新潟の日本酒おすすめランキング!お土産に人気のお酒も紹介!

酒どころ新潟には、たくさんの酒蔵があります。その新潟県の酒蔵の中で、全国的に知られている銘柄で、お土産にしたい美味しい日本酒をランキングで紹介します。頑ななこだわりで醸しだす古くからの人気銘柄や、老舗といわれながらも新たな取り組みによって誕生している日本酒もあります。新潟の日本酒といえばこれ、といわれるような人気のものをランキングにしていますが、各メーカーの限定醸造の日本酒や日本酒を使った新しい商品もあわせて紹介しています。

新潟の日本酒おすすめランキング!お土産に人気のお酒も紹介!のイメージ

目次

  1. 1新潟は日本酒が旨い!
  2. 2新潟のおすすめ日本酒人気ランキング10位「鶴齢」
  3. 3新潟のおすすめ日本酒人気ランキング9位「妙高山」
  4. 4新潟のおすすめ日本酒人気ランキング8位「雪中梅」
  5. 5新潟が美味しい日本酒を造り出す理由
  6. 6新潟のおすすめ日本酒人気ランキング7位「越乃寒梅」
  7. 7新潟のおすすめ日本酒人気ランキング6位「麒麟山」
  8. 8新潟のおすすめ日本酒人気ランキング5位「吉乃川」
  9. 9新潟のおすすめ日本酒人気ランキング4位「緑川」
  10. 10新潟のおすすめ日本酒!限定出荷の希少な品
  11. 11新潟のおすすめ日本酒人気ランキング3位「〆張鶴」
  12. 12新潟のおすすめ日本酒人気ランキング2位「八海山」
  13. 13新潟のおすすめ日本酒人気ランキング1位「久保田」
  14. 14新潟の日本酒が変えるおすすめショップ
  15. 15新潟のお土産は日本酒に決まり!

新潟は日本酒が旨い!

新潟県は、米どころとしても名高く、日本酒の酒蔵も多くあるところです。新潟には大きな河が流れ、米が成長する夏は晴天が多く、冬には気温がぐっと下がり日本酒の発酵が安定して進み、雪国ならではの山岳から流れ出る雪解け水が、やわらかい水質となり豊富にあるといった環境条件が、酒蔵が創業する理由にもなりました。現在では、国内の蔵元の数ランキングは第一位で、日本酒の一人当たりの消費量も多い地域です。

日本酒好きなら一度は口にしたことのあるような「久保田」「越乃寒梅」「八海山」といった、全国区の銘柄も新潟生まれで、蔵元がたくさんあることで、原料造りやオリジナル性や限定感をだすために、新しい取り組みにも挑戦しているメーカーもあります。そんな中から、新潟のお土産としておすすめの日本酒をランキングにしました。人気の銘柄もあれば、酒蔵によっては限定で出荷される希少なものも紹介します。

新潟のおすすめ日本酒人気ランキング10位「鶴齢」

青木酒造が造り出す「鶴齢(かくれい)」の純米吟醸は2016年の全米日本酒鑑評会で銀賞を受賞した日本酒です。1717年に創業し、300年以上続く造り酒屋で、淡麗辛口が多いといわれる新潟の日本酒の中で、淡麗旨口といえる酒造りを主としています。

「鶴齢」は、魚沼の食文化に寄り添うような味を求めて造られたものです。大雪の季節でも、食が途絶えることのないように考えられた干物や漬け物、しょうゆをベースとした味付けが多い料理に、キレがありながら、米のもつ旨みを最大限活かしたものを合わせたいと考えたそうです。超淡麗な口当たりは、スルスルと口に入り、冷やして味わえば白ワインのようにも飲むことができます。

「鶴齢」シリーズでは、山田錦を37%まで精米して醸した純米大吟醸が最高位のものです。新潟県産の越淡麗という酒米を使った純米大吟醸、純米吟醸がおすすめです。華やかな香り、ふくらみを感じる旨みを堪能できます。純米銀業で、日本酒度はプラス0.5、酸度1.4です。他にも、純米酒、本醸造、吟醸生酒、にごり酒などがあります。

新潟のおすすめ日本酒人気ランキング9位「妙高山」

新潟県上越市にある妙高酒造が造り出す「妙高山」は、フルーティーな香りが特徴で、気品を感じる日本酒です。妙高酒造は1815年に創業、標高2,000mを超す妙高山を望み、この山からの軟水の伏流水を使用しています。日本国内歓鑑評会だけでなく、世界的なアルコールのコンクールでも、受賞している日本酒を造り出している酒蔵でもあります。

