ホヤの味と美味しい食べ方!さばき方と下処理方法なども紹介!

ホヤとはどんな物なのでしょうか?貝と思われがちのホヤですが実は違う物になります。今回「ホヤの味と美味しい食べ方!さばき方と下処理方法なども紹介!」と題してホヤの味や食べ方、ホヤの旬や保存方法そしてホヤのさばき方や内臓の下処理の方法などを詳しく紹介していきます。また、おすすめのホヤを使った簡単なレシピも合わせて紹介していきます。ホヤを詳しく知ることで、さらに美味しく食べることができます。

ホヤの味と美味しい食べ方!さばき方と下処理方法なども紹介!のイメージ

目次

  1. 1ホヤの味や食べ方を知ってその魅力の虜に!
  2. 2ホヤのおすすめな美味しい食べ方とレシピ
  3. 3ホヤの下処理の方法とさばき方を覚えよう!
  4. 4ホヤの保存方法について
  5. 5ホヤとはどんな生き物でどんな味わい?
  6. 6ホヤはその味を活かした食べ方で上手に調理!

ホヤの味や食べ方を知ってその魅力の虜に!

粋の良いホヤ

ホヤとはどのように食べ方なのか、ホヤとはどんな味なのか知らない方も多いと思います。ホヤと言うとついつい貝と思われがちですが、貝ではなく動物の分類に入ります。その他にホヤの味や食べ方だけでなく、ホヤの旬やさばき方、内臓などの下処理の方法、ホヤの保存の方法、ホヤを使った簡単なレシピなども含めて詳しく紹介していきます。ホヤのことをたくさん知ってホヤの味の魅力の虜になりましょう。

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ホヤのおすすめな美味しい食べ方とレシピ

お酒のお共にホヤ

ホヤのおすすめの美味しい食べ方とはどんな食べ方でしょうか?旬のホヤを新鮮な美味しさで食べることのできる刺身、旬のホヤをポン酢で食べる食べ方、ホヤの旨味たくさん詰まった味噌汁、ホヤをおしゃれにアレンジしたワイン蒸し、磯の香りがたまらないホヤ焼きなどを詳しく紹介していきます。ホヤの美味しい食べ方でさらにホヤの味わいを楽しむことができます。旬の時期に美味しいホヤをいろいろな料理法でたくさん食べましょう。

新鮮な美味しさをそのまま味わえる刺身

ホヤの刺身

新鮮で旬のホヤは一番刺身での食べ方がおすすめです。鮮度が良い状態の物を捌き方を参考に上手にさばいていきましょう。

  • ホヤ
  • 醤油
  • ホヤ水

  1. 下処理で内臓や排せつ物などを取り除きます。
  2. ホヤ水できれいに洗い下処理したものを食べやすい大きさに切ったらホヤの刺身が完成します。ホヤの刺身は醤油で食べるのも美味しいですが、ホヤ水につけて食べるのもおすすめな食べ方になります。新鮮なホヤならではの食べ方になります。

ホヤはポン酢でさっぱり和えて絶品!

旬で新鮮なホヤは刺身以外の食べ方で、酢のものにも良く合います。今回はポン酢を使った酢のものを紹介します。

  • 殻付きのホヤ1個
  • わかめお好みの量
  • ポン酢お好みの量

  1. わかめは塩抜きをしてさっと湯通しして適当な大きさに切ります。乾燥わかめを使う場合にはお湯で戻しておきましょう。
  2. ホヤを殻から取り出してはらわたをとって下処理をして適当な大きさに切りましょう。
  3. わかめとホヤにお好みでポン酢をかけたら完成です。もみじおろしも一緒に添えて食べる物美味しいです。

