「西条柿」の魅力を徹底調査!食べ方や干し柿の作り方もチェック

西条柿について、徹底的にリサーチしてまとめました。主な生産地が島根や鳥取である西条柿の発祥の地など、魅力や特徴を紹介しています。干し柿の作り方や美味しい食べ方、おすすめのレシピも解説しているので、デザート作りなどの参考にしてみてください。

「西条柿」の魅力を徹底調査!食べ方や干し柿の作り方もチェックのイメージ

目次

  1. 1西条柿の魅力や干し柿の作り方を知りたい!
  2. 2西条柿の特徴・魅力
  3. 3西条柿を使った干し柿の作り方と美味しい食べ方
  4. 4西条柿のおすすめレシピ
  5. 5西条柿の甘みと繊細な口当たりを堪能しよう!

西条柿の魅力や干し柿の作り方を知りたい!

西条柿

西条柿を、食べたことはありますか?希少性のある柿なので、あまり全国のスーパーには販売されておらず食べたことがない方も多いのではないでしょうか。西条柿とは渋柿ですが、渋抜きをすると甘みの強い柿になります。およそ800年以上前からあったとの記録が、東広島市の長福寺に残っているようです。

歴史あるこの柿は、渋抜きして生で食される以前、干し柿にして食べられていたといわれています。本記事では、西条柿の魅力や特徴、干し柿やゼリー、煮物などの作り方を詳しく解説します。

西条柿の特徴・魅力

発祥地は広島県や愛知県といわれている

西条柿の歴史は古く、別名が「最上」や「才女」とも呼ばれています。発祥地は、広島県東広島市西条町や愛知県西条市といわれています。発祥地として有力な広島県東広島市にある長福寺には、昔から保存のきく干し柿として食されていたとの記録が残っているようです。愛知県の西条市に関しては、名前の由来ではないかとの説があります。

発祥は広島県という説が有力など様々ありますが、はっきり発祥の時期や発祥の土地などに関して、詳細は定かではありません。

生産の中心地は島根県や鳥取県

主な西条柿の生産地は、島根県や鳥取県といわれています。ブランド柿として、本格的に生産されるようになったのは昭和初期からです。島根県の栽培面積は、およそ64.5ヘクタールといわれているので、生産量も多いのです。島根県で生産されている渋柿は、「こづち」という名前で出荷されています。

一方、鳥取県では、柿の産地でもある八頭町で栽培されており「いなばの柿」ともいわれています。渋抜きした柿は傷むのも早いため、島根などの中国地方で主に食べられているのです。柿の産地を訪れた際は、ぜひ味わってみてはいかがでしょうか。

びわに似た特徴的な形

西条柿はやや丸みのある縦長でびわに似た形をしており、側面に4つの溝があります。横に切ると断面は、お花のような形をしているのです。特徴的な形をしているので、他の柿と見分けることが簡単にできるでしょう。サイズは100~240gくらいと小さいものから大きいものまで様々あります。

皮の色は黄色がかった薄めの橙色をしており、中身は薄めの橙色で柔らかすぎず硬すぎない絶妙な口当たりを愉しむことができます。

渋抜きした西条柿はとても希少で糖度が高い

渋抜きした西条柿は、希少性がありとても甘い柿です。西条柿は渋柿の一種なので、そのままでは渋くて食べることができません。渋抜きの技術が発展するまでは、干し柿として食べられていました。ドライアイスなどを使って渋抜きをしたこの柿の糖度は、およそ15~20度です。渋柿にはめずらしく、とても甘いのも特徴のひとつです。

渋抜きされた柿は、あまり日持ちしないため長距離の出荷が難しく、主に産地でもある中国地方で食べられています。そのため、希少価値のある柿なのです。

西条柿の値段

西条柿の価格は、2Lサイズで5kg4,000~5,000円くらいになります。訳ありなどのB級品なら、5kgで3,500円ほどでお得です。通常価格だと1玉約270円、B級品なら1玉約140円ほどになります。渋抜きされたものは2日ほどしか日持ちしないため、スーパーなどで見かけることはあまりないかもしれません。

島根や鳥取、広島などの生産地ならば、通販だけでなくスーパーなどでもう少し安く手に入れることができるでしょう。生産地を訪れた際や通販などで購入し、ぜひ食べてみてください。

美味しい西条柿の選び方と旬の時期

10月中旬から11月上旬ごろが食べごろの美味しい西条柿は、ハリと色艶がいいものを選びましょう。西条柿は5月下旬から6月上旬くらいに花を咲かせ、10月から11月までに収穫されます。熟してくると皮の色は緑色から黄色がかった橙色に変わりますが、黄緑色の部分がある場合でも食べごろです。

渋抜き後は、あまり日持ちしないため、すぐに熟してくるので熟し柿のように食べるのもおすすめです。冷蔵保存で4~5日、さらに保存が必要な場合は冷凍保存でも美味しく食べることができます。柿の表面のハリや色艶が良く、ずっしりとした重みもポイントなので、選ぶ際の基準にしてみてください。

