バームクーヘンは賞味期限が切れても食べられる?正しい保存方法も

バームクーヘンは賞味期限が切れても食べられるのか、日数別に分けて解説します。賞味期限切れのバームクーヘンが傷んだときの見分け方も、詳しく説明!未開封と開封済みの違いなど、良い状態を保てる正しい保存方法も紹介するため、チェックしてみてください。

バームクーヘンは賞味期限が切れても食べられる?正しい保存方法ものイメージ

目次

  1. 1バームクーヘンは賞味期限が切れても食べられるかを解説
  2. 2バームクーヘンは賞味期限切れからいつまで食べられる?
  3. 3バームクーヘンの賞味期限が切れて腐ったときの見分け方
  4. 4バームクーヘンの正しい保存方法
  5. 5バームクーヘンは賞味期限が切れても状態によって食べられる

バームクーヘンは賞味期限が切れても食べられるかを解説

皿に乗ったバームクーヘン

バームクーヘンはドイツ発祥のお菓子で、日本でもさまざまな商品が販売されています。ギフト用として販売されていることも多く、比較的賞味期限が長いお菓子です。しかし、賞味期限が長いゆえに、気づいたら期限が切れていたという場合もあるでしょう。

本記事では、賞味期限切れのバームクーヘンは食べられるのか、日数別に解説します。正しい保存方法も紹介しているため、ぜひ参考にしてください。

バームクーヘンは賞味期限切れからいつまで食べられる?

賞味期限の定義

お店に並んだ袋詰のバームクーヘン

賞味期限は、未開封の状態で正しく保存した場合に、美味しく食べられる期限を表しています。バームクーヘンのような焼き菓子をはじめ、缶詰めやインスタントラーメンなど、傷みにくい食品に記載されています。

賞味期限が記載されている食品は、期限が切れても、すぐに食べられないわけではありません。賞味期限は安全のために、実際の日持ちする期限より短く設定されています。そのため、数日過ぎたとしても、問題なく食べることができます。

袋や容器を開けないままで、書かれた保存方法を守って保存していた場合に、この「年月日」まで、「品質が変わらずにおいしく食べられる期限」のこと。スナック菓子、カップめん、チーズ、かんづめ、ペットボトル飲料など、消費期限に比べ、いたみにくい食品に表示されています(作ってから3ヶ月以上もつものは「年月」で表示することもあります)。

賞味期限を1〜3日過ぎた場合

バームクーヘン

市販のバームクーヘンには、品質保持剤などが同封されています。そのため、1〜3日程度の賞味期限切れであれば、それほど質の劣化は見られません。未開封であればカビや雑菌も付きにくいため、変わらずに食べることができるでしょう。

ただし、未開封であっても、保存状態が悪かったものは要注意です。高温多湿の場所などに置いていたバームクーヘンは、傷みやすくなっています。保存状態が悪かったときは、食べる前に状態をしっかり確認しましょう。

賞味期限を1週間過ぎた場合

バームクーヘン

賞味期限を1週間過ぎたバームクーヘンは、状態によっては食べられることもあります。冷蔵庫や冷暗所で正しく保存されていた場合は、食べられる可能性が高いです。ただし、もともと賞味期限が短いバームクーヘンは、傷むのも早くなります。

賞味期限が数日程度の商品は、期限が1週間過ぎたら食べないほうが無難です。1ヶ月くらいの長い賞味期限の商品は、状態が悪くなければ食べられることもあります

賞味期限を1ヶ月過ぎた場合

皿に乗ったバームクーヘン

賞味期限を1ヶ月過ぎたバームクーヘンは、さすがに口にしないほうが良いでしょう。正しく保存していても、傷んでいる可能性が高くなります。また、傷んでいなくても味は確実に落ちているため、できれば新しく買い直すことをおすすめします。