ホヤは味噌汁にして旨味を十分に味わって

  • 殻付きのホヤ2個
  • 豆腐1丁
  • じゃがいも中2個
  • 青しそ2枚
  • きゅうり1本
  • だし汁適量
  • みそ適量

  1. まずはじめに、材料を切っていきます。豆腐は食べやすい大きさにして、きゅうりは小口切り、青しそは千切り、じゃがいもは皮を剥き大きめに切ります。
  2. ホヤは殻を剥き食べやすい大きさに切りましょう。
  3. だし汁の中にじゃがいもを入れて火が通るまで煮ます。
  4. そこに豆腐を加え、豆腐が熱くなってきたらホヤときゅうりを入れて火をすぐに止めます。ホヤは予熱で火が通っていくのですぐに止めましょう。火を入れすぎてしまうと固くなってしまいます。
  5. 味噌を入れて溶き、再度火にかけて表面が動いたらすぐに火を止めましょう。
  6. お椀にもってしその葉を散らしたら完成です。ホヤの旨味がたくさん詰まった味噌汁になります。

ホヤをおしゃれに料理ホヤのワイン蒸し

  • 殻付きホヤ1個
  • 白ワイン大さじ1(日本酒でも大丈夫です)
  • パセリ2~3葉
  • レモン1/4個

  1. ホヤは殻付きのまま縦半分に切り、ホヤのさばき方で内臓や老廃物などを取り除き下処理をしましょう。
  2. 小鍋にホヤの殻を下にして、ホヤを置き、ホヤの上にみじん切りにしたパセリと白ワインを注ぎ、蓋をして5分程蒸し焼きにしたら完成です。
  3. 身を殻から引っ張り出して食べましょう。お好みでレモンを絞って食べましょう。今回はワインを使いましたがワインではなく日本酒でも美味しいホヤの酒蒸しになります。

磯の香りがなんとも言えない焼きホヤ

焼きホヤ

  • 殻付きのホヤ2個
  • あら塩適量

  1. 殻付きのホヤは根元と口を切るさばき方で2つにします。ホヤは火を通す縮んでしまうので2つ割りにしましょう。
  2. 2つ割りにしたホヤに塩をほんの少し振りかけます。
  3. 魚焼きグリルに塩を振ったホヤをおいて焼きます。焼きすぎないようにしましょう。焼きすぎてしまうと縮んでしまい固くなってしまいます。焼き加減を見ながら、魚焼きグリルから取り出しましょう。

酒のお共にホヤの塩から

  • ホヤ好きなだけの量
  • 塩大さじ1
  • ホヤ水大さじ1
  • 日本酒90cc

  1. ホヤの付け根を切りホヤ水をボウルに入れて殻をはがして身を取り出します。この時ホヤ水は捨てずにとっておきます。
  2. 内側から包丁を入れて2つに切り開き、食べやすい大きさに刻みます。
  3. 日本酒と塩を入れて煮切り水で冷まします。
  4. 保存する容器に日本酒と塩を煮た汁と食べやすい大きさに切ったホヤを入れます。味を見てホヤ水を入れて味を調整します。少し塩が強めの方が美味しく仕上がります。冷蔵庫で1週間ほどもちます。

ホヤの下処理の方法とさばき方を覚えよう!

新鮮なホヤを仕入れた時

ホヤを手にしたときに、どのように食べたらよいか食べ方がわからないこともあると思います。今回ホヤのさばき方、内臓などの下処理の方法、そしてホヤの部位の説明などを詳しく紹介していきます。ホヤのさばき方を今まで難しく思っていた方でも、一度覚えてしまえばホヤを簡単なさばき方で捌き、食べ方も分かり、新鮮なうちに美味しく食べることができるのでさばくことにもチャレンジしてみましょう。

ホヤの2つの突起物を確認!