妙高山の「大吟醸三割五分」は、山田錦を35%まで磨き、自社活性培養酵母で仕込み、華やかな吟香、飲みこむと深い余韻も楽しめる1本です。値段は1万円以上しますが、半額ほどの「純米大吟醸」もおすすめです。低温熟成させ、吟醸の香りと米の旨味を閉じ込め、気品のある味わいの日本酒です。酒米には山田錦と越淡麗を使用、精米歩合は50%、日本酒度はプラス3になっています。

妙高山酒造は新しい挑戦もしていて、世界で通用する日本酒として、ワインボトルに詰めた食事とのペアリングを楽しめるものも発売しています。「モンメル」のブランド名で、鶏肉、魚卵、チーズといった食材と合わせた時に、日本酒がより美味しく味わえるように仕上げています。ワイン好きな方への、新潟の日本酒土産としてもおすすめです。

新潟のおすすめ日本酒人気ランキング8位「雪中梅」

新潟県上越市にある丸山酒造場で造られる「雪中梅(せっちゅうばい)」は、上品な甘みのある本醸造がおすすめです。高田平野の東にあり、水田がひろがる里山の中に酒蔵があります。この地域では、新潟産の酒米「五百万石」「越淡麗」などの産地でもあり、水は井戸水、麹は伝統的な手作りのものを使って、新潟の土地ならではの日本酒を醸しています。

雪中梅の名前は、雪に覆われる越後の冬の中で、春の兆しを知らせる梅のように、飲んだ人を和ませる酒でありたいという思いがこめられています。「淡麗旨口」という表現がぴったりとするような日本酒です。この味には歴史があり、戦後に醸造する時に四代目が、1日の仕事を終えた後の疲れを癒すためには、甘口の方が旨く感じるだろう、二合も飲めば満足できるような味にしよう、と考えたものだそうです。

「雪中梅」のとろりとしたような甘みを感じやすいのは、特別本醸造です。冬季限定のものですが、酒米に五百万石を使い、蓋麹法によって造られています。やわらかな口当たりながら、飲み心地はとろしとしています。冬季限定の大吟醸、夏期限定の特別純米、一年を通じて、全国的にも流通している純米や本醸造もあります。

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新潟が美味しい日本酒を造り出す理由

新潟県の人口は全国で15位の約28万人ですが、面積は全国5位と広い土地があることが分かります。この広い土地で、越後の山々から湧き出す水を使い、稲作が盛んに行われ、やわらかな水を使った酒造りに適した温度、越後杜氏たちの技術があって、新潟は日本酒の名産地となりました。雪に覆われる冬でさえ、一日の温度変化が少なく、仕込まれた日本酒が素直に育ち、安定した低温で醸造を進めることができます。

新潟の日本酒消費量

新潟県民の日本酒消費量は、全国1位となっていて、年間で一人当たり一升瓶で計算すると約8本以上も飲んでいるということになります。新潟に続く、秋田県、石川県ともに、米栽培がされ雪が降る寒いエリアです。寒い夜に体を温めるためにも、熱燗を飲む、温かい囲炉裏の火を囲んで日本酒を飲むというスタイルが定着していたことも、日本酒が定番となっている要因です。新潟は酒造りも、酒の消費においても一流といえそうです。

新潟では、冬のスキーシーズンとあわせて、大きなかまくらで日本酒を味わうといったイベントも開かれています。日本人よりも、海外からの観光客が淡麗な日本酒の旨味を堪能しているということもあり、今後新潟からもっと世界へ発信する日本酒も増えていきそうです。

新潟のおすすめ日本酒人気ランキング7位「越乃寒梅」

スッキリとして繊細、後味に米本来の旨味が感じられる「越乃寒梅(こしのかんばい)」は、新潟市江南区にある石本酒造で造られています。山田錦と五百万石を使い、食前食中食後といつでも飲み飽きずに、心地よい酔いを楽しんでもらえるようにと、酒蔵の蔵人だけでなく、石本酒造が一体となって酒造りに取り組んでいる酒蔵です。

