さつまいもは炊飯器で蒸す・ふかすと甘くなる?ほったらかしレシピと作り方
さつまいもを炊飯器の中に入れてスイッチを押すだけでふかし芋ができるのを知っていますか?ちょっとしたコツでスイッチを押すだけのほったらかし調理でふかふかやねっとりしたさつまいもを食べることができます。炊飯器は大概の家庭で持っていると思いますので、簡単にできるふかし芋を試してみてください。また、ふかすとさつまいもは甘くなるのかどうか、炊飯器のほったらかしレシピも調べてみました。
目次
- 1さつまいもはどんな植物?
- 2さつまいもの産地
- 3さつまいもの品種
- 4さつまいもの歴史
- 5さつまいもの選び方
- 6さつまいもの保存方法
- 7ふかし芋を作るための炊飯器とは?
- 8炊飯器でふかし芋の作り方
- 9炊飯器でふかし芋を作るちょっとしたコツ
- 10炊飯器以外でふかし芋を作って見る
- 11炊飯器で蒸すとさつまいもは甘くなるのか?
- 12炊飯器でほったらかしレシピの素晴らしいところ
- 13炊飯器で作るほったらかしレシピ:肉じゃが
- 14炊飯器で作るほったらかしレシピ:ローストポーク
- 15炊飯器で作るほったらかしレシピ:手羽元の甘酢煮
- 16炊飯器で作るほったらかしレシピ:スパニッシュオムレツ
- 17炊飯器で作るほったらかしレシピ:カーオマンガイ
- 18炊飯器で作るほったらかしレシピ:チョコスコーン
- 19まとめ:さつまいもを炊飯器で蒸してみた
さつまいもはどんな植物?
さつまいもの生態
出典: https://daii.jp
さつまいもはヒルガオ科の植物の大きくなった根の部分のことで、甘藷(かんしょ)とも呼ばれます。原産地は中米ですが、現在ではほとんどがアジアで作られています。ある程度、暖かさが必要なので、日本では西日本が中心に作られています。ヒルガオの仲間なので、そっくりの花が咲きますが、本州ではめったに咲くことはありません。
さつまいもはほどよい甘みがあり、料理やデザートにも幅広く利用できる食材です。さつまいもは切り口が変色しやすいので、切ったらすぐに水にさらしてください。その一手間で色よく仕上げることができます。
さつまいもの栄養
さつまいもは食物繊維が豊富と知られていますがその他、ビタミンB1、C、E、カリウムなども豊富です。特に皮の部分が栄養価が高いので、よく洗って皮ごと食べるのがおすすめです。風邪の予防や疲労の回復、肌荒れなどに効果があると言われているビタミンCですが、さつまいものはじゃがいもと同じく、でんぷんに守られて加熱しても壊れにくいそうです。ビタミンCは、さつまいも1本でリンゴの4倍以上もあります。
生のさつまいもを切ると断面から白い液体が滲み出してきます。この白い液体がヤラピンという成分で、昔から緩下剤として効果があると言われています。さつまいもは食物繊維も豊富なので、この両方の相乗効果によって便秘の改善が期待できます。
カリウムはナトリウム(塩分)を排泄する作用があり、高血圧に効果があると言われています。また、長時間の運動による筋肉の痙攣を防ぐ働きもあります。カリウムが不足すると筋肉が弱り、障害を起こすそうです。紫色のさつまいもはアントシアニンも含まれており、目に良いとも言われています。また、アントシアニンはポリフェノールの1種なので、ガンや生活習慣病の原因になっている活性酵素を抑制するとも言われています。
さつまいもの旬
さつまいもといえば落ち葉焚きで焼いたり、寒い季節に石焼き芋の車で売りに来るイメージがありますが、さつまいもの収穫は8月ごろから始まり11月くらいまでになります。ただ、採れたてがおいしいのではなく、2~3ヶ月寝かし、余分な水分を逃がすと甘みが増してホクホクと美味しくなるそうです。なので、旬は10月~11月頃です。やはりイメージ通り、秋の味覚です。
さつまいもの産地
さつまいもを最も多く生産しているのはやはり鹿児島県で、全国の約4割を生産しています。その中の多くは焼酎の原料にもなっているようです。次いで茨城県、千葉県がさつまいもを生産しています。さつまいもは全国で作られてはいますが、北海道や青森など寒い地方ではほとんど作られていません。
さつまいもの品種
現在、栽培されているさつまいもの品種は40種類ほどあります。
ホクホク系さつまいも
