ラズベリージャムの基本の作り方＆お菓子レシピ！おすすめ商品も紹介

ラズベリージャムは、さわやかな酸味とほど良い甘さが魅力の食品です。パンに塗るだけでなく、お菓子作りなどにも幅広く活用できます。本記事では家でも簡単に作れる、ラズベリージャムの基本レシピとお菓子の人気レシピを、分かりやすくまとめました。また、口コミなどで高評価の市販の人気ラズベリージャムも紹介しましょう。

材料は冷凍ラズベリー150gと砂糖80gです。手に入れば、生のラズベリーでも構いません。砂糖の分量はだいたいラズベリーの半分くらいと覚えておくと、分かりやすいでしょう。また、できればグラニュー糖やきび砂糖を使うのがおすすめです。

使用する鍋はホーローやステンレス製のものがおすすめで、アルミ製や土鍋などはジャム作りに適していません。特にアルミ製は酸に弱い性質があり、ジャムの味や色が変わってしまうこともあるので、注意しましょう。

基本の作り方を紹介しましょう。ラズベリーの状態が冷凍でも生でも、作り方は同じです。鍋にラズベリーを入れて、砂糖をまぶし約30分そのまま置いておきます。鍋の中のラズベリーから水分が出てきたら、弱火で加熱してください。水分があまり出ていないようならば大さじ2程度の水を加え、ヘラなどでラズベリーを潰してから弱火にかけます。

やわらかくなったラズベリーを潰しながらかき混ぜて、焦げないように火から離れずに煮つめてください。途中でアクが出てきたら取り除き、10～15分ほど煮ます。水分が飛んでねっとりした感じになったら、火を止めます。

粗熱が取れたら、清潔な保存瓶などに移して完成です。時間が経って温度が下がると粘度が増すため、もう少しねっとりした方が良いと感じるくらいで火を止めると、丁度良い仕上がりになります。

種無しラズベリージャムの作り方も簡単です。基本レシピのラズベリーと砂糖を煮込む工程で、ラズベリーがやわらかくなったら、一度ジャムをザルに上げます。ヘラなどを使ってジャムを濾してください。種が無くなったジャムを再び鍋に戻し、適度な粘度が出るまで煮詰めます。

種無しの舌触りの良い食感も美味しいです。お菓子作りのトッピングにも最適で、見栄えが良くなりおしゃれに仕上がるでしょう。

【材料】
(クランブル)

• バター：10g
• 薄力粉：20g
• アーモンドパウダー：10g
• きび砂糖：5g
• 塩：ひとつまみ

• バター：100g
• きび砂糖：100g
• 卵(L)：2個
• ラズベリージャム：大さじ4～5
• ホワイトチョコ：40g

• 薄力粉：120g
• ベーキングパウダー：小さじ1
• 牛乳：50cc

1. クランブルの粉類を合わせて振い、冷やしておいたバターを入れます。
2. 粉をまぶしながら指で潰し、そぼろ状になったら冷蔵庫に入れておきます。
3. バターを室温に戻して柔らかく練り、きび砂糖を加えてよくかき混ぜます。
4. 卵を5～6回に分けて入れ、少しずつ混ぜます。
5. Aを1/2量を振るい入れさっくり混ぜ、牛乳の半量を加えかき混ぜます。
6. 5の工程を2回繰り返し、マフィンに半量入れます。
7. ざく切りにしたホワイトチョコの半量とラズベリージャムの半量を入れます。
8. 残りの6をのせます。
9. 残りのホワイトチョコとラズベリージャムを上にのせて、軽くかき混ぜます。
10. 冷やしておいたクランブルをのせます。
11. オーブンを190℃に予熱し、25～30分程焼いて完成です。

ラズベリージャムとチョコレートを直接生地に混ぜ込んだ、マフィンの人気レシピです。生地と交互に入れると、きれいな仕上がりになります。しっかり混ぜて生地を流すと混ざりすぎてしまうので、注意しましょう。

手作りのクランブルが味と食感のアクセントになっています。ラズベリーの甘酸っぱさと、チョコの甘さのハーモニーが絶妙なおすすめのお菓子です。

【材料】12ロール分

• ハワイアンスイートブレッド：12ロール
• ターキーハム(スライス)：115g
• ハニーハム(スライス)：115g
• スイスチーズ(細切り)：110g
• 溶き卵：1個分
• 無塩バター(溶かしておく)：大さじ4
• 粉砂糖：適量
• オイルスプレー

