玉ねぎヨーグルトの食べ方は？いつ食べるのが効果的か調査！

玉ねぎヨーグルトはテレビで紹介されたのをきっかけに人気になったダイエット方法です。玉ねぎヨーグルトを食べるだけで痩せる、ウエストが細くなると人気なのですが、実際にはいつ食べるのか、食べる量はどれくらいなのかはあまり知られていないのではないでしょうか？

玉ねぎヨーグルトでダイエット効果が出やすい人は、「便通に悩みのある人」です。便通に悩みがある人は効果が出やすく、テレビ番組でも3週間で４kgものダイエットに成功していました。また、便通に悩みがないという人でも運動を組み合わせることで痩せやすい体質に変わる可能性があります。また、美肌効果や免疫力アップの効果などに期待できます。そんな玉ねぎヨーグルトの作り方や食べ方について解説します。

玉ねぎヨーグルトはどういった効果が期待ができるのでしょうか？ヨーグルトには腸内環境を整えるビフィズス菌があることは皆さん良く知っていると思います。これに組み合わせる玉ねぎには食物繊維を多く含んでいます。腸内環境を整えるには、ビフィズス菌のような生きた微生物を取り入れることと、そのエサとなる食物繊維を取り入れることが有効であるとされています。

生きた微生物を釣ること、そのエサである食物繊維を摂ることを「シンバイオティクス」と呼びます。玉ねぎとヨーグルトのビフィズス菌と玉ねぎの食物繊維がこのシンバイオティクスにあたります。この２つの成分により腸内はよりよい環境へと整えられるのです。しかし、食物繊維を持つ食品というのは実際には数多く存在し、その中でなぜ玉ねぎが選ばれるのかが不思議に思われるかもしれません。
 

食物繊維には不溶性食物繊維と水溶性食物繊維という２つに分けられれます。このうち玉ねぎには水溶性食物繊維成分「イヌリン」という成分が多く含まれており、このイヌリンがビフィズス菌のエサとなり、やせ酸と呼ばれる短鎖脂肪酸がたくさん作られるようになります。ですから、数ある食物繊維を含む商品の中で玉ねぎとヨーグルトの組み合わせが最良であることが分かるのです。

短鎖脂肪酸が多く発生することで腸の働きが活発になり、便通を整える効果があります。また、脂肪の吸収を抑えて代謝を上げる働きがあるため、やせやすい体質になることにも期待ができるのです。このことから玉ねぎヨーグルトに効果が出やすい人は、日頃便秘に悩む人が最も得やすいことが分かります。しかし、それ以外の人でも脂肪吸収が抑えられ代謝が上がるのでダイエットにある程度の効果は期待ができるのです。

玉ねぎヨーグルトは簡単な作り方となっています。夜のうちに作っておくことで翌日から取り入れることができるので、夕食の時に一緒に用意をするのがおすすめです。材料は玉ねぎ１/２個、プレーンヨーグルト（無糖）200g、塩小さじ1/2となります。使う玉ねぎは新玉ねぎでもいいのですが、水分が多く日持ちがしないので、できれば普通の玉ねぎを用意するのがおすすめです。

作り方は、まず玉ねぎを繊維に対して垂直になるように薄切りにします。薄切りにした玉ねぎは水にさらさずにざるに入れて出来るだけ重ならないようにして空気にさらしておきます。他のサラダなどの作り方では水にさらすのが一般的ですが、そうすることで玉ねぎの成分が抜けてしまうので、玉ねぎヨーグルトの作り方では空気にさらして30分放置します。こうすることで辛みが抜けます。

十分に空気にさらすことで辛みが消えた玉ねぎをボールに入れて、塩とヨーグルトを加えて混ぜます。保存容器などに移し替えて一晩冷蔵庫で寝かせれば出来上がりです。もしこの作り方で玉ねぎが辛いと感じる場合はもっと薄く切ってみる、空気にさらす時間を少し長くしてみるなど工夫してみてください。

