2021年05月08日公開
2024年11月10日更新
フランス料理「タルティーヌ」とは?おしゃれな人気レシピも紹介!
タルティーヌについて紹介していきます。スライスしたパンに具材を乗せる、フランスの定番メニュータルティーヌの基本的な作り方をまとめました。また、朝食などにおすすめの人気レシピも掲載しているので、タルティーヌを作る際の参考にしてください。
タルティーヌの特徴やおすすめレシピを紹介!
リコッタチーズと苺のタルティーヌ🍓
— harico (@harico5656) May 2, 2021
チーズスタンドさんのレシピから。
苺の酸味が丸くなって食事に合う〜!
奥は汁気がなくなってしまった手製晩柑マーマレード😅 pic.twitter.com/dyMOQ3SIy9
本記事では、タルティーヌの特徴やおすすめの人気レシピについて紹介していきます。フランスでは、定番料理のタルティーヌの基本的な作り方やシーン別の人気レシピをまとめました。ぜひ、おしゃれな朝食を楽しみたい時や、自分にご褒美が欲しい時に作ってみてください。
タルティーヌの特徴
タルティーヌの特徴や基本的な作り方について紹介していきます。まずは、タルティーヌの作り方や食べるシーンを把握してから、さまざまなアレンジレシピを楽しみましょう。
フランス発のオープンサンド
#今日のネーナムシーシャ
— 浅草バーンシーシャ (@Kimejiro) July 13, 2017
ブルーベリーチーズと葡萄のタルティーヌ
・タルティーヌって何ですか?
・フランスパンに色んなものを載せたオープンサンドイッチです
・今回は葡萄をフィーチャー
・単品で吸うと苦手な人なかなかいるけど、こうしてミックスで吸うととても美味しく吸えます pic.twitter.com/KfVbkaKO6g
タルティーヌという料理を聞いたことがない人も多いのではないでしょうか?タルティーヌとは、フランス発のオープンサンドのことを指しています。スライスしたパンにさまざまな具材を乗せて食べる、フランスでは非常にポピュラーな料理です。
また、日本でも数年前からベーカリーショップやカフェなどでメニューとして取り入れられています。片手で手軽に食べられるおしゃれな料理として、人気を集めています。
一般的な作り方
今夜の我が家のアペロは僕の特製「カマンベール・ド・ノルマンディと林檎のタルティーヌ」です。作り方はとても簡単。バゲットを縦半分にカットしたら、林檎のスライス、蜂蜜、カマンベール・ド・ノルマンディの順番に乗せさらにシナモンとネパールの胡椒ティミュをふりかけオーブンで焼けは出来上がり pic.twitter.com/Q4QCDLLKYr
— Shigeki Kanno (@shigekikanno) March 10, 2020
タルティーヌは、バターやジャムなどをパンに塗るという意味がある、タルティネが語源といわれています。そして、一般的な作り方に決まりはなく、パンに具材を乗せる以外は基本的に自由です。そのため、フランスパンやバゲット、カンパーニュ、クロワッサン、食パンなど、家にあるお好みのパンを使って、作ってみましょう。
さまざまなシーンで大活躍
昨日から、ベシャメルソース仕込んで
— ぽんちゃん (@PONCHAN_YH) July 5, 2020
朝食はタルティーヌ 🥰
ベビーリーフのサラダとブラックコーヒーで
幸せ〜🥰🥰 pic.twitter.com/hOWvELxY8N
タルティーヌは、さまざまなシーンで活躍できる料理です。パンにハムやチーズ、レタスなどを乗せれば軽食にピッタリの一品に仕上がります。また、ボリューム満点の肉類や魚を使えば、メインメニューとしても満足できます。
さらに、盛り付けや色合いを変えれば、普段の食卓を彩るのはもちろん、パーティー時やおもてなしの料理としてもおすすめです。
タルティーヌの人気レシピ【軽食系】
軽食系のタルティーヌの人気レシピを紹介していきます。軽めに済ませたいランチや、小腹が空いた時にピッタリの人気レシピを掲載しているので、ぜひ作ってみてください。
サーモンサワークリームのタルティーヌ
【材料】
- 塩鮭…約100g
- サワークリーム…50g
- ディル…2本
- A.ニンニクのすりおろし…1/2かけ
- A.レモン汁…1/2個分
- A.オリーブオイル…小さじ1
- 塩…適量
- クラッカー…適量
- ピックペッパー…適量
【作り方】
- 塩鮭を耐熱容器に入れて、酒を振ってラップをかけます。
- 電子レンジ600Wで1分半加熱します。
- 粗熱が取れたら、骨と皮を取ってほぐします。
- ディルは葉を粗く刻みます。
- ボウルにサワークリーム、Aの調味料を入れて混ぜます。
- 鮭を加え、塩で味を整えて、ディルを加えます。
- クラッカーにサワークリームを塗り、ピンクペッパーを乗せたら完成です。
サクサク食感のクラッカーを使った、タルティーヌレシピです。電子レンジで簡単に調理できるため、洗い物も少なく済みます。そして、魚料理との相性がいいディルを加えているので、口の中に入れるとほんわりと甘味を感じられます。
生ハムとクルミのタルティーヌ
【材料】
- パンドカンパーニュ…2枚
- ゴルゴンゾーラ・ピカンテ…10g
- クルミ…2~3粒
- リーフ類…適量
- 生ハム…4枚
- オリーブの実…適量
- ピクルス…適量
- A.ハチミツ…大さじ1
- A.EVオイル…大さじ1
- A.白ワインビネガー…小さじ1
- A.塩コショウ…適量
【作り方】
