ラーメンスープの簡単な作り方!自宅でできる美味しくて本格的レシピ紹介
ラーメンは日本の国民食とも言われるほどに、みんなが大好きなメニューです。そのラーメンが自宅でも簡単に作れると思ったら試してみたいと思うことでしょう。今回はラーメンの味の決め手のラーメンスープの簡単な作り方を調査しました。パパっと簡単にできる作り方や、旨味を増やすコツなどを紹介します。更に、自宅でも本格的なラーメンを味わうための、本格派のラーメンスープの作り方も紹介します。ぜひ自宅で美味しいラーメンを食べてください。
目次
ラーメンの味はスープで決まる!
ラーメンは色々なお店があり、味やトッピングも多種多様です。ですが、構成としてはとてもシンプルな料理です。麺とスープと具材だけです。もちろん、麺の美味しさや具材とのマッチングなども重要な味のポイントにはなりますが、なんといってもラーメンスープが味の決め手になります。行列ができる美味しいラーメン店もラーメンスープのレシピ開発にはかなりの時間を費やしていて、こだわっているものです。
自宅でラーメンを食べるならインスタント麺?
ラーメンを食べたいとなるとラーメン店に行って食べるか、自宅で食べるかの選択がほとんどでしょう。自宅で食べる場合はカップラーメンなどのインスタントラーメンを食べることが多いでしょう。作り方も簡単で時間もかからず、しかも美味しいインスタントラーメンはとても便利です。ですが、ほんの少しアレンジをすることで更に美味しく食べることができます。
美味しいインスタントラーメンの作り方
調味料はすでに入っていて、ふたを開けたらお湯を注ぐだけのカップラーメンでも、旨味をアップすることができます。鰹節の粉を少し足すだけで旨味が増し、いつも以上に美味しいカップラーメンになります。味噌味にすりごまを追加すると、辛いのが苦手な人におすすめの辛さ控えめ担々麵風になります。コンビニなどで売っているキャベツの千切りをお湯を入れる前に加えてもいいでしょう。温めた牛乳で作るとクリーミーです。
袋麺の場合は、ラーメンを茹でるお湯とラーメンスープを溶かすお湯は別にするとすっきりした美味しさにります。一度お湯で温めておいたラーメン丼に、ラーメンスープの素と熱湯を入れて溶かしましょう。別に茹でた麺を入れて、具をのせると完成です。温めた豆乳や牛乳でスープの素を溶かすと濃厚なラーメンになります。ごま油を垂らしたり、チューブでいいのでニンニクを少し足すと香りがいいラーメンになります。
定番ですが、野菜炒めを乗せると1杯で満足できるほどのボリュームになります。具材がたっぷりだと乾麺タイプでもインスタントぽくなく、美味しいラーメンになります。チャーシューやハム、煮卵などラーメンの定番の具があればいいですが、冷蔵庫にない場合も多いでしょう。簡単ですが、冷蔵庫にあるゆでもやし、ネギを刻んだもの、キャベツの千切り、乾燥わかめなどでも具材として使うなら美味しいラーメンが出来上がります。
ラーメンスープは自宅で作れる?
出典: http://rensai.jp
ラーメンスープもスーパーなどで、1人用の分量でのものや数人分の量がひとつになっているものなど色々と販売しています。味も醤油、味噌、豚骨など多岐にわたり、好みに応じて選べます。ですが、ラーメンスープは意外と簡単にできます。自分で作れば味付けのアレンジも自由です。だしを取るところから本格的に作る事もできますが豚骨や鶏ガラだしを作るのは大変です。だしの素を使えば手軽に自家製ラーメンができます。
ラーメンはカロリーが高く太る要因として言われることも多いでしょう。お店ではラーメンスープの旨味を増やすために、脂分を多くした作り方をしている場合も多く、カロリーが高くなる要素にもなります。ラーメンの麺も炭水化物のためカロリーは高くなる傾向にあります。自宅で作るなら、ラーメンスープの油分を控えることもできます。野菜を増やして食べ応えを増したり、麺をこんにゃく麺に変える作り方もできます。
簡単ラーメンスープレシピ
家に帰って突然ラーメンが食べたくなった時に麺だけあれば、自宅にあるものだけで作れる簡単ラーメンスープレシピで作れます。ラーメンの麺は生麺の方がもちもち食感でいいですが、乾麺なら保存に便利ですので、突然食べたくなった場合用に購入するものいいでしょう。生麺も、麺だけの状態でスーパーに売っています。ダイエットをしている人には、中華麺ではなくこんにゃくを麺にしたこんにゃく麺もおすすめします。
