本格デザート「マチェドニア」が絶品！基本の作り方やアレンジレシピも

マチェドニアはさまざまなフルーツで作られた、イタリアンフルーツポンチです。マチェドニアとは、「多くの種類を混ぜたもの」という意味があります。これは古代マケドニア王国が、多民族で構成されていたことに由来しているそうです。

本記事では、そんなマチェドニアの基本レシピとアレンジレシピを紹介しましょう。家でも簡単に作れるので、ぜひチャレンジしてみてください。

初めてでも簡単に作れる基本レシピ(2人分)を紹介しましょう。用意する果物はオレンジ1個、キウイフルーツ1/2個、カットパイナップル50g、ブルーベリー50g、ローズマリー1枝です。シロップにはレモン汁大さじ1、白ワイン大さじ1、砂糖大さじ1、水大さじ1を使用します。

作り方はオレンジの皮と薄皮を向いて2cm大にカットしてください。キウイフルーツやパイナップルも、オレンジと同じ大きさに切ります。ボウルにシロップの材料を全て入れ、混ぜ合わせましょう。さらに、カットしたフルーツとブルーベリー、ローズマリーを加えて混ぜ合わせます。ボウルにラップをかけて、冷蔵庫で1時間以上冷やしたら完成です。

オレンジはお好みの種類でOKですが、できればルビーブラッドネーブルオレンジがおすすめです。芳醇な香りと鮮やかな色が映えて、本格的なイタリアンデザートに仕上がります。シロップの材料は全て大さじ1ですので、覚えやすいでしょう。

白ワインの代わりに、お好みでフルーツリキュールやデザートワインにしても美味しいです。子供やお酒に弱い方が食べる場合は、お酒を入れなくても構いません。また、ローズマリーを入れると涼やかでおしゃれな味わいになりますが、入手できない場合はミントで代用しても良いです。

【材料】直径7cmココット4個分
(パンナコッタ)

• 板ゼラチン：3g
• コーヒー豆：6粒
• A生クリーム：200ml
• A牛乳：50ml
• Aグラニュー糖：30g
• Aバニラオイル：5～6滴

• Bグラニュー糖：15g
• Bレモン汁：大さじ1
• Bグランマニエ：大さじ1
• キウイ：1/2個
• オレンジ：1/2個
• りんご：1/2個
• バナナ：1/2本

1. 板ゼラチンを水でふやかしておきます。
2. コーヒー豆を包丁の腹で押し潰して砕いたら、お茶パックに入れます。
3. 鍋にAの材料と2を入れて軽く混ぜながら、沸騰するまで加熱します。
4. 沸騰したら火を止め蓋をして、10分放置します。
5. 蓋を外し1のゼラチンを加えて軽く混ぜ、ゼラチンを溶かします。
6. 5をボウルに濾したら、ココットに流し入れます。
7. 6にラップをして、冷蔵庫で2時間以上冷やします。
8. ボウルにBの材料を入れて混ぜます。
9. キウイの皮をむき、厚さ7mmの半月切りにします。
10. オレンジの天地を落として外皮をむき、1房ずつ皮をはがし、斜め半分に切ります。
11. りんごは皮つきのまま1/4にカットして芯を取り、厚さ7mmにスライスします。
12. バナナは縦半分に切って、厚さ7mmにスライスします。
13. 8のボウルにカットしたフルーツを全て入れ混ぜ合わせ、冷蔵庫で冷やします。
14. よく冷えた13を7のパンナコッタの上に盛り付けたら完成です。

マチェドニアとパンナコッタを組み合わせた、おしゃれな本格デザートの作り方です。グランマニエの香りがフルーツ全体に染みて、深みのある大人な味わいに仕上げました。濃厚なパンナコッタとフルーツの酸味が、絶妙にマッチしています。グランマニエはアルコールを飛ばしてないため、子供は食べれませんので注意してください。

砂糖を甘糀と塩糀に置きかえた、体も喜ぶおすすめレシピです。フルーツは旬のものやお好みのもので、アレンジしてください。ヨーグルトやアイスを添えても、美味しいでしょう。しっかり冷やしてから食べると、さらに美味しくなるのでおすすめです。

メロンを器にして華やかなデザートに仕上げたレシピです。フルーツをはちみつとレモン果汁でマリネすると、味がなじんで香りや風味も良くなります。サイダーのシュワシュワ弾ける口当たりが、子供にも大人気です。お祝い事やおもてなしのデザートにすると喜ばれるでしょう。

マチェドニアの基本の作り方とアレンジレシピを紹介しました。さまざまなフルーツを使って作ることができるので、旬のフルーツを取り入れると、さらに美味しく仕上がります。

大人はシロップにワインやシャンパンを足したり、子供にはサイダーを足したりして楽しむのもおすすめです。見た目も華やかなデザートですので、おもてなしメニューにするのも良いでしょう。