- パンドカンパーニュはグリルなどで軽く焼いておきます。
- 容器にゴルゴンゾーラとクルミを潰しながら入れます。
- ヘラなどで練り合わせます。
- Aの材料を混ぜ合わせてドレッシングを作っておきます。
- 焼いたパンドカンパーニュに3を塗ります。
- リーフ類は食べやすい大きさにちぎり、ドレッシングと和えます。
- 5にドレッシングと和えたリーフと、生ハムを乗せたら完成です。
青カビ特有のピリッとした刺激がたまらない、ゴルゴンゾーラ・ピカンテを使った、タルティーヌの作り方です。クルミと混ぜ合わせているので、食感も同時に楽しめます。また、具材のリーフ類にはグリーンリーフやサニーレタスなどがおすすめです。朝食にはもちろん、小腹が空いた時にもおすすめですので、ぜひ作ってみてください。
きのこのタルティーヌ
【材料】
- ニンニク…1かけ
- 玉ねぎ…50g
- A.舞茸…40g
- A.しめじ…40g
- A.マッシュルーム…2個
- A.ベーコン…2枚
- 塩…少々
- モッツァレラチーズ…10g
- 有塩バター…適量
- フランスパン…5切れ
- オリーブオイル…適量
【作り方】
- ニンニクは芽を取っておきます。
- 玉ねぎは2cm角に切ります。
- しめじ、舞茸は石づきを取っておきます。
- ベーコンは1cm幅に切り、マッシュルームはスライスしておきます。
- 1と2をぶんぶんチョッパーに入れて、20回ほどぶんぶんします。
- フライパンにオリーブオイルを引き、5を炒めます。
- 火が通ったら、Aの食材も加えて炒め、塩で味を整えます。
- フランスパンにバターを塗り、7とチーズを乗せます。
- トースターで8分ほど焼いたら完成です。
ぶんぶんチョッパーを使って、調理時間を短縮したタルティーヌの作り方です。仕上げにトースターで焼いているので、チーズが溶けて、サクッとした食感とトロッとした食感を同時に楽しめます。
グリル野菜のタルティーヌ
【材料】
- バゲット…1本
- カボチャ…160g
- パプリカ…100g
- ズッキーニ…100g
- マヨネーズ…適量
- A.オリーブオイル…1/2カップ
- A.レモン汁…小さじ1
- A.おろしニンニク…小さじ2
- A.パセリ…小さじ1
- A.オレガノ…小さじ1
- A.塩コショウ…適量
【作り方】
- バゲットは1/4の長さに切り分け、上下半分に切ります。
- トースターで焦げ目が付く程度に焼きます。
- パプリカは1.5cm程度の細切りにします。
- カボチャは種とワタをこそぎ取り、1cm程度の薄切りにします。
- ズッキーニは1cm程度の輪切りにします。
- ボウルにカットした野菜類とAの調味料を入れて混ぜ合わせます。
- フライパンに油を引き、中火にかけます。
- 温まったら6の野菜と調味液の1/3程度を入れて、両面に焦げ目が付くまで焼きます。
- 残りの調味液も加えて、さらに2分ほど焼きます。
- 2にマヨネーズを塗り、上に野菜を乗せて、最後に残りの調味液をかけたら完成です。
こんがりと焼いた野菜をたっぷりと乗せた、朝食や軽食におすすめのタルティーヌの作り方です。パプリカやズッキーニなどの野菜を使っているため、彩りもよく、おもてなしの際にもおすすめのメニューです。また、調味液にはレモン汁やオレガノを使用しているので、サッパリとした味わいに仕上がっています。
ベーグルのタルティーヌ
ベーグルを使った、モチモチ食感がたまらないタルティーヌの作り方です。乗せる具材には、濃厚なミートソースやスモークサーモン、生ハムなどがおすすめです。もちろん、家に余っている食材を乗せても美味しいので、パーティーの際などに作ってみましょう。
タルティーヌの人気レシピ【スイーツ系】
次は、スイーツ系の人気タルティーヌレシピを紹介していきます。朝食の定番グラノーラを使ったメニューや、子供にも人気のいちごを使ったレシピを掲載しているので、おやつなどに作ってみましょう。
グラノーラのタルティーヌ
グラノーラやクリームチーズ、ドライフルーツなどを乗せた、朝食にもおすすめのタルティーヌレシピです。使用するパンは食パンやフランスパンなど、どんな種類でも美味しく食べられるので、家にあるパンを使って作ってみましょう。
皮ごとマスカットのタルティーヌ
皮ごと食べられるシャインマスカットを使った、贅沢なタルティーヌの作り方です。マスカットの他に、生ハムやミニトマトなども載せているので、優雅なティータイムのお供に作ってみましょう。さらに、ワインとの相性もいいので、晩酌のお供にもおすすめです。
いちごとリーフレタスのタルティーヌ
いちごをたっぷりと乗せた、甘いタルティーヌを食べたい時におすすめのレシピです。リーフレタスも乗せることで、シャキシャキ食感も楽しめる一品に仕上がります。また、ナッツ類やドライイチジクなども載せているため、さまざまな食感を楽しむことが可能です。
タルティーヌでおしゃれな気分を味わおう!
レンコンと肉味噌のタルティーヌですってよ pic.twitter.com/YesIYY351b
— (☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎🌱 (@araburu_kg) May 2, 2021
フランスの定番料理タルティーヌは、作り方も簡単で、朝食やランチにピッタリです。軽食としてはもちろん、お肉などを使えば、メイン料理としても楽しめるので、多くのシーンで活躍できます。また、さまざまなアレンジレシピも存在するので、自分に合うパンの種類や具材を探してみましょう。