2021年12月02日公開
2024年11月17日更新
ピュラチレンシスの生態を調査!栄養価や食べ方についても紹介
ピュラチレンシスの生態や、栄養価などを徹底調査しました。ピュラチレンシスを使った料理や食べ方、味をわかりやすく解説しています。また、生で食べることも可能なのかも説明していますので、ぜひ参考にしてみてください。
ピュラチレンシスについて詳しく解説!
【RT600UP】 血の滴る生きた岩?しかも食用でうまいだと?チリのグロテスクな海洋生物「Pyura chilensis」 https://t.co/5XAOBpAAUg pic.twitter.com/lISpyIFbx8
— カラパイア@不思議と謎の大冒険 (@karapaia) September 2, 2017
ピュラチレンシスはインパクトのある外見で、日本ではほとんど馴染みのない生き物です。しかし、南米ではポピュラーで美味しい食材として扱われています。この記事では、ピュラチレンシスの特徴について、わかりやすく掘り下げています。
生態や食べ方なども、詳しくリサーチしました。記事を最後まで読んで、ぜひピュラチレンシスの魅力に触れてみてください。
ピュラチレンシスの生態
南米に生息しているホヤの仲間
チリに生息するピュラチレンシス、もう触手生えた岩のような見た目から無理だし、ぶった切ったときのグロテスクな中身も無理。美味しいらしいけどこれは無理だね🙄 pic.twitter.com/EJcYKBgTVE
— NElNxmoshcore (@RUS_8D) July 16, 2016
ピュラチレンシスとは、南米のチリやペルーに生息している生き物です。ホヤの仲間で沿岸部に生息しています。成体は雌雄同体ですが生まれるときは、雄の性質を持って生まれてきます。そのため自殖もでき、ほかのピュラチレンシスと生殖もできる珍しい生き物です。また、ピュラチレンシスは口に似た器官が2つあります。
それぞれ、海水を吸い込むための口と吐き出すための口です。一つの口から、海水と一緒に細かい藻などを吸い込みエサにします。それから、もう一つの口から海水や不要物を排出します。
生態①見た目が特徴的
685番までの方不在で遅れ番号の方です。⇒1/1
— シーゴ動物病院 (@seago_vet) December 6, 2016
待合1名です。
外寒くなってきました。
11月18日に離れたオカメインコちゃん
大丈夫かな。誰かに保護されているといいです。
Pyura Chilensis(生ける岩:ピュラチレンシス)
これは・・ホヤのようなものかな・・ pic.twitter.com/ndX9VgcFWU
ピュラチレンシスは非常に見た目が特徴的です。外敵から身を守るために外見はとても硬い殻に覆われており、ゴツゴツとした岩のような見た目です。また、多いときは何千という数が沿岸に群がっています。その様子は「生きた岩」とも形容されることも多いです。
さらに、割ると中は真っ赤な肉が目立ち、ドロドロとした赤い液体が滴り落ちるというグロテスクな風貌になります。まさに、ゲテモノといっても過言ではないでしょう。
生態②香りと味
@RebornNaoki
— な お き (@RebornNaoki) April 17, 2016
調べたら出てきたピュラチレンシス(?)って奴
キモチワルイ… pic.twitter.com/DiYUU7sJgH
その見た目から食べるとなると、勇気が必要ですが食用なので食べられます。香りは独特で、少々クセを感じるでしょう。バナジウムというミネラル成分が大量に入っているためです。バナジウムが大量に含まれているので、強い金属臭がするといった意見も多くあります。
また、ホヤの仲間なので味もホヤに似ているとのことです。ですから、しっかりと下処理をすれば問題なく食べることができます。お酒のつまみにも適しているでしょう。
生態③栄養価が高い健康食材
【閲覧注意】
— 死神プリンモンスター 🎋🐓🚀🪐💞🏹ゴチルゼル(ととが言ってた) (@J2uLM5vlp1rri1i) March 3, 2020
ピュラチレンシス
