さつまいもご飯に合う献立レシピを紹介！主菜から副菜・汁物まで

さつまいもご飯は、ホクホクとした食感と優しい甘さが特徴の料理です。子どもから高齢の方まで、さまざまな層に人気があります。

この記事は、さつまいもご飯に合う献立レシピの紹介です。肉や魚のおかずや栄養バランスの取れた副菜、汁物のレシピをジャンル別にまとめています。家族に喜ばれる献立作りの参考にしてください。

さつまいもご飯に合う、肉を使ったおかずを紹介します。肉を使うおかずは、食べ盛りの子どもにも人気です。ボリュームのある献立を作りたいときの、参考にしてください。

【材料】

• 木綿豆腐：1/2丁(約150g）
• 乾燥ひじき：2g
• しいたけ：1個
• 鶏ひき肉：100g
• 豚ひき肉：50ｇ
• 塩：小さじ1/4
• 鶏がらスープの素：小さじ1/2
• 卵：1/2個
• おからパウダー：大さじ1
• サラダ油：適量
• 大根：1/6本
• 小葱：適量
• ごま：適量
• ポン酢：100ml
• 昆布：2cm角を1枚

1. ポン酢と昆布を容器に入れて一晩置いてソースを作ります。
2. 豆腐をキッチンペーパーに包んで重石をのせ、1時間ほど冷蔵庫で水抜きをします。
3. 乾燥ひじきは水で戻し、しいたけはみじん切りにします。
4. ボウルに鶏ひき肉、豚ひき肉、塩、鶏がらスープの素を入れて、粘りが出るまで手でこねます。
5. 4のボウルに2と3を入れ、卵とおからパウダーを加えて、さらに混ぜ合わせます。
6. 5を小判型に成形し、ラップをして冷蔵庫で15分くらい休ませます。
7. プライパンにサラダ油を引き、煙が出てきたら5を入れて、強火で両面を約2分ずつ焼きます。
8. 焼き色がついたら弱火にし、蓋をして5～6分蒸し焼きにします。
9. 器に盛った豆腐ハンバーグに大根おろし、小葱、ごまをのせ、最後に1のソースを回しかけます。

カロリーが抑えられる豆腐ハンバーグのレシピです。さつまいもご飯の献立に、ヘルシーなおかずを取り入れたいときに、おすすめの料理です。

また、さつまいもご飯に不足しがちなたんぱく質を、豆腐の植物性とひき肉の動物性の両方から、摂取することができます。

ひき肉も混ぜているハンバーグで、子どもにも人気のレシピです。子ども用には、ソースをケチャップなどにすると食べやすいでしょう。

しっかりとしたしょうゆ味に味付けされた肉巻きは、甘いさつまいもご飯に合うおかずです。エリンギのコリコリした触感と、さつまいものホクホク感が合います。

肉巻きの中身は、えのきだけや野菜などお好みで変えられます。人参など固い食材の場合は、電子レンジで少し加熱してから肉を巻くと良いでしょう。お弁当の副菜にも、ぴったりのおかずです。

豚肉やエリンギなどのきのこは、ビタミンB1が豊富に含まれています。ビタミンB1は、炭水化物をエネルギーに変える補酵素です。炭水化物と一緒に摂取すると、エネルギー代謝がよくなり疲れがとれます。

また、さつまいもときのこの食物繊維で、生活習慣病予防にも効果のある献立です。エリンギはクセの少ないきのこのため、子どもにも食べやすいでしょう。

とりの照り焼きは、甘辛味で子どもに大人気のおかずで、さつまいもご飯との相性も良いです。一般的には長時間たれに漬け込みますが、このレシピはめんつゆを使うため、短時間で簡単にできます。

鶏肉には、トリプトファンと呼ばれる、必須アミノ酸が含まれています。トリプトファンは、ストレスの軽減や睡眠障害に効果があるといわれており、現代社会において注目の栄養素です。体の中で作ることができないため、鶏肉を食べて摂取すると良いでしょう。

黒酢の酢豚は、さつまいもご飯に合うおかずレシピです。甘いさつまいもに、黒酢のさっぱりとした酸味がアクセントになります。

酢豚は、たんぱく質やビタミンBが豊富な豚肉の他、ピーマンや人参、玉ねぎなどの野菜がたっぷり入った料理です。ビタミン、ミネラルなど健康効果のあるさまざまな栄養素を、バランスよく摂取することができるでしょう。

筑前煮は、お惣菜の定番として和食の献立に人気のおかずです。しっかりしょうゆ味が染みた筑前煮は、甘いさつまいもご飯に合うでしょう。作り置きできるため、副菜としても活躍するレシピです。

鶏肉を中心にごぼうやレンコン、にんじんなどの根菜類が豊富に入っていて、さまざまな栄養が摂取できます。生野菜が苦手な子どもにも、鶏肉と一緒に煮た根菜は人気です。柔らかくなるまで、しっかり煮ましょう。

