コーヒー豆の種類を一覧で紹介!豆ごとの特徴も詳しく解説!
今コンビニコーヒーがお手頃価格で飲めることが話題になっています。コンビニのコーヒーが美味しいと言われるようになったのはコーヒー豆の種類が変わったからです。今まではそれなりにのまれる味が多かったコンビニのコーヒーでしたが、それではダメだと力を入れたのがコーヒー豆への改革です。コーヒー豆はコーヒーにとって命当然のものです。コンビニコーヒーがコーヒー専門店に負けないような味を出した豆の種類について一覧や特徴を紹介します。
目次
コーヒー豆の種類は豊富
コーヒーといえばどこで飲みますか?昔は喫茶店で400円位していた高級な飲み物でしたが、今やスタバを始めコーヒー専門店が出てきたり、最近はついに本格的な豆を使ったコーヒーをコンビニが売り出す様になったりしています。そんなコーヒー市場は今とても盛んです。しかし飲んでいるコーヒーに使われているコーヒー豆を見た時、なんの豆だろうと思う事よくありませんか?そこでコーヒー豆について一覧と特徴をお伝えしましょう。
コーヒー豆の種類と選び方
コーヒー豆の種類はなんと約2000種類!
コーヒー豆の種類はどれだけあるか知ってますか?普通に豆だし100位?と思う方多いです。実際コーヒー豆の種類はなんと約2000種類あると言われているのです。え?と思いますが本当なのです。またコーヒー豆とまとめていますが実際コーヒー豆には3つの大きな種類に分かれているのです。それはアラビカ種とロブスタ種、リベリカ種の種類の品種というコーヒー豆三大品種と言われています。では三大品種の特徴とは何か紹介します。
コーヒー豆の品種と特徴を知ろう
最初に紹介するアラビカ種はエチオピア原産で主に高地で栽培されているコーヒー豆です。コーヒーにおいて最も重要な品種であり、コーヒー生産全体の70%~80%を占めしてます。特徴としては香味に非常に優れている品種で、産地の土壌や気候による違いがはっきり表れます。デリケートな個性を持っており病害や霜害等に弱いデメリットを持っている品種ではあるのですが、デメリットを補って余りある香りの良さを持っています。
次に紹介する品種は、カフェネラ種です。特徴的で有名な品種はロブスタ種です。原産地はサハラ砂漠からビクトリア湖にわたる広域であり、環境への適応能力が高く、熱帯の低地でも栽培されている品種で病害虫に強く栽培が容易なのが特徴の品種です。独特の香りと強い苦み、アラビカ種と比べると2倍のカフェインを持っているのも特徴です。独特の香りが強く安価、取れる液量も多い為、主に缶やインスタントコーヒーに使われてます。
最後に紹介するコーヒー豆の品種は幻のコーヒーといわれているリベリカ種です。西アフリカ・リベリア原産の品種であり、三大原種のひとつとされています。環境への適応力はあるものの、アラビカ種に比べて味が劣り、サビ病に弱いことから西アフリカの一部で国でわずかに栽培される程度となってしまいました。コーヒー豆生産量全体の5%未満しか生産されておらず、自家用や研究用などに使われている品種であり出回ってません。
コーヒー豆には品種から発生したコーヒー豆もあり、一覧として紹介できるのはアラビカ種のティピカ種、ケント種、マラゴジペ種、ブルボン種、、アマレロ種、カツーラ種、ムンドノーボ種、カツアイ種という一覧があります。しかし、それ以外は一覧が無いためにアラビカ種のコーヒー豆が主に出回っているコーヒー豆の品種であり、知られている一覧ではないでしょうか。これからこの一覧を使って各コーヒー豆の紹介をします。
王道的なコーヒー豆の種類・キリマンジャロ
最初に紹介するコーヒー豆の品種一覧の一つは有名な「キリマンジャロ」です、その品種の名前の由来は、別名「アフリカ大陸の屋根」と称される、アフリカ大陸最高峰の山「キリマンジャロ」があります。その山があるタンザニアのキリマンジャロ山のふもとの町が栽培地となっているのでそのような名前がついたのです。寒暖の差が激しい海抜1000m以上で、豊富な降水量の高地で栽培される最高品質のコーヒーでは有名ブランドです。
品種はアラビカ種であり、コーヒー豆は緑灰色で大粒なのが特徴的です。酸味と苦味がバランス良く調和し、甘いコクと上品な香りに優れたコーヒーなので、幅広く愛用されている位の人気の品種でもあります。またコーヒーとしては雑味の無い後味で飲みやすく、自然の恵みを感じるナチュラルなテイストになっていて、焙煎方法により様々な風味が楽しめることから大人気の品種でもあります。価格は3000円以内で買える品種です。
