2021年05月28日公開
2024年11月10日更新
くるみパンの基本の作り方を紹介!簡単に作れるアレンジレシピも!
くるみパンの基本の作り方や美味しく仕上げるコツを解説します。くるみと相性の良い具材を組み合わせた、簡単人気アレンジレシピも、併せて紹介しましょう。ソフト系やハード系などの、さまざまなアレンジくるみパンが満載です。
くるみパンの基本レシピとアレンジレシピを紹介!
黒糖くるみパンを作った😊#パン作り #黒糖くるみパン pic.twitter.com/Ohz3RNm4pq
— そら@パン作り (@pan_make) March 16, 2020
くるみパンは、くるみのカリカリした食感が美味しい大人気のパンです。本記事では、家でも簡単に作れる基本レシピとアレンジレシピを紹介しましょう。パン生地の配合やトッピングをアレンジするだけで、さまざま魅力を持ったくるみパンを味わえます。コツをつかめば失敗せずに美味しく作れるので、その点もぜひチェックしてみてください。
くるみパンの基本レシピ
材料
年末にくるみパンにどハマりして、自分で作ったらくるみ入れ放題なんじゃね?と材料揃えて焼いてみた!お店のような深みのある美味さはないけど、くるみぎっしりパン食べ放題の夢は叶った(満足) pic.twitter.com/IoViIB53vx
— supi (@Bonspichu) January 3, 2018
【材料】
- インスタントドライイースト:3g
- バター:20g
- くるみ:100gと飾り用6個
- 塗り卵:適量
- 強力粉:200g
- スキムミルク:20g
- 塩:3g
- きび砂糖:20g
- 卵:20g
- 水:110g
基本のくるみパン6個分の材料です。初めての方でも、作りやすい配合になっています。卵は常温に戻したものを使ってください。水は30℃前後に温めたものが、パンづくりには最適です。
下準備
今日は #クルミの日 と聞きまして
— ゆっこ🍞パンが好き (@y_home_bakery) September 30, 2020
今日のパァンは #くるみパン ❤️
大好きなパンなのに
❎下準備でクルミを焦がす
❎飾り用のクルミまで砕く
という大失態💧…悔しいやら悲しいやら😥
そんな私の気持ちを察してか長女が1つつまみ食い
美味しいよ😋とのことです…くぅ😭✨#パン作り #手作りパン pic.twitter.com/LFbMOo1n1A
調理がスムーズにすすむように、下準備をしておきましょう。Aの材料はビニール袋にまとめて入れておいてください。Bの材料はボウルに全て混ぜ合わせておきます。
一番大切なポイントは、くるみを軽くローストして、手で細かく刻んでおくことです。オーブンを使う場合は180℃で4~5分、電子レンジの場合は600Wで1分になります。また、10cm×10cmにカットしたベーキングシートを、6枚用意しておきましょう。
作り方
【作り方】
- Aにイーストを加え、袋を振って混ぜ合わせます。
- 1をBのボウルに入れて、混ぜ合わせます。
- ひとまとまりになったら、台に出しこねます。
- 生地が繋がってきたら、バターを加えて馴染むまで、さらにこねます。
- バターが馴染んだら、くるみを混ぜ込みます。
- 丸めてボウルに入れラップをかけて、一次発酵させます。(35℃で45分前後)
- 6が2倍の大きさになれば、発酵終了です。
- 生地を取り出しガスを抜き、6分割します。
- 丸め直し、濡れ布巾をかけて10分間ベンチタイム。
- 再びガスを抜き丸め直し、ベーキングシートの上で直径8cmの円形にします。
- 天板に並べ、濡れ布巾をかけて二次発酵させます。(35℃で30分前後)
- 生地が一回り大きくなれば発酵終了です。
- 生地の表面に塗り卵をします。
- ハサミで5ヶ所切り込みを入れ、側面にも切り込みを入れます。
- 飾り用のくるみを中央にのせて、180℃に予熱したオーブンで16分前後焼きます。
- 焼き上がったらケーキクーラーに移し、粗熱が取れたら完成です。
ふかふか食感とくるみのカリカリ食感のコントラストを楽しめる人気レシピです。味が濃いくるみをたっぷりと混ぜ込んでいるので、一口食べた瞬間にくるみの風味が、口いっぱいに広がります。発酵時間は季節によって変わるため、生地の大きさの変化で判断してください。また、焼成温度や時間はそれぞれのオーブンに合わせて、調整しましょう。
生地をきれいに丸めるコツ
くるみパンこねる。気温が25度を切ったので、オーブン発酵に切り替え。 pic.twitter.com/OOdTaoZWCk
— 甲斐桂 Katura Kai (@seireijubaku) September 26, 2020
生地がこね足りないと成形しにくくなります。少なくとも15分以上はこねるようにしましょう。生地を伸ばしてみて、ブチッと切れずに指が透けるくらいまで伸びるとOKです。
また、下準備の時にくるみを粗く砕いた場合は、ザクザクした食感があって楽しいのですが、生地を丸めにくくなってしまいます。パンづくりに慣れていない方は、細かく砕いた方が無難です。
くるみパンの簡単アレンジレシピ
ちぎりくるみパン
【材料】内寸20cmのエンゼル型
- 強力粉:250g
- ドライイースト:小さじ2
- 黒糖:小さじ3
- 塩:小さじ1
- ぬるま湯:160cc
- 無塩バター(有塩またはマーガリンでも可):5g
- クルミ(素焼きタイプを砕いたもの):50g
- 型に塗る油脂(ショートニング、マーガリン、バターなど):適量
【作り方】
