ぜ、生地の様子を見ながら水を加えていきます。この時、どろどろにならないように水加減を注意して加減してください。熱した油の中に、納豆天ぷらの生地をスプーンですくって落とし入れ、きつね色になるまで両面をこんがり揚げたら完成です。

余り天ぷら粉でカリカリチヂミ

天ぷら粉が余ったら、韓国版お好み焼きチヂミを作りましょう。チヂミは、日本のお好み焼きよりクリスピーな食感でサクサクで美味しいですよ。たっぷりのごま油で揚げ焼きにすると、おいしいチヂミが作れます。チヂミの材料はニラ1/2袋、玉ねぎ1/4玉、天ぷら粉大さじ8、ダシダ小さじ1、ごま大さじ1、水80cc、ごま油です。

チヂミの作り方は、ボウルに天ぷら粉、ダシダ、ごまを入れて泡立て器でよく混ぜ、水を加えてきチヂミの生地のタネをつくります。ニラは1cm弱の小口切りに、玉ねぎをくし切りにします。ボウルに野菜を入れて全体を合わせます。中火で熱したフライパンにごま油を入れ、生地を広げて焼きます。片面が焼けたらひっくり返して反対側も焼き、表面にごま油を垂らしヘラで伸ばします。

火が通ったら再度ひっくり返し、表面にごま油を垂らしヘラで伸ばします。ヘラで中心部をぎゅうぎゅう押し付け、何度か返しながら両面をカリっとなるまで焼き付けます。最初に焼いた面を上にし、お好みの大きさに切って完成です。チヂミのポイントは、フライパンにごま油を垂らしながら、ヘラで押し焼きにすることです。そうするとカリカリ食感のおいしいチヂミが出来上がりますよ。

天ぷら粉のサクサククリスピーチキン

天ぷら粉を使ったクリスピーチキンは揚げたてはもちろん、時間が経ってもサクサクで何をつけなくても絶品のおいしさです。ご飯のおともにはもちろん、ビールのつまみにも、お弁当にもおすすめのレシピです。材料は、鶏胸肉2枚、天ぷら粉180g、水200cc、マヨネーズ大さじ4、塩コショウ、コンソメ1個です。

クリスピーチキンの作り方は、鶏胸肉は皮をそぎフォークで刺して厚めの削ぎ切りにしさらに縦に切りスティク状に切り分けます。鶏胸肉をビニール袋に入れ分量以外の天ぷら粉を適量加えシャカシャカ振って、全体にまぶします。ボウルに天ぷら粉、水、マヨネーズ、塩コショウ、砕いたコンソメを加えよく混ぜ、粉をまぶした鶏肉にしっかり絡めます。180度に熱した油で揚げたら出来上がりです。

天ぷら粉で驚きのサクサクとんかつ

とんかつは通常、小麦粉、卵、パン粉で作りますが、卵を切らしていたり、1個の玉子を使うのがもったいない時があります。そんな時、もともと卵が入っている天ぷら粉を使えば、問題ありません。天ぷら粉を使ったとんかつはさくさくでおいしいです!材料は、豚肩ロース4枚、塩コショウ、天ぷら粉100g、水150ml、パン粉、揚げ油適量です。この材料で2人分のとんかつが作れます。

作り方は豚肩ロースをフォークで刺して柔らかくし、塩こしょうを振りかけます。天ぷら粉と水を混ぜ合わせて、豚肉をから絡ませます。パン粉を付けて、180度に温めておいた油でこんがり揚げたら完成です。水は冷水を使うと、サクサクに仕上がるので、必ず冷蔵庫でよく冷やしてから使いましょう。

Thumb天ぷらの作り方と材料は?簡単基本レシピとサクサクに揚げるコツ! | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

天ぷら粉は自分で作っていろいろアレンジ!

天ぷら粉は家で簡単に作れることがおわかりいただけましたか?これからは市販の天ぷら粉をわざわざ買わなくても、家にある材料を使ってサクサクに美味しい天ぷらが作れます。卵あり、卵なし、マヨネーズ入りなどさまざまなバリエーションを紹介したので、試してみてください。また、天ぷら粉が余った時におすすめのお菓子や料理アレンジレシピもまとめましたので、ぜひレパートリーに追加してみてください。

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