ピーマンと春雨のやみつきおかずが人気!美味しい作り方・レシピを紹介
夏になると、旬なピーマンを使った料理が食べたくなります。そんな夏野菜として代表的なピーマンは、春雨との相性がとてもいいです。最近では、いくらでも食べられるといった「無限ピーマン春雨」レシピがSNSなどで話題となり、人気が出ています。今回は、ピーマンと春雨を使った、様々なレシピの数々を紹介していきます。ピーマンが苦手な方や、子どもにも食べやすいレシピが満載です。
目次
ピーマンと春雨は相性が抜群!
夏野菜の代表的なピーマンは、ビタミンAやビタミンCが多く含まれていて、美肌効果も抜群です。そんなピーマンは春雨との相性がとっても良く、ピーマンと春雨を使ったレシピは豊富にあります。今回は、そんなピーマンと春雨を使ったレシピの一部を紹介していきます。ピーマンが苦手な方や子どもにも、食べやすくアレンジしてあるので、ぜひ試してみてください。
美容効果も高いピーマンの栄養
ピーマンは緑黄色野菜の一つで、栄養価が高い野菜です。特に、ビタミンCやカロテンが多く含まれています。具体的には、ピーマン100g当たりのビタミンCは76mgで、この数値は、レモン汁100mlに含まれるビタミンCの量よりも、大きな数値となっています。ビタミンCは、美白効果やアンチエイジングに良いとされるため、ピーマンは女性に嬉しい野菜と言えます。
また、カロテンことビタミンAも、ピーマンには多く含まれています。ビタミンAは油と一緒にとることで、吸収が良くなるため、炒め物にして食べると良いでしょう。ビタミンAは主に、目に良いとされ、眼精疲労やドライアイを防ぐ効果もあります。また、肌の新陳代謝を促し、アンチエイジング効果もあるとされています。
ピーマンと春雨を料理するときの下ごしらえ
ピーマン春雨レシピを作るときのポイントは、下ごしらえとして春雨を硬めに茹でて戻しておくことです。後で、調味料と一緒に炒めるので、柔らかく戻しすぎると、水っぽくなってしまいます。ピーマンは2つに切って、ヘタと種を取り除いてから、繊維に沿って縦に切るようにしましょう。縦に切ることによって、ピーマンの青臭さや、苦味が和らぎ、食べやすくなります。
やみつきになる「無限ピーマン春雨」
SNSでも話題になった「無限ピーマン春雨」は一度食べたら、お箸が止まらないほどやみつきになる味です。生姜がほのかに香る味付けで、ご飯もどんどん進みます。作り方もとても簡単なので、ぜひ試してみてください。
「無限ピーマン春雨」レシピ(2人分)
材料は、ピーマン3つ、春雨30g、豚ひき肉60g、おろし生姜小さじ1、ごま油大さじ1、酒大さじ2、醤油大さじ1、砂糖小さじ1、白いりごま小さじ1です。もしピリ辛にしたい場合は、鷹の爪を入れても良いでしょう。
まず春雨を、さっと茹でてザルにあげ、水気を切っておきます。ピーマンは細切りにしましょう。フライパンにごま油を入れて熱し、おろし生姜と豚ひき肉を入れ、炒めます。ひき肉に火が通ったら、春雨とピーマンを入れ、炒め合わせ、酒、醤油、砂糖を加えます。器に盛り、白ごまをかけて完成です。
おつまみにもぴったりな「ピーマンと春雨のピリ辛コク炒め」
こちらは、甘味調味料は一切使っていない、大人の味のピーマン春雨です。ピリ辛なので、ビールのつまみとしても相性抜群です。パパッと簡単にできるところも、嬉しいポイントです。
「ピーマンと春雨のピリ辛コク炒め」レシピ(2人分)
材料は、ピーマン4つ、春雨40g、合挽き肉80g、サラダ油小さじ1、輪切り唐辛子小さじ1(お好みで増量可)、醤油大さじ1と1/2、酒大さじ1です。ひき肉は、豚ひき肉や鶏ひき肉でも大丈夫です。
春雨は硬めに戻して、食べやすい大きさに切っておきます。ピーマンは太めの千切りにカットします。フライパンにサラダ油と輪切り唐辛子を熱して、ひき肉を炒めます。ひき肉の色が変わったら、ピーマンを入れてさっと炒め、春雨と醤油、酒を投入します。2分ほど炒めたら、完成です。
子供も大好き!ピーマンと春雨を使った春巻きレシピ
ピーマンといえば、独特の青臭さや苦さから、子どもが苦手な野菜のイメージが強くあります。そんなピーマンですが、春巻きの具として使うことで、子どもでも食べやすくなります。ピーマンを消費したいときや、お酒のおつまみとして、またお弁当のおかずとしても、ピーマン春巻きは大活躍間違いなしです。
「野菜たっぷりピーマン春巻き」レシピ(10個分)
材料は、春巻きの皮10枚、ピーマン2個、人参5cm、春雨50g、まいたけ1/2パック、ひき肉(なんでも)80g、あらびきコショウ適量、ごま油適量です。合わせ調味料は、酒大さじ2、醤油大さじ2、鶏がらスープの素小さじ1/2、オイスターソース小さじ1、片栗粉大さじ1/2です。
まず、ピーマンと人参を千切りにします。春雨を戻して、5cm幅にカットし、水を切っておきます。合わせ調味料を合わせておきましょう。次にフライパンにごま油を熱し、ひき肉を炒めます。ひき肉をほぐしながら、人参を入れて炒めます。火が通ったら、ピーマンとまいたけを加えてさらに炒めます。
あらびきコショウを振り、春雨を加えてよく混ぜ合わせます。一旦火を止めて、合わせ調味料を回し入れたら、再び中火にかけます。水分がなくなるくらいまで炒めたらお皿にとって冷まします。ある程度冷ましたら、10等分に分けて春巻きの皮で包んでいきます。180度に熱した油であげて完成です。そのままでも、ポン酢醤油につけて食べても、美味しく食べることができます。
ピーマンと春雨はツナとも相性抜群!