簡単!シンプルな醤油ラーメンスープレシピ
鶏ガラスープの素大さじ1、醤油大さじ2を温めておいた丼に入れます。沸騰したお湯400mlを注ぎ、茹でた麺を入れたらおろしニンニク、ごま油を適量加えます。和風だしの素に変えても美味しい和風醤油ラーメンになります。シンプルでとても簡単な作り方ですが美味しい味に仕上がります。麺を茹でる鍋しか使わないので、調理器具が少なく洗い物も減らしたい1人暮らしの人にもおすすめのレシピです。
簡単!担々ラーメンスープレシピ
担々麵も、自分で作れば自分好みの辛さに調整できます。ごま好きなら、ごまを多めにできます。ガッツリ食べたい時なら、ひき肉を多めに作ることもできます。肉みそのレシピは豚ひき肉50gをごま油でそぼろ状になるように炒めます。酒、醤油、甜麺醤各小さじ1、しょうがのすりおろしを少々加えて味を絡ませたら完成です。肉みそはご飯に乗せても美味しい丼になります。辛いのが好きな方はラー油を足しましょう。
担々麵のラーメンスープのレシピです。ザーサイ10gと長ネギ15cmをみじん切りにし、油を引いたフライパンで炒めます。香りが出るまで炒めたら鶏がらスープの素小さじ1、醤油、酒大さじ1、酢小さじ1、ごまペースト大さじ2、400mlの水を加えて沸騰するまで煮ます。ごま好きなら、更にすりごまを大さじ1足しても美味しいです。丼に麺とスープを入れて、最後に青梗菜を乗せれば、見た目も美味しい担々麵の完成です。
簡単!あんかけラーメンスープレシピ
とろみのあるあんかけラーメンは、冷めにくく冬におすすめのメニューです。簡単な作り方ですが野菜や肉も多く取れるレシピなので健康的です。豚肉をフライパンで軽く炒めもやし、キャベツ、人参、玉ねぎなどの野菜を一口大に切り、追加して更に炒めます。そこにお湯400cc、鶏ガラスープの素大さじ1、醤油大さじ1、オイスターソース小さじ1を加えます。沸騰してきたら水溶き片栗粉を流し入れとろみをつけます。
あんかけラーメンの基本の作り方はスープにとろみをつけることなので、アレンジも自由です。卵をふわふわにしたところにあんかけスープをかけるとやさしい美味しさのあんかけラーメンができます。野菜炒めではなく、玉ねぎのスライスとひき肉をそぼろ状に炒めたものをたっぷり乗せても美味しいです。最後に胡椒を効かせると味がぐっと引き締まります。
本格的ラーメンスープレシピ
こだわって美味しいラーメンが食べたい人には、本格的にだしから取ってラーメンスープを作りましょう。時間はかかりますが、きちんと取っただしを使うと、特別なレシピでなくても確実に美味しいラーメンになります。化学調味料をとることを懸念している人にもおすすめの作り方になります。
本格派!あっさり醤油ラーメンスープレシピ
和風醤油ラーメンを作るなら、しっかりとだしをとりましょう。昆布、鰹節、煮干し、シイタケなどを使ってだしをとります。ラーメンにおすすめなのは鰹節と煮干しです。煮干しは苦みが出るので頭とはらわたを取ります。水1Lに下処理済みの煮干し50gを1時間程度浸した後、鍋を火にかけて沸騰させます。沸騰してきたら弱火にしアクを取りながら5分程度煮込みます。粗熱が取れたら濾しておきます。
1Lの水を鍋にかけ、沸騰したところで鰹節30gを入れて火を消します。2~3分程度置いたら濾します。煮干しだしと鰹だし、どちらも人肌程度の温度になれば合わせておきましょう。醤油、酒各大さじ1、塩小さじ1、だし400mlを鍋に入れ火にかけます。茹でた麺と具材を合わせると上品な旨味が美味しい、あっさり和風醤油ラーメンになります。具材は、メンマ、刻んだ白ネギなどシンプルなものが合います。わかめもおすすめです。
本格派!コク旨豚骨ラーメンスープレシピ
豚骨だしを自宅で取るのは時間はかかりますが、作り方としてはさほど難しくはありません。一度にかなりの量が出来るので、来客が多い時にも便利です。豚骨1.5kgは小さく割り水洗いします。鍋に水と豚骨を入れ強火で加熱します。沸騰してきたら一度茹で汁を捨て、再度水で豚骨を洗います。水4Lに洗った豚骨を入れ強火にかけます。沸騰したら中火に落とし、アクを取りながら3~4時間程度煮込みます。
