2021年05月19日公開
2024年11月10日更新
モカコーヒーの味の特徴は?美味しい淹れ方や飲み方も紹介!
モカコーヒーの味の特徴を解説します。モカの美味しい淹れ方や飲み方など、自宅でコーヒーを飲む際に役立つ知識が豊富です。おすすめの豆の紹介もしているので、自宅でカフェ気分を味わう際の参考にしてみてください。
モカコーヒーの特徴と美味しい飲み方を紹介!
夕方のコーヒー☕️モカブレンド pic.twitter.com/udbPVdbpUc
— だーはな (@dddhana_coffee) May 16, 2021
さわやかな印象のモカは、好きな方も多いのではないでしょうか。多くの種類があるコーヒーの中でも、歴史が長く、古くから愛されてきた味です。この記事では、特徴だけでなく、美味しい淹れ方や飲み方を紹介するので、自宅でコーヒーを楽しむ際の参考にしてみてください。
モカコーヒーの特徴
特徴①モカの由来は港の名前
おはようございます。
— gzzoe (@gzzoe_gmm) May 11, 2021
今朝の一杯。
Mokha Coffee Okinawaさんイエメンモカ
これも美味しい。 pic.twitter.com/ZUdsQve4hN
イエメンという国のモカ港から輸出された、イエメン産の豆とエチオピア産の豆を、「モカ」と呼んだことが始まりです。イエメン産だけではなく、エチオピア産の豆も一緒に輸出していたので、ふたつの国の豆が同じ名前で呼ばれています。
特徴②ブランドが豊富
東アフリカはエチオピア南部イルガチェフェ産、柑橘モカ。それがイルガチェフェ。
— nericafe (@nericafe2011) May 12, 2021
爽やかな甘さと上品なコクのモカコーヒーです。
柑橘の香りは、リラックス作用もありホッとしたい時にもおすすめ。また、脂っこい料理を食べた後に、口をスッキリさせたい時にもぴったり。
夕方少し仕上がる予定。 pic.twitter.com/SRYYhXLPDT
イエメン産とエチオピア産は、豆の原種は同じですが、豆の形が異なります。収穫された地域によってブランド分けされるのが特徴です。地域の名前が、豆の名前になります。イエメン産で有名なのは、マタリと言います。エチオピア産では、ハラー、アビシニア、シダモ、イルガチェフェという種類が有名です。
イエメン産は、香りがさわやかで、強い酸味が特徴になります。エチオピア産は、フルーティーな香りで酸味が強いのが特徴になります。ブレンドでは、苦味の強い豆との相性が良いです。
特徴③歴史が古い
モカ🇪🇹
— Coffee like (@drz215smcc) May 9, 2021
コーノ MDN/27g/86℃/点滴2′20/4′59/360cc/4投
3目盛粗め9g/4目盛粗め18g
同一豆の挽目違いでブレンド
点滴でコクは出てるけど、牧草感も出てる
ほんの少し時間経つとそれも控えめになった
これが始めから少なければコクうまなんだけどなぁ
抽出温度下げでどうにかなるものなんだろうか🤔 pic.twitter.com/egswKPHCjF
世界で最も古いコーヒーと言われています。過去にはユダヤ人が貿易に関わっていたり、人口や輸出、価格の変化により、現在のモカ港ではコーヒーの輸出はしなくなりました。
他のブランドに比べると欠点豆が多く、それらは手作業で取り除きます。ただし、取り除きすぎると香りが消えてしまうので、大変手間のかかる豆です。長い歴史の中で、多くの人の手によって、消えることなく人気であり続けた豆と言えます。
特徴④フルーティーな酸味と甘み
新居での初モーニングコーヒーは、暮らしと珈琲さんの「はじめてセット」から香りのモカ!☕️
— いぬっさん☕🐕プロキオン・コーヒー (@coffee_IPPO) May 7, 2021
名前の通り香り抜群で甘〜い!!酸味もまるくて優しくて飲みやすい……!コーヒーの酸の美味しさを知ってもらうには間違いなく最適な味わいです😋口の中と鼻腔が幸せ☺✨ pic.twitter.com/nXPnG16ERo
一般的に甘味とコクがあり、フルーティーで爽やかな酸味が特徴です。豆の種類によっても感じ方が変わってきます。
日本でも有名なマタリは、強めの酸味とさわやかな香りがあり、苦味はそれほど強くなく、すっきりしています。イルガチェフェは、フルーティーで爽やか、酸味や甘味が強く感じるのが特徴です。シダモは、甘い香りとなめらかな酸味が特徴です。
特徴⑤焙煎度合いによる味わいの変化が魅力的
本日も営業スタートしました!
