レンジを使えばポーチドエッグも簡単に作れる！爆発を防ぐ方法も！

いろいろな料理に使えて人気のポーチドエッグですが、意外と作るのが難しい卵料理のひとつでもあります。また、鍋で作るといちいちお湯を沸かさなければならないので、思った以上に時間もかかってしまいます。

ポーチドエッグを食べたいけれど作るのが面倒だという時は、電子レンジを使った作り方にチャレンジしてみましょう。レンジを使った基本レシピとともに、作る時のポイントや卵の爆発を防ぐ方法なども紹介します。

【材料】

• 卵 1個
• 水 適量

1. 深めの耐熱容器に卵を割り入れます。
2. 卵が完全に浸るくらいまで水を注ぎます。
3. ラップをせずに600wで1分加熱したら完成です。

レンジを使ったポーチドエッグの作り方はとても簡単で、子供でも一人で作ることができます。しかもお湯を使うよりも短時間で完成するため、朝の忙しい時間などに活躍してくれます。冷蔵庫から出したばかりの卵だと固まりづらいことがあるので、できるだけ常温に戻してから作るのがおすすめです。

こちらのレシピではお湯と卵だけで作っていますが、白身を固まりやすくするために酢を入れるという作り方もあります。ただ、酢を入れすぎると酸っぱくなってしまうので、入れすぎないように量には注意しましょう。

黄身がとろとろのポーチドエッグを作るためには、加熱時間に注意する必要があります。あまり長く加熱してしまうと、黄身が固まりすぎて、ただのゆで卵になってしまいます。黄身が固くなってしまうのを防ぐためには、最初は600wで50秒くらいから様子を見ると良いでしょう。

加熱が足りない場合は、そこから10秒ずつ様子を見ながら追加していきましょう。500wの時は、まずは1分くらいから試してみるのがおすすめです。

レンジを使うと卵が爆発してしまうのは、加熱時に発生するマイクロ波によるものです。マイクロ波は食品を内部から温めるという特徴があり、これがフライパンなどの調理器具とは大きく異なるところです。卵黄には外側に薄い膜が張っているため、内部から温められると熱が逃げ場を失ってしまいます。

温め続けると黄身は100℃以上になり、体積が膨張して外気と触れるようになります。膜の中では100℃以上の温度でも液体の状態を保っていた黄身ですが、外気に触れた途端に蒸気に変わって爆発を起こしてしまうのです。

この爆発を防ぐためには、卵内部の熱の逃げ場を作っておいてあげることがポイントです。加熱する前に卵黄に小さな穴を開けておくだけで、熱が溜まらずに爆発を防ぐことができます。ただ、あまり大きな穴を開けてしまうと黄身が崩れてしまうので、爪楊枝やフォークなどで小さな穴を開けるようにしましょう。

上手に作る自信がないという人は、便利なグッズに頼るのもひとつの手です。ポーチドエッグ用の市販の商品にはザルがセットになっているものが多く、水切りも楽に行えます。また、ポーチドエッグが作りやすいようなサイズや素材になっているため、家で適当な容器を使うよりも失敗しづらくなります。

レンジではなく鍋で使えるグッズもありますし、複数の卵をいっぺんに調理できるグッズも人気です。他にも、スクランブルエッグ作りにも使える兼用タイプなどさまざまな商品があるので、自分に合ったグッズを選んでみましょう。

ポーチドエッグをレンジで作る基本レシピをまとめました。ポーチドエッグはとろりとした黄身の食感が人気ですが、加熱しすぎるとすぐに黄身が固くなってしまいます。

レンジで作る場合はこまめに黄身の状態を確認できるので、様子を見ながら短めの加熱時間から始めるのがおすすめです。ポーチドエッグはサラダやトーストなどいろいろな料理と合わせられるので、ぜひ作り方をマスターして毎日の食事に利用してみてください。