高系14号、鳴門金時、五郎島金時などが代表的なホクホク系のさつまいもです。その他に宮崎紅、紅さつま、大栄愛娘、紅あずま、紅こがね、アマアカリ、玉乙女などがあります。
高系14号は皮は赤褐色、実は淡黄色で長紡錘形のさつまいもです。早掘り用品種として開発されたので、早掘りでも味はとてもいいです。甘味が強くホクホクしているが、適度にねっとり感もあるので、蒸すのはもちろん、焼き芋やペーストなどに向いています。おもに西日本で栽培されています。
鳴門金時は関西を中心とした西日本で多く流通しているさつまいもです。おもに徳島県鳴門市の砂地で栽培されています。「高系14号」の系統で、皮色は赤紫色と実はクリーム色で、加熱すると黄色みがさらに増します。栗のようなホクホクとした食感と糖度が高いため、これも蒸すのはもちろん、お菓子の材料や焼き芋などに最適です。
五郎島金時は加賀の伝統野菜で金沢市五郎島地区の砂丘地で栽培されているさつまいもです。皮は赤紫色で実は薄い黄色で形は紡錘形で、繊維が少なくホクホクしていて、甘味が強いのでお菓子や焼き芋などに向いています。金沢にはこれを材料にして素材を生かした作り方のお菓子もたくさんあります。
ねっとり系さつまいも
紅あずま、べにはるか、シルクスイートなどが代表的なねっとり系のさつまいもです。ふかすことによってねっとりさも増していく品種です。その他に紅天使、クイックスイート、あいこまち、紅まさり、ひめあやかなどがあります。
出典: https://ymall.jp
紅あずまは関東を中心に東日本で多く流通している品種で、皮は濃い赤紫色、実は淡黄色で加熱すると黄色みが増します。甘味が強く、繊維が少なく、ホクホクさとねっとりさの両方の特徴を持ち合わせています。蒸すのはもちろん、焼き芋や天ぷらやお菓子など幅広い用途で使われています。
べにはるかは2010年3月に品種登録された新しい品種のさつまいもです。皮は赤紫色で実の色は黄白色で、形は紡錘形です。甘味が強く、収穫後しばらく寝かせることでねっとりとしたさつまいもになります。特に蒸すと糖度が高くなります。蒸すのはもちろん焼き芋、スイートポテト、天ぷらなどに適しています。
シルクスイートも新しい品種のさつまいもで、2012年に品種登録されました。名前に「シルク」と付くだけあって焼き芋にすると食感は滑らかで、味は甘く人気が高いさつまいもです。甘味が強いので、焼き芋やスイートポテト、お菓子などにおすすめです。皮は濃い赤紫色で実はクリーム色で、形はふっくらとした紡錘形をしています。貯蔵にも向いていて、貯蔵後は粘質なねっとりとした食感になります。蒸すとねっとりさも増します。
実がオレンジ系のさつまいも
安納芋などが代表的なオレンジ色のさつまいもです。その他に安納もみじ、灯籠蜜いも、フルーツこがね、アヤコマチ、マロンゴールド、隼人芋、紅きらら、ヒタチレッドなどがあります。
鹿児島県種子島の在来種である安納いもは、実の色がオレンジ色がかっています。これはカロテンを含んでいるからです。甘味が強く、特に加熱すると水分が多くてねっとりとした食感になります。ふかすのはもちろん焼き芋もいいですし、美しいオレンジ色を活かして、スイートポテトやきんとんなどにも向いています。
実が白系のさつまいも
黄金千貫などが代表的な白色のさつまいもです。その他にシロユタカ、カイアポ芋、シモン芋などがあります。
黄金千貫は鹿児島県を中心にして栽培されているさつまいもです。皮も中身も黄白色をしていて、紡錘形または下膨紡錘形で大型なのが特徴です。主に芋焼酎の材料として使用されています。きめの細かい粉質でホクホクとして甘味が強く、ふかすのはもちろんや焼きいもや天ぷらにも向いています。
実が紫系のさつまいも
種子島紫などが代表的な紫色のさつまいもです。その他にアヤムラサキ、パープルスイートロード、なかむらさきなどがあります。
種子島紫はその名の通り種子島の在来種で、2000年に解禁されるまでは本土への出荷が認められていませんでした。皮は黄白色で実は鮮やかな紫色をしており、加熱すると紫色はさらに濃い色になります。紫芋の中でも特に甘い品種と言われています。ホクホクとした食感と強い甘味で、蒸すのはもちろん、焼き芋などのほか、紫色を生かした作り方のお菓子も多く、とても人気があります。
さつまいもの歴史
さつまいもが生まれたのは?
