ピーマンの種やワタには栄養が豊富!残さず食べるおすすめレシピを紹介
様々な料理のレシピとして使える便利食材のピーマン。種やワタに美と健康に効果がある栄養がいっぱい含まれていることを知っていますか?ビタミンやミネラルが豊富、ピラジンという成分が育毛効果もあると話題を呼んでいます。そんなピーマンの種もワタも一緒に美味しく食べることが出来る簡単なメニューを紹介していきます。日頃から、ピーマンを使って調理している料理は殆ど種付きワタ付きで調理することが可能ですので、早速丸ごとピーマン料理を試してみて下さい。
目次
野菜を楽しく食べる
今では1年中、色々な野菜が購入できるようになりましたが、栄養があるのはやはり旬の野菜です。夏になると野菜が沢山出てきます。夏野菜といえば、トマト、キュウリ、ナス、トウモロコシ、ゴーヤ、オクラ、そしてししとうやパプリカを含むピーマン科の野菜です。ここではピーマンの魅力をお伝えしていきます。野菜の栄養の取り方は季節のものを食べることです。
ピーマンは唐辛子の仲間
ピーマンはナス科の植物で唐辛子の仲間です。唐辛子が丸みを帯びた形になったのがピーマンです。唐辛子の辛味がないように品種改良をしたものがピーマンで他にも唐辛子の仲間はししとう。そして、肉厚で甘みがあるのがパプリカです。実はピーマンとパプリカの鮮明な違いはないのです。
ピーマンの種とワタに含まれる豊富な栄養
ピーマンの種やワタはしっかりとってから調理をするという方が多いと思いますが、実は勿体ない栄養を捨てているのです。種やワタには沢山の栄養が詰まっています。ししとうは種を取らずにそのまま食べていますよね。そう思うとピーマンの種やワタを食べるということに対しての抵抗がなくなるでしょう。ピーマンの栄養の上手な取り方は種ごとワタごと食べることなのです。
ピーマン:種とワタも食べて手間なし&ごみ無し
ピーマンの種やワタを食べることによって栄養が摂れる、面倒な種やワタを取る必要がなので手間が削減できる(種やワタの取り方が面倒ということがなくなるのでストレスフリーになります)。生ゴミが減る、食べて食感が良いと良いことづくしなので栄養の取り方を考えて、ピーマンを種とワタごと食べるということを是非試してみて下さい。
ピーマンの種やワタの効果や効能
ピーマンの種やワタは実よりも苦味がありますが、その分栄養が豊富です。ピーマンそのものの栄養としてレモンの2倍といわれるビタミンC、その他にもビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンEとビタミンが豊富です。更には鉄分、カルシウムのミネラル、そしてポリフェノールも含まれている栄養豊富な優秀な野菜なのです。そのビタミンやミネラルの上手な取り方を学んでいきましょう。
ビタミンCは活性酸素を除去してくれます、つまりは抗酸化作用があるということなので、錆び付いた身体から錆をとってくれる役割を果たしてくれます。老化防止、生活習慣病、美肌効果などに効果があります。ガン予防に効果があるといわれているβカロテンも含まれていて、過熱すると吸収率が高まるという嬉しい栄養素の取り方も。またビタミンP(ルチン)も含まれているので高血圧や動脈硬化を防止してくれます。
ピーマンの種の栄養には、カプサイシン、ピラジンという血行を促して冷え性を改善してくれる成分や、カリウムが沢山含まれているので、余分な水分や塩分を排出してむくみ解消に役立ちます。また、カプサイシン効果で基礎代謝率がアップしますのでダイエットにもつながりますから、これからの季節、夏に向けて沢山食べたい野菜の1つになります。これからはピーマンは種もワタも食べるということを意識していきましょう。
丸ごとピーマンで育毛効果
野菜を食べるだけで薄毛予防が出来るとしたら嬉しいですね。ピーマンの種とワタの栄養素の中にピラジンという成分があります。ピラジンには血行促進効果があり、頭皮の毛細血管の血行も良くなりますので、嬉しいことに薄毛予防にも効果があるということなのです。薄毛が気になっている方は是非、ピラジンの取り方としてピーマンの種とワタを取らずに調理するということを覚えておいて下さい。
ピーマン:種ごと丸かじり
種も一緒に丸ごとピーマン
