グミは食べ過ぎるとどのようになる?主な不調から危険なリスクまで紹介

グミの食べ過ぎによる体への影響をまとめました。便秘や太る、お腹の不調など、グミの食べ過ぎによって引き起こされる主な不調について解説します。デメリットだけでなく適量を食べたときの効能や、子供と大人の1日の摂取量目安も紹介します。

グミは食べ過ぎるとどのようになる?主な不調から危険なリスクまで紹介のイメージ

目次

  1. 1グミは食べ過ぎると身体の不調につながるのか調査
  2. 2グミを食べ過ぎず適量食べたときの栄養価と効能
  3. 3グミを食べ過ぎると起きる不調
  4. 4グミの食べ過ぎは身体の不調につながることもある

グミは食べ過ぎると身体の不調につながるのか調査

大量のグミ

手軽につまめておやつなどに便利なグミですが、食べ過ぎると体に悪い影響が出ることがあります。本記事では、グミの食べ過ぎるとどのような不調が起こるのかをまとめました。適量を食べたときの効能や、1日の摂取量の目安も紹介します。

グミを食べ過ぎず適量食べたときの栄養価と効能

1日のグミの目安摂取量【子供/大人】

袋からこぼれているグミ

グミにもいろいろな商品がありますが、1袋に入っている量はそれほど多くありません。1日に1袋程度でしたら、食べ過ぎには当たらないでしょう。

ただ、子供は大人と同等食べてしまうと食べ過ぎになってしまうので、1袋の半分くらいを目安に食べるのがおすすめです

グミの栄養価

皿に乗ったグミ

グミの主な原材料は砂糖や水あめ、ブドウ糖などの糖分です。ブドウ糖は脳にとって唯一のエネルギー源だといわれており、食べてから短時間でエネルギーに変わるという特徴があります

糖分の次に多く使われている材料はゼラチンですが、ゼラチンはほとんどがコラーゲン由来のタンパク質から作られています。ゼラチンとは別にコラーゲンを加えた商品もあるので、コラーゲンを多く摂りたいときはそういった商品を選ぶと良いでしょう。

一般的なグミのカロリーは100g当たり129kcalで、糖質は26gほどです。ほとんどが糖分でできているため、糖質はお菓子の中でも比較的高めになっています。

効能①ダイエット効果

お腹周りのサイズを測る女性

グミは弾力性があるため、何回もよく噛むことで満腹中枢が刺激されます。満腹中枢が刺激されることで食べる量が減り、結果的にダイエットに役立ちます。また、噛む回数が増えることでアゴ周りの筋肉が鍛えられるので、顔のリフトアップにも効果的です。

効果②集中力がアップ

勉強をする女の子

グミだけでなく、ガムなどをよく噛むことで集中力がアップするといわれています。これは、噛むことによって脳が活性化するためだと考えられています

最近はいろいろな食感のグミが販売されていますが、柔らかい食感のものだとあまり効果がありません。集中力アップを期待するのであれば、固くて歯ごたえの良い商品を選ぶようにしましょう。

効能③美肌効果

笑顔で頬を触る女性

グミにはコラーゲンが多く含まれていますが、このコラーゲンには美肌効果が高いことで知られています。コラーゲンは肌の真皮部分に存在する成分で、網の目のように張り巡らされています。

この網の目の間にヒアルロン酸があるのですが、網の目がしっかりしているほどヒアルロン酸が水分を保って潤いのある肌になるのです。

コラーゲンは食べてすぐに肌に届くわけではなく、消化されてアミノ酸に分解されることにより網の目構造を保ちます。この働きにはビタミンCのサポートが必要となるので、美肌効果を得たい場合は一緒にビタミンCを摂るのがおおすすめです

効能④ストレスの軽減

大きく背伸びをする女性

人間の体はストレスがかかると身を守ろうとして、ストレスホルモンと呼ばれる「コルチゾール」というホルモンが多く分泌するようになります。しかし、噛む回数が増えることで、このコルチゾールの分泌がおさえられるといわれています。

コルチゾールの分泌量が増えると体にさまざまな不調が現れますが、グミを噛むことによりこれらの不調を防ぐことができるのです。また、食べ物をよく噛むと、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」が多く分泌されることもわかっています。