カブリの海で育ったコーヒー豆の種類・ブルーマウンテン
次に紹介するコーヒー豆の品種は、「ブルーマウンテン」です。よくコーヒーを飲むと見かける名前です。そもそもコーヒーにどうしてそんな名前が付いたのかという、ブルーマウンテン自身が栽培されている産地と関係があります。ブルーマウンテンが栽培されているのはカリブ海の島国であるジャマイカにあり、美しく輝く神秘的な山という意味を持つブルーマウンテンという名前が付けられいるのです。
ジャマイカで生産されているコーヒー豆がいくつかありますが、その中でも標高800m~1200mの限られた地域でのみ栽培される高級コーヒー豆がブルーマウンテンです。つまりジャマイカでも高級ブランドのコーヒー豆として育てられています。苦みや香りや甘みそして酸味などすべてのコーヒーの良さを併せ持つといわれるコーヒーの王様といわれているコーヒー豆なのです。ブルーマウンテンを見かけた時はじっくり飲んでみましょう。
中米有数のコーヒー豆の種類・グァテマラ
次に紹介するコーヒー豆の品種は「グァテマラ」です。この豆の原産地であるグァテマラは、メキシコの「ホンジュラス」の位置にあり国土の70%の山岳地帯で、中米有数のコーヒー生産国です。降雨量が多い火山灰の土壌が栽培地で水はけが良い山の傾斜地や高原地帯が栽培に利用されています。山から吹く冷たい風と谷からの暖かな風が合流する事で、適温が保たれる恵まれた気候がコーヒー栽培に恵まれた為、高品質を保っています。
コーヒーの等級は産地の高度で「7等級」に分類されているのが特徴で最高級グレードの豆は標高1350m以上と決められており、グァテマラはSHB(ストリクトリー・ハードビーン)と言われるそうです。コーヒー豆の一覧の中では果実香の酸味が少し強めですが、苦味とのバランスの良いコーヒーです。ストレートで飲むと、よりそのコクと甘い香りが楽しめます。ぜひ見かけた時は「ストレート」で飲んでみるのも悪くありません。
ハワイの一部のみの生産のコーヒー豆の種類・ハワイ・コナ
次に紹介するコーヒー豆は「ハワイ・コナ」です。名前を聞いていると原産地が分かりますが、ハワイ島のコナ地区のみという限られた場所で栽培されている100年以上の歴史と伝統を持つコーヒー豆でもあります。ハワイ・コナはハワイ州政府によって厳しい品質管理の上で丁寧に栽培されています。つまり州の全面バックアップによって保護されている正真正銘の高級ブランド系のコーヒー豆でもあります。では味について紹介します。
ハワイ州の政府によって守られて厳守的に育てられているハワイ・コナのその味は、豊かな香りとまろやかな口当たり、すっきりした後味が特徴のコーヒー豆でもあります。その為にホワイトハウス御用達にもなっているほどの高級ブランドのコーヒー豆でもあります。つまり世界の大統領が飲むぐらいの美味しいコーヒー豆なのです。その為にハワイ・コナは他のコーヒー豆に比べて価格も5000円ぐらいと高値で販売されています。
コーヒー豆の大国で作られているコーヒー豆・モカ
次に紹介するコーヒー豆は「モカ」です。こちらの品種は日本国内では圧倒的に知られているコーヒー豆で人気もあります。「モカ」はコーヒーブランドの中ではもっとも古いコーヒーブランドです。名前の由来はヨーロッパ諸国へコーヒー豆を輸出していたイエメンの港町の名前から「モカ」と付けられてます。モカから積み出されたコーヒー豆を総称して「モカ」とも呼んでいるそうです。日本ではよく見かけるコーヒー豆です。
かつてこの港からは、対岸のエチオピア産のものも一緒に輸出されたため、両国産のものには銘柄の頭に「モカ~」とつくようになりました。お互いの生産を分かりやすくする為にも、エチオピア産ハラー地区でとれるコーヒー豆は「モカハラー」、イエメン産のコーヒー豆には「モカマタリ」「モカシダモ」と呼んでいます。独特の強い酸味と、モカ特有の果実の様な豊かな香りが特徴であり、甘みとコクを堪能できるコーヒーです。
標高で決まるコーヒー豆の種類・コスタリカ