ホヤには2つの突起物があり特にホヤの中でもマボヤと呼ばれるもにデコボコの突起物があります。上の部分に大きな突起物があります。中には少量ですが北海道などでみられるアカボヤと言う物もあり、アカボヤはデコボコガなくツルンとしていますが大きな2つの突起物は上の方にあります。この突起物は入水管と出水管になります。餌や海水の出入り口となります。ホヤだけでなく、アサリなどにも同じように入水管と出水管があります。

水洗いして+型の入水孔−型の出水孔を切り落とす

ホヤの入水管となる口の部分の+型の突起物は入水孔となります。また入水管の口の部分の-型は出水孔になります。+型の部分が口、-型の部分がお尻のようなかたちになります。まずは、殻付きのままでホヤを流水に流しよく洗いましょう。洗い終わったら、さばき方として、入水孔の方を切り落としましょう。ホヤが体内に取り込んだ海水や体液となるホヤ水がどんどんあふれてくるのでボウルなどで受け取りましょう。

新鮮なホヤのさばき方のおすすめのポイントとして、刃先を入れた瞬間に吹き出てくることもあるのでシンクの中などで作業を行うと良いです。次に出水孔を切り落としましょう。出水孔からはホヤの中に含まれている排泄物などが出てくるのでボウルなどで受けて破棄するようにしましょう。

切り落とした部分に包丁を入れて切り開く

ホヤの入水孔と出水孔を切り落としたら、そこから包丁を入れていきます。包丁の刃先を当てて、殻に縦に切り込みを入れて、そのまま殻を切っていきます。そうすることで、殻をきれいに切り開くことができます。きれいに開ききることで次の工程もやりやすくなります。

身を殻から取り出して内臓を取り除き洗い流す

身を切り開いて内臓を取り除いていきます。手で取ることができない時には殻ごと身を切ってしまっても大丈夫です。また、包丁で身を割いて取り除きましょう。殻から取り出した身は見た目が干し柿に似ています。身に包丁を入れて開いていき、開いた所に残っている排泄物やエラなどの内臓もきれいに取り除きましょう。内臓を取り出した身をホヤ水できれいに洗います。ホヤ水で洗うことで風味を保つことができます。

ホヤ水を別の料理に使う時には別のボウルに取っておきましょう。洗った身をキッチンペーパーなどできれいに水気や汚れを拭き取りましょう。また、簡単なホヤの身の取り出し方として、入水孔と出水孔を切り落としたらホヤ水と排泄物を出し、根元から切り落として殻から身を取り出す方法もあります。根元の部分から表と裏を反転させて裏返しして、内臓を表側にした状態で内臓を掃除します。

ホヤの入水孔と出水孔は固くて赤い殻がついており切り落とした際に身に残っていたらこの殻も取り除きましょう。濃い色のオレンジ色の膜はエラのヒダになり、お刺身として食べる場合にはヒダも取り除きます。脳みそみたいな見た目の部分は肝膵臓になります。ワタの部分になりますので苦いので取り除きます。根元に部分の透明感のある所はホヤヘソと呼ばれるところになりここは美味しく食べることができます。

ホヤの保存方法について

ホヤの保存方法について紹介します。ホヤを冷蔵で保存する場合、ホヤを冷凍で保存する場合、そしてホヤ水を保存する場合に分けて詳しく紹介していきます。すぐに食べられない時などに上手く保存方法を活用してホヤを上手に美味しく食べましょう。

ホヤの冷蔵での保存方法

ホヤを冷蔵で保存するときには、殻つきのままの場合は殻が付いたまま流水で洗い冷蔵庫で2~3日保存することができます。ホヤから殻をはずして身だけの場合はラップなどに包んでから保存袋に密閉して冷蔵庫で4~5日保存することができます。活きている殻付きのホヤが萎びてしまった時には3.5%の塩水につけて冷蔵保存しておくことで膨らみます。

ホヤの冷凍での保存方法

ホヤを冷凍で保存するときには殻をはずしてから内臓を取り除いて、身だけにしてホヤ水につけて保存袋に入れて冷凍保存しましょう。賞味期限はだいたい一ヶ月になりますので一ヶ月以内に食べきりましょう。ホヤ水につけて冷凍保存することで色持ちも良くなります。ホヤ水を使わずに冷凍保存した場合は、ホヤ黒ずんでしまい沈殿物なども出てきてしまうことがあります。

