温泉卵の簡単な作り方を紹介!レンジ・炊飯器で失敗しない裏ワザは?

温泉卵の失敗しない簡単な作り方を知って毎日の献立に役立てましょう。放置するだけで簡単にできる作り方、すぐに食べたい人にもオススメの作り方などを紹介します。温泉卵があればいつもの食卓にプラスするだけでちょっぴり贅沢な気がします。手軽に温泉卵を楽しみましょう。

温泉卵の簡単な作り方を紹介!レンジ・炊飯器で失敗しない裏ワザは?のイメージ

目次

  1. 1温泉卵とは
  2. 2温泉卵とは違う半熟卵
  3. 3卵の魅力
  4. 4温泉卵の作り方
  5. 5温泉卵のタレ
  6. 6朝ごはんの献立に簡単プラス
  7. 7丼ものの献立に簡単、オンするだけで食欲増進
  8. 8作り方は簡単なので一つに絞らなくていい
  9. 9温泉卵は簡単にできる

温泉卵とは

温泉卵は卵黄部分は半熟で、卵白部分は半凝固状態に茹でられた鶏卵のこと。温泉の湯や蒸気を利用して茹でたり蒸したりしたゆで卵は半熟か否かにかかわらず温泉卵と呼ばれます。一部では温度卵とも呼ばれるが、温泉卵は温泉を利用して作るものを指すので水道水で作る温泉卵は温度卵と呼ぶ方が正しいといえます。

温泉卵の特徴

卵黄より卵白の方が柔らかい状態であることが特徴で、卵黄と卵白の凝固温度が違うことでできる。外側の卵白の凝固温度が約80℃なのに対して中央の卵黄部分の凝固温度が約70℃です。この性質を生かして卵黄は柔らかく、卵白は半凝固状態になります。

温泉卵とは違う半熟卵

一般的な半熟卵は温泉卵とは逆で、卵白は凝固状態で黄身は半凝固状態に熱を通したものをいうが、調理方法は殻付きと殻を割ってから熱を通す調理法がある。殻つきは固ゆで卵を作る時と同じだが、茹で時間を短くする必要がある。殻を割った状態から半熟卵にする調理方で一般的なのは黄身を半凝固状態にした目玉焼きです。温泉卵と違って温度管理が必要なく、時間管理だけでできるので簡単です。

卵の魅力

お財布にやさしい

卵は物価の優等生という言葉を聞いたことがありますか?最近、いろいろな商品の値上げがあり家計を直撃して困ってしまいますね。では、なぜ卵は価格の優等生なのでしょうか?それはニワトリのエサの飼料は外国産で、円高の影響により輸入される飼料は安くなります。その分市場価格に反映されているのです。

高級卵

現在、一般的な卵は1パック10個入りで200円前後で販売されています。しかし、高級な卵は1個で500円以上するものもあります。一般的な卵が2パック買えてお釣りまで返ってきますね。

高級な理由はあまりたくさん卵を産まない希少なニワトリであったり、放し飼いでのびのびと育てている、飼料は自家配合のものを与えているなど、農場の方のこだわりが感じられ味もとても美味しいものとなっています。

温泉卵の作り方

一般的な温泉卵の作り方(約30分)

お鍋に水を張り、沸かして温度を65℃から68℃に保ち、約30分待ちます。この時、温度計を用いて湯の温度を保ちつつ約30分も待たなくてはいけません。時間がかかって面倒ですね。メイン食材でもないのに約30分もかけて調理をするなんて考えられません。

しかも、温度を保てていなければ半熟卵または固ゆで卵になり失敗してしまいます。時間が掛かる上に温度管理も大変で、簡単とは言えず失敗しがちな作り方と言えます。

卵を冷蔵庫から出してすぐ温泉卵を食べたい時の作り方(約10分)

すぐに食べたいとき、卵を冷蔵庫から出して常温に戻してから作り出すと時間が掛かって面倒になってしまいます。そんな時は冷蔵庫から出してすぐの卵を鍋に卵が完全につかる量のお湯を沸かします。沸騰したら火を止め、卵が割れないようにお玉を使ってそっとお湯に沈めます。

夏は8分から10分、冬は10分から12分(余熱で仕上げるなら早い方の時間で)経ったら取り出して水に浸けます。冷蔵庫から出してすぐに調理できるのは簡単でいいですが、卵の大きさなど時間の調整が必要になります。
 

レンジでの失敗しない簡単な温泉卵の作り方(約1分)

レンジで調理する際には、まず耐熱容器に水を少し入れてから卵を割り入れ、黄身を楊枝等で数か所つついて穴をあけます。卵が水の中に完全に入るくらいの水を入れ、ラップをかけてレンジで約1分(500W)加熱します余分な水分を捨てたら出来上がりです。水を捨てる際はザルを使うとうまく水だけが捨てられます。とても早く出来て簡単です。
 

よく聞く失敗例のレンジで卵を温めると爆発してしまうのは、黄身の成分が加熱されると細かい粒状になり、その粒には少量の水分を含んでおりレンジで加熱することにより水分が膨張して爆発が起こります。レンジで作る際は必ず数か所黄身に穴をあけないと爆発して失敗してしまうので注意してください。
 

カップラーメンの容器で簡単温泉卵(約30分)

カップラーメンの容器は紙ではなくプラスチックのものを用意してください。どんぶりタイプより細身で背の高い容器が望ましい。沸かしたお湯を卵を入れたカップラーメンの容器に注ぎます。その際、内側の線までたっぷり入れましょう。
 