次に紹介するコーヒー豆の品種は「コスタリカ」です。こちらもあの有名なコスタリカで作られているコスタリカ産の銘柄です。しかしこのコスタリカで作られている「コスタリカ」は他のコーヒー豆にはない変わった特徴があります。それは、同じコスタリカでも栽培地の標高の高さで格付けがコーヒー豆にされていると言われています。その為に同じコスタリカで作られたコーヒー豆でも全然味も価格も変わっていくのです。
ではその標高で定められるというコスタリカは、一体どこが最高標高最高ランクなのでしょうか?それは「Strecity Hard Bean(SHB)」が標高最高ランクで1200m~1600mと定められています。厳しいランク基準があります。そのコスタリカの味と香りはというとバランスの良い酸味と芳醇な香り、上品な味わいが特徴となっています。しかし厳しいランクですが、価格的には手に入りやすく2000円から手に入れられる豆です。
ヨーロッパで人気のコーヒー豆の種類・ケニア
次に紹介するコーヒー豆の品種は「ケニア」です。ケニアは、ヨーロッパ諸国ではタンザニア産とともに人気のある定番の高級ブランドコーヒーの品種です。日本ではあまり名前を知られていない品種です。原産地はもちろんアフリカのケニアでに作られているものです。エチオピアの南隣にあり、1000m以上の高原が広がっていますいます。また年に2回の雨季があり年間平均気温が20℃前後と気候がエチオピアとよく似ています。
コーヒーの味としては酸味が多く全体的に強い風味ですが、ベリー系のフルーツのように爽やかでバランスが取れていて、上品な香りとコクが楽しめます。コーヒー豆はやや肉厚なのが他のコーヒー豆と違う特徴です。ヨーロッパで人気な訳はこのバランスが人気で高額で取引されているぐらいなのです。ちなみにおすすめなのは浅煎りでは酸味が出ますが、最大の特徴である甘みは焙煎を進めると生まれます。深煎りはおすすめ出来ません。
希少価値が高いコーヒー豆の種類・コピ・ルアク
次に紹介するコーヒー豆の品種は「コビ・ルクア」です。このコーヒー豆はちょっと変わった栽培方法をしています。それは野生のジャコウネコにコーヒーチェリーを食べさせ、体内で発酵された未消化のコーヒー豆を糞から取り出し丁寧に洗ったコーヒー豆だという事です。原産地はインドネシアです。独特の香りを持ったコピ・ルアクは、産出量が少ないその希少性により、高額で取り引きをされている幻のコーヒーともいわれてます。
コビ・ルクアとしては、独特の香りを持つコーヒーとして知られており、希少性の高さから世界で最も高価なコーヒーとされています。しかし高価ではありますがこれは希少性からきているものであって、必ずしも品質が高いというわけではありませんので、人によっては口に合わない人もいるぐらいです。しかし市場価格は5000円ぐらいと高値ではあります。もし珈琲店であれば一度お試しに飲んでみてから買うのがいいかもしれません。
アイスコーヒーに使われている品種「ジャワ」
最後に紹介するコーヒー豆の品種は「ジャワ」です。このコーヒー豆は私達も日常的によく飲んでいるアイスコーヒーの原材料として使われているコーヒー豆として有名です。「ジャワ」とは、マイルドなテイストが特徴のアラビカ種コーヒーで、酸味が無いので見た目ほど味は濃くなく、香りが高く飲みやすいのが特徴です。原産地はジャワ島であり、アラビカ種の銘柄です。元々ジャワ島にはなく昔持ち込まれてきた品種でもあります。
コーヒー豆は種類は増えていく
ここまでコーヒー豆の品種を始め一覧や特徴を紹介していきました。約2000種類あると言われて当然の一覧の数に驚いたのは間違いありません。普段何気なく飲んでいるコーヒーもちょっと時間がある時に特徴を思い出してか匂いや味を堪能しながら感じてみるのもいいですし、どの一覧の品種の珈琲だったかなと思い出すのも悪くありません。コーヒー豆のおいしさは原産地の環境と努力によって生み出されているのです。
コーヒー豆というのは本当に奥が深いです。同じ品種でも生産地の環境によって異なる味が生み出されているのです。その味と特徴を把握しているとコーヒー豆を通じてより美味しいコーヒーを楽しむことが出来るのは間違いありません。ぜひこの機会にコーヒー豆について触れてみるのも悪くありません。コーヒー豆は生産地にや浅煎り、深煎りなどによって味が変わってくる飲み物です。ぜひ自分のお好みのコーヒーを見つけてください。