2021年06月10日公開
2024年11月11日更新
風邪予防にカレーが効果的?鍵を握るのはスパイスに含まれる成分?
カレーが風邪予防に効果があるのかどうかを解説します。カレーに使われている、風邪予防におすすめのスパイスをまとめました。スパイスの成分や効果、風邪の時にカレーを食べても良いのかどうかなどを詳しく説明します。
風邪予防につながるカレーの効果を解説!
すごく暑いからスパイスだ😆
— YASS (@2k2k2k2k) June 9, 2021
定番チキンカレーにチキンペッパーフライ、海老のココナッツカレーとナスとお豆のカレー😊
やっぱりこういうのはバスマティライスに限るね、美味しいわ😊
🍴ルビーマーレー(恵比寿)#昼極 #カレ極 #ルビーマーレー #恵比寿 #カレー pic.twitter.com/DjWbCIM25c
カレーにはさまざまなスパイスが使われており、体に良い効果を及ぼしてくれるものも数多くあります。本記事では、風邪予防に効果があるカレーのスパイスやその効能をまとめました。体調不良の時にカレーを食べて良いのかどうかも解説しているので、ぜひ一度チェックしてみてください。
風邪予防に効果的なカレーのスパイスとは?
ナツメグ
スパイシーな香りのナツメグの効能。肉料理には欠かせない! https://t.co/pTIvGjPERg pic.twitter.com/bwZFj0qLu5
— キレイのヒミツ (@nanarosewood17) February 2, 2019
ナツメグの原材料はニクズク科ニクズク属の常緑高木の種で、種の中の核の部分を粉末状にして作られています。日本でも使われやすいスパイスで、ハンバーグやミートローフなどに使う人も多いでしょう。ナツメグにはピネンという成分が含まれており、胃の働きを正常化させたり消化を促進する効果があります。
また、ピネンには発汗作用があるため、熱がある時に少量摂取するのもおすすめです。他にも、ナツメグにはミリスチシンという成分が含まれており、こちらは食欲増進に効果的です。夏バテの時などにナツメグを摂取すると、食欲を取り戻すことで体力回復や風邪予防に役立ちます。
ただ、ミリスチシンには向精神作用があり、大量に摂取すると幻覚が現れることがあります。料理のスパイスとして適量使う分には問題ありませんが、風邪予防になるからと一度に多量摂取するようなことは避けましょう。
ターメリック
がん抑制効果も!? ターメリックの効能に新説登場
— ニューズウィーク日本版 (@Newsweek_JAPAN) June 2, 2018
――ホールフーズのビューティー&ヘルス部門で、今とりわけ存在感を放っているものをご存じだろうか?https://t.co/r6xSU8pC5m #ウコン #ターメリック #クルクミン #ヘルスケア pic.twitter.com/uv35oe5FsS
ターメリックは黄色い鮮やかな色をしたスパイスで、日本ではウコンの名前のほうが一般的に知られています。ウコンというと日本では二日酔いに効き目があることが有名ですが、ターメリックには実は強力な殺菌力があります。お腹にいる寄生虫まで駆除するともいわれており、食中毒にも効果的です。
また、消化力と代謝を改善してくれるため、風邪予防に効果があります。免疫力をアップさせたい場合は、ホットミルクにターメリックを混ぜて飲むのがおすすめです。お好みで生姜汁を加えると、体がポカポカとしてさらに効果が上がります。
ターメリックはドリンクとして利用するだけでなく、うがい薬として使うこともできます。うがい薬にする場合は、岩塩小さじ1/3とターメリック小さじ1/4をコップ一杯の水に混ぜて使いましょう。
コリアンダー
コリアンダー、シャンツァイとも呼ばれるパクチーは、セリ科のハーブで、緑黄色野菜の一種。
— ツキとタイヨウと暦 (@_NichiNichi_) April 5, 2020
特有の香り成分ゲラニオールには、女性ホルモンであるエストロゲンの働きを高めてホルモンバランスを正常化する効能があるとか。
年中流通していますが、露地物の栽培が盛んになるのは3~6月。#パクチー pic.twitter.com/uFs6yuiGn5
コリアンダーはパクチーとも呼ばれる香草で、最近では日本でもよく使われるようになってきました。コリアンダーには抗菌作用や鎮咳効果があり、風邪の予防や治癒に役立ちます。風邪を治すために必要となるビタミンAやビタミンCも豊富に含まれており、アメリカの先住民たちの間では風邪薬として用いられていたこともありました。
風邪のときにカレーを食べるのは効果的?
風邪のときは消化の良い食べ物がおすすめ
子どもの日記に
— 福井のカニ・干物専門店『越前宝や』 (@e_takaraya) June 10, 2021
「きゅうしょくでカレーをたべました。いえでもカレーでした。どっちのカレーもちがっておいしかったです」
と書かれていて、おいしくてよかったね、という気持ち半分と、給食とかぶせちゃってごめん、という気持ち半分🍛🥄#いつも給食の献立表もらってすぐ捨てちゃう🙈💦 pic.twitter.com/QRAXP2nUUh
カレーには風邪に効くスパイスが多く含まれていますが、風邪をひいた時に食べるのはあまりおすすめしません。スパイスが多く刺激的なカレーは、弱っている胃腸にさらに負担をかけてしまいます。また、日本で市販されているルウには油が多く含まれているため、ルウを使うと消化不良を引き起こす原因ともなります。
風邪をひいた時はカレーではなく、できるだけ消化の良いものを食べるのが一番です。もしカレーを食べるとしたら、風邪が治ってから体力を回復させたい時などに少量食べると良いでしょう。
風邪予防で食べる際も食べ過ぎは禁物
久しぶりに、「カレー🍛」を作りました。肉は割引の国産牛肉🐂たまには牛もいいかなと奮発#百獣ショウ料理 pic.twitter.com/WOIJzuPgvi
— 百獣ショウ@キマイラ (@rjhG4c7JtpiQbLx) June 8, 2021
体が健康な時で胃腸にも問題がなければ、風邪予防としてカレーを食べることは効果的です。ただし、いくら体に良いからといって食べ過ぎてしまっては逆効果になってしまいます。
スパイスに慣れていない日本人が毎日カレーを食べると、胸焼けを起こしたり胃痛や下痢を起こしたりすることがあります。自分の体の調子を考えながら、適度な量を食べるようにしましょう。
風邪予防にカレーを取り入れてみよう!
みや乃屋さんにてカレー🍛♪
— 新発田 上町一番街商店会 (@Mztq3mkR4Fp6Vi1) June 8, 2021
本科的なカレーも良いけど
写真のような学食に出てきそうな
カレーも好き☺️💕
ゴクゴク飲めるからあっという間に
完食でした🙌
美味しかったぁ✨#カレーは飲み物 pic.twitter.com/aDDalQuVEk
カレーには体に良いスパイスが多く含まれており、風邪予防だけでなく殺菌効果や消化促進などさまざまな効果があります。しかし、日頃スパイスを食べ慣れていない日本人には刺激が強すぎるため、食べ過ぎると逆に健康を害することもあります。体の調子を見ながら適度に食事に取り入れて、カレーを健康に役立ててみましょう。