ピーマンの種やワタに豊富な栄養が含まれていると解かったからには、早速、種もワタも捨てずに食べることが出来る野菜ピーマンの魅力。丸ごとピーマン、種もワタも摂取出来るとても簡単な食べ方をその栄養の取り方を紹介していきます。包丁いらずのの簡単ピーマンクッキング、実は沢山あるので試してみて下さい。
ちょっと肉厚で大きめのピーマンを氷水にしっかりと浸しておき、皮がパンパンの状態になったら、そのまま丸かじり、福岡のお店で食べた『パリパリピーマン』これお美味しいです。どうやら、沖縄でも同じようなメニューがあるようです。レシピはピーマンのみで良いので誰にでも出来るので試しによく冷やした丸ごとピーマンを食べるということを試してみて下さい。ピーマンの栄養の取り方としては簡単でおすすめです。
種もワタも食べれるピーマン料理
種もワタも一緒に丸ごとピーマンを美味しくたべて美しく健康な身体になりましょう。簡単なメニューを紹介していきますので参考にして下さい。
種もワタも丸ごとピーマンの煮浸し色々
ピーマンの煮浸しなどをはじめ丸ごとレシピとしてピーマンを使用する際には破裂防止や味がしみわたりやすくなるように細工をしておきましょう。楊枝やフォークでピーマンの皮に軽く穴をあけておきます。煮浸しは保存をしておいても味がしみて美味しいですし、和風のおかずとしてご飯のおかずにもなるし、日本酒のおつまみにもピッタリです。
丸ごとピーマンの生姜煮
ピーマンを沢山買って来たら、是非、作り置きをしておきたい逸品です。鍋に煮汁として水、醤油、酒、みりん、生姜の千切りを入れます。鍋にレシピの調味料を入れて火をつけます。煮汁の中に楊枝などで穴をあけた丸ごとピーマンを入れて、蓋をして約15分ピーマンの上下を返しながら煮ます。煮えたらそのまま鍋でも良いですし、器に入れて冷蔵庫で冷やします。味がしみてきたら食べます。
種ごとピーマンと鶏肉の煮浸し
レシピは鶏肉とピーマンが基本です。鶏肉を皮を下にして中火〜弱火くらいで焼いてきつね色になり焦げめがついたら裏返して反対も焦げめをつけます。ピーマンも丸ごと一緒に焼いて程よくピーマンに火が通った所で酒、醤油、みりんを入れて煮炒めます。最後に鷹の爪を入れて少し煮て完成です。短縮したい場合には昆布だしやめんつゆに焦げ目をつけた鶏肉とピーマンを浸して冷蔵庫で寝かせます。
種ごとピーマンのチャンプルー
沖縄の人気メニュー、ゴーヤチャンプルーのゴーヤをピーマンに代えます。ピーマンの斜め切り、厚揚げを1cm角くらいの食べやすい大きさに、ソーセージ、あればスパムを同じく1cmくらいにカットしておきます。フライパンで玉子を炒めて、焼きあがったら別に取っておきます。同じフライパンでピーマンと厚揚げ、ソーセージを炒めて、更に玉子を戻します。醤油、鶏ガラスープと酒で味を付けて鰹節をトッピングにして出来上がりです。
丸ごとピーマン:種ごとアヒージョ
スペインバルで有名になったアヒージョ。たっぷりのオリーブオイルとガーリックと唐辛子を入れ弱火でゆっくりオイルを温めます。ガーリックなどの香がしてきたら、オイルの中に軽く周りに焼き色を付けたピーマンを入れ軟らかくなったら、破裂しないように切れ目を入れたプチトマトと茹でタコの乱切りを入れ1~2分熱して出来上がりです。ピーマンの丸ごと栄養の取り方、他にもレシピを変えるとバリエーションが豊になります。
種ごとピーマンのジャコ炒め
出来たてでも冷めても美味しいおかずのジャコピーマン。レシピは、ピーマンとジャコ。ゴマ油、醤油、砂糖、酒のみでOKです。種付きワタ付きの丸ごとピーマンに楊枝などで破裂防止用に穴をあけておきます。フライパンにゴマ油を入れて、中火で油を熱し、ピーマンとジャコを入れて炒めます。ピーマンに火が通ったら用意している調味料のレシピを全て入れて良く混ぜて水分が飛んだら出来上がりです。
話題の無限ピーマンを種とワタと一緒に食べる
TVコマーシャルでお馴染みの、病みつきになってしまうほど美味しい無限ピーマン。レシピも作り方も簡単ですから、是非お試し下さい。種やワタが付いたままのピーマンを細切りにします。ツナ缶は汁気をとっておきます。耐熱容器にピーマンとツナを入れて、レンジで2分程温めます。温まったらゴマ油と鶏ガラスープ、胡椒をふって出来上がりです。
種とワタも一緒にピーマンのきんぴら