また、色合いを大切にする料理方法の場合には冷凍保存してから3日目ぐらいまでに料理することをおすすめします。3日目ぐらいに冷凍保存したものを解凍した場合では色もきれいなため刺身にしても食べることができます。解凍の仕方としては、冷蔵庫の中で半日ほど、流水を使い場合には約1時間ほどで解凍することができます。内容量によって解凍時間は異なりますが目安としてこれぐらいの時間で解凍することができます。

ホヤ水の保存方法

ホヤ水はホヤの身を洗ったりする時につかったり、刺身で食べる時に醤油の代わり使ったり料理の出汁代わりに使うことができたりします。ただ、体液なので、細菌も存在しているので、体調が悪い時やお腹の調子が悪い時、高齢者の方や子供はなるべく避けた方が良いです。翌日まで取っておくと、ホヤ水は黒ずんできます。当日中に使うようにしましょう。もし、当日中に使わない場合には火を通してから冷蔵庫に保存しておきましょう。

ホヤとはどんな生き物でどんな味わい?

ホヤとはどんな生き物なのか

ホヤとはいったいどんな生き物なのでしょうか?ホヤと言われると貝のイメージを思いつく方も多いと思います。実はホヤは貝ではありません。ではホヤとはなんでしょう。ホヤとは何なのか、ホヤの旬はいつなのか、ホヤの味わいについて、ホヤの中にありホヤの上手なさばき方で手にすることができるホヤ水についてなどを詳しく紹介していきます。ホヤについて詳しく知ることで、食べる楽しみが増えます。

ホヤとは?

ホヤに似ているランプシェード

ホヤとは貝と思われがちですが、実は貝でも魚でもありません。動物に近い脊索動物の一種として分類されています。ホヤは海産動物の総称で名前の由来はランプシェードのあたる火屋の形が似ている所からきています。また、でこぼこの形がパイナップルにも似ているので海のパイナップルとも呼ばれています。ホヤには数百種類もいると言われていてその中でも食用は真ホヤ赤ホヤなどの一部になります。

ホヤの旬はいつ?

水揚げされたホヤ

ホヤの旬とは、5月から8月になります。1番5月の中旬ごろに水揚げされるホヤが大きく、7月から8月にかけてだんだん小ぶりになってきます。そのかわり、身の部分が分厚くなり、老廃物も少なくなり旨味が増してきます。そのため、ホヤの1番の旬の時期は夏の7月から8月になります。

ホヤは噛めば噛むほど甘みが出て美味しい

新鮮なホヤ

ホヤの味わいとは他の食べのもや貝などに例えることができないほど、変わった食感と絶妙な味になっています。食べたことがる人にしかわからない独特な甘み塩味が特徴で磯の香りとほんの少しの苦味酸味5つの味わいを一度に堪能することができる食材でもあります。不思議な味わいでクセになります。弾力があり食感もホヤならではの食感になり、噛めば噛むほど甘みが出てさらに美味しいです。

ホヤ水も捨てずに活用しよう

ホヤを捌く時に出てくるホヤ水ですが捨てずにとっておくことで活用することができます。ホヤの刺身を作る際にはホヤを流水で洗ってしまうとせっかくのホヤの風味が洗い流れてしまうので、ホヤ水で洗うようにしましょう。また、食べるときにも、醤油の代わりにホヤ水につけて食べるのも通の食べ方になります。その他にも色々な料理にも活用することができます。

ホヤはその味を活かした食べ方で上手に調理!

天然のホヤ

今回「ホヤの味と美味しい食べ方!さばき方と下処理方法なども紹介」と題して紹介してきましたが役に立てたでしょうか?ホヤとは貝と勘違いしていた方も多いと思いますが、脊索動物で入水孔と出水孔があり、さばき方を上手くし内臓なども上手く下処理することで、美味しく食べられるホヤヘソやホヤ水などを取ることができます。そういう所を上手く料理に活用し旬の新鮮なホヤを美味しくいただき、ホヤの味の虜になりましょう。

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