2022年02月21日公開
2024年11月18日更新
ホエーの使い道を9選紹介!作り方と保存方法・活用レシピも
ホエーの使い道9選を紹介します。料理や美容パックなど、ヨーグルトの水切りなどで余ったホエーの、便利な使い道を詳しく説明!特徴や作り方、上手な保存方法も解説します。簡単で美味しい活用レシピも載せているため、ぜひ参考にしてください。

ホエーの特徴と使い道を9選紹介!

ヨーグルトを使った料理をするとき、余った水分の使い道に困ることがあるでしょう。この水分はホエーと呼ばれるもので、実はさまざまな活用方法があります。
本記事では、ホエーの特徴や作り方、便利な活用方法を紹介します。体に良い栄養成分も多く含まれているため、ぜひいろいろな使い道を試してみてください。
ホエーの特徴と作り方
ホエーとは?

ヨーグルトを開けると、上に水分が溜まっていることがあります。この上澄みが、ホエーと呼ばれる物質です。ヨーグルトは時間が経つと、液体と固形物に分離してきます。このときに出てきた液体がホエーで、もとは牛乳に含まれていた水分です。
分離する前のヨーグルトには、乳脂肪やタンパク質の一種であるカゼインが含まれています。しかし、液体と個体に分離する際に、液体からは乳脂肪とカゼインが取り除かれます。
そのため、ホエーの中には、脂肪やタンパク質はあまり含まれていません。その代わり、カルシウムやミネラルなどの栄養成分が豊富です。
ホエーは、牛乳から乳脂肪分や主要なたんぱく質であるカゼインなどを除いた液体のことで、「乳清」や「ホエイ」とも呼ばれています。
牛乳は、8割程度が水分であるため、チーズを作るときなどに牛乳に含まれる固形成分を固めると、副産物として大量のホエーができます。
ホエーの作り方

ホエーが欲しいときは、ヨーグルトの水切りをしましょう。ヨーグルトの水切りは、ボウルとザルを使って簡単にできます。まずはザルにキッチンペーパーを敷き、ひと回り大きいボウルに重ねます。
キッチンペーパーの上にヨーグルトを乗せ、そのまま数時間待てばヨーグルトの水切りは完了です。水切りが終わるとボウルに水分が溜まりますが、この水分がすべてホエーになります。
また、ホエーはカッテージチーズを作る際にも、副産物として得ることが可能です。カッテージチーズは温めた牛乳にレモン汁を入れて、ザルで濾せば完成します。ザルで濾すときに水分が出ますが、この水分がホエーです。
500mlの牛乳でカッテージチーズを作ると、350〜400ml程度のホエーが作れます。水切りするよりも多くできるため、ホエーを大量に使いたいときにおすすめです。
ホエーの使い道9選
使い道①肉を柔らかくする

ホエーに含まれる乳酸には、肉を柔らかくする効果があります。特に、加熱するとパサつきがちな、鶏むね肉に使うのがおすすめです。
調理前に鶏むね肉をホエーに浸けておくと、驚くほどしっとりとした食感に仕上がります。もちろん他の肉にも使えるため、固くなりがちな肉料理に利用してみてください。
使い道②リコッタチーズを作る

リコッタチーズはイタリア原産のチーズで、「リコッタ」はイタリア語で「2度煮る」という意味です。名前の通り、チーズを作る際にできたホエーを再度煮詰めて作ります。あっさりとした淡白な味が特徴で、舌触りは滑らかです。
手作りリコッタチーズに使う材料は、ホエーと牛乳とレモン汁だけです。鍋にホエーと牛乳を同量ずつ入れたら、沸騰寸前まで温めます。沸騰する手前でレモン汁を加え、分離してきた牛乳をそのまま2分ほど加熱します。
あとはザルで濾して、ひと晩ほど置いておけば完成です。パンケーキやサラダに乗せるなど、お好みの食べ方で楽しみましょう。
使い道③ご飯を炊く

ホエーを使ってご飯を炊くと、ふっくらとした甘味のあるご飯が出来上がります。酸味は感じないため、ご飯の味が極端に変わることはありません。
入れるホエーの量は、米2合につきカップ1杯程度を目安にすると良いでしょう。白米だけでなく、炊き込みご飯を作るときにも利用できます。
使い道④飲み物を作る

ホエーには酸味がありますが、はちみつや砂糖を加えることで、美味しく飲むことができます。はちみつだけだと独特の風味が気になる場合は、一緒に牛乳やカルピスを加えるのがおすすめです。
さっぱりと飲みたいときは、乳製品ではなく炭酸水を加えても良いでしょう。ホエーには血糖値の上昇を抑える作用があり、食前に飲むことでダイエットにも効果的です。
使い道⑤ドレッシングを作る

ホエーの独特の酸味を活かして、美味しいドレッシングを作ることができます。ホエーに酢とサラダ油を混ぜ合わせ、砂糖とブラックペッパーを入れて混ぜるだけで完成です。
さっぱりとしたシンプルな味わいになるため、どのような料理にも合わせられます。油を使わずに、ノンオイルドレッシングにすることも可能です。和風のドレッシングが作りたいときは、めんつゆと醤油を混ぜるのがおすすめです。
使い道⑥パンやお菓子を作る

