イッタラのグラスが人気の理由は？おすすめ商品も要チェック！

フィンランドにあるイッタラ村の、小さなガラス工場で生まれた「イッタラ」は、美しく飽きのこないデザインが特徴です。美しさと機能性を兼ね備えており、長く愛されるデザインで人々を魅了しています。

この記事では、イッタラのグラスが人気の理由をまとめています。イッタラのカルティオやフルッタなど、各シリーズについても解説します。イッタラについての知識を学べば、イッタラ製品を手にとってみたくなるはずです。おすすめ商品も紹介するので、お気に入りを見つけるための参考にしてみてください。

イッタラは1881年にガラス工場が建設されてから、時代を問わず愛される美しさのプロダクトを、次々に生み出しています。イッタラのタイムレスなデザインは、デザイン界で有名なカイ・フランクや、アルヴァ・アアルトの影響を受けています。

1881年から現在までイッタラが有名であるのは、飽きることのないデザインが多くの人に愛されている証です。

とにかくシンプルなのが特徴のイッタラは、ガラスの美しさを最大限に引き出しています。飲み物や料理を引き立てるシンプルさが、どんな食卓にもマッチします。特にグラスは、透き通る色合いが魅力で、濃さのグラデーションが美しいです。コーヒーやお茶、お酒にもぴったり合い、飲み物の種類に関わらず使いやすいシンプルなグラスです。

フルッタやオリゴといったシリーズは、イッタラの数あるシリーズの中でも、柄のあるシリーズです。しかし、フルッタもオリゴも、無駄のないシンプルさで、料理を引き立てることを忘れません。

イッタラのグラスは、同じ形で何色ものカラーバリエーションがあります。無色透明のグラスはもちろん何にでも合いますが、カラーのグラスもどんな食卓にも合わせやすいです。優しく淡い色合いや、ガラスの透き通る色は、おしゃれさを演出します。

異なる色を並べても、どこか統一感を感じさせるイッタラのグラス。様々な色を揃えておくと、食卓でも収納時でも明るい気持ちになります。同じ形でも色によって雰囲気を変えたり、異なるシリーズでも同じ色で統一感を出すことができます。異なるシリーズのグラスを組み合わせても、しっかりとマッチするのがイッタラのグラスの特徴です。

シンプルで洗練された美しさのイッタラは、プレゼントとしてもぴったりです。形やカラーのバリエーションが豊富で、いくつ持っていても良いと思えるデザインです。イッタラのグラスは性別や年齢問わず使用しやすいので、どのような相手へのプレゼントとしても利用できます。

高過ぎず安過ぎない価格で、プレゼントとしてちょうど良い価格のものが多いです。引出物や結婚式のお祝いなど、明るいイベントでの贈り物としても人気があります。

2018年に誕生60周年を迎えた、イッタラのロングセラーのシリーズです。カイ・フランクによる長く愛されるデザインは、イッタラの中でも最もシンプルなデザインとなっています。機能性を重視して作られており、普段使いしやすいのが特徴です。無駄のないシンプルさで、カラーバリエーションにより、おしゃれな雰囲気を作り出します。

カステヘルミは、フィンランド語で「露のしずく」という意味です。水滴がついているようなポツポツとしているデザインが特徴となっています。オイバ・トイッカが1964年にデザインしました。朝日に照らされる朝露に、インスピレーションを受けたデザインです。

真珠のような大きさの異なる丸が連なり、アクセサリーのような美しさを作り出しています。グラスやプレート、ボウルがあり、デザインの由来の通りに朝食で使うのにおすすめの食器です。

1932年に誕生した、アイノ・アアルトがデザインのシリーズ。現在発売されているイッタラの中で、最も長い歴史のあるシリーズです。水の波紋のような丸いリング状のデザインが特徴です。波打つようなデザインは、無駄がなく、長くいろいろな時代で愛されてきました。

有名デザイナーのアウヴァ・アアルトの妻であるアイノ・アアルトがデザインしています。さらに、ミラノ・トリエンナーレ展で金賞を受賞していることもあり、イッタラの中でも人気の高いシリーズです。

マッティ・クレネルがデザインした脚付きのグラスです。カジュアルからフォーマルな場面にもマッチする、ユニバーサルなデザインが魅力の、グラス専用のシリーズです。ぽってりとしたかわいらしいフォルムに、340mlも入り、重ねて収納もできるので、機能とデザインを兼ね備えています。

