人気料理「ファヒータ」とは？レシピやタコスとの違いもチェック！

タコスやナチョスなどで有名なメキシコ料理ですが、最近注目されているのが、ファヒータです。トルティーヤに、グリルした肉や野菜をのせて食べる料理で、好きな具材を挟んでアレンジを楽しむことができます。本記事では、詳しい特徴や、タコスとの違いについて解説します。

ファヒータは、タコスをはじめとしたメキシコ風のアメリカ料理、テクス・メクス料理のひとつです。発祥の地であるアメリカ南西部のテキサス州では、行事などの際に振舞われ人気を博していました。

ファヒータは、もともと牛肉のハラミという意味で、トルティーヤで包む牛肉料理の総称でした。一般的な料理として広まり、今では豚肉や鶏肉、海老のグリルもファヒータと呼んでいます。

ファヒータは、アメリカで生まれたメキシコ風料理ですが、タコスはメキシコで生まれた正真正銘のメキシコ料理です。

よく似ている2つの料理ですが、ファヒータはステーキのような塊肉を挟んで食べるのが多いのに対し、タコスは挽き肉を炒めたものを挟むことが多いです。中に入れる具材に厳密な決まりはありませんが、より肉感が強いのがファヒータの特徴です。

【材料】

• 玉ねぎ 1/2個
• パプリカ 1/2個
• 冷凍エビ 12尾
• トルティーヤ 2枚
• Aケイジャンスパイス 適量
• Aオリーブオイル 適量
• サワークリーム 適量
• イタリアンパセリ(乾燥) 適量

1. 冷凍エビに材料Aをまぶます。
2. 玉ねぎは薄切り、パプリカはそぎ切りにします。
3. フライパンを熱し、(1)を焼き、取り出します。
4. フライパンで玉ねぎとパプリカも軽く焼きます。
5. 熱したフライパンでトルティーヤを温めます。
6. トルティーヤの上にパプリカ、玉ねぎ、エビをのせます。
7. 半分に折って、器に盛り、サワークリームを添えます。
8. (10)にイタリアンパセリをかけたら完成です。

プリプリとしたエビを主役にした、おすすめのアレンジレシピです。しっかりとエビに下味をつけておくことが、ポイントになります。トルティーヤは、小麦粉で作られたフラワートルティーヤがくせがなくておすすめです。

【材料】

• トルティーヤ 7枚
• パプリカ 3個
• 鶏むね肉 500g
• 赤玉ねぎ 20g
• Aパプリカパウダー 小さじ1
• Aクミンパウダー 小さじ1
• Aカイエンヌペッパー 小さじ1
• A塩 小さじ1
• Aサラダ油 100ml
• モッツァレラチーズ 125g
• チェダーチーズ 125g
• 青ネギ 100g
• 青唐辛子 1〜2本
• トマト 1個
• コリアンダー 5g

1. パプリカ、玉ねぎは食べやすい大きさに切ります。
2. 鶏むね肉は一口大に切り、材料Aを加えて混ぜます。
3. 耐熱容器に移し、200℃のオーブンで15分焼きます。
4. スキレットは油を塗って、トルティーヤを6枚並べます。
5. チェダーチーズ、モッツァレラチーズの半量をのせます。
6. 野菜と鶏肉をチーズの上にのせます。
7. トマト、青ネギと唐辛子、コリアンダーを加え、残りのチーズで覆います。
8. トルティーヤをかぶせ、はみ出した部分を真ん中に折ってかぶせます。
9. 180℃のオーブンで40分焼いたら完成です。

たっぷりチーズが決め手の、人気レシピの紹介です。唐辛子やクミンなどのスパイスを効かせたスパイシーな味わいで、ビールのお供にも最高です。スキレットなど鉄製のフライパンで作れば、そのままテーブルに並べられて便利です。

食べ応えがある、チキンファヒータのレシピです。作り方も簡単で、見栄えも良いので、パーティやおもてなしなどにもぴったりです。手巻き寿司のように、各自で好きな具材を巻くと、盛り上がりそうです。

ファヒータの特徴と、おすすめレシピを紹介してきました。牛肉や鶏肉、シーフードなど、さまざまな具材で作れるので、お気に入りを探してみてください。ビールとも相性が良いので、みんなでわいわいメキシカンパーティを楽しみましょう。