沸騰して最初のアクを取った後に人参、玉ねぎ、白ネギ、料理酒などを入れると臭みが取れます。しっかり煮込むと、豚骨独特の白濁したスープができます。時間を短縮したい場合は、圧力なべで煮ましょう。沸騰するまではフタをせずに、しっかりとアクを取ってから圧をかけて煮込みます。圧力鍋なら30分~45分程度で出来上がります。冷めるとコラーゲンが固まるので、冷める前に濾しておきましょう。
豚骨で取ったスープはそれだけでパンチのある味わいになっています。お好みで味を足してラーメンスープにできます。シンプルに塩を小さじ1足すと、豚骨の旨味が味わえます。和風にしたいなら、醤油、酒大さじ1を足しましょう。味噌大さじ1を溶かすなら味噌豚骨にもなります。お店で作られる豚骨スープは火力も強く、大量に作るので同じものが出来るとは言えませんが、それでもかなり近い味の作り方はできます。
本格的なラーメンスープを作るときに便利な調理器具
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本格ラーメンスープを作る場合、豚骨や鶏ガラなど動物性のだしをとるのならば煮込みに便利な寸胴鍋はあったほうが良いでしょう。大人数のラーメンスープを作るのでなければ、大きいものでなくてもいいですが深さがあったほうが便利です。他の煮込み料理にも使い勝手はいいので、揃えておいて損はない調理道具になります。
作っただしを濾すための濾し器もあったほうがいいでしょう。円錐形をしたスープ用の濾し器も、ラーメン屋さんにあるような大きなものだけでなく小さなサイズのものもあります。小さいものなら価格も手頃なので手に入れておいてもいいでしょう。味噌濾し器では、目が粗いのでキッチンペーパーを敷いて利用するのもおすすめです。
ラーメンスープが美味しくなる調味料
豚骨や鶏ガラでだしをとるのは、ハードルが高い場合は、市販のだしの素を使えば簡単に本格派の美味しいラーメンになります。ラーメンのスープに使う中華だしは、顆粒タイプのものよりペースト状のものの方がおすすめです。脂分もあり旨味が多いためです。酒を使う場合も、日本酒を使うより紹興酒を使った方が濃厚な味になります。辛さを付けたいなら豆板醤を使えば、スパイスも効いてより中華味に近づきます。
ラーメンスープが美味しくなる食材
美味しいラーメンスープが出来れば、美味しい具材も用意したくなります。豪華な具材が乗っていれば家庭で作ったものでも充分本格派の味のラーメンに仕上がります。自分で作るなら、健康を考えて野菜を多めにすることもできます。
チャーシューも自家製であれば自慢できるレベルの本格的なラーメンです。豚ももブロック500gを熱したフライパンで焼き目を付けます。全体にまんべんなく焼き目が付いたら、水、酒、醤油各1カップずつ、砂糖30g、はちみつ大さじ1を鍋に入れてふつふつとして来たら、焼き色を付けた豚肉を入れて1時間程度コトコトと煮ます。ねぎの青い部分や生姜スライスを入れると臭み取りになります。粗熱が取れたら切り分けましょう。
煮卵はとても簡単にできる具材です。卵4個を茹でて皮を剥いたら、醤油大さじ4、水大さじ3、みりん大さじ2、砂糖大さじ1を鍋で沸かしたところに入れます。弱火にして卵を転がしながら煮詰めていくと完成です。もっと簡単に作りたいときは茹でてすぐ皮をむき、温かいうちに保存用バッグに麺つゆと卵を入れます。空気を抜いて卵が麺つゆで浸れば大丈夫です。粗熱が取れたら冷蔵庫に入れ一晩寝かせれば完成です。
ラーメンスープが出来れば、自宅でラーメンパーティも!
ラーメンスープが自分で作れるようになれば、みんなが集まったときにラーメンを味わうこともできますラーメンは事前に作っておくものが多いので、食べる前の調理としては麺を茹でて、スープを温め、具材を乗せる程度なので、その場で時間を取られずおもてなしにも向くメニューです。家呑みをした時にシメのラーメンが手作りだとすれば、それは贅沢な飲み会になります。
自分でラーメンスープを作ってみよう
意外とラーメンのスープは簡単にできます。自分で作ったラーメンスープなら味のアレンジも自由です。本格的にだしから作るなら、化学調味料なしでラーメンが食べられます。こだわりのラーメンを自分で作る満足感もありそれだけでも美味しく感じるでしょう。ぜひ一度自分でラーメンスープを作って、自宅ラーメンを楽しんでください。