2021年06月18日公開
2024年11月11日更新
おぼろ昆布ととろろ昆布の違いとは?人気のおすすめレシピも紹介
おぼろ昆布ととろろ昆布の違いについてまとめました。おぼろ昆布ととろろ昆布の特徴とその違い、それぞれの使い方も解説します。おぼろ昆布を使った人気レシピも紹介しますので、毎日の献立作りに活用してください。
おぼろ昆布ととろろ昆布の違いを解説!
この「手すきおぼろ昆布」もclubhouseで紹介してもらったもの。
— 藤野こと🇫🇷片付けコラムニスト/整理収納ライター (@koto_fujino513) June 12, 2021
そのまま食べてみたけど美味しい。
お昼ご飯のおそうめんにもちょっと入れてみた。でも、つゆに浸すより、そのまま食べたいわ、これは。
夕食は、絹華さんのお豆腐に巻いてみたい。@AJcyZwrLjS4LYIz pic.twitter.com/0xNrH4x4QM
おぼろ昆布もとろろ昆布も昆布を使った加工食品ですが、似ているので違いがわかりにくいのではないでしょうか?それぞれどのような特徴があるのか、違いを比べながら詳しく解説していきます。おぼろ昆布を使った人気レシピも紹介しますので、使い方がわからないという方は参考にしてください。
おぼろ昆布ととろろ昆布の特徴からみる違い
おぼろ昆布の特徴
杢目、木なのはそうなんだけどなんかどっか違うあのアレした何かににてんだよなーとずっと思ってたけど今わかったよあれだ、おぼろ昆布だ、なおとろろ昆布は柾目 pic.twitter.com/8bqGlgXrii
— Saburahi_Ism (@Saburahi_Ism) October 5, 2018
おぼろ昆布もとろろ昆布もどちらも昆布を削って作られていますが、加工方法に大きな違いがあります。おぼろ昆布は昆布の表面を、職人が手作業で削ります。職人が手すきで丁寧に表面を削るため、昆布の厚さは0.4mmという薄さで透き通るほどです。
表面を削るため昆布の外側は黒く、内側になるほど白くなるのが特徴です。黒いおぼろ昆布は「黒おぼろ」白いおぼろ昆布は「太白おぼろ」と呼ばれているので、ネーミングの違いにも注目してみてください。使用する昆布は表面が均一に削れるよう、でこぼこのない肉厚な高級品が使われることが多いようです。
職人の繊細な技と高級昆布を使用することで、とろろ昆布よりも値段が高めになります。おぼろ昆布は、汁物に加えても繊維が溶けきりません。そのため、鍋や汁物に入れて食感を楽しむことができます。その他にも、おにぎりや巻き寿司に巻いたり、うどんやそばにトッピングしたりと、とろろ昆布と同じ使い方ができます。
とろろ昆布の特徴
オススメ秋田食材。小松百治商店のとろろ昆布とおぼろ昆布。#秋田はメシがウマい pic.twitter.com/ytgYGHds8z
— 魔界ラーメン月光、暗黒中華そば雷電+なんか三つ目(仮) (@mkr_gekko) January 2, 2019
おぼろ昆布が昆布の表面を手作業で削るのに対し、とろろ昆布は昆布の側面を機械で削るのが特徴です。昆布を何枚も重ねてプレスし、その側面を機械で削るため、出来上がりを見ると木目調の模様が見えます。一方で、おぼろ昆布は面を削るので、木目模様はありません。
表面が均一で薄く、透けるようにきれいなのがおぼろ昆布、木目調に見えるのがとろろ昆布との大きな違いです。さらに、とろろ昆布は多くの昆布をプレスして削っているので、手で簡単にほぐれてふわふわした食感になります。機械で削るので比較的安価で、毎日の料理にも使いやすいでしょう。
おぼろ昆布はひらひらした帯状ですが、とろろ昆布はふわふわした食感ですので、機会があれば食べ比べてみてください。
おぼろ昆布を使った人気レシピ
おぼろ昆布の出汁巻き玉子
出汁の旨味が効いた卵焼きを作りたい時は、おぼろ昆布を加えてみましょう。昆布の旨味が効いた、本格的な卵焼きが簡単に作れます。昆布は帯状になっているので、焼きやすいようにカットするのがポイントになります。
旨味が出るよう、昆布に水を加えてから卵と混ぜ合わせてください。昆布で出汁を取ったような美味しい卵焼きができるので、お弁当や朝食におすすめです。
大根とおぼろ昆布のパリパリ漬け
パリパリっとした大根の食感と、昆布の旨味がやみつきになる簡単な浅漬けのレシピです。大根は食感を楽しめるよう、3mm程度の厚さにスライスするのがポイントです。薄くスライスすると、パリパリにならないので注意してください。
甘酢と昆布の旨味が加わって、大根がさっぱり美味しく食べられます。簡単に作れますので、おつまみや献立のもう一品にぜひ活用してください。
おぼろ昆布の野菜サラダ
和食のイメージが強いおぼろ昆布ですが、使い方によっては洋食にも活用できます。トマトやオクラなど季節の野菜を使って、美味しいサラダを作ってみましょう。昆布の旨味成分であるグルタミン酸が、野菜を美味しくしてくれます。トマトも昆布と同じグルタミン酸が豊富な食材ですので、相性はバッチリです。
昆布が野菜を美味しくしてくれるので、ドレッシングは少な目でも十分です。健康的なレシピですので、毎日の食生活にぜひ取り入れてみてください。
おぼろ昆布ととろろ昆布の違いを知っておこう!
とろろ昆布おにぎり☆
— 正充&ちずよ@だしソムリエ公式(おだしと料理) (@dashi_love_go) May 22, 2019
塩おにぎりをとろろ昆布でふわっと巻きます^_^
おぼろ昆布ととろろ昆布の違い❓
昆布は同じで削り方が違います。おぼろは職人さんが表面を薄く削り、とろろは昆布を数枚重ねて機械で削ります❗https://t.co/fLhS8vtf96#お弁当記録 #家庭料理 #朝ごはん #おうちごはん pic.twitter.com/RVttsm6ocf
おぼろ昆布ととろろ昆布は、どちらも昆布を使った加工食品ですが、削り方に大きな違いがあります。おぼろ昆布は汁物に溶けきらず、帯状になっているのが特徴です。とろろ昆布は木目調で手で簡単にほぐれ、汁物に加えるとふんわりととろけます。それぞれの作り方や特徴を知って、毎日の料理に活用してみてください。