2021年05月05日公開
2024年11月10日更新
りんごジャムの基本の作り方を伝授!活用レシピや保存方法も!
りんごジャムの基本的な作り方を解説します。鍋を使ったりんごジャムの基本レシピや、レンジや圧力鍋を使った簡単な作り方を説明します。上手な保存方法や便利な活用レシピも紹介しているので、しっかりとチェックしておきましょう。
りんごジャムの簡単な作り方や保存方法を紹介!
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— ハフポスト日本版 / 会話を生み出す国際メディア (@HuffPostJapan) November 28, 2014
りんごを大量にもらって食べ切れなかったり、買ったけれどいまいち美味しくないものに、当たってしまったというような経験はありませんか?そういった時は、ジャム作りに利用するのがおすすめです。味がいまいちなものでも美味しく作れる上、長期保存ができて便利です。
本記事ではりんごジャムの基本的な作り方や、人気のアレンジレシピをまとめました。レンジや圧力鍋で簡単に作る方法や保存方法も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
りんごジャムの基本レシピ
材料・作り方
【材料】
- りんご(紅玉) 4個
- グラニュー糖 約250g
- レモン果汁 約1/3個分
【作り方】
- りんごは皮をむいて芯と種を取り除き、5mm角程度に切ります。
- 1にグラニュー糖とレモン果汁を加えてさっと混ぜ、鍋に入れます。
- 2に蓋をして20分ほど置いておきます。
- 鍋を火にかけ、軽く混ぜながら中火で加熱します。
- 沸騰したら弱めの中火にして、時々混ぜてアクを取りながら煮詰めます。
- とろみがついてきたら完成です。
まずは、鍋を使った基本的な作り方をチェックしておきましょう。ジャムには酸味の強い紅玉が適していますが、他にはフジや秋映などの品種も使えます。紅玉以外を使う場合は、レモン果汁の量を少し増やすのがおすすめです。
あまり煮詰めてしまうとフレッシュな風味がとんでしまうので、まだ煮汁が残っている状態で火を止めるようにしましょう。冷めると少し固まってくるので、お好みの固さよりも少しゆるいくらいで火を止めるのが一番です。
レンジで簡単に作る方法
電子レンジを使って作る簡単な作り方を紹介します。電子レンジで作る場合は、鍋で作る時よりもりんごを小さめに切るようにしましょう。薄くいちょう切りにした1個分のりんごををボウルに入れて、砂糖50gとレモン汁大さじ1杯を加えます。ボウルにラップをしたら、レンジで7分加熱します。
一度取り出してフォークなどで果肉を潰し、再びレンジで7分加熱したら完成です。電子レンジの機種によっては、吹きこぼれたり焦げたりしてしまうことがあるので、様子を見ながら加熱時間を調整しましょう。こちらのレシピでは砂糖を50g使っていますが、この分量だと甘さ控えめになるのでお好みで量は調整しましょう。
圧力鍋で簡単に作る方法
圧力鍋を使うと、普通の鍋よりも調理時間を短くすることができます。小さく切ったりんごと砂糖とレモン汁を圧力鍋に入れて、火をつける前によくかき混ぜましょう。蓋をして強火にかけ、加圧されたら火を弱めて5分ほど煮詰めます。圧が抜けたら蓋を開けて、弱火で果肉を潰しながら混ぜれば完成です。
圧力鍋の種類によっては加圧時間も変わってくるので、様子を見ながら加圧時間は調整してください。普通の鍋で作るよりも時短になるだけでなく、トロトロとして滑らかな仕上がりになります。
りんごジャムを作る時のポイントと保存方法
ポイント①砂糖の量で仕上がりを調整する
あ、そういえばジャムできたよ!
— ゆうか@悪魔˙˚ ʚಇɞ ˚˙ (@okayuu__0730) February 28, 2021
りんごりんごしてるジャムになった笑
もうりんごジャムで力尽きたので今日の晩飯はコンビニで買ってきます((( pic.twitter.com/TekposVmTe
砂糖の量は、甘さだけでなくジャムの固さにも関係してきます。とろりとした滑らかな食感に仕上げたい場合は、砂糖を多めに入れると良いでしょう。逆に、果肉の歯ごたえを感じる固めのジャムにしたい場合は、砂糖を少なめにするのがおすすめです。砂糖の量はりんごの1/3程度を基準として、好みの固さや甘さになるように増減してください。
ポイント②ゆっくり煮詰める
りんごジャムを大量生産してる🍎 pic.twitter.com/nxCe7sOqd3
— くまさん (@kumasanbears) February 21, 2021
りんごを煮詰めていくと、とろりとしてくるのは、ゼリー化の作用を持つペクチンという成分のおかげです。ペクチンはゆっくりと煮詰めることで徐々に出てくるので、りんごに透明感が出てくるまで根気強く、じっくりと煮詰めるようにしましょう。火力が強すぎると水分がすぐに飛んでいってしまうので、火加減には注意するようにしてください。
ポイント③皮付きで作る場合
スーパーで紅玉が半額だったのでりんごジャムを作った。
— あ〜やん (@a_yan_nya) November 10, 2018
皮付きのまま作ったらジャムが真っ赤っか。
着色料なんて使ってなくてこの色。すごいよねー。 pic.twitter.com/XrDngshXh4
ペクチンは皮に多く含まれているので、皮も一緒に煮込むと比較的上手に作ることができます。皮を一緒に使うと鮮やかな紅色になりますが、時間が経つと色が悪くなってくるので砂糖を多めに入れるのがおすすめです。