生きる岩とも言われる生き物です。これを割って中身を食べるのですが、この見た目から嫌煙されそうですが、現地の方は普通に食べるようです。見た目は本当に食べ物とは言い難いですが、どうやらホヤと似たような感じらしいです。ホヤの画像をどぞ。 pic.twitter.com/tIpu1U954I
その特徴的な見た目からすると、到底食べられるとは考えにくいですがピュラチレンシスは栄養満点の健康食材です。とくに、期待される栄養価は、ミネラルや鉄分になります。ミネラルや鉄分を大量に含んでいるため、摂取すると血や骨を作り身体の機能の維持や、疲れにくくなるといった効果があります。
たしかに、見た目が非常にグロテスクなので、口に入れるのは些か戸惑いもあるでしょう。しかし、ピュラチレンシスは人間の身体にはとても良い効果をもたらしてくれる健康食材なのです。
ピュラチレンシスの食べ方
生でも食べられる
生きている岩
— 炒飯@Team道交法ガチ勢 (@coldrice0516) July 27, 2021
南米の岩だらけの海岸に岩に紛れるように生息するホヤの仲間で食用も可。
何故だか知らないが、海水含有量の1000万倍という量のバナジウムを含んでいるという謎の性質もある。
割ると内臓組織と筋肉、血のように赤い体液が滴る。
気になる味は鉄分などミネラルを多く含み超美味いらしい pic.twitter.com/niKauqiKHK
ピュラチレンシスの生食は、可能なのかの説明です。ピュラチレンシスはホヤに似ていて、美味しく食べられます。よって、下処理をしっかりすれば生で食べても問題はありません。ただし、鮮度が落ちると、独特な香りは一層と増します。香りにクセがあるので、苦手な人もいるでしょう。また、ピュラチレンシスは真っ赤な身をしています。
その赤い身のピュラチレンシスを食べた次の日には、お通じが血便かと間違えるくらい赤くなったという話もあります。
ピュラチレンシスを使った料理
生タコやホタルイカの沖漬けとかは恐怖かもです😂
— CHIHIRO🐶キアヌリーブス強火999 (@CHIHIRO999WICK) October 14, 2020
フィリピンのバルトやアイスランドのスヴィズも日本人からしたら罰ゲームです😭
あと、1番理解不能なペルーやチリで生食で食べられてるピュラチレンシス(ホヤの仲間)ですね・・・これを食べようとした人は凄い。しかもめっちゃ美味しいらしいです。↓ pic.twitter.com/ramsIdbHYN
ピュラチレンシスを扱った料理は、南米では定番料理です。地元のスーパーにも、ピュラチレンシスは陳列されています。下処理したピュラチレンシスに、パクチーやレモンを加えて作るのがメジャーとのことです。そのまま食べても良いですが、適量をパンに乗せて食べるのが、地元で好まれる食べ方になります。
ほかには、細かく刻んだ玉ねぎとピュラチレンシスを一緒に炒めて、コリアンダーなどの香辛料で味つけをする料理も人気です。調理をすると身の赤さは目立ちますが、赤い液体が滴り落ちるといったグロテスクな印象は落ち着きます。
日本で食べるのは難しい
ホヤはゲテモノでせうか pic.twitter.com/f31IZ7IpMm
— ムラオサ (@muraosaA) May 16, 2015
ピュラチレンシスを日本で食べるのは難しいといわれています。その理由は、鮮度にあります。ピュラチレンシスは、非常に足がはやい食材だからです。
南米から日本へ輸入するのには、時間がかかりすぎてしまい日本に届くころには相当鮮度が落ちてしまうことが予想されます。ピュラチレンシスを食べたいのであれば、南米に行って食べるのが唯一の方法でしょう。
ピュラチレンシスは栄養価も高い南米の食材!
ピュラチレンシスとかいう生物らしいんだけど、ミネラル豊富で食べられるとか。
— あそん🍊 (@MK_Lazuli) June 17, 2020
ナマコ初めて食べた日本人もヤバいけど、これ食べた南米の人も相当ヤバいよ… pic.twitter.com/lhbFNjqTVv
ピュラチレンシスはグロテスクでインパクトのある見た目ですが、正しく下処理を行えば美味しく食べられます。栄養価も高く健康食としても人気の食材です。本記事では、ピュラチレンシスの生態や食べ方について詳しく掲示しました。日本では食べることが難しいですが、食べる機会がありましたら一度体験してみても良いでしょう。