さつまいもは、メキシコ付近の熱帯アメリカで生まれました。紀元前800~1000年ごろには中央アンデス地方でもさつまいもはつくられるようになりました。
さつまいも、ヨーロッパへ伝わる
ヨーロッパへは、コロンブスが15世紀の終わりにアメリカ大陸から苗を持ち帰って伝わりました。しかし、さつまいもの適温に比べ気温が低く、気候があわなかったためあまり栽培されることはありませんでした。さつまいもはヨーロッパを経由して、あたたかいアフリカやインド、東南アジアの植民地に持ちこまれたので、世界中に広がっていきました。
さつまいも、東南アジアに伝わる
東南アジアへは植民地として統治していたスペイン人やポルトガル人が持ちこんで、その後中国へと広がったと言われています。しかし、それよりずっと前に熱帯アメリカからポリネシアの島々に持ちこまれたという話もあるのです。これが本当なのかどうかノルウェーの探検家のヘイエルダールは試してみました。古代の筏と同じものをつくり、南米ペルーから太平洋をわたり、102日かかってタヒチまでたどりつくことができたそうです。
さつまいも、日本に伝わる
さつまいもは1604年に中国から琉球に伝わったとされています。その後100年近く経ってから種子島に伝わり、1700年代初めに薩摩藩に伝わり、さつまいもの栽培が始まりました。この当時は中国から伝わってきた芋と言う事で、薩摩では「唐芋(からいも)」と呼ばれていました。
さつまいもが注目を浴びることになったのは1732年に享保の大飢饉が西日本を襲ったからです。米が不足し、江戸幕府がさつまいもを食料にと考え、徳川吉宗によって起用されました。青木昆陽らの尽力で作り方を研究し、日本各地で広く栽培されるようになりました。関東では薩摩藩から伝わった芋なので「薩摩芋(さつまいも)」と呼ばれるようになったのです。
さつまいもの選び方
良いさつまいもは、皮の色が均一で鮮やかで、ツヤがあります。また、表皮に凸凹や傷、斑点がないものを選びましょう。品種により太さや形はいろいろありますが、見た目がふっくらとしたものがいいです。また、ひげが堅かったり、表皮の一部が黒く変色しているものは、古いものが多く、味も苦いことがあるので避けましょう。糖度が高いものは切り口にアメ色のみつが染み出てくるので、黒いみつの跡があるものは甘いものが多いです。
さつまいもの保存方法
さつまいもは暖かいところで栽培されるので、冷蔵庫に入れると低温障害を起こし、痛みが早くなってしまいます。新聞紙などに包んで冷暗所においておくのがいいでしょう。適温は10℃から15℃と言われ、数カ月は保存することが可能です。ただし18℃以上になると発芽し始めてしまいます。真冬は冷暗所が冷蔵庫より低い温度になる可能性があるので要注意です。
ふかし芋を作るための炊飯器とは?
炊飯器でさつまいもをふかすには普通の炊飯器で構わないのですが、玄米モードの付いているものにしてください。玄米モードで蒸すことでじっくり加熱でき、甘いふかし芋が作れるのです。
炊飯器でふかし芋の作り方
ふかし芋の作り方は、さつまいもをよく洗い、皮ごと炊飯器に放り込んで水100㏄を入れ、玄米モードで炊くだけです。すごく簡単なのに、中までしっとりねっとり、甘いふかし芋の出来上がりです。
炊飯器でふかし芋を作るちょっとしたコツ
基本的な作り方を説明しましたが、より上手に作る方法をお伝えします。
炊飯器でふかし芋の上手な作り方:太ったさつまいもの場合
さつまいもを切らずにそのまま炊飯器に入れてふかすと皮が裂けてしまい見た目がが悪く、その上中心部がパサパサしてしまいました。
そこで3㎝程度の厚みで輪切りにしてから炊飯器に入れてみました。すると先ほどとは打って変わって、見るからに美味しそう。表面はしっとりとして栗みたいな綺麗な色に出来上がりました。味は口の中でしっとりネットリ。甘くてとても美味しく出来上がりました。
炊飯器でふかし芋の上手な作り方:細めのさつまいもの場合
太ったさつまいもの時と同様に切らずに丸ごと1本と、半分に切ったものの両方を炊飯器に入れてふかし芋を作ってみました。半分に切ったものは、全体的にとってもしっとり出来上がりました。一方、丸ごとの方は中心部分がややパサつきがみられました。よって炊飯器でさつまいもをふかす時は、細めでも太めでもカットした方がいいとわかりました。
炊飯器でふかし芋の上手な作り方:どれくらいの量が適量なのか?