セロトニンの分泌量が増えると、ストレスが解消されてポジティブな気分になれます。セロトニンの分泌量を増やしたいときは、グミを噛むだけでなく定期的な運動をするとさらに効果的です。

グミを食べ過ぎると起きる不調

不調①虫歯になりやすい

傷む歯を冷やす男性

グミは糖分が多いだけでなく、歯にくっつきやすいという特徴もあります。食べきった後もいつまでも口に残ることが多く、虫歯になりやすくなります

子供のおやつにグミを使う場合は、口の中を洗い流せるように水やお茶を一緒に飲ませるのがおすすめです。可能であれば、グミを食べた後には歯磨きをさせたほうが良いでしょう。

不調②下痢や腹痛/便秘

お腹に手を当てて痛がる男性

グミは食べ過ぎると、下痢や腹痛、便秘などお腹の不調が現われるというデメリットがあります。グミにはポリデキストロースという食物繊維が含まれており、適度に摂れば便を柔らかくして腸内環境を改善してくれる効果があります。

しかし、摂りすぎると便がゆるくなりすぎてしまい、下痢や腹痛を起こしてしまうのです。逆に便秘になってしまうのは、グミに多く含まれている糖分のせいです。

糖分は腸内の悪玉菌のエサとなるため、摂り過ぎると腸内環境が乱れてしまいます。もともとお腹が弱い人や、お腹の調子が悪いときには特に注意しましょう。

不調③肌荒れ

にきびができた女性の肌

グミには美肌効果がありますが、食べ過ぎると逆にニキビなどの肌荒れの原因ともなってしまいます。

これはグミを食べることで大量の糖分が油分に代わり、皮脂の材料になってしまうためです。もともと脂肌の人は、皮脂の分泌をおさえるためにも少量ずつ食べるようにしましょう。

不調④消化不良

食卓で胃をおされる女性

グミに含まれているゼラチンは美肌に効果がありますが、消化が悪いというデメリットもあります。ゼラチンは動物性のタンパク質であるため、消化するまでに4時間ほどかかってしまいます。

一度に大量に食べると消化しきれず、胃痛やお腹の痛みを起こすことがあるのです。特に子供はまだ消化能力が低いので、一度に食べ過ぎないように注意深く見守ってあげましょう。

不調⑤太る

体重計に乗る男性

グミは適量を食べるとダイエットに役立ちますが、食べ過ぎると逆に太るというデメリットもあります。糖分を摂り過ぎると血糖値が急激に上がり、インスリンが大量に分泌されます。

インスリンは脂肪を蓄積させる働きがあるため、多量に分泌されると太る原因となってしまうのです。グミをダイエットに使いたいときは、食べる量に注意するようにしましょう。

グミの種類によっては塩分過多になるケースも

皿に乗ったスイカのグミ

グミは一般的には塩分含まれていませんが、「男梅」などのグミには食塩が多く含まれています。現代の日本人は普通に食事をしていても塩分過多になりやすいので、間食に塩分が多いグミを食べるときは注意が必要です

もしも男梅のような塩分が高いグミを食べたいときは、他の食事の塩分を控えるような工夫をしたほうが良いでしょう。

グミを食べ過ぎると起きるリスクは?

器に山盛りになったグミ

グミの食べ過ぎには太るなどいろいろなデメリットがありますが、死に関わるような大きなリスクもあります。特に子供はグミを食べ過ぎると喉につまりやすくなり、窒息死してしまう可能性もあります。

小さい子供に食べさせるときは小さくちぎったり、少しずつ食べさせるなどの対策をしましょう。また、グミは食べ過ぎると血糖値が高くなり、糖尿病になるリスクもあります

少し食べただけで糖尿病になるわけではありませんが、もともと食生活が乱れている人などは特に食べ過ぎに注意しましょう。
 

グミの食べ過ぎは身体の不調につながることもある

瓶詰めされたグミ

グミの食べ過ぎによる体への影響をまとめました。グミは食べ過ぎると便秘や腹痛などの不調が起きることがあり、食べる量には注意が必要です。ただ、適度に食べれば体に良い影響もあるので、1日の摂取量を守って食べるようにすると良いでしょう。

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