賞味期限が切れても腐っていなければ食べられる

バームクーヘンを食べる女性

未開封のバームクーヘンは、賞味期限切れでもある程度は食べられます。ただし、保存状態によっては、早く傷んでしまう可能性もあります。

数日の賞味期限切れであっても、腐っていないか確認することが大事です。少しでもおかしいと思うことがあれば、迷わず捨てるようにしましょう。

バームクーヘンの賞味期限が切れて腐ったときの見分け方

見分け方①におい

カットされたバームクーヘン

腐ったバームクーヘンは、アンモニア臭や酸っぱいにおいがする場合もあります。普段のにおいとまったく違うため、異臭がすれば、すぐにわかるでしょう。

ただし、アルコール臭の場合は、保存料のにおいである可能性もあります。保存料のにおいであれば、しばらく置いておけば消えます。異臭がずっと続く場合は、すでに腐っていると判断しましょう。

見分け方②味

バームクーヘン

腐ったバームクーヘンは、においだけでなく味にも変化が出ます。食べたときに酸っぱい味がすれば、すでに腐敗が始まっています。飲み込まずに、すぐに吐き出しましょう。

また、酸っぱい味でなくても、明らかに普段と違う味がすることもあります。少しでも味に異変を感じたら、それ以上は食べないようにしましょう。

見分け方③見た目

バームクーヘン

最もわかりやすい見分け方は、見た目の変化です。バームクーヘンは腐ると、表面にカビが生えることがあります。カビはひと目でわかるため、生えていたらすぐに処分しましょう。

また、カビが生えていなくても、腐ると粘り気が出ることもあります。粘り気は見ただけで、わからないことがありますが、触ると気づきます。触ったときや切ったときに粘り気を感じたら、食べるのはやめましょう。

バームクーヘンの正しい保存方法

保存方法①常温

袋に入ったバームクーヘン

未開封のバームクーヘンは、常温で保存できる商品が多いです。常温とはいっても、何℃でも大丈夫なわけではありません。食品を安全に保存できる常温とは、15〜25℃を指しています

部屋の気温がこれよりも高くなると、賞味期限内であっても傷むことがあります。真夏など部屋の気温が高いときは、冷蔵庫に入れたほうが良いでしょう。

常温で保存するときは直射日光を避け、風通しの良い場所で保存してください。温度が一定になる場所であれば、さらに保存状態も良くなります。

保存方法②冷蔵

カットされたバームクーヘン

開封後は傷みやすくなるため、冷蔵保存が必須です。冷蔵保存するときは食べやすい大きさに切り分け、1つずつラップで包みます。ラップのまま保存しても良いですが、さらに密閉容器や保存袋に入れてもOKです。

しっかり密閉したら、においの強いものを避けて冷蔵庫に入れましょう。バームクーヘンは乾燥に弱く、冷蔵保存するとパサパサになることがあります。

食感が気になるときは、食べる30分前に常温へ戻すのがおすすめです。開封済みのバームクーヘンは傷みやすいため、冷蔵保存しても2〜3日以内で食べ切るようにしましょう。

保存方法③冷凍

カットされたバームクーヘン

開封したバームクーヘンは、冷凍保存することもできます。1食ずつ切り分け、ラップに包んで保存袋に入れましょう。ホールのままでも保存できますが、一度解凍したものは再冷凍できません。一度に食べ切れる量に分けて、冷凍するようにしましょう

一度に全部食べ切れるのであれば、ホールのまま冷凍してもかまいません。冷蔵庫と同じく、近くに強いにおいの食材を置かないことがポイントです。冷凍庫に入れておけば、1ヶ月は保存することができます。

ただ、味は徐々に落ちてしまうため、2週間以内に食べ切るのがおすすめです。食べるときは、冷蔵庫に移してゆっくりと自然解凍しましょう。

自然解凍した後は冷蔵保存と同じように、しばらく常温に置くと美味しく食べられます。生のフルーツが装飾されているバームクーヘンは、フルーツを取り外して、冷凍するようにしてください。

バームクーヘンは賞味期限が切れても状態によって食べられる

2個のバームクーヘン

バームクーヘンは賞味期限が切れても、状態が良ければ食べることができます。しかし、期限が切れてから1週間以上経つ場合は、慎重になる必要があります。腐ったときの見分け方を参考にしながら、傷んでいないかしっかりと確認しましょう。

また、保存状態が悪ければ、賞味期限内でも傷む可能性があります。正しい保存方法を覚えて、最後まで美味しく食べ切りましょう。

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