食事の際のおかず、お弁当のおかず、お酒のおつまみにとオールマイティで保存も出来る便利な料理です。レシピも用意するのが簡単なものばかり。ゴマ油、だしの素、日本酒、みりん、醤油そしてピーマンです。ピーマンは縦に細切りにします。カットしたピーマンと種とワタを一緒にゴマ油で炒めます。シャキッとしたタイプが好みの方、クタクタが好きな方。好みの状態にピーマンがなってきたら、調味料を加えて出来上がり。
レシピは丸ごとピーマンだけでもよいですし、ちくわや厚揚げ、さつま揚げなどの練り物やしめじなどと一緒に炒めたり、トッピングにゴマや鰹節をかけたりアレンジも楽しんで下さい。
丸ごとピーマンピザ焼き
ピーマン嫌いのお子さまのおやつにお酒のおつまみにぴったりの簡単なメニューで、レシピを変えるだけでレパートリーの幅が広がる便利な料理です。ピーマンを縦2つにカットします。種とワタは付けたままで良いのでピーマンにソーセージ、ウインナー、トマト、ナス、玉ねぎ、きのこなどお好みのレシピを乗せて溶けるチーズをのせてオーブンに入れてチーズがこんがり焼けるまで焼けば出来上がりです。豚バラで巻いても良いです。
ピーマンの種もワタも食べちゃう酢鶏
ピーマンの栄養を美味しく摂取するには?その取り方も気になります。一般的な酢豚を鶏に代えて種やワタを取り除いていたピーマンを種もワタも取らずにに輪切りにして、他のレシピ玉ねぎ、タケノコ、人参など好きな具材を入れて炒めます。しいたけやカシューナッツなどを入れても良いと思います。醤油、トマトケチャップ、砂糖、酢で味付けをして水溶き片栗粉でとろみをつけます。
種ごとピーマンのカレー
野菜たっぷりのカレーや夏野菜を使ったラタトゥイユなどダイナミックに種もワタも付けたままのピーマンをレシピに加えてみましょう。カレーの場合は雑穀米や古代米、玄米など白米でないライスを添えるとより栄養価が高くなります。ラタトゥイユは他の野菜としっかり煮込むので種もワタも気にならないと思います。種やワタの取り方としてはラタトゥイユはおすすめです。
ピーマンの定番:ピーマンの肉詰め
ピーマン料理としてまず頭に浮かぶのがこの料理!ピーマンの肉詰めです。一般的には種やワタを綺麗にとってから肉を詰めますが、今回は種もワタも付けたままのピーマンに肉を詰めていきます。ピーマンの栄養をたっぷり吸収する作り方の紹介です。レシピはピーマンとハンバーグの元になります。
玉ねぎをみじん切りにしてフライパンで炒めます(生の玉ねぎでも大丈夫です)。玉ねぎが少し冷えてきたらひき肉(鶏、合い挽き、牛、豚好きなもので良いです)と卵、パン粉、塩、胡椒を合わせて練ります。種付きのまま半分にカットしたピーマンの内側に小麦粉を薄くまぶします。玉ねぎとひき肉を練ったものをピーマンに詰めます。肉側から油を敷いたフライパンで焼きます。皮側も焼いて出来上がりです。
ピーマンの肉詰めはひき肉の種類を変えたり、トッピングのソースや焼いた後に煮込んだりと応用が利くので味のバリエーションも豊富ですから沢山作って、冷凍しておいても便利です。
バーベキューでも丸ごとピーマンで種もワタも摂取
皆で楽しくバーベキューパーティー、肉、ソーセージ、トウモロコシ、玉ねぎ、ナス、人参、キノコ、なんでも好きなものを持ち寄って、一緒に種もワタも付けたままの丸ごとピーマンをバーベキューで焼いてみましょう。この際も、焼く前に楊枝などでピーマンに穴を開けておいて下さい。焼きあがったピーマンはそのままでも、塩&胡椒をしても、醤油をつけても、溶かしバターを付けても自由に食べ方を変えてみて下さい。
丸ごとピーマンは手で軽く潰すか、楊枝やフォークなどで穴をあけておき破裂防止をしてからバーベキューの網や鉄板にのせて下さい。
【まとめ】ピーマン種もワタも丸ごと食べて美味しく健康に美しく
夏野菜のピーマン、折角食べるなら種もワタも一緒に食べた方が賢い食べ方だということが解かったかと思います。美容にも健康にも効果がありダイエットや育毛にまで効果が期待できる優秀な野菜ピーマン、これからは種もワタも取らずに食べましょう。
丸ごとピーマン料理は種とワタが付いているだけで通常のピーマン料理には基本的に全てに応用できますので、今まで種やワタを丁寧にとっていた作業を省略してピーマンを使用していつもの通り調理をするだけで今までよりも豊富な栄養が摂取できるという嬉しいニュースです。これからピーマンを食べるときには栄養が詰まった種やワタも一緒にたべることをおすすめ致します。