バナナの上手な保存方法とは?冷蔵な冷凍のコツや日持ち期間は?

バナナの上手な保存方法を、皆さんはご存知ですか?実は、ちょっとしたことに気を付けて保存するだけでバナナの持ちが、ぐんと良くなります。スーパーでも手軽に購入でき、毎日の食卓で重宝するバナナの日持ちを良くして、今までよりもっとバナナを上手に保存できるようにしてみましょう。ここでは、バナナの保存方法について詳しく紹介していきますので、ぜひ今後の参考にしてみてはいかがでしょうか?

バナナの上手な保存方法とは?冷蔵な冷凍のコツや日持ち期間は?のイメージ

目次

  1. 1バナナは栄養バランスのよい果物
  2. 2バナナを上手に保存する方法
  3. 3バナナが黒くなる原因
  4. 4バナナを常温保存する方法
  5. 5バナナを保冷バッグで保存する方法
  6. 6バナナを冷蔵保存する方法
  7. 7バナナを冷凍保存する方法
  8. 8冷凍保存したバナナを使ってスムージーを作る方法
  9. 9美味しいバナナを見分ける方法
  10. 10黒くなってしまったバナナを美味しく食べる方法
  11. 11バナナの上手な保存方法についてのまとめ

バナナは栄養バランスのよい果物

スーパーでも手頃な価格で買うことができ、手で皮をむくだけですぐに食べられるバナナは、忙しい現代人には重宝される果物です。すぐに食べられるだけでなく、栄養バランスもよくビタミンや食物繊維も含まれているため、健康的な生活を送りたい方にぴったりの食べ物です。

また、バナナはカロリーが高いイメージがありますが、バナナ1本あたりは80~90キロカロリーで、そんなに高くありません。その割には、お腹にしっかりと溜まりますので、朝食やおやつ、軽食にもおすすめの果物なのです。そんなバナナですが、難点は保存期間があまり長くないことです。ついそのままキッチンに置いておくと、すぐに黒くなってしまい、急いで食べなくてはならなくなってしまいます。

せっかく買ってもすぐに食べなくてはいけないと、買いたくてもためらってしまうこともあります。自宅でも、簡単にできるいい保存方法はあるのでしょうか?気になりましたので、調べてみました。

バナナを上手に保存する方法

栄養や食物繊維が豊富で、皮をむくだけで手軽に食べられるバナナは、ついスーパーで手に取ってしまいがちです。しかし、買ってからそのままキッチンへポンと置いたままにしておくと、すぐに黒くなってしまいます。買い置きが難しいバナナですが、長く保存できる方法があれば知りたいと思いませんか?ここでは、バナナを上手に保存する方法を紹介していきます。

バナナが黒くなる原因

皆さんは、なぜバナナがすぐに黒くなってしまうのか知っていますか?バナナは、エチレンというガスを放出します。このエチレンというものは、成熟ホルモンとも呼ばれており、果物が熟すのを促進する効果があります。このエチレンの作用で、バナナはすぐに皮が黒く、中身は熟してしまうのです。

バナナの保存に特に気を付けたいのは夏

バナナを保存するのに適切な温度は15度から20度と言われています。温度が20度より高くなると、さらにバナナが熟すのが早くなるのです。つまり、特にバナナの保存が難しい季節は「夏」ということになります。南国産の果物なので、暑さに強いイメージがありますが、そんなことはないようです。夏こそ、適切な保存方法を行い、保存期間を長く保てるようにしたいものです。

バナナを常温保存する方法

バナナを常温保存する場合、そのまま置いておく方は多いと思いますが、ちょっとしたコツさえ覚えていれば常温保存でも日持ちさせることが可能です。そのコツとは、吊るしておくことです。店頭に並んでいるバナナは、台の上に直置きで売られています。この置き方ではなく、宙に浮かせることによりバナナと台が接する部分をなくすことができます。バナナをよく観察すると、台と接する部分から傷んでいくことに気が付くでしょう。

バナナと他の物質の接触を減らすことにより、バナナ自体の負担が減り、痛むスピードを遅らせることができます。もしご自宅にバナナスタンドがあれば、ぜひ活用してみてください。バナナスタンドがない方は、100円ショップでも手に入れることができます。また、家にある物でバナナスタンドを代用したい方は「S字フック」を利用するといいです。

S字フックを使えば、キッチンのスペースを有効活用しながら吊るすことができ、便利です。引っ掛けるだけなので、取り外しも簡単です。バナナの常温保存のコツは、「吊るして保存する」ことです。これさえ守れば、今までよりも保存期間が長く保てます。

バナナは袋から出したほうが保存期間が長くなる

店頭で売られているバナナは、ビニールの袋に入っていることが多いです。このビニール袋、買ってきたらすぐに外すといいです。なぜなら、袋から出すだけでも保存期間を延ばすことができます。つい袋のまま保存してしまいがちなバナナですが、ちょっとしたコツで傷むまでの期間を長くすることができるのです。