家庭料理の定番である豚肉のショウガ焼きは、さつまいもご飯に合うおかずです。ショウガのぴりっとした風味と、さつまいもの甘味が食欲をそそります。

ショウガに含まれるショウガオールは、冷えの解消に効果があるため体が温まるでしょう。付け合わせにキャベツの千切りを添えると、ビタミンCもたっぷり摂取できます。

肉豆腐は少し豪華にしたいときの、さつまいもご飯の献立に合うおかずです。牛肉の旨味とさつまいもの甘味が、絶妙に合います。

牛肉には動物性たんぱく質の他、鉄分や亜鉛などのミネラルが豊富に含まれています。豆腐も植物性タンパク質が含まれており、ネギやカイワレ大根などを加えると、さらに栄養バランスが良くなります。お肉好きの子どもにも喜ばれる献立です。

魚を使ったおかずを取り入れると、栄養価の高い献立になります。ここでは、さつまいもご飯に合う魚料理の献立レシピを紹介します。

【材料】2人前

• 鮭：2切れ
• 玉ねぎ：1/2個
• しめじ：1袋
• とろけるチーズ：適量
• 塩コショウ：少々
• マヨネーズ：大さじ4
• バター20g

1. 玉ねぎの半分を薄切りにして、トレイに入れておきます。
2. しめじは石づきを切り落とし、水で洗ってほぐしておきます。
3. 鮭の骨を取り除きます。
4. アルミホイルを大きめに広げて、器状にします。
5. 器状にしたアルミホイルの上に玉ねぎ、鮭しめじの順にのせていきます。
6. その上にマヨネーズ大さじ2、塩コショウ、とろけるチーズをのせます。
7. 一番上にバターの半量（10g）をのせてアルミホイルで包みます。
8. 水が入らないようにギュと包み、フライパンに入れます。
9. もう1切れの鮭も同じように作り、フライパンに2つを並べます。
10. フライパンにアルミホイルが少し浸かるくらいの水を入れ、もう一枚アルミホイルを上から被せて沸騰させます。
11. お湯が沸騰したら、弱火にして蓋をし、15～20分蒸します。
12. アルミホイルごと盛り付けます。

マヨネーズとチーズを使っており、子どもにも大人気のレシピです。マヨネーズの酸味とさつまいもご飯の甘味が、絶妙にマッチします。鮭やチーズのタンパク質、玉ねぎやしめじの栄養素も摂取でき、バランスの良い献立になるでしょう。

栄養価の高いきのこと秋刀魚を使ったバターソテーは、さつまいもご飯のおかずによく合います。秋刀魚のたんぱく質には、必須アミノ酸がバランス良く含まれています。また、鉄分などのミネラルや、さまざまな種類のビタミンも摂取でき、栄養豊富な魚です。

秋刀魚を使ったおかずは、多くの栄養がしっかり取れるため、理想的なメニューといえるでしょう。

さっぱりした塩さばのネギ蒸しは、甘いさつまいもご飯に合うおかずです。香味野菜とポン酢の酸味が効いていて、食欲がなくても食べやすい献立です。簡単に作れるため、肉料理が主菜のときの副菜としても重宝します。

さばには、EPAやDHAなどの必須脂肪酸が、豊富に含まれています。EPAは血流を良くするため、動脈硬化や脳梗塞を予防したい高齢の方に、効果的な栄養素です。DHAは脳の働きを活性化させる働きがあるため、子どもが積極的に摂取すると良いでしょう。

鮭のムニエルは、おもてなし料理として人気の魚のおかずです。バターの風味が、甘いさつまいもにアクセントを加えるため、さつまいもご飯の献立にぴったりでしょう。

鮭には強い抗酸化成分で、アンチエイジングに効果のあるアスタキサンチンが、豊富に含まれています。鮭は苦みがなく、子どもにも人気のある魚です。DHAを摂取するためにも、おすすめのレシピでしょう。

甘じょっぱいぶりの照り焼きは、ホクホクしたさつまいもご飯に合うおかずのひとつです。冬が旬の魚のため、冬に食べるのがおすすめの献立メニューです。

ぶりには疲労回復効果のあるタウリンや、糖質の代謝を助けるビタミンB1が含まれています。また、記憶力や学習能力アップに効果があるDHAも、豊富に含まれている魚です。魚嫌いの子どもでも、照り焼きであれば食べやすいでしょう。

カレイの煮付けは、さつまいもご飯に合う和食の定番おかずです。ショウガ風味の煮付けとさつまいもの甘味の相性が良く、何度も作りたくなる献立でしょう。

カレイは高たんぱく質で低脂質の魚です。そのため、糖質が高めのさつまいもと一緒に食べると、栄養バランスが取れます。

また、カレイには、ビタミンDが豊富に含まれており、カルシウムの吸収を促す働きがあります。したがって、カレイの煮つけは成長期の子どもにも、おすすめの献立メニューです。