ホエーは、お菓子やパン作りに利用することもできます。サクサクしつつもしっとりとした仕上がりになるため、スコーンやマフィンなどにおすすめです。
また、パン生地に混ぜることで、簡単にふわふわの食感に仕上がります。手作りパンが上手く膨らまないときは、一度試してみてください。
使い道⑦漬物を漬ける

ホエーを使うことで、水キムチや浅漬けが簡単に作れます。さっぱりとした優しい味わいが特徴で、お弁当の付け合せや箸休めなどに活躍します。残った汁には栄養が豊富に含まれているため、汁ごと食べ切りましょう。
塩分を摂り過ぎないように、漬物は薄味にするのがおすすめです。一緒に合わせる調味料を変えることで、いろいろな味の漬物を楽しむことができます。
使い道⑧肥料にする

ホエーを飲み物や料理に使い切れないときは、肥料として利用しましょう。乳酸菌と乳酸の働きで、植物の葉などに生えるカビを防いでくれます。
また、栄養価も豊富で、植物の成長に役立ちます。ただし、ピーマンとなすはホエーと相性が悪いため、これらの栽培時には使わないようにしましょう。
使い道⑨美容パックに使用する

顔の表面には、美肌菌と呼ばれる表皮ブドウ球菌などが住み着いています。ホエーに含まれているビフィズス菌は、この美肌菌のエサとなります。そのため、ホエーをパックすることで、美肌効果が期待できるでしょう。
継続しないと効果が出にくいため、週2回を目安に続けると良いです。ただし、人によっては、肌にトラブルが起きることもあります。パックをする前に、必ずパッチテストを行うようにしましょう。
ホエーの保存方法
ホエーの冷蔵保存方法

ホエーは冷蔵庫に入れておくと、2〜3日は保存できます。ただし、保存容器が清潔でないと、カビなどが生える原因となります。保存するために使う容器は、必ず煮沸消毒を行うようにしましょう。しっかりと密閉ができる、ビンの容器がおすすめです。
煮沸消毒が済んだら完全に乾燥させ、ホエーを入れて封をしましょう。そのまま冷蔵庫に入れておけば保存できますが、できるだけ早めに使い切るのがおすすめです。
ホエーの冷凍保存方法

数日のうちに使い切れない場合は、冷凍保存するようにしましょう。冷凍しておけば、1〜2週間は保存できます。冷凍保存には、製氷機のような小分けにできる容器を使いましょう。
小分けに冷凍しておけば、使いたいときに使いたい分だけ取り出せて便利です。冷凍したホエーは、解凍して使うことができます。凍ったままの状態で、味噌汁やスープなどに入れても大丈夫です。
ホエーの活用レシピ
酸辣湯
【材料】
- 豚もも肉 50g
- たけのこ 30g
- 豆腐 1/6丁
- 干ししいたけ 1枚
- 緑豆春雨 10g
- サラダ油 小さじ2
- A ホエー 300ml
- A 水 100ml
- B 酒 大さじ1
- B 醤油 小さじ1
- B 塩 小さじ1/3
- 水溶き片栗粉 小さじ1
- 卵 1/2個
- コショウ 少々
- ラー油 小さじ1
- パクチー 適量
【作り方】
- 豚肉は薄切りにします。
- たけのこと豆腐は千切りにします。
- 干ししいたけは水で戻し、薄切りにします。
- 春雨は水で戻し、半分の長さに切ります。
- 鍋にサラダ油をひき、豚肉、たけのこ、しいたけを入れて炒めます。
- 5にAを入れて、春雨を加えます。
- 6が沸騰したらアクを取り、豆腐を入れます。
- Bを入れて味をととのえ、水溶き片栗粉を入れて混ぜます。
- とろみがついたら溶き卵を流し入れて、コショウを振ります。
- 器に盛りつけ、ラー油をかけてパクチーを乗せたら完成です。
ホエーを利用した、酸辣湯のレシピを紹介します。酢を使った酸辣湯よりも優しい味わいで、まろやかな酸味が特徴です。夕飯だけでなく朝食やランチなど、さまざまな場面で活躍してくれます。
ホットケーキ
驚くほどふんわりと仕上がる、ホットケーキのレシピです。ホットケーキは、ふっくらと焼き上げることが意外と難しい料理です。
しかし、ホエーを混ぜて焼くだけで、誰でも簡単に厚みのあるホットケーキが作れます。冷めると酸味を感じやすくなるため、できるだけ焼き立てを食べるのがおすすめです。
青汁ドリンク
ホエーを健康に役立てたいときは、青汁に混ぜて飲んでみましょう。爽やかな酸味がプラスされて、青汁独特の苦味が軽減します。
そのままでも飲めますが、砂糖を入れるとさらに飲みやすくなります。砂糖のカロリーが気になる場合は、はちみつで代用するのもおすすめです。
ホエーは栄養豊富で使い道がいろいろある

ホエーはそのまま飲んでも良いし、さまざまな料理に活用することも可能です。体に良いだけでなく、肉が柔らかくなるなどの、便利な効果も豊富にあります。
料理に使いたくないときは、美容パックや肥料としても利用できます。自分に合った活用方法を選び、最後まで無駄なく使うようにしましょう。



