ティータオルとは？使い方やおすすめのおしゃれアイテムも紹介

イギリス生まれの便利なキッチンアイテム、ティータオルの特徴や活用方法について紹介します。1枚あると何かと使えるティータオルは、便利なだけでなくおしゃれなデザインも魅力です。そのデザイン性の高さから、何枚も集めるコレクターも多くいます。

おしゃれな北欧ブランドのティータオルも5選紹介するので、ぜひキッチン内外で活用してみてください。

ティータオルとはいわゆるキッチンクロスのことで、鍋つかみにしたり、お茶が冷めないようポットを包むなど、主にお茶の席で使われていたキッチンアイテムです。紅茶文化の国イギリスで、18世紀頃に誕生しました。

元々は麻を使ったティータオルが主流でしたが、現在は綿や化繊など素材もさまざまです。食器を拭いたり鍋つかみにしたり、お茶菓子を包んだりと、お茶に関する用途で生み出された物ですが、それ以外にもさまざまな使い方ができます。

大判で乾きが早く、おしゃれで実用的なティータオルは、イギリスの定番土産のひとつです。おしゃれなティータオルは北欧雑貨との相性も良く、1枚あるとキッチンの印象がガラリと変わります。イギリスでは家庭に必ず1枚あるといわれるほど、生活に根付いているアイテムです。

お茶の席で使うことを目的に生み出されたティータオルですが、使い勝手の良さから、さまざまなシーンで大活躍します。大判で生地が丈夫なことから、キッチン以外の場所でも使い道は多くあります。大きさは国やブランドによって多少違いますが、一般的なキッチンクロスより大きいので使い勝手が良いのです。

タペストリーとしてそのまま壁に飾ったり、棚の目隠しに使ったりとアイデア次第でさまざまな使い方ができるのもティータオルの魅力でしょう。丈夫な生地の特性を活かして、クッションカバーやバッグを作ってもおしゃれです。使い方に決まりはないので、自由なアイデアで活用してみてください。

実用性の高さだけではなく、おしゃれなデザインが多いのもティータオルの特徴です。イギリスやフランス、フィンランドなど、ヨーロッパのブランドから販売されているティータオルは、おしゃれでコレクション性があります。

北欧ならではのおしゃれなテキスタイルのティータオルは、そのまま吊り下げておくだけで絵になります。水切りに使う場合は実用性で、人目に付く場所はテキスタイルで、用途に合わせて選んでみてはいかがでしょうか？

おしゃれなティータオルは、テーブルの上に敷いてランチョンマットとして使うのにぴったりです。適度に厚みがあり、じゃぶじゃぶ洗うことができるので汚れを気にせず使えます。カラフルでおしゃれなティータオルは、テーブルを華やかに演出してくれるのでパーティーにもぴったりです。

食器とお揃いにしたり、食事内容に合わせて柄を選んだりと、テーブルコーディネートを楽しみましょう。

大判で適度に通気性のあるティータオルは、焼きたてパンを包むにも重宝します。ティータオルに包んでおけば長時間、出来立てほやほやの状態をキープできます。また、パンや焼き菓子の上に被せて、ほこり除けとして使ってもOKです。

使い込むほどに生地が柔らかく馴染むので、お弁当包みにも使うことができます。出先で包みを解いたら、そのままランチョンマットとして使うこともできて一石二鳥です。

ティータオルは一般的なキッチンクロスよりかなり大きいので、エプロンとしても使えます。両脇に紐を縫い付ければ、簡単にカフェエプロンに早変わりします。裁縫に自信のある方は、もっと複雑なデザインに挑戦してみても良いでしょう。

ティータオルは丈夫で洗ってもへたれないので、毎日使うエプロンにぴったりです。お気に入りの柄で作ったエプロンは、特別な一枚になるはずです。

吸水性、速乾性があるティータオルは、水切りラックの代わりにもなります。水切りカゴを置かなくて済むので、キッチンを広く使えるというメリットがあります。一人暮らしやキッチンを広く使いたい人には、ぴったりな使い方です。水切りラックの汚れやぬめりも気にならないので、キッチンを清潔に保つことができます。