• ラズベリー：250g
• グラニュー糖：100g
• レモン汁：小さじ2

1. 中火にかけた鍋にラズベリーを入れ、実がつぶれて香りがするまで4分ほど煮ます。
2. 砂糖を加え、絶えずかき混ぜながらとろみがつくまで10～15分ほど煮ます。
3. レモン汁を加えて混ぜ鍋を火から下ろし、ジャムを完全に冷まします。
4. 冷蔵庫に移し、最低でも2時間または1晩冷やします。
5. オーブンを160℃に予熱し、天板にアルミホイルを敷きます。
6. 5にオイルスプレーをふりかけておきます。
7. ハワイアンブレッドを横半分にカットし、底半分を6の中央に置きます。
8. 7のパンの上にターキーハムとハニーハムを重ねます。
9. 各ロールに2枚のハムが収まるように折りたたんで配置します。
10. 9の上にスイスチーズをのせ、パンの上半分にラズベリージャムを塗ります。
11. チーズの層の上に軽く押さえてのせます。
12. 小さなボウルに卵と溶かしたバターを入れて混ぜ、11の上にたっぷりと塗ります。
13. チーズが完全に溶け、パンがトーストされるまで25～30分ほど焼きます。
14. 10分ほど冷ましてから皿に盛り付け、軽く粉砂糖をまぶしたら完成です。

ラズベリージャムの甘酸っぱさとハムとチーズが相性抜群の、ちぎりパンのおすすめ人気レシピです。お菓子パンとおかずパンの意外な組み合わせがやみつきになります。

オーブンにアルミホイルを敷く時は、両サイド少し長めに残しておき、持ち運びできるようにするとスムーズです。ラズベリージャムは市販のものがすでにあれば、そちらを使用して構いません。朝食やおやつにもピッタリ合うので、ぜひ作ってみてください。

クリーミーで甘酸っぱいムースの人気レシピです。ヨーグルトと生クリームを使って、レアチーズ風に仕上げました。ヨーグルトムースが固まってきたタイミングで、ジャムゼリーを流し込むのがポイントです。

ラズベリージャムの甘さもあるので、甘さ控えめにしたければ砂糖を大さじ2強でも良いかもしれません。あっさりしたさわやかな味わいのお菓子ですので、甘いのが苦手な方にもおすすめです。

スウェーデンのおやつとして親しまれているお菓子の人気レシピです。ほろほろした食感のバタークッキーとラズベリージャムの甘さがよく合います。バニラシュガーがない場合は、バニラエッセンスで香りをつけると良いでしょう。

焼き上がりは持っただけで崩れそうなくらい、ほろほろと崩れやすくなります。冷蔵庫で寝かせるとしっかりした生地のほろほろクッキーになるので、少し寝かせてから食べるのがおすすめです。

フランスのサンダルフォー社の人気商品です。砂糖不使用ですが果汁からの甘味で、糖度は56度あります。さわやかな甘酸っぱさと上品な甘みが特徴で、果物の自然な味わいを堪能できることで人気です。

砂糖が使われていないため、フルーツスプレッドに分類されますが、ジャムと同様に楽しむことができます。ネット参考価格は内容量170gで324円(税込)です。

ダルボ社独自の製法により、ラズベリーのもつ独特の爽やかな香りと甘酸っぱい風味が、ギュッと詰まっています。果肉含有率70%で食べ応えがあり、ヨーグルトにかけたりスコーンに塗ったりして食べるのにピッタリです。

保存料は一切使われておらず、ナチュラルさにこだわった、品質の良いジャムとしても人気があります。ネット参考価格は内容量200gで505円(税込)です。

フランスのジャムブランドとしてトップクラスを誇る、ボンヌママンのラズベリージャムです。家庭で受け継がれる手作りジャムをコンゼプトに、天然素材のみを使用しているこだわりがあります。

ラスベリーのすっきりとした酸味と風味が特徴で、香りも良いです。種のツブツブした食感もアクセントになっています。ネット参考価格は内容量225gで398円(税込)です。

イギリス王室御用達の高級ジャムブランドとしても有名な、チップトリーのラズベリージャムです。原料となるラズベリーは良質なものを厳選されており、素材そのものの美味しさを引き立てるように作られています。他のジャムに比べて、ラズベリーの味が濃厚であるのが特徴です。ネット参考価格は内容量340gで1058円(税込)です。

果実そのものの風味や香りを大切に作られている、明治屋のラズベリージャムです。糖度が低めな分、ラズベリーの香りと甘酸っぱさを味わうことができます。甘さが控えめであっさりとしているので、パンだけでなくバニラアイスやチーズケーキなどのお菓子にトッピングしても美味しいです。ネット参考価格は内容量160gで248円です。

ラズベリージャムの基本の作り方とお菓子の人気レシピを徹底紹介しました。ラズベリーは生でも冷凍でも、手順は同じで美味しいジャムが作れます。

種ありのジャムの場合はツブツブした食感がアクセントになるし、種無しはなめらかな口当たりが美味しいです。どちらにも美味しさの魅力があるので、お好みのタイプの方を作ると良いでしょう。多めに作っておくと、お菓子作りの時にも活用できるので便利です。