バナナを保冷バッグで保存する方法

バナナをお弁当用の保冷バックで保存する方法もあります。方法は、とても簡単です。1本づつに分けたバナナを保冷バックに入れ、冷蔵庫に保存するだけです。たったこれだけなのですが、バナナの保存期間がぐんと長持ちします。お弁当用の保冷バックをお持ちの方は、ぜひ試してみてください。

バナナを冷蔵保存する方法

バナナを冷蔵庫で保存する場合、どのようなことに気を付ければいいのでしょうか?バナナを冷蔵庫で保存するには、買ってきたまま入れてしまうのは避けるようにします。皮ごと1本づつ、ラップに包み、その上から新聞紙で包んで冷蔵庫へ保存するようにしましょう。そうすることにより、バナナが空気に触れるのを防ぐ効果があります。時間がない場合は、ラップは省略して新聞紙で包んで保存するだけでも効果はあります。

ただし、冷蔵庫で新聞紙等で保存したとしても、黒く変色してしまうのは避けられません。でも、がっかりしないでください。この黒く変色してしまうのを防ぐ方法があるのです。それは「50度のお湯にバナナを5分浸けること」です。お湯にバナナを浸けると聞くと、余計黒くなってしまいそうな気もしますが、この方法は変色を防いでくれる効果的な方法です。

やり方はとても簡単です。バナナを皮ごと、50度のお湯に浸けて5分待ちます。お湯からバナナを取り出し、室温に1時間程置いてから、保存用袋に入れて冷蔵庫へしまうだけです。これだけで、普通に冷蔵庫へ保存するよりも、ぐんとバナナが長持ちします。この方法は、バナナだけでなくリンゴ等、他の果物でも同じ効果がありますので、ぜひお試しください。

また、お湯に浸けることでバナナを食べたときの甘みが増えますので、甘いバナナがお好みの方も試してみるとよいでしょう。面倒な手間はなく、ただお湯に浸けるだけで、黒くなるのを防ぎ、甘さを増やすことができますので、おすすめの方法です。

黒い斑点が出現したバナナは野菜室で保存するとよい

もし、すでに黒い斑点が出現してしまっていたら、冷蔵庫の野菜室で保存するのがおすすめです。冷蔵庫の野菜室の温度は、黒い斑点が出現したバナナにとって適したものとなっているのです。保存する時には、1本づつに分けて、ラップや新聞紙等で包むことを忘れないようにしましょう。

バナナを冷凍保存する方法

次に、バナナを冷凍庫で保存する場合のコツを紹介します。バナナを冷凍保存する際、皮はむいてから、しまうようにしましょう。皮をむいたバナナを1本そのまま、ラップに包んで冷凍庫へ入れてもいいですし、使いやすいようにカットしても大丈夫です。カットする場合は、バナナ同士がくっつかないように、平らなトレーなどに並べて保存するといいでしょう。このときも、ラップを上からかぶせるのを忘れないようにしましょう。

バナナをカットしてから保存する場合に、変色が気になるようであれば、冷凍保存する前にレモン汁をかけるようにします。レモン汁には、バナナが黒く変色するのを防いでくれる効果があります。

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食べかけのバナナを保存するのにも冷凍がおすすめ

小さな子どもが、バナナを少しだけ食べて残してしまうことってあります。このような、食べかけのバナナを保存するのにも冷凍保存するのがいいでしょう。食べかけのバナナは、黒くなるスピードが速いので、できるだけ早めに保存するようにします。食べかけの部分を包丁などでカットし、綺麗な部分のみを輪切りにして冷凍庫へ入れるようにするとよいでしょう。

冷凍保存したバナナを解凍する方法

冷凍保存したバナナは、どのように解凍するといいのでしょうか?まず、常温で解凍する方法があります。冷凍庫から出してそのままにしておくだけで大丈夫です。また、すぐに使わない場合には冷蔵庫で解凍するといいでしょう。解凍したバナナは、再度冷凍せず早めに食べ切るようにしてください。冷凍庫でのバナナの保存期間は約1ヵ月となります。

冷凍バナナはそのままおやつにも

冷凍保存したバナナは、解凍せずそのままおやつとして食べても美味しいです。この場合は、輪切りにカットしたバナナがおすすめです。暑い夏の日のおやつに、凍ったバナナを口の中で溶かしながら食べれば、栄養補給にもなりますし体のクールダウンにもなります。子ども達にも喜ばれる、おやつでしょう。