皮付きで作る場合は、できるだけ国産で無農薬のものを選ぶと安心です。ただ、皮を入れてしまうとどうしても口当たりが悪くなってしまうので、滑らかな食感が好きな人は皮をむいて作るほうが良いでしょう。
ポイント④シナモンを加えて風味豊かに
シナモンは冷え性改善にもいいというので買ってみました。
— 夏織❤️NISHIKIそれもまた人生 (@NISHIKI34630102) May 3, 2021
他意はあります😉
とりあえずトーストやプッ💛ンプリンに振りかけてみよう❤️#uncle_cinnamon pic.twitter.com/Ihi4AHJrp2
りんごジャムの調味料は基本的に砂糖とレモン果汁だけですが、シナモンなどのスパイスを加えるのもおすすめです。シナモンは特にりんごとの相性が良く、少し入れるだけで豊かな風味を楽しむことができます。シナモンの他に、クローブやカルダモンを入れても美味しく作れます。
りんごジャムの保存方法
りんごジャム完成〜(●´ω`●)ちょうど良い容器なくて小分け保存〜(゚ω゚) pic.twitter.com/nYLCqu4jKr
— 柚実♪ (@yumie59) March 6, 2017
りんごジャムを保存する容器には、密閉できる瓶を使用するのがおすすめです。まずは瓶を煮沸消毒して乾かし、出来たての熱いジャムを詰めます。そのまま瓶を逆さまにして置き、空気を抜きましょう。空気がしっかりと抜けて真空状態になれば、常温でも半年から1年は保存が可能となります。
開封後は必ず冷蔵保存ですが、開封前もできれば冷蔵保存しておいた方が安心です。多めに作った場合は、開閉回数を減らすためにも、小さい容器に小分けにして保存するようにしましょう。
りんごジャムのおすすめ活用レシピ
りんごジャムのパウンドケーキ
ホットケーキミックスを使って作る、簡単なパウンドケーキのレシピです。材料をすべて合わせてオーブンで焼くだけで、まるで売り物のような美味しいパウンドケーキが作れます。
こちらのレシピではマーガリンを使っていますが、バターを使うとさらに風味が良くなります。生地は混ぜすぎると膨らみづらくなるので、さっくりと手早く混ぜるようにしましょう。
りんごジャムのアップルパイ
アップルパイは中にコンポート詰めることが多いですが、コンポートの代わりにジャムを使うと短時間でアップルパイを作ることができます。パイシートも市販のものを使うので、スイーツ作りの初心者でも失敗することがありません。
食べごたえを増すためにも、ジャムはできるだけ果肉の食感を残したものを使うのがおすすめです。パイシートは柔らかくしすぎると包みづらくなるので、長い時間戻しすぎないように気をつけましょう。
りんごジャムで作る甘口カレー
りんごジャムはスイーツ作りに利用されることが多いですが、実はカレーの隠し味として利用することもできます。市販のルウだけだとなんとなく物足りないカレーも、ジャムを加えるだけで味に深みとコクを出すことができます。甘くてフルーティーなカレーになるので、特に小さい子供におすすめのメニューです。
ルウに入れるだけでなく肉の下味としても使っているので、肉の臭み消しにも効果があります。臭みが消えるだけでなく肉自体も柔らかくなるため、安くて硬い肉でもまるで高級肉のような仕上がりになります。
紅茶とりんごジャムのカップケーキ
紅茶の葉を混ぜ込んだ、香り豊かなカップケーキのレシピです。バターと砂糖が少なめのカップケーキですので、市販のスイーツよりも低カロリーで楽しむことができます。紅茶の葉はお好みのもので大丈夫ですが、アールグレイなどの香りが強い茶葉を使うのがおすすめです。
紅茶が苦手な場合や小さい子供が食べる場合などは、茶葉を入れずに作ってもOKです。贈り物としても使いやすいので、バレンタインなどのプレゼント用に利用すると良いでしょう。
りんごジャムとシナモンのクッキー
甘さ控えめのシンプルなクッキーのレシピです。砂糖もバターも使っていないヘルシーなクッキーで、素朴なさっぱりとした味わいを楽しめます。甘めの味付けにしたい場合は、お好みで砂糖を加えてみましょう。
砂糖とバターだけでなく卵も使っていないため、アレルギー体質の人でも安心して食べることができます。薄めの生地を高温で焼き上げることで、カリっとした食感の良いクッキーに仕上がります。
りんごジャムスティック
材料2つで作れる、とても簡単なお手軽スイーツのレシピです。カリカリとした食感が楽しい一品で、おやつだけでなくお酒のおつまみとしても利用できます。
焼いている間にジャムが出てきてしまう場合は、隙間がないように端までしっかりと包み込むと良いでしょう。オーブンやトースターで簡単に焼けますが、フライパンを使って焼くことも可能です。
りんごジャム作りにチャレンジしてみよう!
昨日購入した、和洋女子大生たちによる手作り『りんごジャム』で、朝食スタート。いただきますっ! 楽しみ! #和洋女子大学 pic.twitter.com/MLH0eUvMLf
— 和洋女子大学広報課☆ワスク 5月16日こども発達学科体験授業 (@wayowasq) April 12, 2014
りんごジャムの基本的な作り方や、人気のアレンジレシピをまとめました。りんごジャムは市販の商品も売っていますが、自分で作ることでお好みの甘さや固さに仕上げることができます。保存料などの添加物も入っていないため、子供に食べさせる時も安心です。
一度作ってしまえば長期保存も可能で、パンに塗るだけでなく、いろいろな料理に利用することができます。りんごが食べ切れない時などは、ぜひ手作りのジャム作りに挑戦してみてください。