きくらげの戻し方・時間は?早く戻す時短方法や美味しいアレンジレシピも
きくらげは、独特の食感が人気であり、低カロリーで笠間市としても重宝します。そんなきくらげの戻し方や時間は知っていますか?この記事では、待っているのがめんどうなきくらげの戻し時間を短くする方法や、あまりバリエーションがなさそうなきくらげの活用法を紹介していきます。普通に戻す場合と比べて何倍速く戻せるかなども紹介しますので、戻し方と併せて、順番にチェックしていきましょう!
目次
きくらげとは
きくらげがキノコの一種だということは、皆さんも知っていると思います。きくらげとは、ケヤキなどの枯れた枝に発生するキノコです。日本を始め東アジアでは食用として親しまれていますが、「ユダが首を吊った木にきくらげが生えた」という伝説があるからか、ヨーロッパではあまり食用にされていないようです。
ちなみに、日本できくらげが「きくらげ」と呼ばれているのは、「木に生えるクラゲのようだから」という理由だそうです。確かにひらひらとしたビジュアルはクラゲを連想させます。中国では「木耳」と書き、その名のとおり木に耳が生えたような見た目からそう呼ばれています。
きくらげの戻し方
それでは、きくらげの戻し方について紹介しましょう。水で戻している方やぬるま湯で戻している方、両方いると思います。果たしてどのような違いがあるのでしょうか?乾燥きくらげは水で戻すよりもぬるま湯で戻した方が何倍も速く戻す事が出来ますので、早速戻し方での時間の違いを見ていきましょう。
水でのきくらげを戻し方と時間
水できくらげを戻す場合、ある程度時間に余裕をもって戻す必要があります。長い時間置いた方がしっかりときくらげが戻りそうな気がしますが、あまり長い間漬けてしまっても水を吸収しすぎてしまって美味しくないようです。きくらげをあまり放置しすぎてしまわないように気を付けましょう。
水での戻し方の適正時間は?
とある検証によると、乾燥きくらげは6時間くらい漬けておくと元の大きさに戻ったそうなので6時間位漬けておくのが一番良さそうです。やり方は簡単で、ボウルに水をはったら、中に乾燥きくらげを入れておくだけです。夕ご飯に使う予定の人は、支度の時間から逆算して、早くから水に漬けておくと良いでしょう。
水でのきくらげの戻し方の注意
乾燥きくらげを元に戻す時、少し注意することがあります。きくらげに限った事ではないですが、乾燥したものを元に戻すと、水を吸収して何倍にも膨らみます。何倍くらい膨らむのかというと、乾燥きくらげの場合は約10倍にも膨らむことがあるそうなので、何倍に膨れても構わないように、戻す時は大き目のボウルなどを用意しておきましょう。
ぬるま湯できくらげの戻し方と時間
出典: http://noupro.jp
続いては、水ではなくぬるま湯で早く乾燥きくらげを戻す場合を紹介します。実はぬるま湯の方が水よりも何倍も早く戻すことが出来、急いでいる時にもおすすめです。こちらもやり方は簡単で、ぬるま湯を張ったボウルなどに乾燥きくらげを入れておくだけです。ぬるま湯の温度は、30℃くらいにしておくと良いです。
きくらげのぬるま湯での戻し方と時間は?
だいたい30分ほど漬けておきましょう。水で戻す場合はかなり前から用意をしておく必要がありますが、ぬるま湯なら少し前から漬けておくだけで早く調理に使用することが出来ます。ぬるま湯で戻す時間を30分、水で戻す時間を6時間とすると、ぬるま湯で戻した方が約12倍も早く戻すことが出来ます。
水をぬるま湯に変えるだけで何倍も早く出来るとは驚きです。こちらも水で戻した時と同じく、何倍にも膨らむので容器から溢れてしまわないように気を付けましょう。何倍に膨れても大丈夫なように大き目の容器を用意してください。
ぬるま湯での戻し方を活かした乾燥きくらげのレシピ
それでは、続いては乾燥きくらげを使用したレシピをいくつかご紹介します。きくらげのレシピというとあまりレシピが思いつかないかもしれませんが、スープなど色々なレシピに活用できますし、ぬるま湯で戻せば早くきくらげを調理に使えますので便利です。それでは、まずスープのレシピから見ていきましょう。
きくらげ入りたまごスープのレシピ