西条柿を使った干し柿の作り方と美味しい食べ方

干し柿作りに適した環境

西条柿を使って干し柿を作る場合、旬の時期でもある10月から11月がおすすめです。空気が乾燥している必要があるため、ちょうど干し柿を作るよい時期といえます。干し柿作りに適した環境とは、気温が20℃以下で乾燥しており雨があたらないベランダや軒先などが理想です。干し始めから10日ごろまでは、直射日光を避けるようにしましょう。

なぜなら、発酵や急激な乾燥をさせない必要があるからです。柔らかい干し柿に仕上げたい場合は2週間、かためがいい場合は1ヶ月以上干すようにしましょう。

干し柿の基本的な作り方

干し柿を作る時は、柿と柿がくっつかないように紐を結ぶようにします。7日くらい経ち、指で触って皮がかたくなってきたら揉むといいでしょう。揉むと中の水分が表面に出てくるため、柿の中と表面の乾燥度合いや味のムラをなくすことができます。激しい雨などの場合は、室内で扇風機や除湿器を使い乾燥させます。

白い粉のようなものがつき始めますが、柿の糖分が染み出たものなので安心してください。手で触る時は、雑菌が付かないように直で触らず手袋をするのもポイントです。

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西条柿を保存する時のポイント

渋抜きした西条柿を保存する場合は、常温だとあまり日持ちしないので、冷蔵か冷凍がおすすめです。生柿の場合、冷蔵では3~4日、冷凍だと4日以上持ちます。やわらかい干し柿にした場合は、常温だと3日間、冷蔵で1週間、冷凍で1ヶ月から半年以上保存が可能です。時間が経つと干し柿がかたくなることもあるので、食べる際は気をつけましょう。

食べる前に水とハチミツを容器に入れて、そこにつけて置くと柔らかくなるので、ぜひ試してみてください。保存する時は、キッチンペーパーや紙袋で包みジップつきの袋に入れるのもポイントです。

西条柿は「熟し柿」にして食べても美味しい

熟し柿とは、そもそも木で完熟させてから収穫したものをいいます。収穫せずに木の上で完熟させると渋みが抜けて甘くなるため、とろけるような口当たりを堪能できるでしょう。岡山では、訛った言い方として「づくし柿」とも呼ばれています。

熟し柿は、ゼリーのような食感で甘みがさらに増すので、常温はもちろん凍らせても美味しく食べることができます。熟し柿は、非常に柔らかく崩れる可能性があるため、輸送が難しいのです。そのため、島根や鳥取、岡山などの産地でしか食べることができません。

西条柿のおすすめレシピ

西条柿のゼリー

西条柿を使ったゼリーは、簡単に作ることができます。輪切りにした柿をリキュールに漬けておく場合、様々なお酒を活用することができます。大人用ならオレンジリキュールのグランラムニエやラム酒などが、おすすめです。子供用なら、ハチミツで代用することも可能です。冷蔵庫で冷やして食べると、プルプルの食感を愉しむことができます。

冷凍庫で凍らせる食べ方もおすすめなので、シャリっとした食感と溶けてプルンとしたゼリーを堪能してみてください。

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西条柿のシャーベット

渋抜きをした柿はあまり日持ちしないため、すぐに熟してくるので、デザートや料理などに活用するのがおすすめです。西条柿のシャーベットは、熟した柿を使うので包丁ではなく手で皮を簡単に剥くことができます。食べ方としては、食べる30分前に室温で置いてから軽くかき混ぜるのがポイントです。

凍らせる過程で何度か混ぜると、シャリシャリした食感を愉しむことができます。シナモンをかけるとアクセントとなり、さらに美味しく食べることができるでしょう。

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干し柿で大根とちくわの煮物

大根とちくわに、西条柿で作った干し柿を加えた煮物です。コンソメと干し柿のみで味付けしたシンプルな煮物なので、簡単に作ることができます。干し柿は砂糖の代わりにもなるので、より自然な甘みを出すことができます。コンソメの風味と自然な甘さの煮物を、堪能できるでしょう。

熟した柿や干し柿は煮物だけでなく、サラダや和え物など様々な料理に活用できます。煮物という食べ方をあまりしたことがない方は、料理のバリエーションも広がるのでぜひ作ってみてください。

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西条柿の甘みと繊細な口当たりを堪能しよう!

本記事では、西条柿の発祥や特徴、美味しい食べ方、干し柿の作り方などを紹介しました。まだ食べたことがない方は旬の10~11月に通販などで購入して、他の柿とは違う繊細な口当たりを味わってみてください。そして、機会があれば中国地方にある産地を訪問して、熟し柿も堪能してみましょう。

西条柿を使ったゼリーやシャーベット、煮物の作り方も解説したので、レシピを参考にぜひ作ってみてください。

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