2019年01月05日公開
2024年08月27日更新
くるみパンはカロリー・糖質が高い?ダイエット中の食べ方や注意点!
くるみパンはベーカリーやスーパーなどで手軽に買うことができる定番のパンです。軽い食感でおいしく、いくつでも食べてしまいそうですが、くるみパンは高カロリーで糖質や脂質も多く、食べ方に注意が必要です。しかしくるみには多くの栄養が含まれていて、コレステロール値を下げる働きもあります。ここではくるみパンのカロリーやダイエット中の人にもおすすめの食べ方などを紹介しましょう。
くるみパンのカロリーと糖質を調査!
くるみがぎゅっと詰まったくるみパン。ベーカリーでも定番商品の1つで、とても人気があります。軽い食感でついたくさん食べてしまいがちですが、くるみパンのカロリーはどれくらいでしょうか?また高カロリーのくるみを使ったパンは、ダイエット中に食べても大丈夫でしょうか?ここではくるみパンのカロリーや糖質について詳しく調査してみましょう!
また、ダイエット中の人でも安心してくるみパンが食べれるよう、くるみパンの食べ方も紹介します。
くるみパンのカロリーはどれぐらい?
くるみパンのカロリーはレシピやベーカリーによって幅がありますが、平均的なカロリーは1個あたり188キロカロリーです。100gあたりに換算すると約319キロカロリーにもなり、高カロリーの食品の1つです。100gあたりのカロリーを他のパンと比べると、食パンは約260キロカロリー、あんぱんは約270キロカロリー、フランスパンは約280キロカロリーと、これらのパンと比べてもくるみパンは高カロリーなのが分かります。
くるみパンのカロリーが高い理由は、くるみが高カロリーだからです。くるみは100gあたり674キロカロリーと高カロリーなので、くるみを含んだくるみパンは必然的に高カロリーとなってしまうのです。
くるみパンの糖質は?
それでは、くるみパンの糖質はどのくらいあるでしょうか?くるみパンの糖質もレシピやベーカリーによって幅がありますが、平均的な糖質は1個あたり約20gです。これを100gあたりに換算すると約35gとなり、高糖質のパンであることが分かります。
100gあたりの糖質を他のパンと比べると、食パンは約44g、あんぱんは約47g、フランスパンは約54gです。このように見てみると、他のパンと比べてくるみパンの糖質は少ないのですが、くるみパンの糖質は食パン6枚切り1枚と同じくらいの量となり、はやり高糖質のパンであることが分かります。
くるみパンのダイエット中の食べ方とメリット
高カロリーのくるみパンですが、食べ方を工夫すればダイエット中の人でもくるみパンを食べることができます。ここではくるみパンのおすすめの食べ方をいくつか紹介しましょう。
サラダを先に食べる
ダイエット中やくるみパンのカロリーが気になる人は、食べ方を工夫しましょう。サラダを先に食べるのもおすすめです。食物繊維を多く含む野菜を先に食べることで血糖値の急上昇を防ぎ、太りにくい体を作ることができます。また、野菜を食べることによって炭水化物の取り過ぎを防ぎ、善玉コレステロールを増やす働きがあります。
ゆっくりよく噛んで食べる
出典: https://beeme.jp
くるみパンのカロリーが気になるにおすすめの食べ方は、ゆっくりと噛んで食べることです。ゆっくりと噛むことによって満腹中枢が刺激されやすくなり、少し食べただけでも満足感が得られるようになります。
運動も忘れずに行う
くるみパンを1個食べると、およそ320kcalほど摂取することになります。320kalを運動で消費しようとすると、70分間のウォーキングや50分間のランニングが必要となります。運動が好きな人は簡単かもしれませんが、苦手な人にとってはたいへんな量です。
くるみパンの食べ方としておすすめとの方法は、1週間かけて運動を行うことです。毎日10分歩けば、1週間で1個くるみパンを食べられる計算になります。ダイエット中でくるみパンの高カロリーが気になる人は、まず食べ方を考え、常に運動をするよう心がけるといいでしょう。
くるみのリノール酸がコレステロール値を下げる
くるみパンに使われているくるみにはリノール酸が多く含まれています。リノール酸とは体内で合成されない必須脂肪酸の1つで、血液中のコレステロール値を下げてくれる働きがあります。適切な量を摂取することで血液がサラサラになる効果があり、心臓病の予防や体内の体内の中性脂肪を減らす役割があります。
血液中のコレステロール値が下がると、栄養が体のすみずみまで行きわたるので、ダイエットに効果的だけではなく、健康な体を作ることにも役立ちます。コレステロールが気になる人にとっても、くるみパンはおすすめの食べ物です。