ひき肉の代わりにツナを合わせると、また一味違ったピーマン春雨レシピを楽しむことができます。定番のピーマン春雨に少し飽きてきた時は、ツナ入りに挑戦してみてはどうでしょうか?
「ツナとピーマンの春雨炒め」レシピ(3人分)
豆板醤が入ったピリ辛中華風のピーマン春雨レシピです。こちらは、ピーマンが苦手な旦那さんにも好評だったそうです。ニンニクと豆板醤のいい香りが、食欲をそそります。
材料は、春雨70g、ツナ缶1つ、ピーマン4つ、水50cc、鶏がらスープの素小さじ1、醤油大さじ1と1/2、酒大さじ1、塩コショウ適量、みりん大さじ1、おろしニンニクチューブ3cm、豆板醤適量です。豆板醤はお好みで調整してください。
春雨を固めに茹で、水気を切っておきます。フライパンにツナ缶を油ごと入れて熱し、千切りにしたピーマンも一緒に炒めます。ピーマンがしんなりしたら、春雨と水を入れて、調味料をすべて入れて炒めます。全体的に味が馴染んだら完成です。
「簡単・節約ツナピーマン春雨のめんつゆ炒め」レシピ(3人分)
めんつゆを使った、シンプルで簡単なレシピです。鰹節がいいアクセントとなっています。材料が少ないので、節約レシピにもなります。材料は、ピーマン4個、ツナ缶1つ、春雨120g、めんつゆ適量、オリーブオイル適量、塩一つまみ、鰹節4gです。
まず、ピーマンを千切りにし、春雨を茹でて、食べやすい長さに切っておきます。フライパンにオリーブオイルを熱し、塩を入れて、ビーマンを炒めます。炒めたら、一旦皿に取り出しておきます。ツナ缶の油だけをフライパンに入れて熱し、春雨を炒めます。油が足りないときは、オリーブオイルを足してください。
春雨が柔らかくなったら、ツナと皿に取ったピーマンを入れます。めんつゆをフライパン1周分くらい回しかけて炒めます。味を見て調整しましょう。最後に鰹節を入れて、軽く混ぜたら完成です。ポイントは、先に塩を入れてから、ピーマンを入れるということです。そうすることで、色味がよくなります。
「ツナと春雨でチャプチェ風」レシピ(2人分)
甘辛い味付けとツナのコクが合わさった、絶品のチャプチェレシピです。野菜たっぷりですが、子どもでもパクパクと食べることができます。
材料は、春雨30g、ツナ缶1つ、卵1個、人参5cm、ピーマン2つ、ネギ10cm、もやし一つかみ、エリンギ1つ、鶏がらスープの素小さじ1/2、醤油大さじ1、酒大さじ1、みりん大さじ1、いりごま適量、ごま油適量です。
まず、お湯を沸かして春雨を茹でて戻します。野菜はすべて細切りにします。フライパンにごま油を熱し、溶き卵を入れて、大きめの炒り卵を作り、一旦お皿に取っておきます。同じフライパンにごま油を足し、切った野菜をすべて入れ、炒めます。野菜がしんなりとしたら春雨と、ツナを油ごと投入します。全体的に混り合ったら、卵を戻し、調味料をすべて入れて馴染ませます。お皿に盛って、いりごまをかけて完成です。
豚肉を足してスタミナ抜群の春雨料理に
ピーマン春雨に豚肉を加えれば、ボリュームとスタミナが抜群のメイン料理へと大変身します。
「豚肉とピーマンのコクうま中華風春雨炒め」レシピ(2人分)
このレシピは、春雨が別茹で不要なので、手間が省けて楽チンです。春雨にも味がしっかり染み込むので、パクパクとお箸が進むレシピとなっています。豚肉に下味をしっかりと揉み込むことで、柔らかく仕上がります。
材料は、豚肉(細切れ)150g、春雨50g、ピーマン4つ、赤唐辛子輪切り1本(お好みで)、生姜みじん切り1片です。豚肉の下味用に、酒小さじ2、片栗粉小さじ1、生姜チューブ2cmを用意します。調味料は、水1カップ、醤油、酒、砂糖、オイスターソースを各大さじ1ずつ、鶏がらスープの素小さじ1です。
まず、豚肉に下味を揉み込みます。春雨は半分にカットし、ピーマンは太めの千切りにしておきます。フライパンにごま油、唐辛子、生姜のみじん切りを入れ、弱火にかけます。香りがたったら中火にして、豚肉を2分ほど炒めます。豚肉の色が変わったら、調味料をすべて加えて、一煮立ちさせます。