それでは、まずたまごスープのレシピから紹介します。乾燥きくらげは何倍にも膨らむので、用意する乾燥きくらげは少量で大丈夫です。では、材料を見ていきましょう。材料(4人分)は乾燥きくらげ10g、たまご1個、水600ml、鶏がらスープ大さじ2、コショウ小さじ1、塩小さじ1/2、ごま油小さじ1/2となっています。
きくらげのぬるま湯での戻し方を活用したスープのレシピ
それでは、早速作り方をチェックしてみましょう。1.ボウルなどにたまごをいれて溶いて卵液を作っておきます。乾燥きくらげは、鍋に600mlの水がぬるま湯を入れ、浸して戻しておきましょう。2.きくらげが柔らかくなったら、鍋から取り出して一口サイズに粗く刻みましょう。
3.鍋を中火にかけて、刻んだきくらげを戻し入れます。きくらげを入れたら、鶏がらスープ大さじ2、塩小さじ1/2、コショウ小さじ1を入れて味を整えましょう。4.中火にかけていた鍋をひとにたちしたところで火を止めて、卵液を少しづつ回し入れます。卵液を入れ終わったら、鍋を弱火にかけて卵が半熟状態になったら完成です。
きくらげとさばのカレーのレシピ
続いては、きくらげとさばのカレーのレシピを紹介します。まずは、材料を紹介しましょう。材料はうす切りにした玉ねぎ中1個、すりおろしたトマト中1個、みじんぎりにしたにんにく1/2、生姜すりおろしを1片、千切りを1片、戻した乾燥きくらげ15枚、カリフラワー1/2株、キャベツ1/4個、鯖缶1缶、レモン1/2、お湯400ml
(スパイスA)ホールチリ1本、マスタードシード小さじ1/2、クミンシード小さじ1、スターアニス1個、コリアンダーシード8粒くらい、カレーリーフふたつまみ(スパイスB)コリアンダーパウダー大さじ3、クミンパウダー大さじ1、ターメリックパウダー小さじ2、カイエンペッパー小さじ2、塩小さじ1/2、コショウ小さじ1/2(スパイスC)クミンシード小さじ2、カイエンペッパー小さじ1/2となっています。
きくらげのぬるま湯での戻し方を活用したカレーのレシピ
それでは、作り方をチェックしていきましょう。1.まず、カリフラワーはトースターなどで軽く焼き目が付くまで焼いておきましょう。2.鍋に油を大さじ1を熱し、中火でホールチリ1本、マスタードシード小さじ1/2、クミンシード小さじ1、スターアニス1個、コリアンダーシード8粒くらい、カレーリーフふたつまみを炒めましょう。カレーリーフはぱちぱちと音を立ててから加え、にんにく1/2株も炒めましょう。
3.次にうす切りにした玉ねぎ1個を加えて、しっかりと炒めましょう。4.千切りにした生姜、戻しておいた乾燥きくらげ15枚を炒めて、焦げ付きそうになったらショウガのすりおろしと、同量の水を食らえて鍋の底からよく混ぜ炒めます。
5.すりおろしたトマト1個も加えて、水気が無くなったらコリアンダーパウダー大さじ3、クミンパウダー大さじ1、ターメリックパウダー小さじ2、カイエンペッパー小さじ2、塩小さじ1/2、コショウ小さじ1/2も入れて火を弱め、よく混ぜながらしっかりと炒めましょう。6.カリフラワー1/2株を入れて手早く混ぜます。
7.お湯400mlを入れて混ぜ、煮立ったら鯖、キャベツ1/4個も入れて再度煮立ったら弱火にして蓋をし、水分が飛ぶまで20分煮込みましょう。8.レモンを絞り入れ、味見をしながら塩コショウをしましょう。9.小さい鍋に油大さじ1を入れ、熱します。クミンシード小さじ2を入れ、ぱちぱちと音が鳴ったらカイエンペッパー小さじ1/2を混ぜ入れます。10.すぐにカレーに入れ、混ぜてひとにたちしたら完成です。
豚肉ときくらげの中華炒めのレシピ
続いては、豚肉ときくらげの中華炒めレシピを紹介します。まずは、材料を紹介します。材料(2人分)は豚バラ肉100g、乾燥きくらげ5g、長ねぎ1/2本、ニンジン30g、豆苗1袋、にんにく1かけ、ショウガ1かけ、たまご2個、マヨネーズ大さじ1/2、卵炒め用のサラダ油大さじ1、豚肉炒め用のサラダ油大さじ1、ごま油少々(豚肉の下味用)、塩少々、コショウ少々、醤油小さじ1、酒小さじ1
(合わせ調味料)醤油大さじ1、酒大さじ1、オイスターソース大さじ1、鶏がらスープ小さじ1、塩少々、コショウ少々となっています。きくらげは何倍にも膨らむので、このレシピでも用意する量は少な目になっています。それでは、続いて作り方をチェックしていきましょう。
きくらげのぬるま湯での戻し方を活用した中華炒めのレシピ
