なすとピーマンの味噌炒めや鶏肉も使った人気レシピ！簡単な作り方も紹介！

なす、ピーマンと聞くと夏野菜のイメージがありますが、技術の発達した現代はスーパーに行けば一年中買う事ができ、美味しく料理して食べれる身近な食材です。なす、ピーマンそれぞれ単独で楽しめますが、この2つの食材を油で炒め、さらに味噌ベースで仕上げる事で、ごはんが進んで止まらない「人気の美味しいおかず」に変身します。まずは、なす、ピーマン、味噌それぞれの特徴などを説明していきます。

スーパーなどでも最近はいろいろな種類のなすが並び、気軽に地方の珍しいなすを買う事ができます。丸なす、長なす、小なす、水なす、そして米なすや加茂ナスのような産地特有の人気のあるなすなどがあります。一般的に、皮が薄い水なすや小なすは、漬物や塩もみなどに適していますが、味噌炒めのような炒め物には、好みでその他のなすを使うといいです。

なすは水分が多く身体を冷やすので昔から「秋ナスは嫁にくわすな」と言われ、身体を冷やす食べ物の代名詞のように言われています。しかし、体内の籠った熱を取り火照りを鎮めるので、夏バテのサポート食材にもなり水溶性のビタミンも豊富で、ナスニンというアントシアニン系のポリフェノールが含まれていることから、アンチエイジング食材でもあります。煮ても、焼いても、炒めても良しで油との相性はバツグンです。

ピーマンは夏の緑黄色野菜の代表選手の一つです。鮮やかな緑色は完熟すると赤くなり栄養価も変化していきます。ピーマンはビタミンA・ビタミンCが豊富で、他の栄養素も沢山含まれているので、夏バテしがちな時期には積極的に取りたい野菜です。ピーマンも油との相性が良く、彩鮮やかに炒めると見た目にも食欲を刺激します。味噌炒めにして沢山食べたい野菜です。

なすとピーマンの味噌炒めに使う味噌は、専用の味噌や決まった味噌を使わないといけないルールはありません。味噌には日本だけでも、白味噌、淡色味噌、赤みそ、合わせ味噌などがあり、それぞれに糀の違いで味も風味も違います。地域によってもかなりの種類があるので、好きな味噌を使い調理するのが普通です。中華圏にも沢山の種類の味噌(醤)があり、お隣の韓国にもコチジャンとい辛味噌のようなものがあります。

油をよく使う東南アジアのいろいろな国にも、独自の味噌のような発酵調味料が存在します。味噌炒めと言っても和、洋、中、エスニックと使う味噌でまったく違う料理に仕上がるので、新選ななすとピーマンを購入したら好な味噌で楽しみましょう。

なすとピーマンは、鶏肉との相性が良く一緒に調理されることが良くあります。焼く、煮る、炒める、さまざまな料理で楽しめます。特になすは油を吸収しやすいので、鶏肉と炒めると旨味たっぷりの油を吸収してとろけるような口当たりになります。また、使う鶏肉の部位により味も食感も違ってくるので、ここでは鶏肉の特徴を紹介していきます。

一番調理に使う鶏肉の部位が、もも肉、胸肉、ささみと言われる肉の塊の部位です。もも肉は文字通りももの大きな肉で、肉質はやや硬めですが旨味とコクがあります。胸肉は脂身が少なく柔らかいのが特徴ですが火を通しすぎると硬くなるので、片栗粉をまぶしたり、スープに漬けてみたりと工夫が必要です。ささみは牛などのヒレと言われる部位です。蒸し料理や和え物によく使われています。

鶏の翼の部分で骨付きが基本です。翼の先端が手羽先で、付け根の部分が手羽元となります。ゼラチン質豊富で旨味もあり、スープにも煮込み料理にも揚げ物にも使える万能な部位です。

砂肝はコリコリとしてクセがなく焼き鳥でよく見かける部位です。塩味との相性が良いので焼き物、炒め物にするととても美味しいです。レバーは肝臓ですが味噌味や醤油味で煮ても焼いても良く、栄養価が高い部位です。他にも、皮やトサカなどがあり鶏は羽以外に捨てる所がないです。

鶏肉のミンチ肉には、もも肉、胸肉とあり、リーズナブルなので好みで使い分けるといいです。そぼろにしていろいろな種類の味噌で味付けしても美味しいですし、あっさり味付けであんかけも美味しいです。しっかりコネて、つみれやつくねも人気があり大変美味しいです。