新潟県亀田郷地区は、梅の名産地でもあり、初夏に大きな実をつける「藤五郎梅」が、「越乃寒梅」の名前の由来となっています。「越乃寒梅」を首都圏で目にすることもありますが、多くは吟醸酒で、日本酒度がプラス7という、淡麗辛口を特徴とした、すっきりとした味のものです。常温から冷や、ぬる燗でも楽しめる日本酒です。

新潟に行って「越乃寒梅」の紫色のラベル吟醸「特撰」、白色ラベルの大吟醸「超特撰」があれば、ぜひ味わうか購入してみてください。特撰は日本酒度はプラス8で、、飲み口が良く、ふくらみのあるうま味が広がります。超特撰は、室温1度という低温下で2年ほど熟成させることで、きれいな味と余韻を楽しめ、大吟醸ながらぬる燗でもうま味を堪能できる日本酒です。新潟市内の直営レストラン「きた山」でも味わえます。

新潟のおすすめ日本酒人気ランキング6位「麒麟山」

辛口の日本酒好きにもおすすめな「麒麟山(きりんざん)」は、辛口の酒にこだわりを持ち続けている酒蔵が造り出しています。新潟県東蒲原群にある麒麟山酒造は、1843年に創業以来、辛口一途に酒造りをしています。御神楽岳を水源とする伏流水を使っていることもあり、そこに必要なブナ林の維持をするための植林活動も行い、酒米も地元のものを使っています。

伝統の辛口を味わうなら「麒麟山 伝統辛口」がおすすめです。酒米は五百万石を65%に磨き、爽快なまでのキレがあり、冷やしても燗酒でも楽しめます。越淡麗を45%まで磨いた大吟醸も辛口で、繊細な和食とあいます。たかね錦という酒米を使った純米吟醸は、やはり淡麗辛口ながら、口のなかでじんわりと広がる旨みが、白身のお寿司などとも合わせやすくなっています。

「麒麟山」のシリーズには、贈り物やお土産用におすすめな、色付きのガラスボトルに入った、気さくに味わう麒麟山シリーズというものもあります。ラベルの文字も、漢字表記ではなくやわらなかひらかなで「きりんざん」とあり、ブルー、ブラウン、グリーン、ピンク、ホワイトとあり、それぞれのカラーイメージにあわせた味わいの麒麟山を楽しめます。

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新潟のおすすめ日本酒人気ランキング5位「吉乃川」

新潟県長岡市摂田屋にある吉乃川株式会社が醸造している「吉乃川」は、新潟県産の酒米を使って仕込まれる辛口の日本酒です。総業1548年、代々の杜氏が鮭本来の旨味を持ちながら、キレのある淡麗な酒造りを継承している酒蔵です。信濃川の地下水脈を井戸水として汲み上げ、仕込みに使い、酒米も新潟県産だけ醸し、地元新潟産のもので造る地酒にこだわりを持っています。

「吉乃川」には、伝統の味、厳選辛口、極上といったシリーズがあります。日本酒好きなかたへのお土産なら、伝統の味の「大吟醸」「芳醇」がおすすめです。自宅用に毎日でも飲みたいなら、「厳選辛口」で、日本酒度プラス7、酸度1.2というすっきりとした辛口がおすすめです。

日本酒が飲みなれていない方への新潟土産にするなら、吉乃川で仕込んだ優しい甘さの「厳選梅酒」、珍しい日本酒のリキュール「サケ カフェゆず酒」もおすすめです。ゆず酒は、さわやかな香りがするので、ロックでも、ハイボールのように炭酸で割っても飲みやすいお酒です。

新潟のおすすめ日本酒人気ランキング4位「緑川」

冷やしてもお燗でも美味しい日本酒「緑川」は、厳選された特約店のみでの取り扱いになるので、新潟の日本酒の中でも手に入れにくいものとなっています。造っているのは、新潟県魚沼市青島にある1884年に創業した緑川酒造です。1990年に、癖のない軟水が豊富な水量の地下水がある、現在の地を選んで移転しています。酒蔵は徹底された清潔さを保っているのも特徴です。

緑川酒造は、新潟県産の酒米を使っていますが、珍しい北陸12号という地元産の米100%使用の「北穣吟醸 緑川」を一度味わってみて欲しいです。ほのかな吟醸香を感じ、落ち着いたふくらみある味わいは、他の酒米とはまた違う淡麗を堪能できます。