1.まずは、乾燥きくらげ5gを戻しておきましょう。水で戻した後は石づきを落とし、食べやすい大きさにカットします。2.ニンジンは3ミリ幅の薄切りにします。長ネギは1cm幅に切りましょう。豆苗は5cm位にカットし、にんにく1かけ、ショウガ1かけはみじんぎりにします。3.豚バラ肉100gは3cm位に切ります。全て切り終わったら、塩少々、コショウ少々、醤油小さじ1、酒小さじ1をまぶしておきましょう。
4.ボウルにたまご2個を割り入れます。マヨネーズ大さじ1/2を入れたら、よく混ぜましょう。マヨネーズを入れることで、たまごがふわっとなります。5.フライパンを熱し、サラダ油大さじ1を引いたら『4』の卵液を流し入れましょう。かき混ぜながら炒め、半熟状態になったらボウルに取り出します。
6.醤油大さじ1、酒大さじ1、オイスターソース大さじ1、鶏がらスープ小さじ1、塩少々、コショウ少々を小さめの容器に入れてよく混ぜておきます。7.フライパンを再び熱し、サラダ油大さじ1を入れます。にんにく、ショウガを加えて香りが出てきたら、豚バラ肉を加え強火で炒めます。
8.豚バラ肉がある程度火が通ったら、きくらげ5g、カットしておいた長ねぎ1/2本、ニンジン30g、それと『6』の合わせ調味料を加えて炒めます。9.ニンジンがしんなりしてきたら、たまごを戻して卵をほぐすように炒めます。10.豆苗を加えたら、素早く炒めます。仕上げにごま油をたらしたら完成です。
きくらげを使用した餃子のレシピ
続いては、きくらげを使用した餃子のレシピを紹介します。まずは材料の紹介からです。材料は豚ひき肉200g、キャベツ300g、白ネギ1本、乾燥きくらげ5g、おろしにんにく5g、おろしショウガ5g、餃子の皮30枚(調味料)砂糖小さじ1、塩小さじ1、しょうゆ大さじ1、酒小さじ2となっています。
きくらげのぬるま湯での戻し方を活用した餃子レシピ
それでは、作り方をチェックしていきましょう。1.まずは、きくらげを元に戻しておきましょう。ぬるま湯で30分程度戻しておきます。きくらげが戻ったら、5ミリ位のみじん切りにしておきましょう。2.ボウルに豚ひき肉200gを入れ、塩小さじ1を加えたら粘りが出るまでこねましょう。
そのあと、砂糖小さじ1、塩小さじ1、しょうゆ大さじ1、酒小さじ2を加えてさらにこねます。3.キャベツ300gと白ネギ1本をみじん切りにして、豚ひき肉のボウルに入れます。おろしにんにく5gとおろしショウガ5gを入れ、よく混ぜましょう。
4.餃子の皮の真ん中に出来上がった具材を乗せ、皮のふちに水を漬けてひだを作りながら包みます。5.温める前のフライパンに油をひき、出来た餃子を並べます。6.餃子を並べたフライパンを中火で熱し、フライパンで熱した面がきつね色になったらフライパンに1cm位のお湯を回し入れて水分が飛ぶまで蒸し焼きにしましょう。7.フライパンに皿を乗せて、ひっくり返したら完成です。
きくらげと白菜のチャーハン
続いては、きくらげと白菜を使用したチャーハンのレシピを紹介します。まずは、材料の説明からです。材料はチャーシュー3枚ほど、長ねぎ1/3本、たまご2個、ご飯200g、白菜1/4、乾燥きくらげ数枚、塩コショウ少々、中華だし一袋、ごま油小さじ1、醤油大さじ1、油大さじ2となっています。
それでは、作り方をチェックしていきましょう。1.あらかじめ水できくらげを元に戻しておきましょう。2.チャーハンの材料を食べやすい大きさにカットしておきます。この時、白菜だけは少し大きめにカットしておくようにしましょう。
3.フライパンに油をひき、温めたら溶きたまご、ご飯、材料の順でフライパンに入れ、炒めていきましょう。4.水で戻しておいたきくらげは、水分を取っておき、細かく入れてフライパンに入れましょう。5.中華だし1袋、塩コショウ少々、醤油少々を入れ、味を整えたら完成です。
きくらげの早い戻し方はぬるま湯で
いかがでしたでしょうか?きくらげは水で数時間かけて戻した方が美味しいともされていますが、ぬるま湯で手早く戻すことも出来ます。時間がない時や、水に漬けておくのを忘れてしまった時には水ではなく、ぬるま湯に漬ける方法をとりましょう。
また、乾燥きくらげは何倍にも膨らむので、大きめの容器を用意しておくのを忘れないようにしましょう。戻したきくらげは、スープや炒め物など様々なレシピに活用出来ます。ぬるま湯で手早く戻して、きくらげを町地に活用してみましょう!