ここからは、なすとピーマンの味噌炒めで人気があり簡単にできるレシピを、作り方の動画を紹介できるものは動画も交えて紹介していきます。

麻婆豆腐の「麻婆」=「最初に麻婆豆腐を作った人の顔が由来」なので、実際は、豆板醤、豆豉などの中国の辛味噌の豆腐煮が正解です。この辛味噌がベースになる中華甘辛の肉味噌炒めと、なす、ピーマンを合わせて炒め煮にしたのが麻婆なすです。辛味噌だれを一から作らなくても、動画のように人気の市販麻婆なすの素などを利用すると簡単に作ることができます。

ピーマン、なす、ニンジンをカットします。フライパンに多めの油をしいて、なすとピーマン、ニンジンをしんなりするまで炒めます。一度取り出し、フライパンにみじん切りにした香味野菜を炒め香りが出たら、ひき肉を炒めます。肉の色が変わったら中華スープと甜面醤、豆板醤、調味料などを入れて辛味噌だれを作り、なすとピーマン、ニンジンを戻して片栗粉でとろみをつければ完成です。

作り方も至って簡単、なすとピーマンと好きな肉を使い「白ごま」「黒ごま」ペーストの味付けで調理しただけなのに、晩ご飯の主役や、お弁当の主役になれるおすすめの一品です。豚肉なら豚バラでこってりコク深い味に仕上がり、鶏肉ならゴマの風味が一段と引き立ち和のテイストの強いゴマ味噌炒めになります。具材を替えれば無限レシピにもなるのが、ごま味噌炒めです。

豚バラを好みに切ります。なすとピーマンを好みにカットします。フライパンにごま油をしいて豚バラを炒め、肉の色が変わったらなすとピーマンを入れて炒めます。なすとピーマンに火が通ったら、醤油、みりん、砂糖、顆粒だし、白練りごまを入れて絡めれば出来上がりです。豚バラ以外の肉でも好みの肉を使うといいですが、和風だしなので牛肉よりは豚、鶏を使う事をおすすめします。
 

なすとピーマンの甘味噌炒めも、作り方が簡単でアッと言う間にできるので、忙しいランチ時などに重宝する一品です。週末などに多めに作り冷蔵庫でストックしておけば、ビールのおつまみにも、忙しい朝のお弁当の一品としても大活躍します。気を付ける事は、家庭の味噌は多種多様なので、レシピ通りではなく砂糖の量は好みで入れて味を調節する事が美味しく作る秘訣です。

なすとピーマンを好みの大きさに切ります。アク抜きを兼ねてなすを水にさらします。なすの水を切りしっかり水気を拭いたら、フライパンに油を入れて風味用の刻みショウガを炒めていきます。次になすを入れて炒めていきます。なすがある程度しんなりしてきたら、ピーマンも入れて炒めます。顆粒出汁の素、味噌、砂糖を入れて味を見ながら好みの味付に仕上げれば完成です。

中国や、韓国には日本人に馴染みのある、日本の味噌と同じような「醤」があります。甜面醤、豆板醤、豆鼓、コチジャンなどですが、日本の味噌と違い辛いものが主流です。甜面醤は八丁味噌のような色で甘みもありますが、豆板醤は辛く、コチジャンは辛くて甘みがありそのままでも野菜などにつけて食べると美味しいです。動画では、なすとピーマンの豆板醤炒めを紹介しています。

なすとピーマンを好みのサイズに切ります。作り方はとても簡単で、フライパンにごま油をたっぷりと入れて大さじ1杯づつの、しょうがとニンニクを入れて炒めて香りを出します。次になすとピーマンを入れて炒めていきます。しんなりとしてきたら、豆板醤（コチジャンでも可）とオイスターソースを好みの量入れて炒め、少量の醤油を回しかけ、仕上げに水溶き片栗粉を流し込んでトロミがつけば出来上がりです。

なす、ピーマン、茗荷は夏野菜の主役です。茗荷はかなり独特な風味と味ですが、味噌との相性はバツグンです。今回は、一緒に炒めていますが「茗荷味噌」を作り置きしておけば、万能調味料として大活躍します。なすとピーマンと一緒に炒めると、とてもクセになる味でハマります。ストックの茗荷味噌も簡単に作れますし作り方は沢山紹介されています。お酒のおつまみとしてもオススメの一品です。

好みの豚肉、なす、ピーマン、茗荷、おくらを適当な大きさにきります。フライパンに油をしいて豚肉となすを炒めていきます。ある程度炒めたら少量の水を加えて、顆粒出汁の素を入れ、砂糖を入れて好みの甘さに調整します。ピーマン、茗荷、おくらを入れて炒めていき、最後に味噌を入れて溶かせば完成です。味噌は赤みそを使うとグンと美味しさが増し、作り方も簡単でごはんと合う一品になります。