真冬に絞った純米吟醸を、0度近くの雪洞でゆっくりと熟成させて、夏に出荷させる「雪洞長蔵酒 緑」はマイルドで飲み口がすっきりとしています。夏期シーズン限定ということで、冷やして味わえばフレッシュな感じも楽しめます。「緑川」は、保管状況だけでなく、販売においても安心して任せられるところにしか出荷しないということで、希少なお酒ともいえます。

新潟のおすすめ日本酒!限定出荷の希少な品

新潟のお土産にもおすすめな日本酒は、ランキングに入っている他にも、限定出荷でレアなものもあります。その中でも、今注目されている2銘柄を紹介します。

新潟ならではの「亀の翁大吟醸七年熟成」

秘蔵酒ともいわれる「亀の翁(お)」は、酒米の「亀の尾」を使った、香り高い純米大吟醸です。その亀の翁を、7年熟成させるという、希少な日本酒になっています。720mlサイズで3万円を超えますが、それだけの価値ある日本酒です。ワイン評論家のロバート・パーカーが初めて日本酒消化をしたときに、最高位98点をつけたのが、「亀の翁純米大吟醸三年熟成」ということで、注目となっている日本酒です。

さらりとした口当たりで、切れ味もよく、その後に華がひらくような味わいが残るお酒です。日本酒造りを題材にした「夏子の酒」でも、題材とされたことで、人気の銘柄になっています。

新潟佐渡ならではの「真野鶴」

新潟の佐渡で造られる日本酒で、若い杜氏が6年連続で全国新酒鑑評会で金賞受賞を果たしている実績もある日本酒「真野鶴(まのつる)」です。「真野鶴・万穂(まほ)」は山田錦を35%まで磨き、ワイン通にも評価されるものです。佐渡産の五百万石を原料米とした「真野鶴・大吟醸無ろ過原酒」は、限定での出荷になりますが、洋ナシのようなフルーティーさもあり、舌に残るやわらかさもあります。

「真野鶴」は、香りもよく、常温や冷やで堪能できるものがおおいので、ワイングラスで味わいたい日本酒です。佐渡にも「真野鶴」を造り出す尾畑酒造だけでなく、数社の酒蔵がありますが、佐渡ならではの米と水で個性的な日本酒を造り出しています。どの新潟の日本酒を選ぶか迷った時には、数が限定される佐渡の酒蔵のものを選ぶという方法もおすすめです。

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新潟のおすすめ日本酒人気ランキング3位「〆張鶴」

淡麗なだけではない、味わいのある「〆張鶴(しめはりつる)」は、新潟県村上市にある宮尾酒造で造られています。総業1819年という200年続く酒蔵で、三面川の甘みを持つ伏流水が敷地内の井戸水として湧き出し、酒造好適米の五百万石や高嶺錦など育てているエリアにあります。現在では、〆張鶴の原料米ともなる越淡麗をの田植えをしたり、杜氏だけでなく若い蔵人も一緒になって酒造りに取り組んでいます。

〆張鶴らしい味わいを楽しめるものとしておすすめは、「〆張鶴特選」です。原料には山田錦、五百万石を使用し、日本酒度はプラス4.5、なめらかだけれど深みのある味わいの日本酒で、通年を通して販売されている点も人気があります。

〆張鶴の中の最高峰とされるものが「〆張鶴均ラベル」で、11月に限定発売される大吟醸酒です。山田錦を35%まで磨いて醸しだされ、果実の香りとふくらみがありながら、淡麗ならではのキレがあります。出荷量も限定されているので、手に入りにくいですが、日本酒好きにはおすすめの1本です。〆張鶴の変わったお土産としては、酒蔵フェイスマスクがあります。〆張鶴と〆張鶴の酒粕を配合していて、珍しいお土産になります。

新潟のおすすめ日本酒人気ランキング2位「八海山」

大吟醸の酒造りを応用した、純米酒もある「八海山(はっかいさん)」は、力強いものから淡麗で食中酒としても楽しめるものまであります。酒蔵は、新潟県南魚沼市にある八海醸造で、普段に飲む日本酒の質を高めることと安定して供給できるようにということに努めています。新潟越後山脈に連なる桂山から湧出する雷電様の清水といわれる軟水を使い、淡麗辛口な酒造りに活かしています。

