ドフィノワ（じゃがいもグラタン）の作り方を紹介！簡単に作れる人気料理

ドフィノワは、フランス南東部のドフィネ地方発祥の郷土料理で、小さな子供から大人まで広く愛されている料理です。本記事では、ドフィノワがどんな料理なのかについて詳しくまとめました。簡単で美味しい作り方も紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

ドフィノワは、アルプス山脈に位置する山岳地帯、ドフィネ地方で生まれたポテトグラタンのような料理です。フランスでは、グラタンドフィノアという名前で呼ばれています。ドフィネ地方は、美食の都として知られるリヨンの近くに位置し、酪農が盛んに行われている土地です。

ドフィノワは、ドフィネ地方で生産された新鮮な乳製品をふんだんに使用しているのが特徴です。にんにくを塗った耐熱皿に、スライスしたじゃがいもを並べ、牛乳と生クリームを流し込んで焼いたら出来上がりです。ステーキなどのメイン料理の付け合せにする他、ワインのおつまみとしても親しまれています。

ドフィノワは、乳製品をたっぷり使った料理であるため、そのコクに負けない白ワインがよく合います。濃縮した果実味の強いシャルドネや、香りが高く気品溢れるリースリングとの相性が抜群です。

ベーコンやアンチョビなどを使ったドフィノワの場合は、やや重めで酸味と果実味のバランスが良い赤ワインとの組み合わせもおすすめです。

【材料】

• じゃがいも 大3個
• にんにく 1片
• 牛乳 1カップ
• 生クリーム 1カップ
• ナツメグ 適量
• 塩 適量
• 胡椒 適量
• 無塩バター 適量

1. じゃがいもは皮をむき、3mm程度に薄くスライスします。
2. にんにくはみじん切りにします。
3. オーブンを160℃に温めておきます。
4. グラタン皿にじゃがいもを並べ、軽く塩と胡椒をします。
5. 牛乳、生クリームを注ぎ、バターを散らします。
6. ナツメグ、塩、胡椒で味をつけます。
7. 160℃のオーブンで45分〜1時間焼いたら完成です。

こちらは、有名フレンチレストランのシェフが監修した、ドフィノワの簡単レシピです。スライスしたじゃがいもをグラタン皿に並べ、牛乳と生クリームを注いで焼くだけで、あっという間に出来上がります。

焼き上げまでの時間こそかかりますが、難しい工程は一切ないので、料理が苦手な方も挑戦しやすいです。見た目もお洒落で、手間がかからないので、おもてなしなどにもおすすめです。

じゃがいもを水にさらさないことが、美味しく作るポイントになります。じゃがいもに含まれたでんぷん質が加熱されることで、牛乳と生クリームに濃度をつけ、トロッとクリーミーに仕上がります。

またじゃがいもは、できるだけ均一にスライスすると、加熱ムラが出にくくなります。スライサーがあるときれいにスライスできるので、家庭にある方は活用すると良いでしょう。にんにくの風味を効かせたい時は、みじんぎりにしたにんにくも一緒に加えてみてください。

家庭にオーブンがなくても、ドフィノワを作ることができます。その場合は、フライパンににんにくを擦り付け、スライスしたじゃがいもを並べ、牛乳と生クリームを注ぎ入れます。10分ほど加熱し、じゃがいもがやわらかくなったら、耐熱容器に移します。

後はトースターやグリルで表面をさっと焼いたら出来上がりです。調理時間をかけたくない時や、長時間オーブンを使いたくない場合も、この方法がおすすめです。

ドフィノワの特徴と、詳しい作り方を紹介してきました。フランス料理は作るのが難しいイメージがありますが、じゃがいもを切って並べるだけのドフィノワは手軽で作りやすいです。チーズをかけたり、ベーコンを加えるなど、アレンジを楽しむのも良いでしょう。本記事を参考に、ドフィノワ作りに挑戦してみてください。