— はれてまりカフェ (@haretemari_cafe) May 7, 2021
「モカコーヒー」入ってます☺️☕️酸味控えめで甘味とまろやかさを楽しめるよう焙煎しました。華やかな香りをお楽しみください! pic.twitter.com/8JsHQmBOtz
コーヒーは、豆の焙煎によっても味の変化を楽しめます。浅煎りでは、独特の香りをしっかりと感じることができます。酸味と甘味を感じるすっきりとした味わいです。深煎りでは、酸味よりも苦味とコクがしっかりと感じられるようになります。
特徴⑥カフェモカの由来はモカコーヒー
昨日のまったりカフェタイム🥰
— りこりの♪ (@licolino1030) May 10, 2021
昼下がりのシフォンケーキと
ホットのカフェモカ☺️✨
店内もおしゃれだし、
いい天気だし、
もう幸せすぎ…😂✨#恵比寿#スイーツ#カフェ好き#優雅な休日 pic.twitter.com/itUaP53ltA
エスプレッソをベースにした飲み物に、チョコレートやホイップクリームをトッピングしたものがカフェモカです。モカコーヒーはチョコレートのような甘味を感じられることから、普通のコーヒーにチョコレートを入れて飲むようになったのが、カフェモカの由来です。当時はモカが高価だったことから、アメリカで始まった飲み方です。
チョコレートやホイップクリームが使われるので、コーヒーの苦味が苦手な方でも、甘くて飲みやすいのでおすすめです。
モカコーヒーの美味しい淹れ方と飲み方
淹れ方①ハンドドリップ
【用意するもの】
- コーヒー豆または粉 20g
- お湯 250ml
- ドリッパー
- フィルター
- サーバー
- ドリップポット
- カップ
【淹れ方】
- お湯を沸かします。95度前後の温度が理想です。
- ドリッパーにフィルターをセットし、コーヒー粉を入れます。粉は平らになるように、揺すって調整します。
- 一投目は、粉全体にお湯がかかる量(約20cc)を注ぎ、30秒蒸らします。
- 二投目は、内側から外側へ「の」の字を書くように、お湯を注ぎます。
- 三投目は、二投目と同じように、「の」の字を書くように注ぎます。細いお湯でゆっくりと抽出すると濃いコーヒーとなり、湯量を増やして早く抽出すると、あっさりとした味わいになります。
- 四投目、五投目ほどで、適量のお湯を注ぐことができたら、全てのお湯が落ちきる前にドリッパーを取り上げます。
ハンドドリップは手間がかかりますが、淹れるところからコーヒーを楽しみたい方におすすめです。お湯を注ぐことに集中するので、忙しい生活から抜け出し、ゆったりとした時間を過ごすことができます。朝や夜に、落ち着いた時の流れを感じるのにぴったりです。
淹れ方②コーヒーメーカー
【用意するもの】
- コーヒー豆
- 水
- コーヒーメーカー
- フィルター
- カップ
【淹れ方】
- フィルターをドリッパーにセットし、サーバーにセットします。
- コーヒー豆を適量、コーヒーメーカーにセットします。
- 水タンクに水を入れます。
- 挽き目や温度などの調節を決めたら、スタートボタンを押します。
- 全て全自動で行うので、抽出が終わったらカップに注いで完成です。
2019年度グッドデザイン賞を受賞した、コーヒーメーカーです。豆を挽くところから全自動で行うものは、様々な手間が省けるので、忙しい方におすすめです。メーカーの種類によって、粉から淹れるものや、液体の入ったカプセルを使用するものもあります。
ハンドドリップと使い分けをする方は、豆や粉をセットするものがおすすめです。ハンドドリップをしない方は、液体入りのカプセルのものを使うと、ラテなどの多くのフレーバーを楽しむことができるのでおすすめです。
美味しい飲み方
おはモカです( ≧∀≦)ノ暑いのでアイスコーヒーです☕😃☀️ pic.twitter.com/e1ZiFFtMsW
— ゆう団子🍡(趣味専用💗) (@XkysWLw5McSiYMr) May 9, 2021