八海山の普通酒といわれる定番の「清酒八海山」は、五百万石を60%まで磨き、低温発酵させるという手間をかけています。日本酒度はプラス5.0、酸度は1.0と淡麗ですっきりとしているので、食事とあわせやすい日本酒です。辛口でよりすっきりとしたものが好みなら、「吟醸八海山」、冷やでも燗つけでも味わいたいなら「特別本醸造八海山」がおすすめです。

数量限定になりますが、「大吟醸八海山」は、雑味がなく、厳しい冬に仕込まれゆっくりと熟成したふくらみを堪能できるものもあります。面白いお土産としては、米焼酎の「よろしく千萬あるべし」も醸造していて、吟醸酒のような香りのある焼酎、子どもものめるノンアルコールの「麹だけでつくったあまさけ」もあります。日本酒とあわせて、新潟のお土産を選ぶときにおすすめです。

新潟を観光で訪ねたら、八海山のあるエリアにある「魚沼の里」にもぜひ立ち寄ってみてください。銘酒が造られる環境を体感しながら、「八海山」シリーズを味わえるレストランや、魚沼のお米と食材を使った料理を味わえる施設もあります。自然散策をした後に、八海山を味わい、お菓子などのお土産も購入できる場所になっています。

新潟のおすすめ日本酒人気ランキング1位「久保田」

新潟を代表する日本酒といえる「久保田」をおすすめランキングの1位としました。酒蔵は、新潟県長岡市にある朝日酒造で、「酒造りは米づくりから」というモットーのもと、米作りにも参加し、良い米を育てるための自然環境保全にも力をいれています。1830年創業した当時の屋号「久保田屋」の名前をつけたブランド「久保田」は、こだわりがつまった日本酒です。

久保田が誕生したのは昭和も終わるころで、甘い日本酒が好まれていた時代にあって、すっきりと飲み飽きることのない淡麗な酒が今後は愛飲されるという予想のもと、淡麗で辛口な日本酒「久保田」が誕生しました。久保田の中でも、最高峰といわれる「萬寿(まんじゅ)」は、五百万石を50%まで磨き、もろみに加える掛米も新潟県産のものを使っています。日本酒度はプラス2、酸度は1.2と中辛口で、豊かな香と深い味わいです。

「碧寿(へきじゅ)」は、山廃酵母を使った深みのある純米大吟醸で、ぬる燗でも堪能できます。4月から9月の限定出荷となっている「翠寿(すいじゅ)」は、大吟醸の生酒で、華やかな香りが特徴で冷やで飲むのがおすすめです。珍しいものでは、アウトドアで味わう日本酒というコンセプトで醸造する久保田の新しい挑戦「雪峰(せっぽう)」が、発売されます。限定酒や希少種を求める方におすすめです。

朝日酒造は、酒蔵を知ることのできる見学コースも充実しています。老舗の酒蔵では、限定的な見学やけんがくそのものができないところもあるなか、いつでもできる見学コースと、事前予約で酒造りも学べるコースがあります。無料で久保田をはじめ、朝日酒造の酒を試飲できます。新潟の日本酒を味わう、購入するだけでなく、醸造工程を知って、より深く新潟の酒味わうにもおすすめの観光です。

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新潟の日本酒が変えるおすすめショップ

新潟駅構内にある「ぽんしゅ館」は、新潟越後の酒蔵が全て利き酒できる場所として、観光スポットにもなっています。日本酒のミュージアムとしてもみどころがありますが、人気は利き酒コーナーで、新潟の銘酒が100種近く揃っています。500円でコイン5枚が交換でき、おちょこ5杯分の日本酒を味わうことができます。日本酒にあわせるつまみとして、新潟産の塩や味噌がおいてあるのも日本酒好きには嬉しいところです。

この「ぽんしゅ館」は、新潟駅店と越後湯沢店があります。気になる日本酒の味をみて、一升瓶だけでなく、ワンカップの日本酒や小瓶などお土産サイズの日本酒も豊富にそろっています。

新潟のお土産は日本酒に決まり!

新潟はお米も水も良質で量産され、旨い日本酒の酒蔵もたくさんあります。新潟県県内全ての酒蔵のものを味わうことは無理でも、この新潟のお土産におすすめの日本酒ランキングを参考に、質の高い日本酒に出会ってください。銘柄だけでなく、原料米や磨き具合によって違う味わいを楽しめるのも、酒どころ新潟ならではの日本酒の楽しみかたです。

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