- ボウルに強力粉、砂糖、塩、ドライイーストを入れ混ぜます。
- ボウルにぬるま湯を注ぎ、全体を混ぜ合わせます。
- ひとかたまりになったら、バターを混ぜ込み、まな板の上でこねます。
- こねあがった生地に、クルミを4~5回に分けて混ぜ込みます。
- 生地を2等分にして丸め、さらに4等分して、計8等分にします。
- 切り口を隠すように軽くとじ、とじ目を下にして置きます。
- 6にぬれ布巾をかけて5分おきます。
- 型に油脂を塗ります。
- 7の生地を手で押しながら平らにとじ目をしっかりとじて、丸めて型に並べます。
- ぬれ布巾をかけて30分おいておきます。
- 190℃に予熱しておいたオーブンで、約15分焼いて完成です。
こねはじめてから焼き上がりまで1時間でできる、くるみパンのアレンジ人気レシピです。エンゼル型で焼くと、ふんわりもっちりと焼き上がって、とても美味しく仕上がります。型は同じくらいのサイズのエンゼル型でも、型を使わず丸型のくるみパンにしてもOKです。コクのある黒糖を使用していますが、普通の砂糖でも構いません。
くるみとレーズンの全粒粉パン
【材料】
(A)
- 強力粉:200g
- 全粒粉:50g
- 砂糖:小さじ1
- 塩:小さじ1
- ドライイースト:小さじ1
- ぬるま湯:190g
- くるみ:60g
- レーズンの洋酒漬け:100g
【作り方】
- 生地の材料Aを混ぜて30分置きます。
- レーズンは水分を拭き取ります。
- くるみは180℃のオーブンで5分焼いて、細かく砕きます。
- 1の休ませた生地にくるみとレーズンを混ぜ込みます。
- 生地を中心に寄せて、2倍になるまで一次発酵させます。
- 生地を取り出し、ガス抜きをして丸めます。
- 1.5倍になるまで二次発酵させます。
- 220℃に予熱したオーブンで40分焼いて完成です。
全粒粉入りの生地にレーズンを入れてアレンジした、大きなくるみパンです。タッパーの容器を使って、こねなくても良い簡単な作り方になります。
具が多めに入っているので、どこを食べても満足感があるでしょう。参考までに、レシピのタッパーのサイズは、15×20×高さ10cmのものを使用しています。ワインにもピッタリ合う、おすすめのくるみパンです。
くるみとクリームチーズのパン
ホームベーカリーを活用して一次発酵まで作る、くるみパンの簡単アレンジレシピです。発酵させた生地でクリームチーズを包んで、オーブンで焼きました。使用する牛乳は冷えている方が良いでしょう。
くるみのザクザク感が好きな場合は、オーブン発酵の前にプラスしてみてください。クリームチーズの他にも、餡子やカスタードなどを包んでアレンジすることも可能です。
かぼちゃとくるみパン
生地にかぼちゃを練り込んでアレンジした、人気のくるみパンです。もっちりパンの中には、ハチミツとシナモン風味のかぼちゃクリームを入れました。かぼちゃ型の成形をする時に使うたこ糸は、強力粉をまぶしておくと生地に引っ付くことを防ぎ、取りやすくなります。ハロウィンのおやつパンとして作るのもおすすめです。
いちじくとくるみのハードパン
刻んだドライいちじくを組み合わせた、ハード系のくるみパンです。他にも、お好みのドライフルーツを入れて、アレンジしても美味しいでしょう。作り方のポイントは、生地の切れ目にオリーブ油やバターなど(分量外)を数滴垂らすと、切り込みがきれいに開きます。また、発酵時間を短縮したい場合は、レンジの解凍モードや弱を使うと良いです。
チョコとくるみのねじりパン
ねじりくるみパンを子供にも大人気のチョコ味にアレンシしました。オレンジピールを入れて、爽やかな風味に仕上げています。ビニール袋の中で7分こねるだけで、作り方も簡単です。ビニール袋は厚さ0.02mm以上でマチなしのタイプが使いやすいです。生地をクルクルねじるだけで、見た目がオシャレな雰囲気になります。
もっちりバナナくるみパン
もっちりした食感とほのかなバナナの甘味が美味しい、人気のくるみパンです。バナナと牛乳を計量する時は、バナナが水分を吸うため、5gほど牛乳を増やしておいてください。めん棒で生地を伸ばす時はくるみが潰れない程度で、あまり力を入れすぎないように気を付けましょう。
焼き色が付きやすいため、焦げそうな時は上からホイルかけると良いです。中に生クリームやカスタードクリームを入れて、アレンジしても美味しいです。
リンゴとドライフルーツ入りくるみパン
リンゴとドライフルーツをたっぷり入れた、くるみパンの人気アレンジレシピです。卵の分量を見ながら、牛乳の量を加減してください。パン生地はベタつくので、適度に打ち粉をするとまとめやすいです。なるべくパンの表面にフルーツが出ないようにしましょう。
焼き立てはもちろんのこと、時間が経ってもふんわりもっちりして、美味しく食べれるくるみパンです。
くるみパンを作ってみよう!
わーい!初めて作ったズボラパンだけど、ちゃんと膨らんだ!!
— はちこ🐕🦺®︎初マタ36w (@hachico_gon1216) May 23, 2021
くるみパン☺️お義母さんにもってこっと!!🍞 pic.twitter.com/A98RhBjewh
くるみパンの基本レシピと人気アレンジレシピを紹介しました。美味しいくるみパンを作る時に共通するポイントは、生地に混ぜ込む前にくるみを香ばしく焼いておくことです。焼きすぎると苦味が出るので、気を付けましょう。
また、くるみはある程度細かく砕いておく方が、生地がまとまりやすいです。レシピを参考にして、美味しいくるみパン作りにチャレンジしてください。