2021年08月31日公開
2024年11月15日更新
石を使って作る石焼き芋が絶品!ダッチオーブンで作れる本格レシピを紹介
石焼き芋が簡単にできる、ダッチオーブンを使ったレシピを伝授します。石の選び方や最適な温度、作り方のポイントなども、分かりやすく解説!おすすめの石やさつま芋の種類も紹介しているので、石焼き芋を作る時の参考にしてください。
石を使った石焼き芋の本格レシピをマスターしたい!
でもって、こちらダッチオーブンで石焼き芋です。
— ゆずり@FF14とキャンプの人 (@yuiha_yuzuri) September 25, 2020
めっちゃおいしかった!! pic.twitter.com/C5z2hl1PS5
石焼き芋はホクホクとして甘く、子供も大人も大好きな食べ物です。購入する方も多いようですが、実は石を使って自分でも美味しい焼き芋が、簡単に作れます。本記事では、ダッチオーブンで作る、本格的な石焼き芋の作り方を紹介しましょう。美味しく仕上げるポイントも伝授するので、ぜひチェックしてみてください。
石焼き芋に使う石の選び方と種類
石の選び方
ダッチオーブンで石焼き芋を作ろうとおいもます。 pic.twitter.com/QeW4ySRiov
— ブーツ沼 (@aratamaru_ihi) October 3, 2020
基本的にはどのような石でも構いませんが、芋が効率よく美味しく焼けるのは、直径1~2cmのものがおすすめになります。また、断面が極度にキザキザしていたり尖っているものだと、焼いている間に芋を傷つける可能性があるので、その点も配慮して選びましょう。
芋が傷ついてしまうと、芋の水分が蒸発したり旨味成分が出てしまい、美味しさを損なうことがあります。石の種類によっては熱によって崩れてしまったり、破裂してしまう性質のものあるため、熱処理された丸い石が安全で最適です。
おすすめの石の種類
今日はこれからダッチオーブンで
— hiro.k (@hiroyuk34566199) September 20, 2020
石焼き芋パーティーやぜ🍠🎉
焼き上がりが楽しみね😍 pic.twitter.com/DCWsGOlWNV
石を自分で拾い集めて使うこともできますが、都会に住んでいればそれができない環境の方も多いでしょう。焼き芋用の石を購入する場合は、どのような種類のものが適しているのか、4種類ほど紹介します。
1つ目は遠赤外線を放出する戸室石で、安山岩ともいわれマグマが冷えて固まったものです。2つ目は那智黒石で、条件的には焼き芋に適しているのですが、高価であるため少しもったいないかもしれません。
3つ目は黒色の玉砂利で、すでに熱処理をされておりサイズ的にも丁度良いです。4つ目は大磯砂で、水槽に敷く砂利の一種になります。共通して言えることは、黒っぽい色のものが良いそうです。
石とダッチオーブンを使った石焼き芋の本格レシピ
準備するもの
ダッチオーブンで石焼き芋するよ〜🍠 pic.twitter.com/4s50dWMVV1
— 高橋彩子 (@dds04aya) January 27, 2019
準備するもの(4人分)は、さつま芋4本、石1kgほど、ダッチオーブン、軍手です。また、下準備として石の洗浄をしておきましょう。できれば、水洗いした後に熱湯で殺菌しておくと安心です。なぜなら、拾ってきたものには汚れが付いていたり、購入したものにはワックスがかかっている可能性があるからです。
洗浄したら、水気を切ってダッチオーブンに入れ、火にかけ乾燥させます。また、焼いている時は、ダッチオーブンの中が高温になるので、軍手は2枚重ねで使用するのがおすすめです。
石焼き芋の作り方
初めてでも簡単にできる、ダッチオーブンを使った石焼き芋の作り方を紹介しましょう。まずダッチオーブンの鍋底に石を敷き詰め、蓋をし強火で高温にして、から焼きします。蓋を開けて、洗って水気を拭いたさつま芋を並べ、蓋を閉めてじっくり焼いてください。
蓋はきっちり閉めるのではなく、少しだけ開けておきましょう。そうすることで、水分が適度に蒸発しホクホクとした食感の石焼き芋に仕上がります。火加減は弱火~中火で、焼時間は40~60分が目安になります。串を刺してみて、芋にスッと入ったら完成です。
作る時のポイント
昨日のダッチオーブンで石焼き芋🍠めっちゃ甘くて最高に美味しかった🥰
— くつろぎきゃんぴんぐ (@kuturogicamping) February 10, 2020
今までは湿らせたキッチンペーパーを巻いて、ホイルで包んで作ってたんですが、今後はこの作り方が標準になりそうです。#キャンプ#キャンピング#ファミキャン#ダッチオーブン#石焼き芋 pic.twitter.com/K1HzkETNtF
甘い石焼き芋に仕上げるには、温度を70℃に保つのがベストです。さつま芋に含まれるβ-アミラーゼは、デンプン質を分解して糖分に変化させる働きがあります。そのβ-アミラーゼが活発になる温度が、70℃だそうです。
また、さつま芋を並べる時は、1個ずつ隙間ができるようにしてください。そうすることで、火の通りがスムーズになり、ホクホクとした石焼き芋に仕上がります。使用するさつま芋は掘りたてのものよりも、少しおいたものの方が甘くなるようです。さつま芋には、さまざまな種類があります。
特に人気があるのは、紅あずまや安納芋、紅黄金、鳴門金時などです。地域によっての特産品もあるので、色々と試してみるのも楽しいでしょう。
石を使った石焼き芋作りにチャレンジしてみよう!
ダッチオーブンで石焼き芋!!#ダッチオーブン #焼き芋 #紅あずま #リッドリフター #campmaid #ホームセンター #石 #キャンプ #アウトドア #dutchoven #sweetpotato #homecenter #camp #outdoors pic.twitter.com/p7Xn4SEtAf
— KEN'S.MADE (@KENsCAMP2) September 23, 2017
石を使って作る石焼き芋のおすすめレシピを紹介しました。ダッチオーブンを使った作り方を伝授しましたが、石焼きに対応できるものなら、何でも良いです。土鍋やホーロー鍋でも代用できます。美味しく仕上げるための大切なポイントは、温度に気を付けながら、弱火から中火でじっくり焼くことです。
石はホームセンターなどで、安価で入手できます。石で焼いた焼き芋はひと味もふた味も違うので、ぜひ試してみてください。