モカは苦味が少ないので、ミルクなどは入れずにブラックで飲むのがおすすめです。ホットでもアイスでも、美味しく飲むことができます。コーヒーが苦手な方は、ラテにして飲むのもおすすめです。
おすすめのモカコーヒー豆
深川珈琲 エチオピアモカ
石焼焙煎が特徴である、広島で人気のある深川珈琲の豆です。極深焙煎のエチオピアモカで、コクと苦味をしっかりと感じられます。後味はすっきりしているので、飲みやすさもあります。深煎りが好きな方には、ぜひ試してみてほしい豆です。
石焼焙煎では、遠赤外線によって、熱を豆の中心まで均等に伝えることができます。うまみや風味を増し、香ばしさが際立ちます。
KEYCOFFEE モカブレンド
KEY COFFEEでは、数多くの種類のコーヒーが揃っています。エチオピアモカの甘い香りと酸味が特徴で、アラビカコーヒー豆を100%使用したブレンドコーヒーです。豆はもちろん、粉やドリップタイプの商品もあるので、自宅で手軽に楽しむことができます。
美味しい淹れ方や豆の量、挽き方の解説も付いているので、慣れていない方でも美味しく飲むことができます。
CAFE工房 レギュラーコーヒー
独特の酸味とフルーティな香りが特徴の、モカ100%のコーヒーです。鑑定士が厳選した豆なので、美味しいコーヒーを飲みたい方におすすめです。500gと大容量なので、たっぷり楽しみたい方や、大人数でのティータイムにぴったりな量になっています。
遠赤外線焙煎によって、香りが良く、やさしい味わいです。鮮度にもこだわっているので、自宅で新鮮な状態の豆を味わうことができます。
焙煎人珈琲豆也のモカ飲み比べ3種セット
レケンプティ、シダモ、マタリの3種のモカを飲み比べできるセットです。コーヒーの味を、贅沢に楽しみたい方向けのセットです。
レケンプティは、モカ特有の味わいを存分に楽しめます。シダモは高品質で有名な豆で、独特の香味が特徴です。マタリは高品質で、大粒の最高グレード品です。日本で人気のある豆で、独特な香味と気品のある味わいが特徴となっています。
5種飲み比べセット
マタリ、レケンプティー、シダモ、ウォッシュドシダモ、イルガチャフィの5種類の飲み比べができるセットです。焙煎した豆か生豆かを選べるので、生豆を選んで自宅で焙煎もできます。味だけでなく、焙煎から楽しむことができる、贅沢なセットです。
マタリは甘い香りの豆で、レケンプティーは独特な風味が特徴です。。シダモは酸味がなめらかで、ウォッシュドシダモは、程よくコクがありすっきりとした酸味が特徴となります。イルガチャフィは、バランスの良い味わいで、5種類が200gで用意されるので、さまざまな飲み方で味を感じてみてください。
自分で焙煎ができるので、浅煎りから深煎りまで、焙煎度合いを変えて5種類を味わえます。5種類という豆の種類の多さも魅力ですが、焙煎の種類でさらに味の違いを比べることができるのも魅力です。焙煎後の状態で購入する場合は、ミディアムローストになります。豆のままでも、豆を挽いて粉にした状態での購入も可能です。
モカコーヒーを淹れて優雅なひとときを!
窓ガラスが風に煽られてバンバンとうるさい音で目覚ました。おはようございます😪
— 珈琲鳴館 湘南モールFILL店 (@meikan_FILL2) September 24, 2020
エチオピア🇪🇹
【イルガチェフェ】
ハンドドリップ。
そう、あのモカのイルガチェフェです。
また台風が近づいてるみたいなので皆さん気をつけてくださいね💦
湘南モールfill店オープンします☕️ pic.twitter.com/zkeMxi0h3c
コーヒーにはたくさんの種類がありますが、モカだけでもたくさんの種類があります。飲み比べをして、細かな味の違いを感じるのも楽しみのひとつです。豆を焙煎したり、挽いたり、飲む以外にもたくさんの楽しみがあります。美味しいコーヒーの飲み方をマスターして、自宅でリラックス時間を過ごしましょう。