冷凍保存する場合にはペーストにする方法もあり

離乳食にバナナを使われる方は多いです。自然な甘さで、舌で潰しやすいので離乳食として重宝されますが、離乳期の赤ちゃんはそんなに量を食べません。そんな時には、バナナをペースト状にしてから冷凍してみてはいかがでしょうか?鍋にバナナ1本、お水大匙3を入れて火にかけ、水分が飛んだら出来上がりです。これを製氷皿に入れて冷凍しておけば、すぐに離乳食として使うことができます。

凍ったままのバナナをそのままヨーグルトに入れたり、料理に混ぜ込んで使うことができます。解凍したい場合はお湯を張ったボウルに、器にいれた冷凍バナナを入れればすぐに解凍できます。時間のある時に、たくさん作ってストックしておくといいでしょう。

冷凍保存したバナナを使ってスムージーを作る方法

冷凍保存したバナナで、美味しいスムージーを作ることができます。忙しい朝でも、スムージーであればサッと作って飲むことができるので便利です。冷凍保存したバナナ1本につき、プレーンヨーグルトを大匙2杯と一緒にミキサーにかけるだけで、あっという間にバナナスムージーの出来上がりです。バナナには食物繊維が豊富に含まれており、ヨーグルトには乳酸菌が含まれているので、便秘で悩んでいる方にもおすすめのレシピです。

また、ほうれん草を使ったバナナドリンクもおすすめです。ほうれん草は、葉酸が多く含まれている野菜ですので、妊婦さんや授乳中の方に特におすすめしたいです。ただ、ほうれん草は味にクセがあるので苦手な方もいると思います。そんな時に活躍するのが、バナナです。バナナの甘みが、ほうれん草のクセを和らげてくれるので飲みやすくなります。

冷凍保存したバナナ1本に、ほうれん草2株、牛乳100~150mlをミキサーにかけるだけです。よりたんぱく質を摂取したければ、牛乳を豆乳に変えてもいいでしょう。また、好みでレモン汁を入れてみても美味しく飲むことができます。何より、時間がない時でも、すぐに栄養補給ができるのが嬉しいドリンクです。

美味しいバナナを見分ける方法

美味しいバナナを見分ける方法はあるのでしょうか?実は、買う時に見分けるポイントがありますので紹介します。せっかく買うのであれば、美味しいバナナを買いたいものです。ぜひ見分けるポイントを覚えて、次回バナナを買う時の参考にしてみてください。

美味しいバナナを見分けるコツは、房の付け根を確認して、しっかりとしたものを選ぶとよいです。付け根の部分のバナナとバナナの結合している部分がしっかりしているかをチェックしましょう。そして、また、皮に傷がついていないか、バナナにツヤがあるかも同時に見るといいです。

黒くなってしまったバナナを美味しく食べる方法

どんなに保存期間を長く保てたとしても、いつかバナナは黒くなってしまいます。でも、がっかりする必要はありません。黒くなったバナナは熟していて柔らかく、とても甘いのです。この特徴をうまく生かして、黒くなってしまったバナナならではの美味しい食べ方があるので、紹介します。

完熟バナナでパウンドケーキを作る方法

完熟バナナを使えば、甘いケーキも砂糖なしで作ることができます。砂糖を控えている方には、ぴったりのおやつが出来上がります。パウンドケーキを焼くときに、砂糖の代わりに完熟バナナを入れてみてください。優しい味わいの、おいしいパウンドケーキの完成です。

完熟バナナを使ってパンケーキを作る方法

完熟バナナを使って、砂糖を一切使わないパンケーキを焼いてみませんか?パンケーキを作る方法は、バナナ2本に対して卵を2つ用意します。完熟バナナと割り入れた卵をよく混ぜ、油をひいたフライパンで両面こんがりと焼くだけです。油は、どの油を使用しても構いませんが、おすすめはココナッツオイルです。ココナッツオイルの甘い香りと、バナナの香りが合わさって、よりいい香りになります。

このパンケーキなら、砂糖を控えたい方にもおすすめできますし、グルテンフリーを心掛けている方に作っても喜ばれそうです。近年、日本でも小麦粉のグルテンが話題になりつつあり、グルテンフリーという言葉が広まりつつあります。そういった意味からも、この完熟バナナを使ったレシピは重宝できそうです。

バナナの上手な保存方法についてのまとめ

ここまで、バナナの保存期間を延ばす方法を紹介してきましたが、いかがでしたか?ちょっとしたコツを抑えることにより、バナナの保存期間をぐんと長くすることができるのです。常温、冷蔵、冷凍と色々な保存方法がありますので、ぜひあなたに合った保存方法を見つけてみてはいかがでしょうか?バナナはスーパーで手に入りやすく、朝食やおやつに大活躍する果物です。また栄養も豊富で、甘みもあり美味しいです。

また、色々な料理や離乳食としても活用することができるバナナですので、ぜひ保存期間を長くして、上手に使い切るように工夫してみてください。きっと栄養たっぷりのバナナがもっと扱いやすい、身近な果物になるでしょう。

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