歯ごたえのあるシーフードと野菜たっぷりの八宝菜は、ホクホクとしたさつまいもご飯に合うレシピです。

八宝菜には野菜やシーフード、うずら卵など、さまざまな食材が入っています。たんぱく質やビタミンなどが摂取でき、栄養満点のおかずです。また、炭水化物と一緒に食べると、さらにバランスの良いおかずになるでしょう。

主菜の肉や魚料理で、たんぱく質は取れます。ビタミンやミネラルを摂取したいときは、野菜中心の副菜が便利でしょう。ここでは、さつまいもご飯に合う副菜の献立メニューを紹介します。

【材料】

• にんじん：1本
• もやし：1袋
• ほうれん草：1袋
• ゴマ油：小さじ2
• しょうゆ：大さじ1～1.5

1. にんじんを千切りにし、沸騰したお湯で少し固さが残るくらいにさっと茹で、ザルに上げておきます。
2. もやしは水洗いをし、にんじんを茹でたお湯でシャキシャキ感が残るくらいに茹で、ザルに上げます。
3. ほうれん草は少量の水で蒸し、水にさらしてアクをとります。
4. 絞って食べやすい大きさに切ります。
5. ごま油としょうゆを合わせておきます。
6. 5に全ての具材を入れて、混ぜ合わせたら完成です。

韓国料理のナムルは、あっさりした味付けでさつまいもご飯に合う副菜です。野菜がたっぷり摂取できて彩りも良いため、献立にもう一品欲しいときやお弁当に入れても、便利なレシピでしょう。

ほうれん草は鉄分、にんじんはカロチン、もやしはアスパラギン酸の栄養成分が、含まれています。また、それぞれの野菜には、免疫力を高めるビタミンCが含まれており、免疫力アップも期待できるでしょう。献立の栄養バランスを良くする、おすすめの副菜です。

ゴマとマヨネーズでまろやかな味わいのゴママヨ和えは、サツマイモご飯の副菜に合うレシピです。

ピーマンはビタミンCをはじめ、さまざまな栄養素が含まれる野菜です。ピーマンが苦手な子どもでも、マヨネーズで味付けしているため、食べやすい副菜でしょう。

ポン酢でさっぱり食べる野菜と肉を蒸す副菜は、さつまいもご飯の献立によく合います。ブロッコリーは、ビタミンやミネラルの含有量が、野菜の中でも特に豊富な食材です。豚肉も疲労回復効果のあるビタミンBが多く含まれており、栄養バランスの良いレシピといえるでしょう。

キャベツとベーコンの蒸し煮は、献立のおかずに困ったときに、簡単にできて人気の副菜です。

シャキシャキしたキャベツとホクホクしているさつまいもは、違う食感が楽しめる食材の組み合わせでしょう。また、さつまいもご飯の甘味とベーコンの塩分も、相性が良いです。

キャベツには、多くのビタミンが含まれています。特にビタミンCやビタミンUの含有量が、多いことで有名です。ビタミンUには、胃の粘膜を保護し再生する効果があります。整腸効果のあるさつまいもと一緒に摂取すると、胃腸の調子が良くなるでしょう。

さつまいもご飯は、ホクホクとした食感とまろやかな甘味が特徴です。献立を考えるとき、箸休めになる副菜に、酢の物をプラスすると良いでしょう。カニカマを加え、お酢をあまり効きすぎないように味付けをすると、子どもにも喜ばれます。

甘じょっぱいきんぴらは、さつまいもご飯に合う副菜です。れんこんは歯ごたえが良い根菜のため、柔らかいさつまいもと違う食感を楽しめます。牛肉入りのきんぴらは、子どもにも人気の副菜です。

れんこんは、抗酸化作用に優れたタンニンが、豊富に含まれています。牛肉のたんぱく質も摂取できるため、栄養バランスも良くなるでしょう。

ゴーヤの独特の風味を活かした、さつまいもご飯に合う副菜レシピです。バターで炒めることで、ゴーヤの苦みがまろやかになり、子どもにも食べやすい副菜になります。さつまいもご飯の献立に困ったときに、ぴったりでしょう。

ゴーヤには、ビタミンCやモモルデシンという栄養が、豊富に含まれています。モモルデシンは胃液の分泌を促す作用があるため、さつまいもご飯と一緒に摂取すると、胃腸の調子が良くなるでしょう。

コリコリとした食感の砂肝を使ったサラダは、さつまいもご飯の献立におすすめの副菜です。さつまいものほくほく感と砂肝のコリコリ感を味わえて、食事が楽しくなるでしょう。