くるみのビタミンB1が糖質の代謝を促す
くるみパンに使われているくるみには、ビタミンB1という栄養成分も多く含まれています。ビタミンB1は水溶性ビタミンに分類され、摂取された糖質の代謝を促す働きがあるとされています。ビタミンB1が不足すると糖質がうまくエネルギーに変わらないため、疲れやすくなったり脚気という病気の原因になったりします。
さらにビタミンB1を適度に摂取することで、糖質が体脂肪になる前に代謝するのでダイエット効果も期待できます。脂質のコントロールにもおすすめです。
くるみのたんぱく質が基礎代謝を上げる
くるみパンに含まれているくるみには、たんぱく質という栄養成分も多く含まれています。たんぱく質は三大栄養素のひとつで、私たちが生きていくうえで大切な栄養素です。血液や筋肉などの体をつくる主要成分で、エネルギー源として大切です。
たんぱく質を適切に摂取することによって筋肉や血液などが作られ、体の基礎代謝がアップするという働きがあります。筋肉を作るというとダイエットに向かないようなイメージがありますが、実は適量を取ることでダイエット効果が期待できるのです。
くるみの食物繊維が腸にはたらきかける
くるみパンに含まれているくるみには食物繊維も多く含まれています。健康なお通じのためには1日20gの食物繊維を摂取することが必要と言われています。また食物繊維は心筋梗塞、糖尿病、肥満などの生活習慣病の予防にも役立つことが分かっています。
小麦粉ではなく、ライ麦を使ったくるみパンであればカロリーをより抑えることができます。また小麦粉よりも食物繊維がより豊富に含まれているので、健康志向の人にもおすすめです。
くるみパンのダイエット中に食べるときの注意点
くるみパンのダイエット効果と、その食べ方をいくつか紹介しましたが、くるみパンを食べるときには注意したい点がいくつかあります。くるみパンは栄養の面でも優れているのですが、たくさん食べすぎると体によくありません。ここでは、くるみパンの食べ方で注意したい点をみてみましょう。
くるみパンは脂質が多いので注意
くるみパンに含まれているくるみにはさまざまな栄養分が含まれていて、ダイエットや生活習慣病の予防にも効果が期待できるのですが、カロリーや糖質だけでなく脂質も高いので注意が必要です。くるみは脂質量が多いので、くるみパンも脂質の量多くなってしまいます。脂質が多いと太る原因にもなるので、ダイエット中には食べ過ぎに注意が必要です。
平均的なくるみパンに含まれている脂質は、1個あたり約8.9gです。これは約80kcalにあたります。これは、くるみが含まれていない食パン1食あたりの脂質が2.6g、約24kcalなので、食パンに比べても脂質が多く含まれていることが分かります。
くるみパンは食べ過ぎ注意
くるみパンの注意点として、ダイエット中にくるみを食べ過ぎると善玉コレステロールを減らしてしまうというデメリットもあります。善玉コレステロールが減ると体内の中性脂肪が増えてしまい、肥満の原因になってしまいます。くるみパンは軽い食感でたくさん食べてしまいがちですが、食べ過ぎないよう注意しましょう。
また、上でも見たようにくるみパンは、くるみが含まれていないパンに比べて脂質や糖質が多く、カロリーも多くなっています。たくさん食べすぎないようにしましょう。
くるみパンはそのまま食べる
くるみパンに含まれるくるみにはさまざまなダイエット効果があることがわかりました。ダイエット効果を高める方法としては、ジャムやバターなどをつけずそのまま食べるのがおすすめです。バターやマーガリン、ジャムは高カロリーな食品なので、くるみパンにつけるとたいへんカロリー髙くなってしまいダイエットにはむきません。
くるみパンは小さいものを選ぶ
くるみパンに含まれるくるみは、コレステロールを下げるなどさまざまな効果があります。しかし食べ過ぎは禁物です。
くるみパンのもう1つの食べ方は、できるだけ小さいものを選ぶことです。くるみパンはお店によって大きさが異なりますが、小さいものはそれだけカロリーが少なく、摂取カロリーを抑えることができます。ダイエット中でカロリーが気になる人は、できるだけ小さなくるみパンを選びましょう。
くるみパンは高カロリーでも工夫次第でダイエット中もOK!
くるみパンに含まれている栄養や糖質、カロリーなどについて紹介しました。また、くるみパンに含まれるくるみの栄養やダイエット効果などについても見てみました。くるみはコレステロールや血糖値を下げる働きがあり、生活習慣病の予防にも役立ちます。食べ方に注意しておいしくいただきましょう。