なすとピーマンのニンニク味噌炒めは、甘めの味噌にニンニクが香って食欲をそそる一皿になります。ごはんが進みスタミナが付くレシピなので人気がありますが、お酒のおつまみとしてもピッタリです。少し、鷹の爪を入れてピリっとさせても大人な味でお酒が進みます。また、ニンニク味噌も茗荷味噌と同じで簡単に作れるので、作り置きをしてストックしておくと重宝します。

作り方はとても簡単で、なすとピーマンを好きなサイズにカットして、フライパンにたっぷりの刻みニンニクを入れて炒め、顆粒出汁の素、味噌、豆板醤、砂糖、みりん、酒を合わせて味噌だれを作り、なすとピーマンがしんなりとしたら味噌だれを入れて絡めます。全体に絡まれば完成です。お弁当などで頻繁に作るのであれば、作り置きのニンニク味噌を利用すると簡単で便利です。

最近では低カロリーで高たんぱくな鶏肉が人気で、炒め物に鶏肉を使う人が増えています。火が通るとパサつきがちな胸肉も工夫してふっくらと調理する人もいます。ここからは、なすとピーマン炒めに鶏肉を加えて作る簡単で人気の料理を紹介していきます。また、簡単な作り方も紹介するので是非作ってみてください。

こんぶ、かつお節、または和風顆粒出汁の素と、砂糖、醤油という飽きのこないシンプルな味付けで、ごはんと合う一皿です。なすとピーマンと鶏肉を切り、先に鶏をごま油で炒めて色が変わったら、なすピーマンを入れて、出汁を足しながら炒めていきます。全体にしんなりしたら砂糖、醤油で味付けするだけの簡単レシピです。なすをふっくら仕上げるコツは、炒める前に10分くらい水にさらしておくと油を吸いすぎず美味しいです。

なすはとても油を吸収するので、鶏肉と炒めたり煮ると旨味をしっかり吸いとても美味しいです。なすとピーマン、鶏肉の炒め物に、和風顆粒だしや、鰹出汁をベースにしっかり味付けして好みの味噌を絡めれば和風味噌炒めが完成します。味付けが難しいと感じる時は、こんぶやかつおなどの出汁が合わせてある、出汁入り味噌を使えば味付けの失敗もなく美味しい和風味噌炒めができます。

蒸したなすとピーマンに、和風だしのしっかり味が付いた鶏肉のそぼろあんをかけたり、炒めたなすとピーマンを、鶏そぼろあんで煮詰めたりした料理はそれだけでメインのおかずになります。後は、お味噌汁と御新香を付けるだけで、他のおかずがいらないくらいです。焼き魚と酢の物を添えたら、完璧な和風ランチです。作り方も難しくなく簡単に作る事ができ、忙しい人にオススメしたい料理です。

作り方が簡単なレシピです。なすを好きな大きさに切り水にさらして水気をきります。ピーマンも好みの大きさにきり、なすとピーマンをシリコンスチーマーに入れてレンチンします。(普通に蒸すだけでもOK)鍋にめんつゆを水で割ったものと酒少々を入れて、鶏ひき肉も入れて加熱しながら火を通し砂糖を入れて味を整え、水溶き片栗粉を入れてトロミをつけてあんを完成させ、蒸したなすとピーマンにかければ出来上がりです。
 

白いごはんとバツグンに合い、がっつり食べたい人にオススメなのが、なすとピーマン鶏肉の甘酢あんです。味付けは酢豚に似ている物が多いですが、調味ベースを和風だしで作り鶏肉を使うとまた違った和風の甘酢あんになります。鶏肉を使う事でカロリーもグンと下がり、炒めるだけなので作り方も簡単でとても美味しいです。

なすとピーマン、鶏肉を好みの大きさにカットします。鶏肉に塩コショウをして片栗粉をまぶしておきます。次に、みりん、ケチャップ、醤油、酢で甘酢調味液を作ります。フライパンで鶏肉を焼いて取り出し、なすとピーマンを炒めていきます。なすに火が通ったら、鶏肉を戻して甘酢調味液を入れてトロミがつけば完成です。好みで豆板醤を少し入れるとピリっとして、お酒のあてに最適です。

揚げびたしや煮浸しは、晩ご飯のおかずに良く登場する料理で、いろいろな食材で楽しめ大変人気のあるおかずです。夏の暑い時などに、天ぷらやから揚げでは重いなと思った時は、めんつゆや出汁醤油を割って好みの味付にし、揚げたてのなすやピーマン、鶏肉を漬ければ簡単に揚げびたしを作る事ができます。甘めの味付けにすれば、ごはんが進むメインのおかずの完成です。