ポン酢風味のドレッシングでさっぱり食べられるため、甘いさつまいもご飯の箸休めに、おすすめのレシピです。

さつまいもご飯は水分が少ないため、汁物を加えると良いでしょう。ここでは、さつまいもご飯に合うおすすめのレシピを紹介します。

【材料】

• 牛モツ：400g
• 長ネギ：1本
• 厚揚げ：1袋
• にんにく：1片
• ショウガ：1片
• 水：800cc
• 鶏がらスープの素：大さじ1
• 顆粒和風だし：小さじ1/2
• 薄口しょうゆ：大さじ1
• みりん：大さじ1
• 塩：1つまみ
• おろしにんにく：小さじ1
• おろしショウガ：小さじ1
• ごま油：大さじ1
• 山椒・糸唐辛子：適量

1. 鍋にたっぷりのお湯を沸かします。
2. 牛モツと長ネギの青い部分、スライスしたショウガを入れて5分くらい下茹でします。
3. 茹で上がったらザルにあげて、周りのぬめりを洗い流します。
4. 厚揚げをひと口大に切り、3と一緒に鍋に入れ、水を加えます。
5. 煮立ったら弱火にし、長ネギを取り除きます。
6. 鶏がらスープの素、顆粒和風だし、しょうゆ、みりん、塩、おろしにんにく、おろしショウガで味付けをし、最後にごま油を回しかけます。
7. そのまま30分～1時間火にかけ、軽く噛み応えがあるくらいで火を止めます。
8. 煮込んでいる間に、長ネギの白い部分を刻んで薬味を作ります。
9. モツ煮を器にもり、薬味に刻んだネギや山椒、糸唐辛子をかけます。

塩味のモツ煮は、甘いさつまいもご飯に合う献立メニューです。下茹での際に、アクをしっかり取り除くと臭みがとれます。

モツには糖質をエネルギーに変えるビタミンB1が、豊富に含まれています。さつまいもは糖質を多く含むため、エネルギー代謝を助けるモツを一緒に食べると、カロリーの消費に役立つでしょう。

また、さつまいもご飯には、たんぱく質が不足しています。このレシピは、モツから動物性たんぱく質、厚揚げから植物性たんぱく質を一度に摂取できます。子ども用は、柔らかくなるまで少し長く煮込みましょう。

かつおと昆布で出汁をとったけんちん汁は、さつまいもご飯によく合う献立メニューです。肉や野菜がたっぷり入っているため、不足しがちな栄養を摂取することができ、健康効果が期待できるでしょう。

特に、きのこがたっぷり入ったけんちん汁は、生活習慣病の予防に効果があります。高齢の方やダイエット中の方にも、おすすめです。

さつまいもの旬は、秋から冬です。さつまいもご飯は、寒い時期の献立によく使われます。そのため、付け合わせには温かいスープが、重宝されます。

白菜は、冬が旬である野菜の代表です。また、ショウガには、血行を促進し体を温める効果のある、ショウガオールが豊富に含まれています。豚肉には疲労回復効果もあり、健康に冬を乗り切ることができる、おすすめのスープです。

甘いさつまいもご飯には、少し酸味のあるトマト味のスープが合います。和洋折衷の献立は、子どもから高齢の方まで幅広い層に喜ばれるでしょう。

トマトには、強い抗酸化作用を持つリコピンが、豊富に含まれています。体の調子を整え、美容効果も期待できるでしょう。リコピンは加熱することで吸収力が高まるため、スープにするのがおすすめです。

豆腐や野菜がたっぷり入った豚汁は、炭水化物を多く含むさつまいもご飯に、ピッタリの献立メニューです。

豆腐入りの豚汁は、植物性たんぱく質と動物性たんぱく質の両方を摂取できます。また、にんじんや大根、ごぼうなど根菜がたっぷり入っているため、ビタミンやミネラルもしっかり取れるでしょう。

ミルク味のクラムチャウダーは、ホクホクしたさつまいもご飯に合う汁物です。子どもにも人気で、さつまいもご飯の献立におすすめのレシピになります。

あさりにはカリウムや亜鉛、鉄分などのミネラルの他、エネルギー代謝を良くするビタミン12が含まれています。牛乳のカルシウムも摂取でき、日頃不足しがちな栄養素を補えるでしょう。

さつまいもご飯は、優しい甘味とホクホクした食感が人気の料理です。その甘味や食感を活かして、さまざまな献立を作ることができます。

さつまいもご飯は、栄養が炭水化物に偏りがちです。肉や魚、野菜を加えて、栄養バランスの取れた献立作りをすると良いでしょう。

また、さつまいもご飯は色合いが寂しいため、見た目の彩りも考慮するのがおすすめです。健康効果を高め見栄えも良くして、家族の食卓をより楽しくする献立作りをしてください。