2012年に、レッドドット・デザインアワードを受賞し、優れたデザインが評価されました。イッタラらしくシンプルでありながら、他とは被らないデザインなので、贈り物としてもおすすめです。

フルーツからヒントを得て誕生したイッタラのフルッタシリーズは、1968年に始まりました。かわいらしい果物柄で、おいしそうなデザインが特徴のシリーズとなっています。

柄物でありながらも長く人気のあるシリーズなのは、イッタラらしいシンプルさも兼ね備えているからです。フルッタはマウスブローで作られるグラスで、個体差があるのも魅力です。

カルティオのグラスは、中身がしっかりと見えるので、果物入りのドリンクをよりおしゃれに見せてくれます。氷を入れたときの、氷とガラスのキラキラと反射する姿もきれいです。カフェで使われることもあるほど、飲み物を引き立たせるのにぴったりな人気のグラスです。

グラスの底は色が濃く、全体は透き通るようなデザインで、ガラスならではの色の出方がイッタラならではの魅力です。厚みや重さもしっかりとあり、シンプルでありながらも高級感のあるグラスになります。色で表現する、機能美を追求したデザインです。

イッタラのタンブラーは、ちょっと一杯飲みたい、というときにおすすめのサイズです。お茶やジュース、お酒にも合うので、とても便利で人気のあるグラスです。ヨーグルトやパフェの容器として、デザートにもぴったりなフォルムとなっています。

クリアやウォーターグリーン、アクアやレインなど、様々なカラーを楽しむことができるのがカルティオの特徴です。他のシリーズに比べて装飾が一切ないシンプルなデザインだからこそ、ガラスの色を十分に堪能できます。どの色を組み合わせても違和感なくマッチするので、いろいろな色の組み合わせを楽しみましょう。

イッタラでは、毎年テーマカラーが発表されます。2020年のテーマカラーのリネン色は優しい色合いで、リネン素材らしい、涼しく爽やかな雰囲気を楽しむことができます。2021年のダークグレーは、シックでエレガントな、大人らしい色です。限定色をコレクションするのも、楽しみのひとつです。

カステヘルミは水滴がついているようなデザインで、冷えた飲み物にぴったりなグラスです。ユニバーサルグラスは、飲み物だけでなくデザートにも合い、カフェ風のおしゃれなカフェタイムを演出します。特別な日や来客用としても使いやすく、シンプルな食卓の中に置くだけで、一気に華やかな印象に変えることができるのでおすすめです。

丸い凹凸は、目で見ても手で触っても楽しめるデザインです。真珠のネックレスのような高級感があり、アクセサリーを身につけるようなワクワク感があります。簡単におしゃれさを演出することができる、万能なグラスです。ガラスの輝きに、水滴のような輝きもプラスされ、美しさが際立ちます。

リング状の波打つようなデザインは、濡れた手でもしっかりと持つことができたり、スタッキングしやすいという機能的なメリットがあります。主張し過ぎないデザインは、他のシリーズとの相性も良いです。細身な形は小さな手でも持ちやすく、子どもの使用にもおすすめです。

淡い色のグラスは、飲み物の色をしっかりと感じながらも、さりげないグラスの色味で彩りを良くします。濃い色のグラスは、テーブルの上のアクセントとして華やかさがプラスされます。光に当たると、リング状のデザインが影にも反映されるので、晴れた日に窓際で使用したいグラスです。

ぽってりとしたシルエットがかわいい、レンピのグラスです。小ぶりなサイズでありながら、たっぷり340ml入ります。お酒にもコーヒーにも使いやすく、カジュアルからフォーマルまでマルチに活躍します。積み重ねて収納できる便利さも兼ね備えた、機能的デザインです。優れたデザインで、レッドドット・デザインアワードを受賞しています。

カットしたフルーツを縁につけたり、クリームソーダのようにアイスを乗せたドリンクが似合います。パフェの容器としてもちょうど良いサイズで、おすすめのグラスです。

果物柄がかわいい、フルッタのタンブラーです。光が当たり、宝石のようにキラキラした姿がとてもきれいです。自然との相性も良く、屋外で緑に囲まれながらの使用もおすすめ。見た目のかわいらしさと触り心地の良さが、フルッタの人気の理由になっています。