そこに春雨を投入し、春雨が汁を吸って色が変わったら、ピーマンを入れます。蓋をして弱めの中火で2〜3分煮ます。もし、煮ている途中に汁が足りなくなった場合は、水を少し足しましょう。蓋を外し、汁気が少なくなるまで強火で炒めたら、完成です。
「春雨の豚肉の中華炒め」レシピ(2人分)
こちらの料理は、一見難しそうに見えますが、合わせ調味料を事前に用意しておくので、簡単に作ることができます。冷蔵庫の残りの野菜なども追加してアレンジしてみてもいいでしょう。
材料は、春雨50g、豚肉100g、ピーマン2個、白ネギ1/2本です。豚肉の下味用に、酒と醤油を小さじ1ずつ、合わせ調味料として、酒大さじ1、砂糖小さじ1、みりん大さじ1、醤油大さじ1.5、鶏がらスープの素小さじ1.5、お湯120ml、生姜汁小さじ1を混ぜ合わせておきます。片栗粉小さじ1を、水小さじ2で溶いた、水溶き片栗粉も用意しておきましょう。
まず、春雨を茹でて水気を切り、食べやすい長さに切っておきます。薄切りの豚肉を細切りにして、下味につけておきましょう。ピーマンは細切りに、白ネギは斜めに薄く切ります。フライパンにサラダ油を熱し、豚肉を炒めます。色が変わるまで炒めたら、ピーマンと白ネギを加えて炒め合わせます。
合わせ調味料を入れ、全体を混ぜ、煮立ったら春雨を投入します。弱火にして、1分ほど煮てください。水溶き片栗粉を加えとろみがついたら完成です。お好みでごま油を少し垂らしてみてもいいでしょう。
ピーマン春雨はスープとしても大活躍!
ピーマンと春雨のコンビはスープにしても、美味しく食べることができます。洋風や中華風スープとの相性がよく、食べ応えのあるスープに仕上がります。
「ピーマンと春雨の卵スープ」レシピ(3人分)
こちらは、ピーマンとコンソメの風味が美味しいスープです。材料は、ピーマン5つ、春雨40g、卵1個、水4カップ、コンソメキューブ2個、醤油大さじ1、みりん大さじ1、コショウ少々、白ごま適量です。わかめやコーンなどを足して、アレンジするのもおすすめです。
まず、ピーマンを千切りにし、春雨を食べやすい大きさに切っておきます。鍋に水と調味料を入れて火にかけます。沸騰したら、ピーマンと春雨を入れ、再び沸騰するのを待ちます。沸騰したら中火で10分ほど煮ます。最後にスープをかき回しながら、溶き卵を入れて完成です。卵を入れてすぐに火を止めると、ふんわりとした卵になります。
「ピーマン春雨中華スープ」レシピ(2人分)
5分で簡単にできるピーマン春雨中華スープです。ボリュームがあり、ほっこりする味に仕上がっています。材料は、ピーマン2つ、春雨適量、ベーコン3枚、水1L、鶏がらスープの素小さじ2、酒大さじ1、塩コショウ適量、醤油小さじ1、ごま油大さじ1です。
作り方は、ピーマンとベーコンを千切りにします。鍋にすべての材料を入れ、春雨が柔らかくなるまで煮込んだら完成です。味を見て、塩コショウで調整してください。とても簡単で、スピーディなレシピです。
「たっぷりピーマンのつるつる春雨スープ」レシピ(2人分)
こちらはピーマンがたくさん入ったカラフルなレシピです。材料は、ピーマン6個、赤パプリカ1/2個、卵2個、春雨適量、水600ml、鶏がらスープの素10g、塩小さじ2、醤油小さじ1、コショウ少々、酢小さじ2です。
千切りにしたピーマンとパプリカをフライパンでさっと炒めます、鍋に水、鶏がらスープの素、塩、醤油、コショウ、酢を入れ、火にかけます。沸騰したら春雨を入れ、再び沸騰させます。溶き卵を少しずつ流し入れ、火を止めます。味を見て塩コショウで調整してください。スープを器に盛り、ピーマンを乗せて完成です。
さっそくピーマン春雨をお家で作ってみよう
いかがでしたか?今回は、ピーマンと春雨を使った様々なレシピを紹介しました。どちらも年中を通して手に入りやすいので、普段の夕飯のおかずの一品にどうでしょうか?いろんな食材と合うので、自分でアレンジレシピを試してみてもいいかもしれません。