ワインや焼酎のボトルを、風呂敷のようにおしゃれに包めばボトルカバーになります。結び方でアレンジを楽しんだり、インパクトのある柄でデザインを楽しんでも素敵です。また、贈り物を包む、ギフトラッピングとしても活用できます。紙のように無駄にならずそのまま使えるので、きっと喜んでもらえることでしょう。

北欧雑貨が好きな人におすすめなのが、マリメッコのティータオルです。フィンランド生まれのマリメッコは、日本でも根強い人気を誇るアパレルブランドです。マリメッコの魅力といえば、カラフルな色使いと大胆で特徴的なデザインにあります。中でも定番のデザインが、ウニッコというポピーの花をモチーフにしたデザインです。

全面に描かれたポピーのデザインはインパクトが強く、遠目から見てもマリメッコとわかるほどです。マリメッコを代表するウニッコは非常に人気があるので、贈り物にも喜ばれるでしょう。カラフルでインパクトのあるウニッコのティータオルは、キッチンを華やかに彩ってくれるはずです。

1756年創業の老舗ジョージ・ジェンセン・ダマスクは、デンマークを代表するファブリックブランドです。古くからある織り柄を取り入れたシンプルなデザインは、清潔感を出したいキッチンにぴったりです。奇抜なデザインではないので、どのようなインテリアとも相性が良く、キッチンの雰囲気を損ねません。

大判で非常に吸収力があるので、水切り用としての人気が高く、SNS上でも多くの支持を得てます。半分に折っても通常の水切りラックより大きいサイズで、多くの食器を置くことができます。もちろん折らずに使用できるので、洗い物が多い時にはそのまま使用してもOKです。

カラーバリエーションもとても豊富ですので、お気に入りの色がきっと見つかることでしょう。デンマーク王室御用達ブランドの確かな品質で、使い勝手の非常に良いティータオルです。

スウェーデン生まれのアルメダールスは、1848年創業の歴史あるファブリックブランドです。著名なデザイナーを招いて作られたテキスタイルの数々は、北欧らしい温もり溢れるデザインです。人、動物、植物、食卓といった、日常モチーフが多いのもアルメダールスの特徴でしょう。

デザイン性が高いので日常遣いだけではなく、額に入れてファブリックボードとして飾るのもおすすめです。もちろんおしゃれなだけでなく、ヨーロッパ製のハイクオリティで吸水性と速乾性の良さは抜群です。カラフルで温かみのあるデザインは、一枚あるだけでキッチンがパッと明るく華やぐでしょう。

1880年、北アイルランド生まれのアルスター・ウィーバーズは、英国王室御用達ブランドとして有名です。キッチンファブリックには動物や花など、ナチュラルなモチーフを多く取り入れているのが特徴です。生き生きと描かれた動植物は、そのまま飾っても絵になります。

デザインの種類が非常に多いので、ついつい何枚も集めたくなるコレクション性の高さも魅力でしょう。お気に入りの柄を集めて、季節や気分に合わせて使うのも楽しみ方のひとつです。カラフルでおしゃれですので、人目に付く場所で使うにはぴったりです。

1985年創業のエマ・ブリッジウォーターは、エマとマシュー夫妻がデザインを手がける陶器ブランドです。4人の子供たちとの日常を取り入れ、「自分たちで使いたい物しか作らない」をモットーにデザインしています。繊細で絵画のように色鮮やかなデザインは、そのまま吊り下げておいても絵になる美しさです。

陶器と同じデザインのティータオルもあるので、ぜひお揃いで用意しましょう。かのキャサリン妃も愛用しているという、まさにイギリスを代表するブランドです。

紅茶文化の国イギリスで生まれたティータオルは、キッチン以外の場所でも使えるとても便利なアイテムです。ヨーロッパらしいおしゃれなデザインが多いので、そのまま置いておくだけでキッチンを華やかに演出してくれます。キッチン以外の場所でも、自由なアイデアで活用してみてください。