フルッタはタンブラーとピッチャーがあり、他のシリーズとの組み合わせるのもおすすめです。同じデザイナーがデザインしている、カステヘルミとの相性はとても良いです。シンプルなシリーズとフルッタを組み合わせると、一気に華やかさが増すので、食卓のアクセントとしてフルッタを使うのがおすすめです。

2001年に誕生した、エッセンスシリーズのタンブラーです。ワインを楽しむために、シンプルなフォルムで作られたシリーズです。デザイナーのアルフレッド・ハベリは家族が飲食店を営んでおり、飲食に関しての知識が詰め込まれたデザインになっています。

下にいくにつれて広がった形は、おいしく飲むための機能性を重視したデザインです。飲み口が薄く、口当たりが良いグラスです。カジュアルにもフォーマルにも使いやすく、どんなシーンでも使える万能なグラスになっています。iFデザイン賞や、メゾン・エ・オブジェのLes Decouvertes Awardを受賞しており、世界的に認められたデザインです。

おしゃれなシーンにぴったり合う、脚の長いグラスです。ホワイトワインやシャンパングラス、カクテルボウルやビアグラスといった種類もあり、お酒に合わせて使い分けができます。お酒にこだわりのある方は、ぜひグラスにもこだわってみましょう。お酒好きの方におすすめのシリーズです。

タピオ・ヴィルカラのデザインした、ウルティマツーレシリーズのグラスです。ウルティマツーレというのは、日が沈まない氷と雪に閉ざされた、伝説に登場する島のことです。氷が溶ける様子を形にしており、タピオ・ヴィルカラの作品の中でも、もっとも有名なシリーズです。

氷が溶けるような独特なデザインに、何千時間も費やし、唯一無二のデザインを完成させました。水滴が落ちそうになっている形がグラスの脚になっているのは、他にないデザインです。シンプルなイッタラ製品の中でも、シンプルながらもユーモアもあるデザインに目が離せません。
 

ウルティマツーレシリーズの、レッドワインです。水が滴る様子はタンブラーと同じで、脚がついたグラスです。細かい凹凸が高級感を作り出し、触感も楽しめます。

フルッタのような、いろいろなモチーフが描かれている柄物とは違い、グラス全体が氷のようなデザインとなっています。自然をそのまま形にしたようなデザインは、涼しさを感じられ、夏の暑い日にぴったりです。

タピオ・ヴィルカラのデザインした、台座のバブルが特徴のグラスです。濡れた木のスティックを差し込んで、中で水分が蒸発することで気泡ができます。スティックブローイングという手法で、タピオ・ヴィルカラは1950年代にいち早く取り入れました。

フィンランドのデザイナーといえばタピオ・ヴィルカラというほど、ガラスの技術に優れていたタピオ・ヴィルカラならではのデザインです。シンプルながらも、バブルのアクセントが目をひく人気のグラスです。

ジャスパー・モリソンがデザインした、ラーミシリーズのグラスです。ラーミとは、フレーム（枠）という意味があり、テーブルという枠における良い雰囲気は、食事をする楽しい雰囲気を指します。魅力的で居心地の良い雰囲気をテーブルに作り、朝食からディナーまでどんな時でも楽しめるのが、イッタラのラーミというダイニングコレクションです。

丸みを帯びたデザインで、かわいらしいシルエットが魅力のラーミ。カルティオやアイノアアルトのような、シンプルさがありながらも、カジュアルなおしゃれさを感じさせるシルエットが人気です。

シンプルに洗練された、ラーミのステムウェアです。カジュアル過ぎず、エレガント過ぎず、自宅でお酒を楽しむのにちょうど良いデザインになっています。持ちやすい太さの脚とバランスの良さが、使い勝手抜群です。柄もなくシンプルなデザインは、カルティオやフルッタなどの、イッタラの他のシリーズとも合わせやすいです。

耐熱ガラスではないので、耐熱ガラスのものに比べると、使い勝手に不安がある方もいるかもしれません。しかし、ただシンプルなだけではない機能的な美しさや、技術やユーモアのある人気のデザインをしっかりと知ってみてください。一度使ってみると、イッタラの使い勝手の良いデザインに惹かれることは間違いありません。

イッタラにはいろいろなデザイナーがデザインしたグラスが、たくさん揃っています。同じデザイナーのシリーズを集めたり、デザインの由来を知った上で選ぶと、よりグラスに対しての愛着が湧くことでしょう。イッタラのグラスで、毎日の食事を明るく楽しくなるのを実感してみてください。