そこから20分待ちます。お湯を捨てたら10分ほど放置したら出来上がりです。お湯の温度調整をしなくて済むのは簡単です。簡単な分、時間はしっかりと計りましょう。
 

100均のレンジで簡単温泉卵作りグッズ(約1分)

容器に卵を割り入れて楊枝で穴をあけ、全体がかぶる程度の水を入れてレンジで約1分加熱して水を捨てる。基本的に先に紹介したレンジを使って作る場合と同じです。専用容器なので家で作る際は耐熱容器に卵がくっついてしまう可能性があるので、先に水を少し入れているがその必要が無いので簡単です。

そしてその水を捨てるのにザルを使いますが、専用容器にはふた部分に水切りがついていてザルを使わずに捨てることができるので洗い物が一つ減ります。簡単で便利なので、頻繁に温泉卵を作りたい方は100均グッズの購入をオススメします。

炊飯器でとても簡単な温泉卵の作り方(約30分から約40分)

炊飯器での作り方はとても簡単ですが、時間がかかります。炊飯器にラップで包んだ卵を保温モードにして約30分ほど待つだけです。このとき、ごはんは入っていても入っていなくても作れます。
 

ただ、炊飯器に入れてしまうと、温泉卵を作っていることを忘れそうになるのでキッチンタイマーやスマホのタイマーなどの機能を使って忘れないようにしましょう。冷蔵庫から出してすぐの場合はプラス10分入れておきましょう。取り出すのを忘れさえしなければ、失敗せず簡単に美味しい温泉卵ができあがります。

温泉卵のタレ

スタンダードなタレ

市販のめんつゆで食べる場合や、自家製の出汁に醤油や酒、みりんなどを足すのが一般的です。昆布から出汁を取って本格的に作ったり、市販の顆粒の昆布出汁やカツオ出汁、昆布茶を使えば簡単に時短でできるので便利で美味しいです。

タレにネバネバ野菜をちょい足し

タレを少し濃いめにして茹でたオクラを粗めにみじん切りにして添えると温泉卵とオクラが絡んでとても美味しいですよ。タレを市販のもので作る場合は鰹節をトッピングすると鰹節の風味でオクラも温泉卵もどちらも美味しく感じます。ナメコや山芋などのネバネバ系の野菜はとても相性がいいので試してみてください。

朝ごはんの献立に簡単プラス

パン派の献立

朝ごはんは食パン派の方にお勧めな温泉卵を使った献立は、食パンにマヨネーズを塗って中央部分を少し窪ませます。そこに温泉卵をのせて溶けるチーズを食パン全体にちらしてトースターで焼きます。もちろん温泉卵の上にもふりかけます。この時、粗挽きのコショウをふって焼いてもとても美味しいです。トースターで焼くことにより、少し温泉卵が固めになり、食べやすくなります。簡単にいつもと違うレシピにできます。
 

ごはん派の献立

基本的にご飯派の朝食にはご飯と味噌汁が必ずあります。そしてメインのお魚など、その日によって違う献立になります。その朝食に温泉卵をプラスするだけで簡単に旅館の朝ごはんのような気分になります。温泉卵はゆで卵や卵焼きに比べて消化吸収がいいので朝食に温泉卵はオススメです。サラダやお漬物などの野菜も忘れずに食べましょう。

丼ものの献立に簡単、オンするだけで食欲増進

スタンダードなのは牛丼です。牛丼に温泉卵がのるだけでとても食が進みます。茶色い牛丼に温泉卵の白や黄色、最後に刻んだ青ねぎをちらせば色合い豊かになって食欲もますます増します。他にも鶏の照り焼き丼に温泉卵と青ねぎと刻みのりをちらせばとても美味しくなります。温泉卵をのせるだけで簡単により美味しそうになります。
 

作り方は簡単なので一つに絞らなくていい

時間帯別に色々な作り方で温泉卵を作ってみよう

朝食には、朝はバタバタと色々な準備に追われて忙しいので簡単で早くできるレンジを使った温泉卵を使うといいでしょう。耐熱容器に水を少し入れて卵を割り入れ、水がきれいに卵にかぶるまで入れたら楊枝や箸でツンツンとつついてレンジへ。覚えることもそんなに多くなくて簡単ですし、すぐに手が離れるのはとてもいいですね。とても簡単で約1分でできるのは朝の強い味方です。
 

夕食時は炊飯器を利用して別にかかる費用を節約しよう

夕食を作る際はご飯を炊いていることが多いでしょうし、他の献立を作るのにコンロを一つ温泉卵の為に使うのはもったいない。炊飯器の保温機能は炊飯時にいつも使っているので、それ以上の電気代が発生しないのは嬉しいです。

微々たるものかもしれませんが、他の電気代やガス代などを使わなくて済むので気持ち節約をした気になります。ラップに包んで炊飯器に入れるだけと、とても簡単なので炊飯器に入れて放置しておきましょう。

温泉卵は簡単にできる

温泉卵は買うものだと思っていた方も多いでしょう。いろいろな作り方を紹介しましたが自分に合う簡単な温泉卵の作り方は見つかりましたか?丼ものや麺類にプラス、豆腐まるごと1丁にとろろをかけて好みの刺身と温泉卵を乗せて出汁をたっぷりかければおつまみにもなります。温泉卵の可能性はまだまだ広がっていきます。自分の好きな温泉卵料理を見つけてくださいね。

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