玉ねぎヨーグルトは食べる量が多ければいいというわけではありません。食べる量は一日に50gが適量とされています。ダイエットというと結果を早く出したいという事に目が行きがちで、食べる量を増やしてしまう人がいますが、その必要はありません。食べる量に明確な規定量はありませんが、大体50g程度が適量であるとされているので参考にしてください。

食べる量は50g程度とそんなに多くはありませんが、ではいつ食べるのが効果的かという事が気になると思います。いつ食べるのかという事も実はあまり明確にこれがいいとははされていませんが、この玉ねぎヨーグルトの特徴を考えると食事前に取るのがベストな食べ方であると考えられます。

まず、脂肪の吸収を抑えてくれることから考えても玉ねぎヨーグルトを先に摂ることで食事での脂肪の吸収を抑えてくれる効果に期待ができます。また、代謝が上がるという点からも代謝を上げたいのは食事後で早く摂取したカロリーなどを消費したいと考えれば、やはり食事前がベストであると考えられます。便秘症の人は食事前に摂ることで腸の働きが活発になるので、さらにおすすめのタイミングであることが分かります。

いつ食べるのが良いかというと、朝食前か夕食時に食べるのが良い食べ方です。朝摂ることでその日代謝を良くすることに効果的ですし、夜食べれば腸が活発化して翌朝の便通が良くなることも考えられます。玉ねぎヨーグルトの食べる量を考えてもそんなにカロリーが高いわけでないので、夕食前に食べてもダイエット中に影響は少ないでしょう。

いつ食べるのがいいかもわかり、食べる量もそんなに多くはないことが分かったと思いますが、ただ、どうしても美味しくない、苦手だという人もいるかと思います。実際スイーツのイメージが強いヨーグルトに玉ねぎが入っているという事で最初は違和感を感じますが、馴れると大丈夫という人も多くいます。どうしてもそのままでは食べれないという人は、料理にプラスする食べ方でも効果があると考えられます。

ヨーグルトのビフィズス菌は胃酸に弱いという特徴があります。食事前に食べるよりも食事中に一緒に摂ることによって効果的に菌を腸に届ける効果にも期待ができます。食事のおかずとして取り入れる食べ方だと違和感なく食べれるので、どうしてもそのままでは食べれないという人は下のレシピ等を参考にしてみてください。食事と一緒に食べるといつ食べるのかとタイミングを気にしなくていいので簡単に続けられます。

リンゴ半分から1玉を適当な大きさにカットしてレンジで火を通しておく。そこに玉ねぎヨーグルトをお好みの量を加えておく。油を切ったツナ缶1缶も加え、アボガドをスプーンですくって更に盛り付けておく。その上に先に作った玉ねぎヨーグルトを会えたリンゴをかけて完成です。お好みで荒く砕いたナッツをトッピングしてください。サラダでも美味しいですが、パンの上にのせて食べても美味しい食べ方のアレンジです。

玉ねぎヨーグルト大さじ2に市販の青じそドレッシング小さじ1、いりごま小さじ1/2～1、すりごま小さじ1を加えて完成です。そのまま食べると玉ねぎが気になる玉ねぎヨーグルトですが、ドレッシングなどに活用すると違和感なくマイルドに食べることができます。その他市販のタルタルソースに混ぜて使うなどする方法もおすすめです。作り方も簡単ですので、この方法なら子供でも食べれるので家族全員で楽しむことができます。

カレーにヨーグルトを使うことも良くあるので、玉ねぎヨーグルトをトッピングしてみてる食べ方もおすすめです。煮込み必要はなく、カレーに混ぜ込むだけで玉ねぎとヨーグルトでマイルドになったカレーを楽しむことができます。これだと味やにおいを気にすることなくおいしく食べることができるので、どうしても苦手だと思う初心者にもおすすめの食べ方となっています。

玉ねぎヨーグルトの食べ方について、いつ食べるかや食べる量などを説明しました。作り方が簡単で、夜に作れば次の日にすぐ実践できる玉ねぎヨーグルトは腸をきれにする効果が高く、便通を整えたい人にはとてもおすすめの健康法です。その他にも脂肪の吸収をおわえたり、代謝を上げるといった効果があるので、健康維持に玉ねぎヨーグルトを取り入れてみてはいかがでしょうか？