炊飯器でさつまいものをふかす時の量は、少なめ、ほどほど、多めのうち、どれが美味しく仕上がるのかを調べてみました。結果、少なめ、ほどほどは両方ともしっとりねっとり甘くて美味しいさつまいもができあがりました。しかし多めでは中が少しぼそっとしたものもできあがりました。恐らく、炊飯器の底に全てのさつまいもが触れている状態でないと美味しくふかすことはできないのかもしれません。
炊飯器以外でふかし芋を作って見る
蒸し器で蒸す
さつまいもを洗い、1本丸ごと蒸し器に入れます。蓋をして、一気に強火にして沸騰させます。蒸気が出てきたら少し火を弱くして、約30分蒸します。この方法は昔からある方法だと思いますが、そこそこ美味しいく仕上がるものの、炊飯器で作った方がしっとり、ねっとり感はあります。
電子レンジで蒸す
洗ったさつまいもを濡らしたキッチンペーパーと一緒にラップで包んで10分間ほど加熱しました。この方法で丸ごと1本の場合とカットした場合の両方で試しましたが、両方ともボソボソ感があり、ねっとりしっとりとは程遠い状況に仕上がりました。
鍋で茹でる
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洗ったさつまいもを丸ごと一本と半分にカットしたものの両方を、水を張った鍋に入れます。沸騰したら弱火にして、沸騰しないくらいの温度で40分間加熱しました。結果は両方ともパサパサして美味しくありませんでした。そこで3㎝程度の厚さでカットして加熱しました。この作り方だとそこそこ美味しく出来上がりましたが、やはり炊飯器で蒸す方が断然美味しく出来上がります。
炊飯器で蒸すとさつまいもは甘くなるのか?
出典: http://hin.to
さつまいもの主成分はでんぷんです。ここにさつまいもに含まれるβ-アミラーゼという酵素が働き、糖を作ります。このβ-アミラーゼは温度が約70℃で活発に働くと言われています。石焼いもは焼いた石がゆっくり時間をかけてさつまいもを加熱されるため、糖が徐々に増えて甘さが十分に引き出されると考えられています。
炊飯器の玄米モードでは、白米モードに比べ、炊き上げ工程の温度を低くしてゆっくりじんわり炊いていくように設定されています。この玄米モードでふかすことによって石焼きいもと同様な効果をもたらし、ゆっくり加熱していくことによって、糖が徐々に増え、甘さが十分に引き出されるのではないかと考えられます。
炊飯器でほったらかしレシピの素晴らしいところ
出典: https://limia.jp
炊飯器でさつまいもをふかすことを紹介してきましたが、他の機器でふかすよりも炊飯器の場合は甘くしっとり、ねっとりしていて美味しいということがわかりました。また、炊飯器でほったらかしレシピの素晴らしいのは美味しくできあがるというだけでなく、ほったらかしをしている間に別の料理を作ったり、買い物に出かけたり、子供をお迎えに行ったりすることもできます。
出典: http://buyee.jp
また、タイマー設定することもできますので、外出前にセットすれば帰宅後にすぐに食べることも可能です。安全性も高いですので、炊飯器をご飯を炊くだけでなく他の用途にもぜひ活用していただきたいです。
炊飯器で作るほったらかしレシピ:肉じゃが
じゃがいもと人参を乱切りに、玉ねぎをくし切りに、豚肉は一口サイズに、しらたきは適当に切ります。人参→じゃがいも→玉ねぎ→豚肉→しらたきの順に炊飯器に入れ、水、酒、醤油、みりん、砂糖、だしの素を入れ炊飯ボタンを押します。早炊きモードがあればそれを押してください。ほったらかしで1品できてしまいます。じゃがいもが煮崩れせず、ホクホクで仕上がります。炊飯器でふかす威力が発揮されるメニューです。
炊飯器で作るほったらかしレシピ:ローストポーク
手間がかかりそうなローストポークも、炊飯器の保温機能でほったらかしなのに簡単に美味しくでき上がります。お肉がジューシーで柔らかく仕上がるのは炊飯器ならではです。作り方は、おろしニンニク、おろし生姜、酒、醤油、こしょうを混ぜ合わせてレンジで加熱します。豚肉は料理する30分前に冷蔵庫から出して、フォークで全体を刺します。砂糖、塩、こしょうを肉にすり込み、タコ糸で縛り形を整え、ローリエを挟みます。