なすを切り、さらに切り込みをいれてアク抜きに水にさらします。水気を切り、キッチンペーパーで完全に表面の水分をふき取ります。ピーマンも適当に切ります。鶏肉は一口大に切ったら、塩コショウをして下味をつけておきます。麺つゆを好きな濃さに割り用意します。なすとピーマンを素揚げして、麺つゆに入れていきます。鶏肉も小麦粉をまぶして揚げたら、麺つゆに入れます。後は、漬けて冷ませば出来上がりです。

なすとピーマンに旨味とコクの強い鶏モモ肉を大ぶりに切って、柚子胡椒で味付けして炒めるとピリリとしてビールのあてに良く合います。ピーマン以外に赤ピーマンやパプリカを入れて彩あざやかに炒めれば、おもてなしの一皿になります。柚子胡椒は人気もあり夏野菜との相性がとても良いので、積極的に使いたい香辛料です。

鶏肉の余分な脂身を落として、食べ応えがあるように大ぶりに切り塩コショウで下味をつけておきます。なすとピーマンを好きな大きさにカットし、マヨネーズ、柚子胡椒、酒、醤油を合わせて、合わせ調味料を作っておきます。鶏肉を皮目から焼いて色が変わってきたらなすを入れフタをして完全に鶏肉に火を通し、仕上げにピーマンと合わせ調味料を入れてピーマンに火が通ったら完成です。

なすとピーマンと鶏肉を炒めて、塩コショウするだけでも十分おかずになりますが、ウェイパーやシャンタンＤＸなどの中華の素とオイスターソース・甜面醤・豆板醤・コチジャン・豆鼓などの中華調味料を仕上げに使うだけで本格中華炒めが完成します。作り方も炒めて調味料を絡めるだけなので簡単で、忙しい時にパパっとできるしっかりおかずです。

好きな鶏肉を食べやすく切り焼き目が軽くつくまでフライパンで焼いたら、好みの大きさにカットしたなすとピーマンを入れて鶏肉に完全に火が通るまで炒めていきます。好みの中華調味料で味付けし、水溶き片栗粉でトロミを付ければ完成です。作り方もとても簡単で人気のあるレシピです。

フランスの郷土料理の代表選手のような「ラタトゥイユ」ですが、炒めて煮るだけなので簡単にでき人気のある料理です。ラタトゥイユの意味も、ごった煮、かき混ぜるという意味なので、本来の夏野菜とベーコンではなく、好きな野菜と鶏肉などアレンジレシピが沢山あります。夏野菜と鶏肉のラタトゥイユをバケットに乗せて食べると美味しくオススメです。

鶏肉はモモ肉や、胸肉を使い食べやすい大きさに切ります。なす、ピーマン、玉ねぎ、トマトを好みにカットして、深型の鍋にオリーブオイルを入れて鶏肉を焼き目がつくまで炒めていったん取り出しておきます。空いた鍋にニンニクを入れて、玉ねぎがあめ色になるまで炒めたら、残りの野菜を入れて炒め、スープとトマト、塩コショウをして15分ほど煮込み、鶏を戻して5分煮込めば完成です。

鶏肉とチリソース、ケチャップはとても相性が良く、鶏肉のケチャップ煮などはとても人気のある料理です。鶏肉だけでも美味しいのですが、彩やバランスを考えなす、ピーマン、玉ねぎなどを入れるレシピが沢山あります。調味液さえ作れば、炒めていくだけなので作り方も簡単でおすすめのレシピです。

なすとピーマンを好みの大きさに切ります。好みの鶏肉を一口大に切りビニール袋に入れて塩コショウをして片栗粉をまぶしておきます。ケチャップ大さじ3・ソース小さじ1・コンソメ小さじ1・酒・砂糖・醤油、ニンニクを混ぜて調味液を作っておきます。フライパンで鶏肉を焼いて両面焼き色が付いてきたら、なす、ピーマンを入れて全体に火を通し、作っておいた調味液を入れ軽く煮詰めれば完成です。

なすとピーマンの味噌炒め、簡単人気レシピは如何でしたか？味噌のバリエーションを替え炒めるだけで様々な味付けが楽しめるのことがわかりました。ランチや晩ご飯のメインはもちろんのこと、お弁当などにもいろいろなアレンジで美味しく作りたいものです。また、香味味噌も簡単に作れるので常備しておくと重宝するので便利です。

なすとピーマンと鶏肉のレシピも、作り方はほとんど炒めるだけのレシピばかりで気軽に作れ簡単です。鶏肉の旨味をたっぷり吸いこんだなすは、ごはんとの相性がバツグンでいくらでも箸が出ます。大きくて立派ななすと、瑞々しいピーマンをスーパーで見かけたら、好みの鶏肉を選んで是非作ってみる事をオススメします。