フライパンにサラダ油をれ強火で全体に焼き目をつけ1~2分休ませます。ポリ袋に先ほどの肉とレンジで加熱したタレを入れ、空気を抜いて口を閉じ、もう1枚の袋で2重にしておきます。炊飯器の内釜に沸騰した湯とポリ袋に入った肉を入れ、1時間保温します。1時間保温したら取り出し、粗熱が取れたら冷蔵庫で冷します。冷めたら肉とソースに分けタコ糸を取り、肉を薄くスライスし、盛り付ければ完成です。
ふかすことも煮ることもなく、保温だけで出来上がるびっくりレシピです。パーティーメニューにも使えます。
炊飯器で作るほったらかしレシピ:手羽元の甘酢煮
さっぱりとした味付けで、食欲のない暑い時期でもどんどん食べられる人気の手羽元の甘酢煮です。炊飯器で作るとほったらかしなのに鶏の身がほろほろと柔らかく出来上がります。作り方まず、ゆで卵を作っておきます。鍋に水を入れ沸騰する前に弱火にし、砂糖を入れ溶かし、醤油、酒、酢を入れてかき混ぜて、火を止めます。炊飯器の中に手羽元とゆで卵を並べて入れ、先ほどのタレを入れ炊飯スイッチを押せば出来上がりです。
炊飯器で作るほったらかしレシピ:スパニッシュオムレツ
フライパンで綺麗な形に作るのが大変なスパニッシュオムレツ。炊飯器なら内釜を使って成型出来るので仕上がりがとても綺麗に出来上がります。作り方はじゃがいもとたまねぎの皮をむいて5ミリ角に切ります。じゃがいもはラップに包み電子レンジで加熱しておきます。ボウルに卵、牛乳、粉チーズ、塩こしょう、コンソメの素を混ぜ、じゃがいも、たまねぎ、ミックスベジタブルを加えて混ぜ合わせます。
炊飯器の内釜にバターを塗り、卵液を入れて炊飯ボタンを押します。炊けたら炊飯器のスイッチを切って15分ほど置いておきます。お皿に移し、扇形に切り、お好みでケチャップをかければ出来上がりです。
炊飯器で作るほったらかしレシピ:カーオマンガイ
タイ料理のポピュラーなチキン料理の「カーオマンガイ」が、炊飯器を使えば洗い物も少なくて、ほったらかしでできてしまいます。休日のランチに、もちろん夕飯にも簡単に多国籍料理を楽しめます。作り方はまず、お米を普段通りに洗って、少なめの水加減にします。皮目を上にした鶏肉、千切りのしょうが、長ネギの青い部分、鶏がらスープをお米の上に入れます。
早炊きボタンを押し、出来上がったら長ネギを取り除き、鶏肉を出しご飯はかき混ぜておきます。鶏肉がもも肉の場合は、1cm幅に切ります。胸肉の場合は、斜めに5ミリの薄切りに切ります。タレは水と味噌をはじめに混ぜて、オイスターソース、砂糖、ナンプラー、醤油、レモン汁、長ネギ、しょうがのみじん切りをそれに入れてかき混ぜれば出来上がりです。ご飯の横に鶏肉を盛り付けて、お好みで先ほどのタレをかけたり、つけたりして食べてください。
ご飯の横に鶏肉を盛り付けて、お好みで先ほどのタレをかけたり、つけたりして食べてください。鶏肉蒸す時に出たエキスがご飯にしみて美味しいメニューです。
炊飯器で作るほったらかしレシピ:チョコスコーン
ホットケーキミックスを使って作るチョコスコーンです。炊飯器で表と裏を焼いて、外側さっくりで内側しっとりのスコーンができます。作り方はまず、チョコを適当に割っておきます。バターは電子レンジで20〜30秒加熱し溶かします。ホットケーキミックス、ヨーグルト、溶かしバターを内釜に入れてゴムベラなどで混ぜます。だいたい混ざったら、今度は手でダマやムラが無くなるまで混ぜひとまとめにします。
そこへチョコを素早く練り込みます。中心は膨らみやすいので、ややくぼませるように生地を広げます。ゴムべらや木べらなどで生地をチョコをよけながら下までしっかり切り分けます。通常の炊飯ボタンを押します。出来上がったら、ひっくり返し15分程度加熱すれば出来上がりです。ほったらかしでおやつまでできてしまいました。
まとめ:さつまいもを炊飯器で蒸してみた
さつまいもをふかす時、今までどうやっていましたか?手っ取り早いのは電子レンジです。炊飯器でいもを蒸すとは考えたこともありませんでしたが、ねっとり、しっとりしたさつまいもが食べたければ、この作り方が一番だとわかりました。石焼き芋のようなじっくりした加熱でさつまいもの甘みも十分引き出されていると言います。それがほったらかしでできてしまうとは、ぜひさつまいもを蒸すなら炊飯器を使ってみてください。